三千界のアバター

シャイニング・キャニオン陥落!?

リアクション公開中!

シャイニング・キャニオン陥落!?
基本情報

マスター:三千界のアバター運営チーム
ワールド:テルス
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2018年07月30日公開!

シナリオガイド

巨大なキャヴァルリィがシャイニング・キャニオンを襲撃する!?

シナリオ名:シャイニング・キャニオン陥落!? / 担当マスター:三千界のアバター運営チーム


大地母神キュベレーによって創造されたという
相克(そうこく)の世界テルス

過酷な環境にある小惑星群「ワラセア」に興ったグランディレクタ共和国が、
魔力豊かな惑星「スフィア」を支配するラディア連合王国へ侵攻した戦争は休戦を迎えました。

しかし、今度はラディア連合王国内に、

強引とも取れる手法で冥王の芽を潰そうとする強硬派の対冥王軍組織“アディス・カウンター”
そのやり方に異を唱え、抵抗する“プリテンダー”という

2つの勢力が誕生し、対立を深めていました。

■□■


 ――シャイニング・キャニオン、ヴァルナ要塞

『……以上が、貴殿が“プリテンダー”に加担している動かぬ証拠である。何か申し開きはあるか、ナティス外交官?』
「ありません」

 通信宝珠越しにルトガー宰相の糾弾する声が聞こえてきます。
 シャイニング・キャニオンにあるヴァルナ要塞の主、“悲涙の聖母”ナティスは無表情で応えました。
 ルトガー宰相の背後には、今にも泣き出しそうな表情の、セリアこと女王エクセリア・ラディアの姿がわずかに映っています。
 “アディス・カウンター”の浄化という名の殲滅を受けそうになったオアシス・ドゥニアの住民を救うため、ナティスが裏で派遣したエアロシップの出どころが、“アディス・カウンター”に割れてしまったのです。

「しかし、グランディレクタ共和国との折衝のためにオデソスとシャイニング・キャニオンを与えておけば、“アディス・カウンター”の目が届かないことを良い事に、“プリテンダー”に参加するとは国家反逆罪ぞ! “アディス・カウンター”が貴殿を粛清する!!」
「……待って下さい。ナティスにも理由があるはずです。グローリア・ラディアに来させて、申し開きをさせれば……」
「エクセリア様、それは出来ませぬ。ナティス外交官が“プリテンダー”に関与していると分かった以上、みすみす冥王軍の芽を国都に招くようなもの。ウアウ・エーデルの二の舞は何としても避けねばなりませぬ。しかも外交官が“プリテンダー”に参加しているとなれば、連合王国や共和国に面目が立ちませぬ。国内外に“アディス・カウンター”の志と目的を示すためにも、ナティス外交官は粛清いたします」

 セリアは意を決して玉座から立ち上がり、ルトガー宰相に情状酌量を進言しますが、ルトガー宰相は首を縦に振りません。

「……いいんです、エクセリア様」

 ナティスは安心するような笑みをセリアに向けました。
 “プリテンダー”との関係がルトガー宰相に露呈してしまったのは彼女の落ち度であり、自分を庇うことで“アディス・カウンター”がセリアに付け入る隙を与えてはいけないと考えていました。

「……黙れハゲ!」
「な!?」

 そして突然浴びせられた罵声に、ルトガー宰相は言葉を失いました。
 セリアも目を見開いて驚いています。
 ナティスは、元々はセリアの母親であるガートルード・ラディアのプリンセスガードだったと言います。
 ガートルードは若い頃は相当やんちゃをしており、それに付き合っていたところを見ると、今のナティスが地のようです。

「私は私の信条とラディア連合王国の未来を考えて、自分の意志で“プリテンダー”に参加してんの!! ハゲにとやかく言われる筋合いは無いんだよ!!」
「ぬ! ぬ! 言うに事欠いて、宰相に対して何たる暴言!! ナティス外交官、やはり貴殿は冥王に魂まで売り払ったようだな!!」
どっちが冥王に魂売ってるんだよ!! 私は現時点を持って正式に“プリテンダー”に協力する!! 粛清できるもんならやってみな!!」
「!?」

