クリエイティブRPG

割海作戦

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割海作戦
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:セフィロト
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2015年03月20日公開!

シナリオガイド

海の底に現れた背徳の街ソドム、神判の謎が明らかになるのか!?

シナリオ名:割海作戦 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



神判の世界、セフィロト。

神の怒りによって苦難の時代を迎えているこの世界にも
希望がない訳ではありません。

アダム・カドモン。

過去に二度降臨した神と等しい力を持つと言われる神人によって
神判は終焉を迎えるというのです。

そして神人は見出されました。
しかしその力はまだ完全とは言えなかったのです。


■□■



セフィロト教王庁。

ミンナ・アラヤさん、いやアダム・カドモン様には
その真の力を取り戻して頂かなくてはならない!

そのためにはかつての神判で神の怒りによって滅びた
背徳の街ソドムに秘されたという神聖像(エイコーン・オブ・アダム・カドモン)を取り戻さねばならんのだ」

主張するのはセフィロト教会最強と呼ばれる聖堂騎士団、
その団長であるジェルトルーデでした。

「しかし、ソドムの場所が見いだせていないではないか。
歴史学・考古学上推定される場所には“存在しない”。

これはつまり……神の怒りによって消滅したと考えるべきでは?」

教王の懐刀とも資金源とも言われるムーア枢機卿の言葉に
ジェルトルーデは反論をしました。

「そうでしょうか。

十二聖遺物がイーストキャピタルに集まっている事実を考えれば、
ソドムもまたキャピタルの近くにある、との推論が成り立ちます。

そして、背徳の街は存在したのです。
……東都湾の入口である海峡東都水道の底に」

「ほう。発掘費用はどのくらいかかりますかな?」

「金など要りません。我が身に憑依した御前天使、
メタトロンの力があれば」

こうして、聖堂騎士団主体の神聖像探索が開始されたのです。
そこにはエミリア・バーレットを初めとする
多くの特異者たちも参加していました。

■□■


東都水道。

「メタトロン・ポゼッション!
……御前天使よ、御身の力で背徳の街を見出す奇跡を」

ジェルトルーデは自らの身に御前天使を降ろすと、
両手を海にかざしました。すると……

ゴゴゴゴゴゴゴッ!!


轟音と共に海が割れ始めたのです。
そしてその底には古の都市遺跡が姿を現しました。

「奇跡の時間はそうは長くない。――神聖像を取り戻す」

とジェルトルーデが船から飛び降りようとした時でした。

「ここまで出来るようになっているとはな」

かつての海底にひとりの男が降り立ちました。

「貴様は、ソール!」

男の名は吸血騎士ソール
“ドラゴンヘッド”の異名を持つ、吸血騎士団の団長だったのです。

「奇跡によって開かれたこの地に、
貴様のような邪悪な吸血鬼が長居など出来ん。

……諦めるのだな」

「吸血鬼であればな。……アバター・チェンジ」

ソールはその身を変貌させました。
神聖な鎧を身にまとったその姿は、まさに聖騎士だったのです。

「聖堂騎士団を裏切った上でまだその姿を取るか!」

「吸血鬼と化した俺が、聖騎士に変じる事が許される事。
それはかつての神判によってこのソドムが滅びた理由でもある。

気になるようであればこの街を探ってみる事だ。
……俺は先に向かわせてもらおう」

ソールは街の中に姿を消しました。

「勝手な事を……チッ!」

ジェルトルーデの前に巨大な二つの影が立ちはだかりました。
古の巨人兵を吸血鬼として復活させた吸血騎士ゴリアテです。

その他にも無数の吸血鬼や吸血戦車が出現しました。

こうして、海の底にあった背徳の街で、
セフィロト教会と流血帝国の戦争が開始されたのです。

■□■


ソドムの尖塔、神聖像の間。

神聖像の前に鞭を持った半吸血鬼の少女がいました。

「凄い波動……私の持っている聖遺物で中和しても耐えるのが精一杯。
逆を言えば、共鳴させれば凄い力になるかも知れないけど。

これじゃ、兄さんが来る前にこの像は動かせないか。
……力を借りるしかないわね」

少女――マリチカはジェルトルーデに連絡を取り、
援軍を要請したのです。

担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

神判の世界セフィロトのトリガーシナリオ第八弾
『割海作戦』をお送りします。

セフィロトのトリガーシナリオは
基本的には1本ごとに独立した内容となります。

各シナリオで世界の行末を左右する聖遺物の争奪戦が行われ、
聖遺物がどの勢力に渡ったかがクライマックスのグランドシナリオに大きく影響します。
またこのシナリオで聖遺物を手に入れるのに大きく貢献したPC様には
グランドシナリオで特別な展開がご用意される場合もございます。
各シナリオ、単体でも楽しめますので、ぜひご参加ください。

セフィロトの基本的な設定・状況については本ガイドでも最低限分かるようにしておりますが、
ワールドガイドトリガークエスト「ファンタズマゴシック」もご覧頂ければ幸いです。

