アルテラのトリガーシナリオ『王剣戦争』をお送りします。
プロローグは
コチラ。
当シリーズは、「黒の章」と「白の章」が同時並行するものとなっています。
こちらは「黒の章」ですので、お間違えのないようご注意下さい。
こちらに予約・抽選参加している場合、もう片方は予約・抽選参加できなくなりますのでご注意ください。(追加参加を除く)
黒の章は、これまでのアルテラの話の流れを知らなくても、ここから始められるものとなっています。
難易度も、白の章と比べ易しめになっておりますのでふるってご参加下さい。
★アバター“停止”
アルテラは元素(エレメント)によって世界が成り立っているとされています。
そのため、アルテラのアバターもその影響を受けています。
何らかの要因によって「世界から拒絶」される、あるいは「世界への干渉力」を失った場合、
一部のアバターが使用不可能に陥る事があります。
また、場合によっては「アルテラのアバター」が全て使用できなくなることもあります。
※アバター死亡の場合も含まれます。また、アバター死亡はアルテラのアバターに限らず起こり得ます。
★技能覚醒
アルテラの住民は元素との親和性が高まることによって、その人にあった固有の性質や技能を獲得する事があります。
これは魔導騎士に限らず、アルテラであればどのアバター・種族でも起こり得るものです。
トリガーシナリオ『王剣戦争』にて、同一のアルテラのアバターで一定の成果を積み重ねることにより、
PCもその人固有のスキルが発現することがあります。
このスキルは、実際にPCに付与されます。
※シナリオの結果習得するものであるため、オーダースキルとは異なります。
結果によっては複数人が扱うものとなる場合もあります。
また、高いアバターレベルが必要となります。
★認定魔導騎士の扱い
『王剣戦争』では、認定称号「××の魔導騎士」を持つ魔導騎士を、公的な身分証明を持つ者として扱います。
当シナリオでは、【1】の専用パートが選択可能となります。
■基本的な状況
クィリデは、ロディーナ大陸中部にある、ゴブリンやオークの暮らす小国です。
この国を治めているのはマド・マゼール(以下マダム)というオークメイジで、
中心部に一段と豪華な邸宅を構えています。
そこへ、突如、帝国軍の西部方面隊隊長のセルウスが来訪し、宣戦布告をしてきます。
さらに、反帝国連合のモナカという女性がロレンサを通じて、マダムたちに協力を申し出ました。
マダムはロレンサを通じて返事を出し、神聖騎士第六席のヴィクトールと対面。
ヴィクトールはクィリデの現状が深刻だとして、有事の際の臨時指揮を求めます。
マダムは認定魔導騎士たちの力を見せてくれれば許可するとして、急遽、模擬戦が行われることになりました。
しかし、模擬戦終了後、
クィリデにある3か所の検問所(東・西・南)から巨大な魔獣が襲来してきます。
いち早く鍔姫が戦闘体勢に入っていますが、マダムたちも総出で退治に乗りだすでしょう。
PCはいずれかのパートを選択し、アクションをかけることができます。
パートの詳細については、以下の説明をご覧いただければと思います。
※難易度は敵の強さではなく、シナリオの目的達成難易度となります。
■各パートの詳細
【1】模擬戦に参加する(認定魔導騎士専用パート) 難易度:6
現在、素性のわからない者は、邸宅内に入れてもらえませんが、
認定魔導騎士は、国家の正規認定を受けている(=素性が明らかである)ので、許可されます。
マダムの邸宅地下には、兵士のために充分な高さのある広い訓練場が設置されています。
そちらで、ヴィクトールを相手に1対1の模擬戦を行います。
※ヴィクトール対PC複数はできませんので、ご注意ください。
ヴィクトールは青の魔導騎士で、形成は身の丈を越えるほどの氷の大剣「コングラート」です。
どのような性質を持つのかは不明ですが、気を放っただけで相手の戦意を喪失させるほどの戦闘能力を持ちます。
