クリエイティブRPG

ユーラメリカ

激闘! ダイナソアブロイラー! 前編

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激闘! ダイナソアブロイラー! 前編
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:ユーラメリカ
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2016年08月12日公開!

シナリオガイド

デルタシティ崩壊の危機! ピンチをチャンスに変えろ!

シナリオ名:激闘! ダイナソアブロイラー! 前編 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム


ダイナソアブロイラー、本拠地。
荒んだ大地に立つ巨大要塞の内部で、一人のブロイラーが叫びます。

「ようやく見つけた……我らに必要な存在を。
 『三恐衆(さんきょうしゅう)デイノニクス、ギガントサウルス、準備せよ。
 トリケラトプスは要塞に残し、我らデルタシティへ侵攻する」

「指図すんじゃねぇ! クソがっ!」

「お、落ち着いてくださいよぉ……すぐ準備に取り掛かりますぅ」

ギガントサウルスをたしなめつつデイノニクスはその場を後にしました。

「これで長年の悩みから解放される……!!」

■■■

デルタシティ、ヒーロー連盟(ソサエティー)本部ビル。
市長室ではアイゼン・ハワードがテキパキと業務をこなしていました。
ですがその手が止まります。
アイゼンはつけていたテレビから聞こえた轟音に耳を疑いました。

『見てください! 超巨大な母艦がシティ上空に!』

ヒーローチャンネルのリポーターを務めていたコトネ・カッシーニが上空を指差します。

「あれは……ダイナソアブロイラーが持つ巨大浮遊母艦、
 『ケツァルコアトルス』!」

ビルの窓から空を見やれば、
シティの上空には巨大な母艦が我が物顔で浮いています。

「シティの対空砲は何をしてるの!?」

確認を取ろうとしたアイゼンは
テレビから聞こえてきた悲鳴にまた目を向けます。

『デルタシティの皆様、ごきげんよう……ダイナソアブロイラーですぅ。
 この母艦、いいでしょう? 僕達の技術全てを注ぎ込んでいるんですぅ。
 ちゃちな対空砲は効きませんよぉ』

『デイノニクス! さっさと降下だ!』

『わ、わかってますよぉ……あ、本日のお天気を発表しますねぇ。
 今日は晴れ時々血の雨が降るでしょう……クケケ』

そして降ってくる大量の怪人、巨大生物、ミュータントたち。
おまけに母艦の砲台も稼働し攻撃を始めます。
市民は悲鳴を上げて市街地を逃げ回ります。

『ぜ、絶体絶命の大ピンチです!
 助けてヒーロー!』

コトネの言葉にヒーローたちは遅れながらも呼応し
戦場と化したシティで戦いを始めました。

「nice! さすがコトネね。
 じゃあ私は私のできることをしましょうか!」

アイゼンはワールドホライゾンへ連絡を行った後
続々と集まる報告を取りまとめ始めました。


□□□

デルタシティ、市内。
各地で戦闘が繰り広げられる中、アーキタイプからユーラメリカの平和を勝手に守りに来た
フリーデンもブロイラーの迎撃に当たっていました。

「恐竜を使っているのか……戦力として悪くないな!」

相変わらずの戦闘脳ではありますが
戦い慣れているフリーデンを強敵と見るや
ブロイラーたちは束になってフリーデンに襲いかかります。
ですがその束は一瞬で蹴散らされました。

