テルス第二部のトリガーシナリオ
『プロメテウス砲奪取戦!』をお届けします。
本シナリオはグランドシナリオ
『オルタナティブウォー~完結編~』の後の話となります。
最低限の情報は本ガイドに書かれておりますが、上記シナリオやトリガークエスト
『オルタナティブウォー』をご覧頂ければ幸いです。
また、本シナリオの周辺状況につきましては、トリガークエスト
『第22話「オデソス演説」』を併せてご覧いただければと存じます。
●招待について
“プリテンダー”はレーヴェは行方不明となり、ナティスは重傷を負い、ドライは動けず、現場の指揮官が不足している状態です。
そのため、戦功を上げられてバトルシップ級エアロシップを獲得されている
・焔生 セナリア(SAM0047271)様
・六道 凛音(SAM0053367)様
につきましては、招待を出させていただきます。
※参加費はお客様負担とさせていただきます。なにとぞご了承ください。
お二人につきましては、【1】、もしくは【2】パートにつきまして、展開している“プリテンダー”のNPCエアロシップ部隊、もしくはNPCメタルキャヴァルリィ部隊に大まかな命令を出すことができます。
「○○へ攻撃」「防御」「○○へ転進」「後退」といった簡単なものになりますが、NPC部隊はお二人の命令で行動を行います(命令しなくても、各自で行動は行います)。
ただし、参加されているパートのNPCにしか命令は出せないのと、無理強いするような命令は拒否されますのでご注意ください。
●基本的な状況
『オルタナティブウォー~完結編~』の結果、ラディア王国・グランディレクタ共和国の間に休戦協定が結ばれ、戦争は休戦状態にあります。
また、ラディア王国の外交官“哀涙の聖母”ナティスと、グランディレクタ共和国軍の総帥エーデル・アバルトの非公式会談の中で、冥王軍に対抗する組織「対冥王同盟」の成立案が持ち上がりました。
それを受けて設立したのが、“アディス・カウンター”です。
“アディス・カウンター”は、女王エクセリア・ラディアの後ろ盾を元に、サフル大陸に巣食う冥王軍を討伐する目的で勢力を拡大しています。
その手法は、冥王軍が潜伏している疑惑のある村や町を浄化という名目で焼き滅ぼすなど、強硬路線を取っています。
そのため、サフル大陸の各町や村は、やむを得ず“アディス・カウンター”に従っています。
“アディス・カウンター”のやり方に異を唱えたのが、ドライ・ブリッツェンが設立し、レーヴェ・アバルトが指導者を務める“プリテンダー”です。
“プリテンダー”は“アディス・カウンター”が浄化した村や町の人々を保護したり、事前に避難させるなどして抵抗活動を続けており、交戦状態にあります。
ナティス共々シャイニング・キャニオンのヴァルナ要塞を浄化しようとした“アディス・カウンター”の目論見は、特異者の協力もあって阻止されましたが、その戦いの最中ナティスは重傷を負い、レーヴェはMIA扱いとなってしまいました。
そこに畳み掛けるように、“アディス・カウンター”は古代兵器プロメテウス砲の準備を進めていました。
プロメテウス砲は有効射程数千キロメートルと言われており、国都グローリア・ラディアから鍛冶都市ヴィッカーズを壊滅させることが可能という禁断の兵器です。
これを一発撃つことが可能ですが、一発で“プリテンダー”は壊滅してしまうでしょう。
これを撃たせないことが肝心ですが、ルトガー宰相によってセリアが軟禁されたこの機会に、セリアを救出する作戦が同時に行われることになります。
【1】プロメテウス砲への接舷を支援する 難易度:8(5)
国都グローリア・ラディアに落下した機動要塞ベーダシュトロルガルの残骸は、国都の北にある都市サートゥルヌスに運び込まれ、プロメテウス砲の復元が行われていました。
サートゥルヌスは緯度的にオデソスと同等の場所にあり、グローリア・ラディアを守る防衛都市として、「サートゥルヌス・ゲート」とも呼ばれています。
プロメテウス砲は自走することができ、サートゥルヌスの上空に浮いています。
その砲塔はオデソス、ひいてはヴィッカーズの方を向いており、一発撃つことでこの二都市が壊滅する危険性があります。
