三千界のアバター

≪フェイタル・ゲーム≫磔のジェミニ

リアクション公開中!

≪フェイタル・ゲーム≫磔のジェミニ
基本情報

マスター:三千界のアバター運営チーム
ワールド:エデン
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2018年10月04日公開!

シナリオガイド

ジェミニ家、散る! 当主不在のフェイタル・ゲームの行く末は――

シナリオ名:≪フェイタル・ゲーム≫磔のジェミニ / 担当マスター:三千界のアバター運営チーム



勝者(ウィナー)と敗者(ルーザー)の決闘者(デュエリスト)が戦い続ける
“勝敗の世界”エデン。

長く続く膠着状態と怪物フェイルの出現により、エデンの人々は疲弊しつつあります。
既に十二星による管理には限界が生じ、何らかの手を打たなければ都市がもたないところまできていました。

そこで十二星は事態を収束させるべく、「フェイタル・ゲーム」を考案。
エデンの“真の勝者”を決め、エデンを“仕切り直す”べく動き出しました。

そして始まったフェイタル・ゲーム。
勝者、特に現代表である十二星は圧倒的に優位であり、チャンスは誰にでもあると言いつつも、
実質的に彼らの勝利は約束されたも同然。そう考える者は少なくありませんでした。

しかし――


* * *


 ――セクターC。

「アルマ、そちらの状況はどうだい?」
『もう手遅れです。辛うじて息はありますが、この状態ではフェイタル・ゲームに参戦できません』

勝者地区にある管理塔。
その執務室でナーガは、血塗れで磔にされているジェミニ家当主、ユージーン=ジェミニを発見しました。
時を同じくして、敗者地区を統括するもう一人の当主、ルシール=ジェミニも同じ状態にされていたと、アルマから報告を受けます。


「決闘での勝敗が決定した後、偉能力を使わずに徹底的に痛めつけたか。酷いことをするものだ」
「……これが僕たちの味わった痛みと知れ」

偉能力の発動を察知し、ナーガは咄嗟に回避しました。

「へぇ。よく避けたな。ん、その身体……お前、“人形”か」
「十二星には生身の身体を捨てた者もいる。このくらい、何も珍しくないだろう、スティング

襲撃者は年端もいかない少年です。
ナーガは彼の顔に覚えがありました。

「こうならないよう、先日の一件以降警備を強化したのだが。
 あの時、セクターDからは別動隊も潜り込み、登録データを書き換えていたというわけだ。
 そしてこの手口。もう一人はクロスってところか」
「さすがは人材屋。セクターDのことをよく知っていらっしゃる。
 それとも、“内通者”がいるのかな? まぁ、どっちでもいいけど」

スティングと呼ばれた少年は楽しそうに、にやにやとしています。

「さて、当主不在の中、お前たちはフェイタル・ゲームをどうするのかな?」
「もちろん決行するさ。“相応しいルール”を用意した上でね。
 ……逃げ切れると思うなよ、少年」


* * *


 そしてフェイタル・ゲーム当日。

「フェイタル・ゲーム参加者の諸君に、重要なお知らせがある。
 ジェミニ様たちがセクターDの決闘者に襲撃され、「ジェミニ」の力を奪われた」

ナーガはセクターCの決闘者たちに向け、ジェミニ家襲撃の詳細を知らせました。

「既に全てのゲートは閉ざし、セクターの出入りはできない。
 私がジェミニ家のシステムを通じて確認したセクターDの決闘者は四人。フリーの偉人が一人。
 偉人は出所が分からないが、元々は契約者がいたようだ。ジェミニを狙っているものと考えられる。
 
 ジェミニ様を襲撃したのはスティングとクロスの二人だが、今も彼らがジェミニの力を持っているとは限らない。
 残る二人――ヴェノムイルは五年前の反乱に参加した“最初の敗者たち”だ。
 いずれも手練れ。そして勝つためには手段を選ばない非道な連中だ。
 単なる決闘者と思って挑めば痛い目を見る事になるだろう」

ナーガは決闘者たちの特徴を告げた後、セクターCにおけるフェイタル・ゲームのルールを発表します。

「潜伏している四人の敗者のうち、ジェミニの力を持つ者は二人。
 ジェミニは十二星の中でも特殊で、二人の人間が受け継ぐ力だ。
 それを持っている敗者を倒した者「二組」が、セクターC代表となる。
 
 無論、“はずれ”であっても厄介な決闘者であることに変わりはない。
 そちらを倒した者にも相応の報酬を出すことを約束しよう。
 ああ、それと」

ナーガは口元を緩めました。

「侵入者の偉人も“参加者”として扱うが……彼は強い者を求めている。
 自身より強い者を見出せば、契約してくれるかもしれない。
 まぁ、ジェミニの力を狙うか、それとも相棒を得るかは参加者諸君次第だ。
 それでは、健闘を祈る」