 ナティスの捨て台詞を聞いたセリアは息を呑みますが、ナティスは一方的に通信を切ってしまいました。

「ナティスめ……許さん、許さんぞ!! 冥王には冥王の力で対抗する!! 研究途中ではあるが、あれを使ってシャイニング・キャニオンごと潰してくれるわ!!」

 ルトガー宰相は憤怒の表情を浮かべると、“アディス・カウンター”のトランスヒューマン、レズリーに出撃命令を出したのでした。

「……ついでに、そろそろ泳がしておいた“城塞獅子”も始末する時が来たようだな」

■□■


「あー、スッキリした。最期に言いたい事を言えてよかったわ。エクセリア様に少しでも伝わればいいんだけれど……」

 一方的に通信宝珠を切った後、ナティスはしたり顔で大きく伸びをしました。
 彼女自身ルトガー宰相や“アディス・カウンター”のリーダー、“バルティカ帰りの”ディッカを信用していません。
 しかし、確たる証拠がない以上、立場上それを言及することは出来ませんでしたが、“プリテンダー”との関係を知られてしまった以上、大手を振って“プリテンダー”に参加するつもりでした。
 ですが、ルトガー宰相は“アディス・カウンター”の宣伝と見せしめを兼ねてナティスを粛清することは間違いないでしょう。

「アケルナル、あなたはヴィッカーズに戻りなさい。“プリテンダー”の本部には、あのハゲもそうそう手は出せないはずよ。リリア、スティア、スピア、ルーニャ、アケルナルをお願いね」

 ナティスは養女アケルナルに優しく言いました。
 彼女は捕虜となっていたグランディレクタ共和国のトランスヒューマン、アルファ・エーデルです。
 特異者たちの度重なる説得もあってようやく心を開き、休戦後養子として迎え、アケルナルの名前を付けました。
 彼女はつい先日まで鍛冶都市ヴィッカーズにおり、ワールドホライゾンの新しく特異者になった者たちに訓練を施していました。
 そして、セリアが自分に付けてくれた配下であるプリンセスガードの面々に、アケルナルを託しました。

「……嫌よ、マムが残るなら、私も残るわ」
「私たちもアケルナルと同じ気持ちです」

 アケルナルと、プリンセスガードを代表してリリアが言いました。

「あなたたちは……まぁ、足掻くだけ足掻いてみましょうか。ワールドホライゾンのトクイシャやレーヴェさんの援軍が来てくれるかもしれないものね。でも、発掘作業を行っている者たちは退かせて、これは命令よ」

 ナティスはため息をついた後、微苦笑しながらそう告げました。
 シャイニング・キャニオンには冥王大戦時代の遺跡が数多く残されており、キャヴァルリィや兵器の発掘が日々行われています。
 ナティスはそこに携わる者まで巻き込む気は無いのです。

 ――ドン!

 その時、足元を揺るがす地鳴りが彼女たちを襲いました。

「……あれを見てくださいまし!!」
「……あれ……キャヴァルリィなの……?」

 スピアが窓の外を指さすと、悪人面のスティアが呆然と呟きました。
 そこには普通のメタルキャヴァルリィならすっぽりと埋まってしまうシャイニング・キャニオンの渓谷に立つ、巨大なキャヴァルリィの姿があったのです。

『ナティス、ルトガー宰相の命で、あんたを粛清するよ! このスピリット・キャヴァルリィでね』
「あのハゲ、本気で私を粛清して、シャイニング・キャニオンを埋めるつもりなのね!!」

 巨大なキャヴァルリィ――スピリット・キャヴァルリィ――からレズリーの声が響いてきました。

「!? この波動は……マム、オークが来ているわ!」

 そして、スピリット・キャヴァルリィに引き寄せられるかのように、冥王の配下であるオークの軍団が現われたのです。

『すまない。ドゥニアの住民を保護していた分、出遅れた。“バルティカ帰り”の方が先にそちらに到着するだろう。進軍の速さならワールドホライゾンのトクイシャの方が上だ。何とか俺たちが駆け付けるまで陽動を掛けてもらえないだろうか?』

 レーヴェたち“プリテンダー”の主力部隊の到着は、ディッカたち“アディス・カウンター”の主力部隊より到着が遅れる連絡が入りました。

 シャイニング・キャニオンは今まさに陥落の危機を迎えようとしていました。
担当マスターより

▼担当マスター:三千界のアバター運営チーム

マスターコメント

テルス第二部のトリガーシナリオ
『シャイニング・キャニオン陥落!?』をお届けします。

本シナリオはグランドシナリオ『オルタナティブウォー~完結編~』の後の話となります。
最低限の情報は本ガイドに書かれておりますが、上記シナリオやトリガークエスト『オルタナティブウォー』をご覧頂ければ幸いです。

