ガイア第二部トリガーシナリオ、第二弾です!
ガイアでは引き続き世界の各都市を舞台に、それぞれ異なるストーリーが展開されます。
同日に公開されている「≪GOE2≫烈火の戦士と聖華の騎士・前編」に予約・抽選参加している場合
こちらのシナリオは参加できませんのでご注意下さい。
ただし追加参加になった場合はその限りではありません。
ガイアトリガーシナリオ、コロンビア合衆国の第二部は、引き続き陽下 捻が担当いたします。
第一部、『土埃と共に』から繋がったシナリオではありますが、今回が初めてでも問題なく参加できますので、ご安心ください。
今回も相手は大企業ですが、前回と違うのはこちら側から仕掛けるという点です。
明らかな罠に対し、あえて掛かるふりをして油断させ、逆襲する。トレントとノーマのプランは概ねこうです。
ですが、果たして上手く行くでしょうか。
以下、注意事項となります。
★報酬について
シナリオに参加すると、
EXP:3600
G:1800
社会性:1
を獲得できます。
※LCを参加させている場合、LCも同じ報酬を受け取ることができます。
※社会性は獲得できませんが、
フェローを参加させるとMC・LCの報酬社会性が+1されます。
(フェローを何名参加させても+1となります)
アイテム「G.G依頼発注証明書」につきましてはアクション締切後、1アカウントにつき1つ配布させて頂きます。
入手数が変更となっておりますのでご注意下さい。
★アクションについて
シナリオに参加した後、自分の行動に合わせて
「アクションパート」のいずれかを選択してください。
自分の行動したい物がない場合でも、活動場所が近い物を選択してください。
アクションパートはクエストと同様の難易度が設定されていますが、
シナリオではアクションによって難易度の差を埋める、
あるいは戦闘能力に左右されない行動をとることも可能です。
具体的なアクションの書き方が分からない方は、
プレイガイドをご覧ください。
★アバター死亡/停止
本シナリオでは、
難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど特異者が死亡する、
あるいはアバターが機能停止に陥るケースがあります。
そうなった場合、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。
●基本的な状況
ノーマの正体を知っている様子の
ケイ・フリーマン率いるピンカートン・オフィスの護衛を受け、ノーマを狙っている様子のアレクサンダー社コロンビア法人の
グラハム・マカドゥーを打倒するというのが本シナリオの目的です。
トレントとノーマはグラハムの招待を受け、あえて敵の口の中へ飛び込み、そこで敵を捕らえようとしています。
ですが当然、アレクサンダー社側にはノーマを捕らえるための備えが用意されています。
それらからノーマを守りつつ、グラハムを捕まえねばなりません。
アレクサンダー社側の備えですが、バリーが自身の擁するスパイに情報を探らせたため、概ね判明しています。
グラハムはアレクサンダー社の実験施設で『最新重機』のデモンストレーションを行い、その中でノーマを捕らえようとしているようです。そして『最新重機』とは、ピキャックス・オリジンで開発されていた
『スチーム・ドワーフ』の改良機、
『スチーム・ドワーフMk-II』です。これは第一部の黒幕、
ケネス・フィッツシモンズを通してアレクサンダー社に流れたと見られます。
また、グラハムは他の手段としてアレクサンダー社の暗部組織を動かそうともしているようです。
暗部組織はかつてアレクサンダー社を襲撃しようとして失敗した異人の強盗団で、現在は警察に突き出さない代わりに暗部組織として汚い仕事をさせられています。
リーダーは
オーハンゼー・ジマーという熊系の先住民です。また、メンバーも全て異人で構成されています。
バリーのスパイは暗部組織の構成こそ調べられたものの、どう動くかまでは探り切れませんでした。ですが、ノーマの捕獲に動くことはまず間違いないため、潰しておくべきというのがバリーの見解です。
ピンカートンについては、ノーマはケイたちを信用しているようですが、トレントは信用していません。