* * *


 一方その頃――

「はぁ、はぁ……」

ボロボロのロリータ服の少女――クロスは、迫りくるメイド服の女から逃げていました。

「この化物、やるならひと思いにやりなさいよ!」
「いえいえ、貴女は貴重な“商品”ですので。
 ただ、ジェミニ様を倒したのだからどれほどのものか確かめようと思っただけです。
 ですが」

メイド――アルマが閉じていた目を薄く開き、微笑みます。

「この程度ですか。それとも、わたくしが油断した隙をジェミニの力で突くつもりなのか。
 余興はこのくらいにしておきますかねぇ。
 
 ……逃げなさい。これから、貴女はもっと多くの決闘者に追われます」

アルマがジェミニ家謹製の治療薬を投げ渡します。

「誰も貴女を倒せなかった時は、わたくしが参ります。あくまでわたくしは“従者”ですので。
 それではごきげんよう」

逃げるクロスを見送ったアルマは、背後に迫っていた浅黒い肌の青年と目を合わせました。
ナーガの報告にあった偉人です。

「決闘者を探して来てみれば……てめぇなら楽しめそうだ」
「あまり遊んでいるとナーガに怒られるのですが、見逃してくれなさそうですね」

偉人は自らをマーキュリーと名乗り、アルマに襲い掛かりました。

「仕方ありませんねぇ。こちらも“新しい力”を試すとしましょう」


担当マスターより

▼担当マスター:三千界のアバター運営チーム

マスターコメント

エデンのトリガーシナリオ『フェイタル・ゲーム』第3回です。

フェイタル・ゲーム全般に関してはコチラをご覧下さい。

なお、【招請のソーマ】によるトリガーシナリオへの招待は、当シナリオまでとなります。


●基本的な状況

フェイタル・ゲームは一つのセクターを丸ごとデュエルフィールドとした大規模なバトルロイヤルです。
ただ、常にセクター全体が範囲となるわけではなく、時間経過と共に狭まっていきます。
フィールドの外に出てしまった場合、その時点で敗退となります。
また、狭まっていくフィールドは必ずしも十二星がいる場所を中心としているわけではありません。

しかし、セクターCではフェイタル・ゲームを前にジェミニ家がセクターDの決闘者に襲撃され、
ジェミニの力が奪われてしまいます。
これにより、当初予定されていたバトルロイヤルから、ジェミニの力を持つ決闘者の撃破が勝利条件となりました。
無論、その過程でライバルとなる他の決闘者を蹴落とすこと自体は禁止されていません。
また、制限時間そのものは変わらず存在しています。

なお、最後の一人になるまで戦うのではなく、ジェミニの力を手にした時点で、
その人がセクターCの代表権を手にすることとなります。

ナーガはジェミニ家に代わってセクターCのフェイタル・ゲームの運営を行いますが、
彼女自身はゲームに参加せず傍観に徹します。


★アバター死亡
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど特異者が死亡するケースがあります。
そうなった場合、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。

フェイタル・ゲームでのダメージは死に繋がらない、となっていますが、
致命傷を負った場合、アバターが機能不全に陥ることがあります。
これがアバター死亡と同等の扱いとなります。


■セクターCについて

大まかな特徴はワールドガイドに記載されております。

セクターCは中立区域ながら、明確に勝者と敗者の居住が分けられており、
ジェミニ家の二人の当主がそれぞれのエリアを統括していました。

ジェミニ家は「摂生と節制」を重視する家門で、中立区域なりの秩序の形成・維持に努めています。
敗者には敗者なりの安定した生活を保障していますが、
勝者・敗者に関わらず一日の「理想的なスケジュール」が決められ、それに従うことが推奨されています。

ジェミニ家にとってはセクターCの住民の心身の安定が第一のため、
決闘者やフェイルへの対処はそれを専門とする者に一任し、不足分は他セクターから補っています。
今回のジェミニ家襲撃はその穴を突かれた形となり、
セクターDからの侵入者が警備につく決闘者に成り代わっていました。

大人数ではすぐにバレる可能性があるため、侵入者はわずか四人。
しかし、その一人一人がセクターDの中でも上位に位置する決闘者です。
逆に言えば、ここで彼らを倒すことができれば、セクターDの戦力を削ぐことにも繋がります。


■アクションについて

今回は撃破目標ごとにパートが設定されています。
直接の襲撃犯はスティングとクロスですが、彼らがジェミニの力を持っているとは限りません。
ただし、二人のうちどちらかは所持したままとなっています。

また、各パートには目標となるセクターDのNPC以外にも、決闘者のNPCもいます。
勝者と敗者の居住区が明確に分かれていることもあり、
いるのは勝者エリアには勝者アバターのみ、敗者エリアには敗者アバターのみです。

難易度は敵の強さではなく、あくまで参加推奨レベルとなります。

勝者エリアと敗者エリアとが設定されているものの、参加の制限はりません。
ただし、勝者は勝者のアバターに、敗者は敗者のアバターに補正がかかり若干有利となります。
※【5】は対象外となります。