こちらは模擬戦の勝敗ではなく、魔導騎士としての力をいかにマダムに示すかが重要となります。
また、一試合終わるごとにマダムやゴゴが回復してくれます。
模擬戦に参加したPCには次回以降、クィリデの兵士・住民を配下に置いた特殊な部隊を組むことが許されますので、
ぜひ、奮ってご参加いただければと思います。
その他、
こちらのパートを選んだPCは、モナカの申し出に対する承諾/拒否を選べます。
承諾する場合はY、拒否する場合はNと、アクションにお書きください。
多数決の結果、多いほうをマダムが採用し、モナカへの返事とします。
※1アカウントでLC含め2名以上の認定魔導騎士が参加する場合は、PCごとに一票ずつとして計算いたします。
(例えば、MCとLC1名の計2人が参加する場合、MC分とLC分、合わせて2票がカウント対象となります)
なお、
このパートは認定された魔導騎士のみ選択できます。
必ず、「×××の魔導騎士」という称号をセットした上で、アクションをかけてください。
このパートには、ヴィクトール、マダム、ナックル、ゴゴが登場します。
ただし、模擬戦終了後、全員が魔獣退治に向かいます。
(彼らが魔獣退治に行くことを、この時点では誰も知らないため、とめることはできません)
【2】検問所へ向かう 難易度:6
検問所で魔獣と戦ったり、駆けつけたNPCと話をすることができます。
話をする場合、
ゴゴのみよそ者に対する警戒心が強いため、
情報収集に適した手段や、公的な身分を持っていないと無視されます。
出現したのはいわゆる「巨獣」と呼ばれる大型の魔獣であり、
東の検問所には体長10メートルほどの俊敏な黒狼の巨獣、
西には2本の剣を持つ体長8メートルほどの蜥蜴の巨獣(二足歩行します)、
南には体長50メートルほどの大蛇の巨獣が襲来しています。
いずれもクィリデの中心部を目指して進んでいるため、
このままでは検問所の封鎖どころか、街やマダムの邸宅も被害に合うかもしれません。
無事に魔獣を退治できた場合、検問所の封鎖ができますが、
封鎖の方法はマダム、ナックル、ゴゴしか知らないため、この3名の生存が最優先となります。
住民たちも避難せずに戦いますが、熱くなり過ぎると狂戦士化し、敵味方の区別なく襲い始めます。
狂戦士化を解くためには、無力化するか、一定時間が過ぎるまで待つしかありません。
また、魔獣に紛れて何者かがクィリデに侵入しているようです。
このパートには、東の検問所にナックルとヴィクトール、西にゴゴと星川 鍔姫、南にマダムが登場します。
【3】ロレンサに接触する 難易度:4
モナカの申し出に対する回答を持って、ロレンサがクィリデを発とうとしています。
彼女は魔獣退治をするつもりはなく、西の検問所から出ていくつもりです。
このまま外へ行かせた場合、第3話以降からロレンサは、クィリデの味方をしなくなります。
ですが、ひとつだけ彼女を味方につける方法があります。
それは、「クィリデの街を散策して集めた情報を、全てロレンサに話す」です。
ロレンサはなにかしらの目的を抱いて情報収集をしていましたが、
モナカからの依頼遂行のため、途中で断念せざるを得ない状況です。
もし、「クィリデの街を散策して集めた情報」全てを対価として差し出して協力を仰げば、
彼女を味方につけることができるでしょう。
ただし、第1話のリアクション結果より、情報を得られた場は「外」と「酒場」の2箇所に限られています。
外を散策された方は、酒場でどのような情報を引き出せたのかはわかりませんし、
酒場に行った方は、その逆で、外でどのような情報を得られたのかはわかりません。
このパートには、ロレンサが登場します。
【2016年4月19日16:00 更新・追記】【1】の投票について、追記を行わせて頂きました。
【2016年5月19日】リアクション公開日を2016年5月23日へ変更いたしました。楽しみにお待ち頂いておりますところ、誠に申し訳ございません。何卒よろしくお願い申し上げます。