三千界のアバター

≪GOE≫蒼穹の彼方・後編

リアクション公開中!

≪GOE≫蒼穹の彼方・後編
基本情報

マスター:三千界のアバター運営チーム
ワールド:ガイア
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:不可

スケジュール

2018年02月21日公開!

シナリオガイド

それぞれの思惑。皇国の未来。

シナリオ名:≪GOE≫蒼穹の彼方・後編 / 担当マスター:三千界のアバター運営チーム


 瑞穂皇国には首都が二つある、と言われています。
 一つは東都。こちらは皇国の中心であり、帝も将軍もいることから諸外国から首都と思われています。
 一方、西都の人々は、帝はちょっとお出かけしているだけで、この国の中心は今もここである、と考えていました。
 そんな西都から、一人の男が仲間と共に東都にやってきました。
 異人のアルカイル・イルです。
 アルカイルには、四か月前に死んだ阿由知(あゆち)の県令・御母衣 金嗣(みほろ・かねつぐ)殺害の容疑がかかっていました。――いえ、正確に言うなら、金嗣の息子・御母衣 武則(みほろ・たけのり)がそう思い込んでおり、アルカイルを捕えようとギアーズギルドに依頼をしていたのです。
 これからどうする、という仲間の問いに、そうだなあ、とアルカイルは呟き、にやりとしました。
「どうせ悪党だと思われているなら、パーっとやってみるのも面白いんじゃねえか?」
 てっきり濡れ衣を晴らすつもりだろうと思っていた仲間は、呆気に取られました。
「俺が、そんな殊勝な性格だと思うか?」
 そういえばそうだった、と仲間は嘆息します。アルカイル・イルは仲間思いである一方、悪党なのです。
 それでどうする、と仲間は尋ねました。
 アルカイルは犬歯を見せて笑います。
「そうさな……どうせなら、でかいことをやってやろうじゃないか。いっそ、維新の塔をぶっ壊すってのはどうだ? かなりの注目を浴びるだろう?」
 維新の塔はつい先日、大蔵大臣の福山 有吉(ふくやま・ありよし)が襲われたことで、立ち入り禁止になっていました。二日後には再び見学可能となる予定ですが、入場に当たっては、身体検査が行われるという話です。
 それだけ、政府にとっても維新の塔は大事なのでしょう。
 アルカイルの悪名と共に、異人への差別が酷くなる可能性が大いにありますが、彼が言うように注目を浴びるのは間違いないでしょう。
 その結果、どうなるか――。
「吉と出るか凶と出るか。どっちにせよ、言いたいことを言おうじゃねえか?」
 アルカイルらしい、と仲間たちはまた嘆息しました。

*   *   *


 その頃、征異大将軍・御母衣 友嗣(みほろ・ともつぐ)と部下の御堂 朝陽(みどう・あさひ)は異人排斥派と、それに反対する異人の団体について話し合っていました。
「――つまり、煽っているとまではいかずとも、誰かが支援している、ということか」
「団体はそれぞれ複数ありますが、おそらく、共に一人ずつ――排斥派には少女、異人たちには男――これは金嗣様のところにいた神崎らしいとの話もあります――が出入りしています。どちらも使いでしょうから、裏に何者かがいると考えて間違いないでしょう」
「同一だと思うか?」
「そう判断する材料がありません」
「そうだな……」
「一つ困ったことに、金嗣様の死に異人が関わっているとの噂が流れています」
「馬鹿な。どこからそんな噂が?」
「それが分かれば噂とは言いません。しかしそのことにより、異人への差別はいっそう強まるでしょうし、そのことへの反発も大きくなるでしょう」
「このまま手をこまねいていても、事態は悪くなるばかりだな。いっそ、計画を前倒しにするか」
 異人たちを郊外の隔離地区に収容するという計画です。
「下手をすれば、内乱を招くことになりませんか?」
「遅かれ早かれ、やるつもりだった。うまくいけば、反抗する敵対勢力を炙り出し、一掃できる。裏にいる奴も動きが活発になるだろう」
「うまくいかなければ?」
「計画通り、異人を隔離するだけだ」
「――承知しました」
 その日のうちに、計画承認の印がつかれました。