なお、今回はセクター代表が「二組」出る事となるため、
ゾディアックシリーズ「ジェミニ」は最大二名に送られることとなります。

また、所持していない敗者を撃破した方にも報酬が出ます。


その他、直接撃破に至らずとも、
敗者を追い詰めるのに貢献した方には報酬としてスターキューブがプレゼントされます。


【1】勝者エリア:スティング 難易度:5

ジェミニ襲撃の実行犯の片割れ、スティングを狙うパートです。
彼とクロスは男女の双子であり、
対戦相手が降参した後も心が折れるまで徹底的に痛めつける残虐さで有名です。
ナーガの手元にあるデータによれば反発者で「小柄な体と速度を活かした奇襲」を得意とし、
異端審問官に由来する原典を所持しているとのことです。
形状は針ですが、他に所持している栄具は不明で、原典回帰に関するデータはありません。

彼は自身が得意とする閉所に決闘者を誘い込むように動いていますが、
あえて開けた場所に出て戦うこともあります。


【2】勝者エリア:イル 難易度:5

セクターDの上位者の一人、イルを狙うパートです。
五年前中央管理棟に侵入し、その後セクターDを襲撃した「最初に偉能力に目覚めた者」の一人です。
最初期の偉能力者は五年の歳月の中で「力に蝕まれ廃人になった者」と「力を取り込み、適応した者」に別れ、
後者の数はそう多くないものの、例外なく強力な決闘者となっています。
ナーガの手元にあるデータによれば女性の異端者で「彼女そのものが一種の病」とされるほどです。
症状は対峙した者によって異なりますが、ナーガは「いわゆる瘴気のようなものをオーラとして纏っている」と推測しています。
近づくだけで危険な相手ですが、このオーラが一種の防壁にもなっているらしく、
生半可な遠距離攻撃は無効化されています。

ただしナーガはこの力を完全に制御できているかは怪しいと見ています。


【3】敗者エリア:クロス 難易度:5

ジェミニ襲撃の実行犯の片割れ、クロスを狙うパートです。
彼女とスティングは元々セクターDの住人です。
偉能力に目覚め、決闘者となってからは次々とセクター内の敗者を蹴落とし、上位者に君臨しました。
ナーガの手元にあるデータによれば異端者で「相手の動きを封じる拘束系の能力」の使い手であり、
十字架を幻影として可視化させるだけでなく、実際に磔にして拘束するのにも用いているとのことで、
一定時間は実体化が可能なようです。

ガイドではアルマに一方的に追い詰められているように見えますが、
クロスがセクターDの実力者である事実に変わりはなく、何らかの切り札を持っている可能性は十分にあり得ます。


【4】敗者エリア:ヴェノム 難易度:5

セクターDの上位者の一人、ヴェノムを狙うパートです。
五年前中央管理棟に侵入し、その後セクターDを襲撃した「最初に偉能力に目覚めた者」の一人です。
ナーガの手元にあるデータによれば男性の反発者で「猛毒の牙を持つ、ハンドレッドに並ぶ破綻者」とされています。
栄具との融合が進んでおり、「血液さえも強い毒性を帯びている」とのことで、
攻撃を食らうのはもちろん、触れるだけでダメージを負いかねないほどです。
ただし彼自身があらゆる毒に耐性があるというわけではなく、イルからは距離を置いています。
力に適応しているものの精神は荒んでおり、「自分を終わらせてくれる勝者」を求めているようです。
自虐的な性格なものの、敗者に負けることを嫌がり、
勝者と全力で戦って負けることにこだわるめんどくさいヤツです。


【5】偉人に挑む 難易度:7

このパートは「市民等級がDランク以上」の方が選択可能です。
アクション締切時点でDランク以上でない場合、別パートで描写されますのでご注意下さい。


セクターCを彷徨い、“強敵”を求めている偉人マーキュリーに挑むパートです。
彼自身がどこから来たのかは不明ですが、セクターCの勝者エリアの市街に現れたこと、
元々のパートナーを「弱い」と切り捨ててきたらしいことから、
セクターCの決闘者と契約していたものと考えられます。

マーキュリーはアルマに興味を持ち戦いを挑んでいますが、
アルマの方は「あくまでナーガの従者」として振る舞っているため、
他に引き付けてくれる人がいれば身を引きます。

マーキュリーは元々武闘家として名を馳せた人物が元となっているようで、
肉弾戦を好み、ガードをしないで己の肉体で全て受け止め、耐えるという戦い方をします。
生前の記憶はほとんどありませんが、「最強」であることに並々ならぬ執着があったということだけは覚えています。
なお、かつての外見はおぼろげながら覚えているようですが、人間の姿に違和感を抱いているため、
元々は人間ではない種族だった可能性が高いです。

彼が力を認め、契約することとなった場合は実際にフェローとして配布し、パートナー化が可能となります。


それでは皆様のご参加をお待ちしております。

【1】勝者エリア:スティング

5

【2】勝者エリア:イル

5

【3】敗者エリア:クロス

5

【4】敗者エリア:ヴェノム

5

【5】偉人に挑む

7