クリエイティブRPG

Xfade 第一章「二人の皇女」

リアクション公開中!

 0

Xfade 第一章「二人の皇女」
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:ガイア
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2019年01月24日公開!

シナリオガイド

世界はいい方向に変わっていく。そのはずだった。

シナリオ名:Xfade 第一章「二人の皇女」 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム




――祖国を取り戻す。それが、ただ一人残った私の使命。
  そう信じていた。


★ ★ ★


“灰色の世界”ガイア。

「マナ・カタストロフィー」と名付けられた世界的なマナ異常からもうすぐ一年。
世界は落ち着きを取り戻し、人々は変わらぬ日常を送っていました。

一時は戦端が開かれたライン帝国とモスコヴィア連邦でしたが、
先帝レオンハルト一世の死後に和平が結ばれ終戦。
現在はライン帝国の同盟国であるパダーニャ王国も交え、三国で積極的に技術交流を行っています。

マナ・カタストロフィーで浮き彫りとなった星導技術の問題と、その見直し。
同じ世界に住まう多種族――異人や汽人との調和。

次の時代に向けての課題を解決し、世界はよりよい方向へ進んでいく。

……そう思われていました。


★ ★ ★


しかし、事件は起こってしまいました。

モスコヴィア連邦で、パダーニャ王国第四皇子ダンテとライン帝国皇女テレジアが乗る列車が襲撃を受けます。
彼らは三国交流の一環で連邦を訪れており、大陸横断鉄道で各地の視察を行っている最中でした。

連邦政府はこれを「反政府勢力」によるものであると断定。
首謀者とされるルーシ大帝国第二皇女を自称するオリガの確保に乗り出しました――。

★ ★ ★


【Side:Origa】


「大丈夫か?」

横転した車両を背に、全身を黒に包んだ少女に声を掛ける者がいました。
風になびくブロンドの髪。
連邦の気候に合わせた白いコートを羽織った女性の手には光の刃を持つ剣が握られています。

「…………」

返事はなく、黒い少女の目に光はありません。

「さあ、今のうちに……」

制止する間もなく、彼女は従者に連れられて去ってしまいました。
女性はポケットからマナフォンを取り出し、連絡を取ります。

「聞こえるか、ミハイル
『はい。皇女テレジアには無事お会いできましたか?』
「いや……問題が発生した。列車が襲われた。皇女の方は無事を確認したが、王子は分からない」
『どうなさるのですか、オリガ様?』
「ここから一番近いのはスイーニスク自治区だ。私は皇女を追う」
『かしこまりました。後で合流しましょう』

通話を終えたオリガは雪の降る空を見上げました。

「これで終わりとは思えない……急がないと」

★ ★ ★



【Side:Theresia】


荷物車から引っ張り出した雪上スチームバイクで、
ゼーマンとテレジアはスイーニスクを目指していました。
しかし天候が悪化し、ほとんど周囲が見えなくなってしまいます。

「雪が酷い……殿下、一旦あそこで凌ぎましょう」

辛うじて建物らしき影を捉え、中に入ります。

「…………」
「工場、ですか。廃棄されたように見えますが」

ゼーマンは施設の機械を調べ、まだ生きているかを確かめました。
しかし彼が触れる前に、明かりが灯ります。

「不味い……!」

テレジアを抱きかかえ、咄嗟に身を隠します。
入口には不気味なプレイグマスクを被った――列車襲撃犯と同じ格好をした者たちが立っていました。

「ここに逃げ込むとは……手間が省ける」

リーダー格と思しき人物が装置を起動し、休眠中だった汽人兵を稼働させます。

「皇女テレジアを何としてでも見つけ出し、殺せ。
 シュヴァルツ家の……レオンハルトの血は絶やさなければならない」


★ ★ ★


【Side:Maria】


 ――モスコヴィア連邦首都、ラーヴィングラード。

「帝政ルーシの亡霊を滅ぼす。
 我々は暴かなくてはならない。
 皇女オリガを騙り、国を、民を混乱に陥れている者の正体を。
 そのために、彼女が力を貸してくれる。
 紹介しよう。この方こそ、伝説の英雄――マリア・グレイ

灰色がかった長髪を揺らし、マリアが連邦議事堂前広場に現れました。

「メグ様に似てますわね」
「全く似てませんよ、はるるん。髪がわたしと違って癖っ毛です。
 それに」

メグ瑞野 春緒に、決定的な違いを告げます。

「目の色が違います。……とはいえ、今この場で化けの皮を剥ぐわけにはいきませんね」

春緒は前に来た時の騒動のこともあり、一応変装しています。

「果たして本当に皇女オリガが首謀者なのか。暴くべきことは彼女の正体以外にもあるんじゃないかな」
「! もし聞こえたら捕まりますわよ」
「おっと、ご忠告感謝するよ。職業柄、物事には裏があると考えてしまうものでね」

