クリエイティブRPG

国都グローリア・ラディア奪還戦!

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国都グローリア・ラディア奪還戦!
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:テルス
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2018年11月16日公開!

シナリオガイド

プリテンダーとアディス・カウンターの雌雄を決する時が来た!

シナリオ名:国都グローリア・ラディア奪還戦! / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム


大地母神キュベレーによって創造されたという
相克(そうこく)の世界テルス

過酷な環境にある小惑星群「ワラセア」に興ったグランディレクタ共和国が、
魔力豊かな惑星「スフィア」を支配するラディア連合王国へ侵攻した戦争は休戦を迎えました。

しかし、今度はラディア連合王国内に、

強引とも取れる手法で冥王の芽を潰そうとする強硬派の対冥王軍組織“アディス・カウンター”
そのやり方に異を唱え、抵抗する“プリテンダー”という

2つの勢力が誕生し、対立を深めていました。

■□■


 ――防衛都市サートゥルヌス

 国都グローリア・ラディアの北にあるこの都市は、グローリア・ラディアを守る防衛都市として、「サートゥルヌス・ゲート」と呼ばれています。
 先日、“プリテンダー”はサートゥルヌス・ゲートに運び込まれた古代兵器プロメテウス砲の奪取に成功し、同時にこの都市を“アディス・カウンター”から取り戻していました。

 加えて、ルトガー宰相に軟禁されていた女王エクセリア・ラディアを救出し、聖女の力を奪われたバルティカ公国の王女マルグリット・バルティカの封印を解き、指導者ドライ・ブリッツェンの出自と併せて、女王セリアの後ろ盾を得た“プリテンダー”は名実共にラディア王国の正規軍となりました。

 そして、生身に戻ったマルグリットの口から語られたのは、「ディッカは冥王の力に魅入られて魂を売り、バルティカと引き換えに“第四天”となった」という、“バルティカ帰りの”ディッカの正体でした。
 キリュウ・ヤスハラが交戦してきた冥王六欲天の“第三天”は、冥王軍に一人立ち向かい、行方不明となっていたロワイエ・サー・ベッケナーの肉体を乗っ取っていましたし、“第二天”は既に死亡していたルトガー公の身体を利用していたことも分かりました。

 “プリテンダー”は鍛冶都市ヴィッカーズや交易都市オデソスに最低限の防衛隊を残すと、グローリア・ラディア奪還に向けて戦力の大半をサートゥルヌス・ゲートへ集結させました。
 その中にはグランディレクタ共和国軍総帥エーデル・アバルトが派遣した、グランディレクタ共和国軍も加わっていました。

 国都は目と鼻の先です。

「……思っていたよりも“アディス・カウンター”から合流する兵や諸侯が少ないわね。五分五分といったところかしら」
「ディッカは親衛隊隊長時代より人心掌握に長けておりましたわ。わたくしが正体を露呈させても、“アディス・カウンター”内の動揺を最小限に留めたことも考えられますわ」

 ドライはサートゥルヌス・ゲートに続々と集まってくる兵やエアロシップ、諸侯たちを見ながらそう言いました。
 自分の正体を明かしただけではなく、女王セリアとマルグリット王女が“プリテンダー”に参加し、正規軍として認められれば、戦力差を埋められると想定していました。
 しかし、集結した戦力は想定より少なく、グランディレクタ共和国からの援軍を入れて対等、といった状態でした。
 そんな彼女に、マルグリットが思い当たる節を告げました。

「王国の政が冥王軍に牛耳られようとしているのに、そのことに気付かないなんて……」
「いや、マルグリット様の言っていることは分かるぜ。“アディス・カウンター”でディッカに心酔してる奴は、ディッカの正体が何であれ裏切ることはねぇし、あいつ今、『冥王の力で冥王を倒す』とか言って、離反者を納得させてるようだからな」