「……邪魔なやつらだ」

秘密結社ダンディライオンの頭首であるヴィラン
アレクサンドロス・ルートヴィッヒが現われたのです

「ほう……! 確かアレク何とか・何とかッヒと言ったな。
 よしアレク。協力してこいつらを倒すぞ!」

「断る」

「よし、散開しつつ敵を各個撃破する!」

昔から話を聞かないフリーデンにアレクは何も言わず
その場を去ろうとしますが、
そこへ傷だらけのヒーローとヒロインが現われます。

「そこの二人! 力を貸して!」

ヒーローの声にアレクが振り向きます。
息を切らしているヒロインを見て、アレクは息を飲み込みました。

「……そこのお前、名は?」

「フリーデンと言っただろう?」

「お前ではない! ……そこのお前だ」

指差されたヒロインは肩をビクっとさせた後
おずおずとしながら名乗ります。

「わ、私はリィラ・オットーです」

「そうか……お前が……」

アレクが言葉を続けようとしますが
大きなビルが倒壊します。

「敵が来る……逃げろ」

「でも……」

「力なき者は邪魔になるだけだ。行け!」

アレクのきつい言葉の裏側にある優しさを感じとったリィラは
奥へと逃げて行きました。

「私はヒーロー、ハンマーポップン! 私も戦うよ」

残された三人は周りにいるブロイラーたちを倒します。
その倒されたブロイラーの体を踏みつけて、
一際巨大恐竜、ギガントサウルスが姿を現しました。

「ちぃ、これだから劣等種は……!
 こんなやつらは俺の“オヤツ”でいいんだよ!」

そう言ってギガントサウルスは仲間の身体を丸のみにしました。

「貴様! 自分の仲間をなんだと思っている!」

フリーデンが非道な行いを弾劾するように叫びます。

「オヤツだって言ってんだよぉ!」

「ふざけるな! どうみてもディナーだ! 訂正しろ!」

「ならオヤツはてめぇだ!」

ギガントサウルスの攻撃を受けそうになるフリーデンを
アレクとハンマーポップンが庇い、攻撃を弾きます。

「……貴様、俺に見覚えはあるか?」

「ああ? 下等な人間に知り合いはいねぇよ」

「そうか……ならいい、その慢心ごと沈め」

アレク、フリーデン、ハンマーポップンは
ギガントサウルスに向き直り、臨戦態勢に入ったのです。

□□□

本部ビル、市長室。
報告をまとめていたアイゼンは一つの計画を練り上げていました。
それは手薄になっているはずのブロイラーの本拠地へ乗り込むこと。

「ブロイラーの情報が手に入れば、次の戦いでのアドバンテージになるはず……。
 ピンチをチャンスに変えるのよ!
 ありったけのヒーロー、出動よ!」

こうしてデルタシティを守る戦いと
敵本拠地への潜入ミッションが始まったのでした。

担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

ユーラメリカのトリガーシナリオ
『激闘! ダイナソアブロイラー! 前編』をお届けします。

本シナリオは定員150人、予約定員45人となります。
またアクション締切は7月20日の10:30までとなっており、
通常のトリガーシナリオよりも長めとなっています。

本シナリオは「ヒーローランキング」の対象シナリオになります。
本シナリオで活躍した方には『ヒーロー功績』が贈られ、
ランキングの階級アップ対象となります。
なおevilでないにもかかわらず悪事を働くなどした場合、降格する場合がありますのでご注意ください。

詳しくはコチラをご確認ください。

本シナリオには以下のルールが加わります。

★アバター死亡
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど、特異者が死亡するケースがあります。
特異者が死亡した場合、その時のメインアバターが機能停止に陥り、
一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。

●基本的な状況
デルタシティの上空にダイナソアブロイラーの脅威の技術を結集した
巨大浮遊母艦『ケツァルコアトルス』が現われました。
母艦からは怪人、恐竜などの巨大生物、ミュータントが降下してきており
今ではシティ全体が戦場になっています。

これに対して市長は

・全ヒーローにブライラーの迎撃
・手薄になっているであろうブロイラー本拠地への潜入調査

この二つを命じました。
ですが、急襲されたためヒーローたちは劣勢に立たされています。

また強力な敵、ギガントサウルスとデイノニクスの姿もあります。
ギガントサウルスについては
アレクサンドロス、フリーデン、ハンマーポップンの三人が対応に当たっています。

アクションパート別の注意事項は以下のようになります。
アクションパートを跨いだアクション、グループアクションはダブルアクションとなり不採用となる場合がございます。ご注意ください。

●各パートの状況

【1】デルタシティを防衛する 難易度2~
降下されデルタシティを手当たり次第に襲う
様々な怪人、恐竜などの巨大生物、ミュータントたちを倒します。
また人々の避難なども行います。

敵はシティ全域にいますので、
とにかくスピーディーに、かつまとめて倒していけると
シティの被害を最小限に抑えられます。

またここではデイノニクスと遭遇する可能性があります。
ただ、デイノニクスは基本的に戦いを仕掛けてきません。
デイノニクスと戦う場合は難易度が高くなりますので注意してください。

リィラは本パートにて登場する場合がございます。
ただし、詳細な場所はわかっておらず
混乱を極めているデルタシティを逃げているため発見するのは困難な状況です。


【2】巨大浮遊母艦の砲台を破壊する 難易度3
デルタシティ上空に浮遊する敵母艦『ケツァルコアトルス』には
地上を攻撃するための砲台が複数設置されています。
この砲台を破壊し、デルタシティへの集中砲火を止めます。

対象の砲台を攻撃するには
飛行して近づき直接破壊するか、
遠距離から攻撃する必要があります。

また砲台からの攻撃に被弾しないよう
砲台の動きには注意してください。

【3】ギガントサウルスを倒す 難易度4
数十メートルの巨体を誇るギガントサウルスを倒します。
周りにはブロイラーたちがいます。

ギガントサウルスは

・背中に巨大なキャノン砲
・片方の腕にガトリング銃
・もう片方の腕に巨大なレーザーブレード

を装備しているみたいです。
装備している武器だけでなく自らの強靭な肉体を生かした
踏みつけ攻撃、体当たりなども予想されます。

また派手に動き回りこちらを翻弄してくる弊害により
シティにかなり被害が出ていますので
動きを止めることも重要になります。


【4】ブロイラーの本拠地へ潜入し情報収集する 難易度3
デルタシティ襲撃に大量の戦力を費やしているブロイラーの
手薄になっている本拠地である要塞に潜入し、情報を集めます。
要塞まではヒーロー連盟が秘密裏に作っていた地下通路を抜け
すぐ近くまでいけますので、そこから潜入スタートとなります。

手薄になっているとはいえ敵の本拠地ですので
見つかれば一瞬で敵に囲まれてしまいます。
そのため極力自分の姿、気配を消して潜入してください。

要塞内のどこかに情報統括室、倉庫などがあります。
情報統括室にはスーパーコンピューターが設置されているため
機械の取り扱いに長けていればより必要な情報が獲得できます。


【2016年7月12日11:30 追記】【1】にリィラ・オットーについて追記を行いました。

【1】デルタシティを防衛する 【現在のMC参加人数:56】

2

【2】巨大浮遊母艦の砲台を破壊する 【現在のMC参加人数:25】

3

【3】ギガントサウルスを倒す 【現在のMC参加人数:45】

4

【4】ブロイラーの本拠地へ潜入し情報収集する 【現在のMC参加人数:24】

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