●基本的な状況
『オルタナティブウォー~完結編~』の結果、ラディア王国・グランディレクタ共和国の間に休戦協定が結ばれ、戦争は休戦状態にあります。
また、ラディア王国の外交官“哀涙の聖母”ナティスと、グランディレクタ共和国軍の総帥エーデル・アバルトの非公式会談の中で、冥王軍に対抗する組織「対冥王同盟」の成立案が持ち上がりました。
それを受けて設立したのが、“アディス・カウンター”です。
“アディス・カウンター”は、女王エクセリア・ラディアの後ろ盾を元に、サフル大陸に巣食う冥王軍を討伐する目的で勢力を拡大しています。
その手法は、冥王軍が潜伏している疑惑のある村や町を浄化という名目で焼き滅ぼすなど、強硬路線を取っています。
そのため、サフル大陸の各町や村は、やむを得ず“アディス・カウンター”に従っています。

“アディス・カウンター”のやり方に異を唱えたのが、ドライ・ブリッツェンが設立し、レーヴェ・アバルトが指導者を務める“プリテンダー”です。
“プリテンダー”は“アディス・カウンター”が浄化した村や町の人々を保護したり、事前に避難させるなどして抵抗活動を続けており、交戦状態にあります。

ナティスも秘密裏に協力していましたが、“プリテンダー”に協力していることがルトガー宰相に露呈し、“アディス・カウンター”の粛清の対象となってしまいました。
ルトガー宰相は通常のメタルキャヴァルリィの数倍の大きさのスピリット・キャヴァルリィを出撃させ、シャイニング・キャニオンごとヴァルナ要塞を破壊するつもりです。
ナティスはワールドホライゾンの特異者に協力を要請し、籠城しています。

本シナリオでシャイニング・キャニオンが陥落した場合、冥王大戦時代の遺跡の半分近くが失われてしまいます。
また、ナティスはワールドホライゾンの特異者のよき理解者ですが、テルスにおける特異者の理解者の一人を失うことにもなります。

【1】スピリット・キャヴァルリィと戦う 難易度:9(6)

スピリット・キャヴァルリィと呼ばれる、通常のメタルキャヴァルリィの数倍の大きさの巨大なキャヴァルリィが、シャイニング・キャニオンで暴れています。
ルトガー宰相は、『マシン・アバターの脅威』で回収した冥王の遺した指輪を研究しており、このスピリット・キャヴァルリィはその成果だと言われています。
詳しい事は分かっていませんが、カテゴリティ的には「キャヴァルリィ」に類するもののようです。

ヴァルナ要塞は冥王大戦時代からある要塞で堅牢であり、ちょっとやそっとの攻撃では破壊されませんが、その下には無数の遺跡や発掘用の坑道が掘られており、過度の攻撃によって沈下が起こり、崩壊してしまう危険性があります。

ヴァルナ要塞には対空高射砲が備えられており、ナティスはこれで迎撃しています。
また、アケルナルは愛機のブラックバードで出撃して立ち向かっていますが、スピリット・キャヴァルリィは巨体相応の装甲を持っており、びくともしません。

スピリット・キャヴァルリィは拡散メガフォースキャノンや連装フォースキャノン、フィンガービームショットガンにマルチプルミサイルポッドなど、全身が武器のようになっています。
その上、フォースキャノン程度であれば防いでしまうサイコバリアを搭載しており、一騎当千のキャヴァルリィです。
また、飛行能力を有しているようです。
加えて、マシン・アバターの時のように無数の触手を伸ばすことができ、捕らえた敵のデータを読み取って、自分の力にしてしまうようです。また、触手に囚われている間は、スピリット・キャヴァルリィの支配下に置かれ、操られてしまうかもしれません。

メタルキャヴァルリィだけではなく、エアロシップも投入しての総力戦で臨む必要があります。
PCたちは事前にトーチカなどを設置できるほか、ヴァルナ要塞に備えられている対空高射砲を使用することもできます。

このパートには、NPCナティス、アケルナル、レズリーが登場します。
このパートでスピリット・キャヴァルリィを撃退しない限り、【2】パートでオークが押し寄せ続けることになります。

【2】坑道でオークを迎え撃つ 難易度:6(4)