そのため、護衛の配置はトレントの指示でかなり遠巻きなものとなっています。今回の場合だと、トレントとグラハムの対談時はアレクサンダー社の周囲を固めさせておき、外部からの脅威に備えさせるつもりです。
■アクションパート
【1】トレントとノーマの護衛としてアレクサンダー社へ同行する 難易度:7
護衛、側近として二人の傍に侍り、危機に備えるパートです。
備えると言っても、確実にグラハムとアレクサンダー社は動くため、それらへの対処となります。
こちらは「ノーマを守るために敵の黒幕を叩く」という目的ではありますが、アレクサンダー社コロンビア法人は暗部組織を利用した違法な会社経営を行っていることがバリーによって暴かれており、これを主導するグラハムを警察に突き出すという大義名分があります。そのため、目的は私事であってもあくまで合法的な行動となっております。
グラハムはトレントとの対談は簡単に済ませ、実験施設でトレントとノーマに『スチーム・ドワーフMk-II』のデモンストレーションを見せるつもりでいます。その席で、スチーム・ドワーフMk-IIが暴走した、もしくはコントロールを奪われたという体でノーマを襲わせる、というのがグラハムのプランです。
そのため、襲い掛かるスチーム・ドワーフMk-IIを撃破し、グラハムを捕らえるというのがこのパートの目的となります。
敵戦力はスチーム・ドワーフMk-IIが
二機と、アレクサンダー社の警備員、そしてグラハム自身というケースが考えられるでしょう。
スチーム・ドワーフMk-IIは、切断、破砕、掘削、発破の役割を果たす四本の腕を持ち、表向きは重機とされていますが、ほとんど改造戦車のようなものです。発破の腕は爆弾を投射することができるため、遠距離への攻撃も可能となっております。足元もキャタピラつきの六本足で巨体を支えており、安定性は抜群です。
また、操縦するにはかなりの訓練が必要で操作性にも難があった初代に比べ、大幅に操縦しやすくなっているのが大きな特徴です。
グラハムは銃を持っている程度で大した力はありませんが、アレクサンダー社の警備員はいずれも凄腕とされているため、軽くあしらおうとすれば痛い目を見るでしょう。きちんと対処しなければなりません。
持っている武器に統一性はなく、全員が遠距離戦から近距離戦までそつなくこなします。
このパートにはトレントとノーマが参戦します。
トレントはノーマを守るように動きますが、ノーマは攻撃的に動き回ります。
【2】アレクサンダー社の周囲を警備する 難易度:4
ケイやピンカートン・オフィスの探偵たちと協力し、アレクサンダー社周囲の警備をするパートです。
アレクサンダー社はその会社規模から様々なならず者や企業スパイの脅威に晒され続けています。そのため、自衛の戦力として多数のライセンス持ちの警備員を雇っているのですが、それでも侵入を完璧に防ぐのは難しいようです。
今回は社内でトレントとグラハムの対談が行われています。その場に外部からの侵入を許せば、何が起こるかわかりません。ただのならず者や企業スパイなら恐れるに足りませんが、それらに見せかけたノーマを狙うグラハムの手先ということは十分にあり得ます。
このパートをおろそかにした場合、【1】における敵の数が増える可能性があり、危険です。
怪しい人物や危険な人物は捕らえ、話を聞くといいでしょう。ただ、それらの人物がどんな戦力を持つかまでは全くわかりません。
また、トレントはピンカートン・オフィスを信用していません。彼らがノーマを狙うという展開もあり得ると考えているため、特異者にはピンカートンの監視も兼ねてもらおうと考えています。
ただ、ケイやピンカートンは気配を消して物陰からアレクサンダー社を狙うならず者などを捕らえるスタイルを取るため、彼女らに用がある場合は準備が必要となります。
このパートにはケイと複数のピンカートン・オフィスの探偵が参戦します。
【3】アレクサンダー社の暗部組織を潰す 難易度:6
バリーが突き止めた暗部組織のアジトに乗り込み、これを潰滅するパートです。
このパートはトレントとノーマがアレクサンダー社に乗り込む前に行動し、対処しておくという形になります。
失敗した場合、暗部組織は【1】と【2】に影響を及ぼす可能性があります。
暗部組織のアジトはヨークシティのスラム街にあり、メンバーは20人前後と見られます。
リーダーの