*   *   *


 時を同じくして、裏社会にある依頼が流れていました。
 それは、皇 蒼(すめらぎ・あお)を攫う、というものでした。
 依頼人の少女は笑います。
「五体満足である必要はないわ……。何なら、手や足の一本や二本、いえ全てへし折っても問題ないわ。どうせ、ちょっとやそっとじゃ死なないんだから」
 大金がかかった依頼に、裏社会の人々は次々に喰いついたのでした……。
担当マスターより

▼担当マスター:三千界のアバター運営チーム

マスターコメント

瑞穂皇国を担当します泉 楽です。
皇国は連合などと少し毛色の違う国です。いくつか注意点がありますので、目を通された上で参加されることをお勧めします。
また、第一部や前編に参加されていない方でも参加は可能です。お待ちしています。

同日に公開されている「≪GOE≫楽園から響く悲愴曲・後編」に予約・抽選参加している場合
こちらのシナリオは参加できませんのでご注意下さい。
ただし追加参加になった場合はその限りではありません。


以下、注意事項となります。


★報酬について

※参加報酬のアイテム「G.G依頼発注証明書」につきましては引き続き、
アクションを投稿した方1アカウントにつき1つ配布となっておりますのでご注意下さい。


★アクションについて
シナリオに参加した後、自分の行動に合わせて「アクションパート」のいずれかを選択してください。
自分の行動したい物がない場合でも、活動場所が近い物を選択してください。

アクションパートはクエストと同様の難易度が設定されていますが、
シナリオではアクションによって難易度の差を埋める、
あるいは戦闘能力に左右されない行動をとることも可能です。

具体的なアクションの書き方が分からない方は、プレイガイドをご覧ください。


★アバター死亡/停止
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど特異者が死亡する、
あるいはアバターが機能停止に陥るケースがあります。
そうなった場合、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。

★ライセンス停止/剥奪
ウィザードとして依頼を受けたにも関わらず、依頼内容に反する行動をとった場合、
ライセンス称号が使用停止となることがあります。
また、犯罪結社に与する、ギルドに敵対的な行動を取り、かつライセンスを所持している場合も同様です。
こちらは最悪剥奪となることもあります。
ライセンス停止/剥奪を受けると、ランクアップができなくなりますのでご注意下さい。


■アクションパートについて
・安易な敵対行為は、お尋ね者となるリスクがありますので、気を付けてください。
・MCとLCで別々の場所に行くことは出来ません。ダブルアクションになります。
・いずれのパートも表記上の難易度は低いですが、アクション次第では大きく上がります。

【1】維新の塔関連で動く 難易度:5
アルカイル一味が塔を狙っていることはPL情報となります。仲間以外は知りません(誘われて仲間になった場合は、可とします)。塔の警備は以前より厳重で、身分証の提示が求められます。星導士以外の異人は、外国人であっても断られるかもしれません。
アルカイル一派の皆さんは、いかにして襲うかをアクションにしてください。何もない場合、アルカイルは正面から突入する可能性が大きいです。

前編の福山有吉が襲われた事件についても、こちらのパートになります。生き残った襲撃犯は現在、意識不明で入院中です。

こちらのパートは、星導士以外でも動けます。

【2】異人排斥派と反政府団体の対立を煽る者を探る 難易度:4
前回の朝陽の依頼の続きです(継続中)。
ただし今回は、将軍が更に異人への排斥を強める政策を発表し、いわば「異人狩り」のようなものが行われています。こちらも星導士以外の異人は、捕まる可能性が高いので注意してください。
朝陽の依頼は、星導士以外の人は受けることが出来ません。MCかLCのどちらかが星導士であれば、可能ですので称号につけるよう、お願いします。
依頼抜きでもこのパート自体は可能ですが、相手の対応に違いが出てくるかもしれません。