冥王の指輪に引き寄せられるように、ヴァルナ要塞の下にある遺跡にオークの大軍が押し寄せています。
一匹一匹はそう強くありませんが、テルスのオークは他の世界のオークより一回り大きく、強靭なのが特徴です。
また、人語を介し、剣や斧といった近接武器に加え、銃器なども使用します。
中にはコマンダーの魔法を使用する魔法使い的なオークや、センチュリオンのようにオークを指揮する指揮官的なオークもおり、闇雲に押し寄せてきてはいますが、組織立って行動していることが伺えます。

オークは数が多いため、押し切られてしまうとヴァルナ要塞を制圧されてしまう可能性があります。

プリンセスガードのスティアとスピアは、坑道でオークを迎え撃ち、ヴァルナ要塞まで行かせないようにするつもりです。

このパートは坑道での行動がメインとなるため、サイズL以下でなければまともに動けなくなります。
また、坑道は多少の攻撃では崩落しませんが、強力な火器やスキルによる攻撃で崩落する可能性がありますのでご注意ください。

このパートには、NPCスティア、スピアが登場します。

【3】陽動を仕掛ける 難易度:7(5)

オアシス・ドゥニアをいち早く発った“バルティカ帰りの”ディッカ率いる“アディス・カウンター”の主力部隊が、シャイニング・キャニオンに向かっています。
レーヴェたちはディッカたちより遅れて出立しており、追いつくには時間がかかるようです。
ディッカの駆るグラディウス2号機・ズルフィカールとスピリット・キャヴァルリィが合流すると、手が付けられなくなることが予想されるため、“アディス・カウンター”の主力部隊に陽動を仕掛けて足止めを行い、合流を遅らせてください。

ディッカたちはメタルキャヴァルリィに乗り、メタルキャヴァルリィの背丈ほどの木々が生い茂る森の中を徒歩で移動しています。
“アディス・カウンター”の主力部隊は、ズルフィカールの他、ハイサイフォスとハイサイフォス・ガンナー、カッツバルゲルが目撃されています。

プリンセスガードのリリアはスクラマサクスガードに乗り、ルーニャはアーマードユニコーンを駆って、陽動を仕掛けるつもりです。

ズルフィカールは重装甲の上にサイコバリアを搭載しています。
また、ドゥニアで戦った特異者の中には、少女の幻影を見たり、声を聞いたりして攻撃の手が緩んだ者がおり、未知の兵装を搭載している可能性もありますので注意が必要です。

このパートには、NPCリリア、ルーニャ、ディッカが登場します。

■難易度について
各パートの難易度は、「RWO」や「オルタナティブ・ウォー」の第2部から参加された、
初めてオルタナティブ・ウォーに参加される方につきましては、
“()”内の難易度になります。
ただし、こちら普通の戦闘や行動を行った場合の難易度となり、
強敵などと戦ったり、特殊な行動を取ろうとしたりした際には従来の難易度として判定されますのでご注意ください。

■戦功について
本シナリオでは活躍したPCに戦功として、

・活躍に応じた戦功称号
・次回シナリオでの特殊な役割
・“センチュリオン”や“トランスヒューマン”、“サクセサー”といった上級アバターのチェンジ用のアイテム
・新装備、専用機、試作機(メタルキャヴァルリィ・バトルシップ級エアロシップ等)


などがプレゼントされ、戦功一覧ページでお名前を掲載させて頂く予定です。
内容的に戦うキャラクターがメインと見えるかも知れませんが、軍人でないとしても、活躍された場合は戦功の対象となります。

詳しくは、コチラをご確認ください。

■アバター死亡/停止
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど特異者が死亡する、
あるいはアバターが機能停止に陥るケースがあります。
そうなった場合、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。

■亡命について
現在ラディア連合王国とグランディレクタ共和国は休戦中です。
エーデルも公言していませんが、ロメオのように秘密裏に協力させていますので、グランディレクタ共和国に亡命しているPCも、“プリテンダー”として参加できます。
ただし、“アディス・カウンター”はラディア連合王国軍ですが、指揮系統が異なるため、PCは参加したり亡命したりすることは出来ません。

それでは、皆様のご参加をお待ちしております。


【2018年7月2日12:00 追記】 【1】パートに追記を行いました。

【1】スピリット・キャヴァルリィと戦う

9

【2】坑道でオークを迎え撃つ

6

【3】陽動を仕掛ける

7