 “哀涙の聖母”ナティスは怒りと呆れで身体が震えていましたが、グリーフィア・アルチュセールは愛機の通信宝珠を流し始めました。

『『冥王を倒すためなら、私は手段を選ばない』、この言葉に嘘偽りはない。ならばなぜ、私が冥王六欲天の“第四天”となったのか!? それは『毒を以て毒を制す』ために他ならない!
 バルティカ公国が冥王軍に攻められた時、私は冥王の強大な力に畏怖するとともに、『これだ』とも思った。この力こそ、連合王国を統一し、グランディレクタ共和国というスフィアに巣食うノミを排除できる力に他ならないと!
 『毒を知らなければ解毒剤は作れない』、私は“第四天”になることで毒を知った。もう解毒についても把握している。現に、ルトガー宰相であらせられる“第二天”、“赤い旋風”ロワイエである“第三天”は、私に賛同している。
 諸君、“オークの子ら”である我々は、冥王の力を恐れることはないのだ!
 この力で王位僭称者(“プリテンダー”)どもを倒し、不義の子キャサリン・ベンクマンの口車に乗せられ、かどわかされた女王エクセリア・ラディアと、我が愛しの姫君マルグリット・バルティカを救出するのだ! 後のものは殲滅させても構わない!』

 グリーフィアのメタルキャヴァルリィは“アディス・カウンター”のものですので、“アディス・カウンター”の通信を傍受することができました。
 ディッカは“アディス・カウンター”全体に檄を飛ばしているようです。

「ドライちゃんすっかり悪者だけど、優男が言う冥王の力で冥王を倒すのってできるのかねい?」
「少なくとも、私の知る限り、冥王の力を自分のものにした過去の事例はないわ。だからと言ってできないとも限らないけど、プロメテウス砲をはじめ、グラディウスにドレッドノート級エアロシップなど、大地母神キュベレーは冥王を倒すために古代兵器を作り出し、多くの聖女が“セイクリッド”システムに使われたと言われているわ。それだけの犠牲を払って倒した冥王の力を、一個人が掌握できるとは到底思えないわね」

 合流したグランディレクタ共和国軍の“女好きの掃除屋”ロメオは、「スフィアに巣食うノミ」と揶揄されたことは大して気に留めていないようですが、冥王の力についてドライに聞くと、彼女は吐き捨てるように言いました。

「あなたたちは、せっかくの平和を、武力で押さえつけるのですか!?」
「キリュウ!?」

 ディッカの檄を聞いたキリュウは、相手に聞こえないにもかかわらず、思わず通信宝珠に向けて叫んでいました。
 隣で聞いていたセリアが目を丸くします。

「グランディレクタ共和国だって、今は休戦して、こうして手を取り合っているじゃないですか! それに、ディッカさんは冥王の力を手に入れた経緯までは話していないようですが、マルグリットさんの国の民を犠牲にして、力を手に入れたんですよね!? 俺はそんな力でセリアやナティスさんたちが愛するラディア王国を守れるとは思っていません! ディッカさんは間違っているはずです!」

 その場にいた全員が、キリュウの言葉に聞き入っていました。
 彼は共に戦ってきた仲間が侮辱されたことに、今までの戦いの結果平和になったのを否定されたことに、そしてディッカがセリアやマルグリットをダシに“アディス・カウンター”の兵たちを扇動していることに、本気で怒っていました。

「ディッカさんを倒さない限り、ディッカさんに心酔している人たちは目を覚まさないと思います。セリアやマルグリットさんは、戦いの間投降を呼びかけて欲しい。投降すれば身の安全を保障すれば、戦況次第で気が変わる人が出てくるかもしれない」
「そうですね、やってみます……大変な戦いになると思いますが、“アディス・カウンター”に勝利し、今度こそラディア王国を一つにまとめてみせます」

 キリュウは“エクセリアの騎士”として、サクセサーとして、成長しようとしていました。
 彼の願いにセリアは微笑んで答えつつ、その場にいる全員に深々と頭を下げました。
 国王たるもの、立場的においそれと頭を下げるべきではありませんが、セリアもまたキリュウと同じように女王として成長しつつありました。

■□■


 ――国都グローリア・ラディア

「どうして俺は奴らに勝てない……」
「貴殿の今までの戦功を賞して、このキャヴァルリィを授けよう。これで機体の面では彼らより上になる。そして冥王の力を受け入れれば、実力でも彼らを凌駕するだろう」