男は新聞記者を名乗り、春緒とメグにこっそり耳打ちしました。

「マリア・グレイのことも、もちろん疑ってるよ。色々と連邦にとって都合が良すぎる展開だからね」
「ただの新聞記者じゃないですね。胡散臭さが顔からにじみ出てますよ」

有志のウィザードも反政府勢力掃討のために募集する。
演説で、そう触れられました。

「……さすがにわたくしは加われませんわね」


★ ★ ★


【Side:Risty】


「ここは……」
「親父ィ! 王子サマが目ぇ覚ましたぜ!!」

団員から報告を受け、リスティはダンテの元へ向かいしました。

「ようこそ、霧の団(ミスト・ブリゲード)へ。俺は団長のリスティ」
「“ミスティ・リスティ”。あの空賊の、ですか」
「否定はしねぇ。確かに俺たちゃライセンスを持たないならず者の集まりだ。だが」

「決して一般人には手を出さない。“悪党を狩る悪党”。義賊だって言う人もいますね」

ダンテに代わって答えたのは、彼の護衛の一人であるレジーナでした。
彼女もまた、霧の団によって窮地を救われています。

「レアも無事ですよ。ここはスカイシップの中です。しかし、なぜあの場にあなた方が?」
「“依頼”だよ。“表”の情報ってのは、どれだけ警戒しようが流る時は流れちまうもんだ。
 だから非公式に“裏”にも頼ることにした。そんなところさ」

襲撃者からダンテたちを救出したものの、テレジアの姿は見つけられず。
「空賊」であることから長居はできず、霧の団は彼らを助けるだけで精一杯でした。

「大変だ、親父! これを聞いてくれ」

『事件現場……襲撃……特定……霧の団による……ギルドに討伐依頼……』

それは霧の団が事件の実行犯にされ、討伐依頼が出されたことを示すものでした。

リスティたちは一線を越えないよう立ち回ることで、
「裏の秩序の維持者」としてギルドから見逃されていた形でした。
しかしそれももう終わりです。

次の瞬間、船が大きく揺れました。

「狙撃!? いや、砲撃か。距離特定できず。一体どんな化物だよ!?」
「まさか俺たち、嵌められたのか……?」

動揺する団員をリスティが一喝します。

「狼狽えるな! 攻撃の心当たりならある。それにこっちは王子乗せてんだ」

自分たちを嵌めた“黒幕”に落とし前をつけさせるまで、終わるわけにはいかない。
団員――“家族”を励まし、リスティはこの危機をどう脱するか思考を巡らせました。

★ ★ ★


――ヴィクトリア連合王国、メトロポリス。

「それでは、お願いしますわ」

シャーロット・アドラーはワールドホライゾンの特異者を呼び、連邦で起こった事件の調査を託しました。

(この事件には「世界の裏側」を知る者の陰謀がある。それを暴いてきて下さい。
 ……頼みましたわよ)

一つの事件を起点に、動き出す四つの物語。
状況に流されいく者たちの運命を変えられるのは、特異者の皆様です。


担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

ガイアの新シリーズ『Xfade(クロスフェード)』、開幕です!

「ギアーズ・オブ・エタニティ」のラストから約一年後の、
モスコヴィア連邦が舞台となります。

基本的な情報は本シナリオガイドで得られるようになっていますが、
前シリーズの内容を知っているとよりお楽しみ頂けます。

なお、導入となるクエスト「Xfade intro」が公開されています。

また、本シリーズでは「G.G依頼発注証明書」が獲得できます。
「G.G依頼発注証明書」はアクション締切後、MCのシナリオ報酬を受け取ると獲得できます。


●本シナリオについて

本シリーズはシナリオの連続性が高いものとなっております。
アクションパートは通常のシナリオとは異なり、「シナリオルート選択」となります。

シナリオガイド本文、および各ルートの説明をお読みの上、どの視点から物語を進めるかをご選択下さい。
また、各ルートごとに一定数の方に継続して招待をお出しする予定です。
※対象となった方は物語の展開を左右し得る役割を担うことになりますので、
本シナリオで選択したルートで固定となります。

今回各ルートでどのような行動がとれるかについては「サンプルアクション」もご覧下さい。


★アバター死亡/停止
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど特異者が死亡する、
あるいはアバターが機能停止に陥るケースがあります。
そうなった場合、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。


★ライセンス停止/剥奪
ウィザードとして依頼を受けたにも関わらず、依頼内容に反する行動をとった場合、
ライセンス称号が使用停止となることがあります。
また、犯罪結社に与する、ギルドに敵対的な行動を取り、かつライセンスを所持している場合も同様です。
こちらは最悪剥奪となることもあります。
ライセンス停止/剥奪を受けると、ランクアップができなくなりますのでご注意下さい。