【3】皇 蒼を守る 難易度:5
蒼を守るパートです。
裏社会で「青を狙う」依頼が流れており、PCの皆さんは噂レベルですが知ることが出来ます。
依頼を取り仕切っているのは、第一部と同じくヤクザです。依頼人の少女会うためには、依頼を果たすか、果たしたと思わせる必要があります。
こちらのパートは星導士以外でも行うことが出来ます。


なお、九十九たちは、特異者の存在を知りません。くれぐれも、会話には気を付けてください。


■補足:皇国の特徴

○連合などとは違い、主に漢字表記をします。
ウィザード→星導士
バウンティハンター→賞金稼ぎ
セージ→星者(汽人はそのままです)
アーティフィサー→星導技師
ストレンジャー→異人
異人の名前は主にカタカナ表記ですが、漢字を使わないわけではありません。

○政権交代から二十年になります。イメージとしては、現実の日本での明治~大正初期が混在しています。
戊辰戦争に当たる大きな争いもなく(各地で小競り合いはありましたが)、政権移譲は無事に行われました。
そのため、征異大将軍は将軍として、軍・警察のトップを司っています。現在の将軍は世襲で若いですが、かつての武士たちから圧倒的な支持を受けています。
元大名たちが県令などになる中、将軍であるため御母衣友嗣は家族と共に東都に在住しています。

○帝は東都に住んでいますが、皇子たちは西都にいます。

○皇国の文化
・東都と西都を結ぶ、長距離列車があります(大体、現実での東海道です)
・蒸気・星導自動車はありますが、まだ庶民には普及していません。
・人力車はあります。
・ラジオはありますが高価です。九十九が持っていたのは中古品です。
・電話はありますが各家庭に普及しているわけではありません。これも金持ちの持ち物です。携帯電話は基本ありません。
・刀は軍人と星導士以外、許可されていません。

○異人の扱い
古来よりこの国では妖(あやかし)をはじめとする異人と人間がうまく共存してきました。
しかし、政権交代と開国以来、外国の文化が入ってきたことにより、欧州とは逆に差別が増えてきています。
治安を守る警察(つまり将軍)は、異人の力を危惧し、都市部から遠ざけようとしています。また、第一部と第二部前編の影響で、異人を郊外に隔離する政策が進められようとしています。身分証明書(星導士等)がなければ、捕まる可能性が大きいです。ご注意ください。
なお、西都はかなり異人が住みやすい土地です。県令が替わった阿由知では、排斥が強化されつつあります。


○NPC
・皇 蒼(すめらぎ・あお):汽人。外見年齢は十五歳。現在、Ⅾ級の星導士。
・色 九十九(しき・つくも):四十一歳。B-2ライセンスの星導士で賞金稼ぎ。倉浜に個人事務所を構えるが、あまり流行っていない。
・御母衣 武則(みほろ・たけのり):阿由知の前県令・御母衣金嗣の息子。軍人。アルカイル・イルを探している。
・神崎(かんざき):御母衣金嗣の元執事。金嗣を殺した人間(実は特異者)を探している。
・謎の少女:十六歳ぐらいの美しい少女。伽耶に似ている。正体不明。蒼を連れてくるように裏社会に依頼した。
・アルカイル・イル:狼の獣人(異人)。雇われて、蒼と伽耶を狙った。現在は東都にいる模様。ただし知る者は少ない。

以下、出番があるか分からないNPC
・御母衣 友嗣(みほろ・ともつぐ):現将軍。二十六歳。異人を郊外に隔離する計画を立てた。
・御堂 朝陽(みどう・あさひ):二十六歳。将軍の副官。
・福山 有吉(ふくやま・ありよし):大蔵大臣。異人への差別を反対している。維新の塔で狙われたが、本人は怪我もない。
・南門 纏(なんもん・まとい):二十代。九十九御用達の星導技師。女性。



なお、神崎、謎の少女、御堂朝陽、福山有吉、アルカイル・イルに会うためには、何らかの理由と手段が必要です。認められない場合は、他のNPCが代わります。
その他のNPCについては泉のマスターページをご参照ください。

それではご参加をお待ちしております。

維新の塔関連で動く

5

異人排斥派と反政府団体の対立を煽る者を探る

4

皇 蒼を守る

5