 ワールドホライゾンの傭兵に負け続けていたカシムに、ディッカは遺跡から発掘されたグラディウスタイプのキャヴァルリィ・マクアフティルと冥王の力を与えました。

「貴公らは、“プリテンダー”に行かないのか? 向こうに貴公らの仕える女王エクセリアがおられるのだぞ?」

 ディッカは出撃準備を進めている“鉄の百舌鳥(くろがねのもず)”ビルセン子爵、“砂漠の毒蜂(デザート・キラービー)”アンヌ、“石橋を叩いて渡る”ダンたちに声を掛けました。
 彼らはあくまで女王セリアの命で“アディス・カウンター”で活動しており、セリアが“プリテンダー”に付いた今、“アディス・カウンター”に残っている必要はあまりありません。

「俺らも思うところがあってな。ディッカ殿、貴殿の言葉が嘘か真か見させてもらう。真であったなら“プリテンダー”を倒すだけだしエクセリア女王をお救いする。嘘であればその時は躊躇いなく貴殿に引き金を引く」
「覚えておこう」

 真偽を確かめようとしているであろうビルセン子爵の言葉に、ディッカは微笑んで答えました。

「ディッカよ、ドレッドノート級エアロシップの出撃準備は整ったぞ。共和国より先に開発に成功したハイパーメガフォースキャノンも搭載しておる」
「“プリテンダー”にドレッドノート級はないはずだ。バトルシップ級を優先して落とせば、後は烏合の衆だ。ただ、あのビルセン子爵が“プリテンダー”の傭兵の戦法に翻弄されていた。注意を怠るな」
「その点については弾幕と搭載しているメタルキャヴァルリィで対処する」

 続いて、ルトガー宰相がやってきます。今回は国都での戦いであり、彼もドレッドノート級エアロシップに搭乗して艦隊の指揮を執ります。

「“第三天”はこの隙に、ドーヌム・マイリアへ向かいマイリアの身体を破壊せよ。冥王が未だ目覚めないのは、生贄であるかの第一王女の封印が不完全だったことが考えられる」
『承知した。この体躯はほぼ完全に支配できている。この体躯であれば、キュベレーの忌々しい結界も通れるはずだ』

 最後に、影に潜んでいた“第三天”にそう告げると、彼女はドーヌム・マイリアへと向かいました。

「“第四天”の力を得、ズルフィカールと我が愛しの王女を“セイクリッド”システムに用いれば、この俺が冥王を倒すことも不可能ではない。“プリテンダー”には優秀な従聖女や聖女見習いがいると聞く。彼女たちも確保せねばならないな。ラディア王国を統一した暁には女王エクセリアを廃し、ノミ退治をしなければ、な。これ以上美しいスフィアにワラセアのノミは要らん。奴らを根絶やしらにするまでよ。そうだ、それがいい、ふはは、ふははははは!」

 一人になったディッカは、人知れず嘲笑を浮かべていました。

■□■


 国都グローリア・ラディアを前に布陣する“プリテンダー”と“アディス・カウンター”の部隊。
 ラディア王国の本当の統治者を決める決戦が開始されようとしていました。
担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

テルス第二部最後のトリガーシナリオ
『国都グローリア・ラディア奪還戦!』をお届けします。

本シナリオはグランドシナリオ『オルタナティブウォー~完結編~』の後の話となります。
最低限の情報は本ガイドに書かれておりますが、上記シナリオやトリガークエスト『オルタナティブウォー』をご覧頂ければ幸いです。

また、本シナリオの周辺状況につきましては、トリガークエスト『第25話「事実は伝説より」』を併せてご覧いただければと存じます。

本シナリオは、今後のテルスの展開に大きな影響を与えるシナリオとなっています。
皆さんの行動によって、今後のテルスの展開が大きく変わるかもしれません!
奮ってご参加ください。

それと、テルス第二部最後のトリガーシナリオのリリースを記念して
10月1日より『オルタナティブウォー 決戦キャンペーン!』を開催する予定です。
また、10月2日には関連クエストもリリース予定です。お楽しみに!