また、本シナリオはグランドシナリオの前の最後のトリガーシナリオとなります。
最後の聖遺物の争奪戦をぜひお楽しみください。

■シナリオの基本背景
東都湾の入口である東都水道の底に
古の時代、神判によって滅ぼされた背徳の街ソドムがあることが判明しました。
聖堂騎士団団長ジェルトルーデは、
自らに憑依した天使メタトロンの奇跡の力よって海を割り、
背徳の街にあるという十二聖遺物のひとつ神聖像の探索に乗り出しました。

しかし、そこに流血帝国の吸血騎士団長ソールが現れました。
皇帝ドラキュラの息子でもあるソールは
かつての姿である聖騎士にアバターチェンジし、
背徳の街へ乗り込んでいきました。
同時に吸血騎士ゴリアテを初めとする流血帝国の兵力も現れ、
ソドムの入口でセフィロト教会と流血帝国の戦いが始まったのです。

背徳の街は古の時代の神判の跡地でもあり、
ここを探れば神判について何かが分かる可能性もあります。
神判についての情報が不足しているホライゾンでは、調査のためにエミリア・バーレットを派遣しました。

また、先行して背徳の街に乗り込んでいた半吸血鬼の怪盗マリチカは
神聖像を盗み出そうとしましたが、それが出来ない事に気が付きました。

そのため、ジェルトルーデに救援養成を頼んだのです。

■各パートについて
【1】流血帝国軍と戦う 難易度5
ソドムの外縁部では、聖堂騎士団と流血帝国軍の戦闘が行われています。
敵の主戦力は十数メートルの身長を誇る吸血騎士ゴリアテが2名、
異形の蟲や人間が合成し、近代兵器で武装した吸血戦車が十数両、
その他シャドウダイバーと呼ばれる影に潜る力のある吸血鬼たちが数十名、
その他精鋭の吸血兵が数百名です。
奇跡の技によって開かれた影響か、流血帝国の兵は街には入れません。
しかし戦闘能力については平常通りです。
特異者以外のセフィロト教会の戦力は十数名の聖騎士のみです。
聖騎士たちは祓魔師と魔人の力を併せ持つ精鋭ですが、敵の数が多いため、
特異者がいなければ分が悪い状態です。
また、団長のジェルトルーデは本来であればこの兵力を一人で倒せるほどの力を持っていますが、
現在は海を開く力を維持しているため、一般の聖騎士より少し強い程度です。
このパートで戦いに勝たないと【3】で聖像が手に入ったとしても、取り返されてしまう可能性があります。

このパートではNPCのジェルトルーデが登場します。

【2】ソドムを探索する 難易度4
ジェルトルーデの起こした奇跡によって出現した背徳の街ソドムは
本来であれば東都水道の底にある訳もなく、謎に満ちた場所です。
しかし、かつての都市遺跡であることは間違いなく。
この街の民家や商業施設などに残された石版から神判の時に何があったのか分かるかもしれません。
一方で、古の時代に死んだ人骨が生きている者を求めて動き出しており、襲いかかってきます。
中には武装した兵の人骨もおり、油断のならない障害となっています。
ホライゾンでも調査のための人員を派遣しており元々学識のあるエミリア・バーレットが派遣されてきました。
エミリア本人は「セフィロトそのものがなんか怪しいのよね」と思っていますが、それが何かは分かっていません。
それとは関係なしに陸奥純平が
「背徳の街……けしからん、そんなエッチな街があるなんて!」
と背徳だけに反応して調査に来ています。

このパートではNPCのエミリア・バーレットと陸奥純平が登場します。

【3】神聖像を運び出す 難易度6
ソドムにある尖塔は古代の神殿でもあり、
その頂点に十二聖遺物のひとつでもある、神聖像が収められています。
し像から発せられている波動が非常に強く、常人であれば尖塔に入ることもかないません。
マリチカは自らが所有する聖遺物の力で波動を中和することで入ることに成功しました。
また、両方の聖遺物の力を共鳴させることでより大きな力を発する事も分かっています。
マリチカはこの像を運び出したいと考えていますが、一人ではとても難しく
また兄でもあるソールがこの塔に接近している事にも気づいています。
そのためソールが来るまでに像を運び出すか、足止めをしたいと
以前から知り合いであるジェルトルーデに救援を頼みました。
このパートではソールを足止めしつつ、像を運びださなくてはなりません。
持つだけなら数名の特異者がいれば可能ですが、
塔からどうやって出すかは考えなくてはならないでしょう。
ソールは相当強い相手であり事実上倒すのは不可能です。
しかし、この状況をうまく利用すれば対抗することも可能かもしれません。

このパートではNPCのソールとマリチカが登場します。

【1】流血帝国軍と戦う 【現在のMC参加人数:36】

5

【2】背徳の街を探索する 【現在のMC参加人数:27】

4

【3】神聖像を運び出す 【現在のMC参加人数:34】

6