しかも、プロメテウス砲にはズルフィカールの中に残されている、特異者たちが救出したマルグリット・バルティカの聖女の力が込められており、発射が可能となっています。
発射してしまうと、マルグリット・バルティカの封印を解くことは出来なくなってしまいます。
彼女の聖女の力を取り戻し、封印を解くことができれば、“バルティカ帰りの”ディッカの証言が得られるかもしれません。
“アディス・カウンター”は“プリテンダー”の動きを察知しており、プロメテウス砲の周辺にエアロシップ艦隊を派遣しています。
バトルシップ級エアロシップ4隻を筆頭に、ヘビークルーザー級改、ライトクルーザー級改、デストロイヤー級改がおり、それぞれ僚機として戦闘機スカイライダーや戦闘攻撃機ネックブレイカーを展開させています。
バトルシップ級エアロシップには、拡散メガフォースキャノンのほか、“アディス・カウンター”が独自に開発した三連射が可能なトリプルフォースキャノンが搭載されています。
ヘビークルーザー級改やライトクルーザー級改には中口径三連装魔力砲と試製チムニーミサイル、デストロイヤー級改には基本武装に加えて対艦ミサイルやマジックトーピドーを装備しています。
また、ホーネット・アサルトに載せたハイサイフォス・ガンナーを複数配置しており、“プリテンダー”のエアロシップの艦橋を狙撃するようです。
“プリテンダー”も本拠地やオデソスを破壊させるわけではいかないので、最低限の防衛戦力を除いて、戦力をほぼ投入しています。
【2】に突入する特異者たちは、ラトーナのキャリアー級エアロシップに搭載されているとさせていただきます。
そのため、このパートでラトーナが無傷、もしくは損傷軽微状態でプロメテウス砲に接舷できると、【2】パートの難易度の変動がなくなります。
このパートには、NPCウルスラ(バトルシップ級)、ラトーナ(キャリアー級)、リリア(スクラマサクスガード+ホーネット・アサルト)が登場します。
【2】プロメテウス砲の発射を阻止する 難易度:8(6)
プロメテウス砲は全長数千mにも及ぶ、巨大な砲です。
中には“アディス・カウンター”のメタルキャヴァルリィが多数配置されており、防衛に当たっています。
中心部にはマルグリット・バルティカの聖女の力を宿したズルフィカールが配置されており、プロメテウス砲の発射準備に取り掛かっています。
そのため、今回ディッカはズルフィカールには搭乗しておらず、グランディレクタ共和国から提供された試作機フューリーに搭乗しています。
フューリーは2本のサブアームを持つ機体で、合計4本の腕で武装を操ることができます。
また、ローダーダッシュとホバー移動を搭載しており、様々な陸戦に対応したメタルキャヴァルリィとなっています。
その分、巨大化していて通常のメタルキャヴァルリィより一回り大きく、操作性の癖が強く、乗りこなせる者がいなかったようですが、ディッカはそれを見事に乗りこなしています。
ディッカはプロメテウス砲の内部にビームバズーカを装備した遠距離支援メタルキャヴァルリィ・コピスを配置しており、狙撃によって特異者たちを排除したり、足止めをしようとしたりしています。
加えて、ロケットランチャーとキャヴァルリィシールドを装備した、防御特化のシニストラが配置されており、特異者たちの行く手を阻みます。
こちらの指揮はメタルチャリオットを駆るレズリーが執っているようです。
また、カシムが指揮官機ハイサイフォス・スキッパーに乗っており、“アディス・カウンター”のハイサイフォス部隊(ハイサイフォス・ハイサイフォス・ガンナーの混成部隊)を率いています。
プロメテウス砲は巨大なため、内部を多少破壊したくらいでは停止させたり、威力を弱めることは難しいです。
中心部にあるズルフィカールを大破させる、あるいはズルフィカールの内部からマルグリットの聖女の力を回収することで、発射を止めることが可能です。
皆さんは基本的に砲口に接舷されますので、そこから内部へ向かっていただく形になります。
そのため、基本的な戦場は、プロメテウス砲の砲身の中になります。