●招待について
“プリテンダー”は戦力が不足しており、グランディレクタ共和国軍の協力を得ている状態です。
そのため、戦功を上げられてバトルシップ級エアロシップを獲得されている

・焔生 セナリア(SAM0047271)様
・六道 凛音(SAM0053367)様

専用機を獲得されている

・柊 恭也(SAM0000017)様
・乙町 空(SAM0027375)様

試作機を獲得されている

・砂原 秋良(SAM0057159)様
・レベッカ・ベーレンドルフ(SAL0033957)様

ゼネラルに推挙されている

・柊 紫緒莉(SAM0053597)様
・成神月 真奈美(SAM0039476)様
・松永 焔子(SAM0040459)様

につきましては、招待を出させていただきます。
※参加費はお客様負担とさせていただきます。なにとぞご了承ください。
※対象は第二部の戦功となります。



●基本的な状況
『オルタナティブウォー~完結編~』の結果、ラディア王国・グランディレクタ共和国の間に休戦協定が結ばれ、戦争は休戦状態にあります。
また、ラディア王国の外交官“哀涙の聖母”ナティスと、グランディレクタ共和国軍の総帥エーデル・アバルトの非公式会談の中で、冥王軍に対抗する組織「対冥王同盟」の成立案が持ち上がりました。
それを受けて設立したのが、“アディス・カウンター”です。
“アディス・カウンター”は、女王エクセリア・ラディアの後ろ盾を元に、サフル大陸に巣食う冥王軍を討伐する目的で勢力を拡大しています。
その手法は、冥王軍が潜伏している疑惑のある村や町を浄化という名目で焼き滅ぼすなど、強硬路線を取っています。
そのため、サフル大陸の各町や村は、やむを得ず“アディス・カウンター”に従っています。

“アディス・カウンター”のやり方に異を唱えたのが、ドライ・ブリッツェンが設立し、指導者を務める“プリテンダー”です。
“プリテンダー”は“アディス・カウンター”が浄化した村や町の人々を保護したり、事前に避難させるなどして抵抗活動を続けており、交戦状態にあります。

“プリテンダー”は特異者の協力もあって、軟禁されていた女王エクセリア・ラディアことセリアを救出し、バルティカ公国の王女マルグリット・バルティカの封印解除に成功します。
これにより“プリテンダー”はラディア王国の正規軍となり、マルグリットの口からディッカの正体が語られました。
ですが、ディッカは“アディス・カウンター”をほぼ掌握しており、ディッカの正体が冥王六欲天の“第四天”と知ってもなお離脱者はあまり増えず、“プリテンダー”と“アディス・カウンター”は拮抗した戦力で国都グローリア・ラディアを前に布陣し、全面対決の構えとなりました。


【1】草原に布陣する 難易度:8(6)

国都グローリア・ラディアの北側は、普段はサートゥルヌス・ゲートに守られていることもあり、一面草原や田園が広がっています。
遮蔽物がほぼないここに、ルトガー宰相のドレッドノート級エアロシップを旗艦とした、“アディス・カウンター”の艦隊が布陣しています。
ラディア王国は二隻のドレッドノート級エアロシップを所有していますが、今回は二隻とも布陣しており、“アディス・カウンター”が本気で“プリテンダー”を壊滅しに来ていることが伺えます。

しかもドレッドノート級エアロシップは、ロールアウトされたばかりの新兵器ハイパーメガフォースキャノンを搭載しています。
これはメガフォースキャノンの強化版で、バトルシップ級エアロシップをも一撃で撃沈する威力があります。
チャージに時間がかかるのと、一発撃った後はしばらく撃てなくなるのはフォースキャノンと同じですが、威力が桁違いですので注意が必要です。
加えて、ルトガー宰相は“第二天”の力を使用します。特殊な砲撃を行い、当たった敵のエアロシップそのもののコントロールを奪い、同士討ちをさせるというものです。この力は一度スピリット・キャヴァルリィにも使用されています。

また、『キャヴァルリィの眠る遺跡の攻防』に登場した“鉄の百舌鳥(くろがねのもず)”の異名を持つコマンダー・ビルセン子爵が搭乗するバトルシップ級エアロシップをはじめ、ヘビークルーザー級改、ライトクルーザー級改、デストロイヤー級改がおり、それぞれ僚機として戦闘機スカイライダーや戦闘攻撃機ネックブレイカー、戦闘爆撃機プレゼントボマーの小隊を展開させています。
ビルセン子爵は防衛戦を得意としていますが、「百舌鳥のはやにえ」と呼ばれる、敵艦を盾に利用し、味方艦の損耗を防ぐ作戦が十八番のようです。
気が付くとビルセン子爵の策略に嵌まっていることもありますので、注意が必要です。
その他、『プロメテウス砲奪取戦!』に登場したコマンダーたちが登場することがあります。