オーハンゼー・ジマーは熊系の異人で、屈強な体力の持ち主です。巨体の割に素早く動くことができる上、直感力にも優れているため簡単には打倒できないでしょう。
戦闘方法は基本的に近接戦闘を好み、常に一撃必殺を狙います。また、自身のタフさを活かした肉を切らせて骨を断つ戦法を取ってくる場合もあるため、討ち取ったと思っても油断は禁物です。
メンバーも全て異人で、元はオーハンゼーを長とする先住民の一部族でした。いずれも手練れで、アレクサンダー社の警備員と同程度の力を持っていますが、装備の面で多少劣ります。
オーハンゼーはグラハムから今回の件について詳細を聞いている可能性があります。上手く行けば話を聞けるかも知れませんが、脅されて暗部組織として活動しているという経緯があるため、ただ話を聞こうと思っても簡単には口を割らないでしょう。
このパートにはなんとなくバリーが参戦します。
戦力にはなりませんが、使い道はあるかも知れません。
●登場NPC
トレント・ゴア
60代前半の男性。鉱業会社『ビッグ・ノーム』社長。
超人的な勘で次々に鉱脈を掘り当て、『伝説の穴掘り人』と称された凄腕アーティフィサー。
ノーマが『起源の七体』であることを知りながら伏せていたが、ケネスによって暴露されてしまう。
ケネスは倒したものの、ノーマを狙う者はまだまだ存在すると予感しており、守るために日々頭を悩ませている。
ビッグ・ノームの経営はバリーのピキャックス・オリジンとの提携で安定しているが、社長業に身を入れられていない。
ノーマ・クラブトゥリー
20代前半の女性。鉱業会社『ビッグ・ノーム』社員。
これまで拾われっ子と思われており、自身もそう思っていたが、ケネスによって『地を司る起源の七体』であることが告げられる。
告げられたところで起源の七体としての記憶はなく、自覚もないため、社員も本人も正体についてはあまり気にしてはいない。
ただ、そのせいで面倒ごとに巻き込まれるのは勘弁してほしいとは思っている様子。
バリー・クロスビー
20代後半の男性。鉱業会社『ピキャックス・オリジン』社長。
若くして先代より会社を継いだ二代目社長だが、天性の経営能力で規模を拡大し続けている凄腕経営者。
自業自得とケネスの暗躍で社長の座から転がり落ちそうになるも、見事リカバリー。現在はヨークシティの本社に戻っている。
遠く離れていてもノーマのことを想っており、コロンビアで起こるきな臭い事件などを調べ、トレントに報告している。
以前に比べればトレントに協力的と言えるが、性格はまるで変わっていない。
ケイ・フリーマン
30代前半の女性。『ピンカートン・オフィス』に所属する探偵。
無表情で無機質な印象のクールビューティー。ピンカートン所属、ということ以外は謎に包まれている。
部下を複数束ねているところから、オフィスではそれなりの地位にいると見られる。
探偵だからか気配を消すのが上手く、背の高いモデルのような体型にもかかわらず、街を歩いても不思議と目立たない。
グラハム・マカドゥー
50代前半の男性。『アレクサンダー社コロンビア法人』の代表。
経済発展を続けるコロンビアにあって、急激な社会の流れに振り落とされず会社を成長させていった人物。
本社という強大な後ろ盾こそあったものの、その手腕は本物であり、本人もかなりの野心家。
自信家で、常に尊大な態度で相手と接する。そのため似たタイプのバリーとはウマが合わない。
似てはいるが、優れた商才や開発力があるバリーとは違い、人を使う能力に特化した支配者型の人物。
そのため自身が動く事はほとんどないが、ライフルなどの長銃を扱うのは得意。
オーハンゼー・ジマー
40代後半の異人男性。アレクサンダー社の暗部組織のリーダー。
元はコロンビアの先住民部族の族長で、組織のメンバーもオーハンゼーの一族。
激動のコロンビアを生き延びるために一族を率いて融和の道を選ぶも社会がそれを許さず、世に絶望して悪党に身を落とす。
強盗団として活動していた折、アレクサンダー社の襲撃に失敗してグラハムに捕らえられる。
その際、社の暗部組織として働けば警察には引き渡さないという提案を投げかけられ、条件を飲んでしまう。
オーハンゼーは熊系の獣人(異人)で、巨体のわりに素早く動ける上、見た目通りのタフさも併せ持つ。
他のメンバーも場数を踏んでおり、アレクサンダー社の警備員と同程度の力を持っているが、装備の面で劣る。