プロメテウス砲の砲身の中はフラットではなく、突起物などが点在しています。
本パートはエアロシップもご参加いただけますが、閉鎖空間となるため、操船に制約がかかる場合がございます。
このパートには、NPCリチャード(トムキャット)、ルーニャ(スクラマサクスOC)、アケルナル(ブラックバード改)、レベッカ(ホーリースパイダー)が登場します。レベッカをズルフィカールの元に連れて行けば、彼女がマルグリットの聖女の力を回収することが可能です。
【3】セリアを脱出させる 難易度:6(4)
ウルスラより、セリアが国都グローリア・ラディアの王城の私室に軟禁されており、グリーフィアが脱出させる手はずを整えていることが知らされています。
抜け道を使用しますが、ルトガー宰相に知られている可能性があり、“アディス・カウンター”の兵士が配置されていることが予想されます。
そのため、セリアを護衛して、抜け道から国都の外まで無事に脱出させる必要があります。
抜け道は坑道と同じ大きさで、Lサイズ以下でなければ入ることは出来ません。
中は迷路になっており、罠こそありませんが、迷いやすくなっています。
ただ、ドライ・ブリッツェンが言っていましたが、“アディス・カウンター”の背後に冥王軍がいる場合、敵は“アディス・カウンター”の兵だけではないかもしれません。
心して臨んでください。
ただし、大きな音が出る重火器などを使用すると、敵の増援が来る場合がありますのでご注意ください。
このパートには、NPCスティア、スピア、グリーフィアが登場します。
■難易度について
各パートの難易度は、普通の戦闘や行動を行った場合“()”内の難易度になります。
ただし、強敵などと戦ったり、特殊な行動を取ろうとしたりした際には従来の難易度として判定されますのでご注意ください。
■戦功について
本シナリオでは活躍したPCに戦功として、
・活躍に応じた戦功称号
・次回シナリオでの特殊な役割
・コマンダーの上級アバター“ゼネラル”のチェンジ用のアイテム
・“センチュリオン”や“トランスヒューマン”、“サクセサー”といった上級アバターのチェンジ用のアイテム
・特殊装備、専用機、試作機(メタルキャヴァルリィ・バトルシップ級エアロシップ等)
などがプレゼントされ、戦功一覧ページでお名前を掲載させて頂く予定です。
内容的に戦うキャラクターがメインと見えるかも知れませんが、軍人でないとしても、活躍された場合は戦功の対象となります。
詳しくは、
コチラをご確認ください。
■アバター死亡/停止
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど特異者が死亡する、
あるいはアバターが機能停止に陥るケースがあります。
そうなった場合、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。
■亡命について
現在ラディア連合王国とグランディレクタ共和国は休戦中です。
エーデルも公言していませんが、ロメオのように秘密裏に協力させていますので、グランディレクタ共和国に亡命しているPCも、“プリテンダー”として参加できます。
ただし、“アディス・カウンター”はラディア連合王国軍ですが、指揮系統が異なるため、PCは参加したり亡命したりすることは出来ません。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
【2018年8月13日15:20 追記】
●招待について 【1】プロメテウス砲への接舷を支援する 【2】プロメテウス砲の発射を阻止する に追記を行わせていただきました。
【2018年8月20日18:20 変更】リアクション公開予定日が正しい日付になっていなかったため、
正しい日付である『2018年9月14日(金)』へ変更いたしました。
【2018年9月11日19:00 変更】リアクション公開予定日を『2018年9月20日(木)』へ変更いたしました。
ご参加頂いたお客様にはお待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。