■基本的な状況

「起源の七体」、そして越界聖具アーカーシャを巡る戦いが幕を閉じ、
ガイアの人々は変わらぬ日常が戻ってきました。
一時は戦争にまで発展していた連邦と帝国の関係も現在は良好で、
世界は次の時代に向かって進もうとしています。
しかし、そんな中で事件は起こりました。
モスコヴィア連邦で起こったテロに巻き込まれ、
ライン帝国のテレジア皇女とパダーニャ王国のダンテ王子が犠牲となります。
連邦政府はこれを反政府勢力の指導者であるオリガによるものと判断し、
現場の残骸から実行犯を“空賊”霧の団と特定しました。
連邦政府は英雄マリア・グレイを筆頭に国の総力を挙げ、
反政府勢力の根絶とオリガの確保に動き出しました。

しかし実際には襲撃者の正体は定かではなく、テレジアもダンテもまだ生きています。


■各ルートについて

難易度はあくまで推奨レベル帯となります。


【1】Side:Origa 難易度:6

正体を隠し、一般人として列車に乗り込んでいたオリガ。
テレジアとの接触を狙う彼女でしたが、一等車へと向かう途中で襲撃に巻き込まれます。
車内のウィザードやテレジア、ダンテの護衛と共に戦うも、攻撃により列車が横転。
辛うじてテレジアは確認できたが、ダンテの安否は不明。
テレジアたちも逃げるように去ってしまい、彼女を急いで追いかけようとしています。

しかし列車にはまだ乗客がおり、天候が悪化していく中で復旧の目処も立ちません。
有志のウィザードが直接の攻撃を受けていない二等以下の乗客の安否を確認しています。
マナを用いた通信も天気のせいで使えず、賊や魔物への警戒も必要なため、
オリガも今は身動きが取れない状態です。

このルートでは、列車の乗客や、救援に来たウィザードなどで活動することになります。
なお、乗客の場合は「C級以上のウィザードライセンス」が必要です。


【2】Side:Theresia 難易度:7

助けられてすぐ列車を離れ、無事を知らせるべく近い街を目指すテレジアとゼーマン。
しかし途中で吹雪となり、やむなく廃工場で一時凌ぎをすることになります。
実際には「休止」しているだけであり、まだ稼働する施設でした。
そこへ列車襲撃の一味と思しき集団がやってきて、工場を動かします。
汽人兵も起こし、工場に隠れているテレジアを殺そうとしています。

このルートでは、列車から彼女たち、あるいは襲撃者らしき集団を目撃して追いかけた、
あるいは偶然工場に辿り着いた、といった形などで活動することになります。


【3】Side:Maria 難易度:5

モスコヴィア連邦首都、ラーヴィングラード。
メグと瑞野春緒が英雄マリア・グレイの正体を確かめるべく訪れている中で、
連邦政府は「反政府勢力の根絶」を表明。
マリア・グレイはメグのかつての姿であるため、偽者であることは確実。
ただ、この場で糾弾することはできず、メグは有志のウィザードとして討伐隊に加わることで、
その正体を暴こうとしています。
春緒は以前の出来事から目立つことはできないため、街での情報収集に専念します。
そんな中、新聞記者を名乗る胡散臭い男と知り合いました。

このルートでは、首都に観光に訪れていたという体で活動が可能です。
今回はまだ本格的な反政府勢力との戦いにはなりません。


【4】Side:Risty 難易度:9

空賊「霧の団」はライセンスを持たない無法者でありながら、
「人々を苦しめる悪を懲らしめる」ことをモットーとした義賊です。
堅気には手を出さず、あくまで「同じ無法者」だけを狙うものの、ギアーズ・ギルドから疎まれています。
ウィザードとしての質は高く、
ギルドは「必要戦力と想定される犠牲を踏まえるとリスクに見合わない」と判断し、討伐には消極的でした。
また、各国の有力者の中には秘密裏に彼らに依頼を出す者もいます。
今回もその極秘依頼の一環で、テレジアとダンテの乗る列車を密かに追っていました。
大型のスカイシップを母船としながらも、その存在を悟らせない高い隠密性を持っています。
ダンテを救出したものの、彼らは実行犯の濡れ衣を着せられ、ついにギルドが動いてしまいます。

霧の団は「ライセンスを持たない者」を受け入れますが、
条件として「団の掟を破らないこと」を約束させます。
団員は家族、がリスティの考えですが、掟を破った者には容赦のない制裁が待ち受けています。

このルートでは霧の団の一員となる、あるいは討伐依頼を受けた側として霧の団と戦う、
といった形で活動することになります。
なお、霧の団として活動する場合は階級称号をセットしないようにして下さい。
討伐依頼を受ける側は「B級以上のウィザードライセンス」が必要です。



それでは、皆様のご参加をお待ちしております。

【1】Side:Origa 【現在のMC参加人数:19】

6

【2】Side:Theresia 【現在のMC参加人数:20】

7

【3】Side:Maria 【現在のMC参加人数:17】

5

【4】Side:Risty 【現在のMC参加人数:18】

9