“アディス・カウンター”のエアロシップは全て試製船底防護幕を装備しており、メタルキャヴァルリィからの攻撃に警戒しています。
そのため、ヘビークルーザー級改やライトクルーザー級改には中口径連装魔力速射砲と対艦ミサイル、デストロイヤー級改には小口径連装魔力速射砲とマジックトーピドーが装備されています。

その他、ロケットランチャーとキャヴァルリィシールドを装備した、防御特化のシニストラをホーネット・アサルトに載せて複数配置しており、“プリテンダー”のメタルキャヴァルリィ対策を取っています。

全体の指揮はルトガー宰相が執っていますので、旗艦のドレッドノート級エアロシップを撃沈できれば、“アディス・カウンター”の艦隊は瓦解するでしょう。

このパートには、NPCナティス(バトルシップ級)、ウルスラ(バトルシップ級)、リチャード(トムキャット+ホーネット・アサルト)、アケルナル(ブラックバード改)が登場します。
“プリテンダー”の艦隊指揮はナティスが執ります。ナティスの乗る旗艦のバトルシップ級エアロシップが撃沈されると、逆に“プリテンダー”側の艦隊が瓦解します。
そのため、ナティスは艦隊の最後尾に位置して“プリテンダー”艦隊の指揮を執り、ウルスラはナティスの護衛に付いています。
リチャードとアケルナルは、“アディス・カウンター”のメタルキャヴァルリィと交戦するつもりです。


【2】森林に布陣する 難易度:9(7)

国都グローリア・ラディアの西は、なだらかな丘陵地帯が広がっており、メタルキャヴァルリィの背丈ほどもある木々が生い茂った森林になっています。
ズルフィカールを駆るディッカをはじめ、キャヴァルリィ・マクアフティルを与えられたカシムや、イーグルフェンサーに乗るアンヌ、マカイラ・カスタムに乗るダンなど、メタルキャヴァルリィ部隊はこちらに布陣しています。

ディッカが“第四天”であることは敵味方ともに周知されており、彼は“第四天”の力をフルに使用します。マルグリットが“セイクリッド”システムに囚われていた時と変わらない性能を、ズルフィカールから引き出します。また、サイコビジュアルのようにズルフィカールそのものを巨大化させるなど、一騎当千の力を振るいます。

カシムはディッカに心酔しており、彼からキャヴァルリィ・マクアフティルを与えられています。マクアフティルはキャヴァルリィとしては珍しい魔法攻撃型のグラディウスタイプで、アルケブス・ケーンと呼ばれる、二本の魔法の杖を装備しています。この杖から火・水・風(雷)・地といった属性の攻撃魔法を繰り出すことができ、耐性のないメタルキャヴァルリィはひとたまりもありません。
そんなカシムですが、特異者との連戦で成長しており、メタルキャヴァルリィの操縦だけではなく、小隊指揮も練度が上がっています。遠距離支援メタルキャヴァルリィ・コピス小隊とハイサイフォス部隊(ハイサイフォス・ハイサイフォス・ガンナーの混成部隊)を率いていますので注意が必要でしょう。

アンヌは攻撃に特化したイーグルフェンサーに乗っています。ヒートシンクバインダーによりホバー移動時間が延長されています。彼女は不整地戦を得意としており、マカイラ・ドラグーン小隊を率いて、ホバーや―ローラーを用いて森林の地形を巧みに利用してきます。
ディッカに疑念を抱きつつも、“プリテンダー”の真意を推し量っている状態で、戦況や説得によっては投降する可能性があります。

ダンはマカイラ・カスタムに乗り、トランスヒューマンの少女キキョウをはじめとした、ブラックバード改小隊を率いています。彼は異名のように用心深く用意周到な性格で、落とし穴やワイヤートラップなどを事前に仕掛け、敵を極力無力化する戦法を取ってきます。
ダンもディッカに疑念を抱いていますが、ラディア王国のセンチュリオンとして王国のために殉ずるつもりでいるようです。

ディッカの撃破が目標ですが、敵は一癖も蓋癖もある者ばかりですので、油断は禁物です。

このパートには、NPCキリュウ(グラディウス)、ドライ(ラプター)、ウアウ(ブラックバード改)、ロメオ(タイガーシャーク)、マルグリット(カーテナ)が登場します。
“プリテンダー”のメタルキャヴァルリィ部隊の総指揮はドライが執ります。


【3】ドーヌム・マイリアを防衛する 難易度:6(4)

国都グローリア・ラディアに布陣する前、“ゾンビ13”ラトーナのキャリアー級エアロシップの索敵宝珠が奇妙な一団を捉えていました。
それはドーヌム・マイリアへ向かう“第三天”率いる冥王軍だと分かり、“プリテンダー”は予備戦力から別動隊を出し、ドーヌム・マイリアの防衛を行うことになりました。
こちらのパートでは、皆さんはラトーナのキャリアー級エアロシップに運ばれてドーヌム・マイリアの大聖堂の前に布陣している状態からのスタートとなります。

“第三天”はドーヌム・マイリアの大聖堂内にひっそりと佇む封印されたマイリア・ラディア第一王女の体躯を破壊しようとしており、冥王の使いのみならず、キュクロプスと呼ばれる、一つ目の巨人を召喚しています。

“第三天”はロワイエの身体をほぼ支配しており、4本の魔剣を操ります。ダンスマカブルと呼ばれるその技は、キャヴァルリィすら切り刻んでしまうほどです。

冥王の使いは、飛竜と使いが別々に攻撃してくるため、人馬一体でありながら手数は多いです。
その実力は一騎でメタルキャヴァルリィ十機分に相当するとも言われてます。

キュクロプスは一つ目の巨人で、大きさはメタルキャヴァルリィに匹敵します。見た目によらず俊敏で、一撃でメタルキャヴァルリィを押しつぶしてしまうといった逸話を持っています。

冥王の使いの眷属の飛竜、キュクロプス共に数体確認されています。
いずれも強敵ですが、気を引き締めて臨んでください。

このパートには、NPCラトーナ(キャリアー級)、ルーニャ(スクラマサクスOC)、グリーフィア(ハイサイフォス・スキッパー+ホーネット・アサルト)、レベッカ(ホーリースパイダー)、サティンが登場します。
“第三天”を倒すことができれば、レベッカとサティンの聖女の力で、“第三天”をロワイエの身体から排除することができるそうです。


■難易度について
各パートの難易度は、普通の戦闘や行動を行った場合“()”内の難易度になります。
ただし、強敵などと戦ったり、特殊な行動を取ろうとしたりした際には従来の難易度として判定されますのでご注意ください。

■戦功について
本シナリオでは活躍したPCに戦功として、

・活躍に応じた戦功称号
・次回シナリオでの特殊な役割
・キャヴァルリィ名鑑への掲載
・“センチュリオン”や“トランスヒューマン”、“サクセサー”に“ゼネラル”といった上級アバターのチェンジ用のアイテム
・特殊装備、専用機、試作機(メタルキャヴァルリィ・バトルシップ級エアロシップ等)


などがプレゼントされ、戦功一覧ページでお名前を掲載させて頂く予定です。
内容的に戦うキャラクターがメインと見えるかも知れませんが、軍人でないとしても、活躍された場合は戦功の対象となります。

詳しくは、コチラをご確認ください。

■担当ゲームマスター
本シナリオのリアクションは

革酎
篠崎砂美
RED

が担当する予定です。

■アバター死亡/停止
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど特異者が死亡する、
あるいはアバターが機能停止に陥るケースがあります。
そうなった場合、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。


■亡命について
現在ラディア連合王国とグランディレクタ共和国は休戦中です。
セリアが“プリテンダー”側に就いたことで、エーデルも協力を表明しており、グランディレクタ共和国に亡命しているPCは“プリテンダー”として参加できます。
ただし、“アディス・カウンター”はラディア連合王国軍ですが、指揮系統が異なるため、PCは参加したり亡命したりすることは出来ません。

それでは、皆様のご参加をお待ちしております。


【2018年9月30日11:00 追記】 招待について と 戦功について に追記を行いました。
【2018年10月3日11:30 追記】 【1】パート と 【3】パート に追記を行いました。
【2018年11月5日11:00 変更】リアクション公開予定日を『2018年11月16日(金)』へ変更いたしました。
ご参加頂いたお客様にはお待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

【1】草原に布陣する 【現在のMC参加人数:26】

8

【2】森林に布陣する 【現在のMC参加人数:32】

9

【3】ドーヌム・マイリアを防衛する 【現在のMC参加人数:37】

6