ゼストのトリガーシナリオ『プロジェクト・イカロス』の後編をお送りします。
本シナリオは新型IFや武装の開発を軸としておりましたが、最終回はエリア15の存亡をかけた決戦となります。
また、当シナリオは
★ゼスト連合軍階級行使可能シナリオです。
少尉以上の方には艦船を運用する許可が出ております。
※主な舞台が海上のため、車両は運用できません。
最低限の情報については本ガイドにも記載しておりますが、
ワールドガイドや
特設ページなどもご覧の上ご参加頂けると幸いです。
また、関連クエストが10月20日(月)に発表予定です。
こちら、中編でPC様が応募されたアイテムも採用されているクエストとなります。
なお、中編にてアイテム化が決定した「ファントムホーク」と「フー・ファイター」については、10月中に入手可能となる予定となっております。ご了承下さい。
また、こちらもアイテム案同様アイデア採用者の方に、入手可能なクエスト発表時に1つプレゼントさせて頂きます。
※複数の方からの案をまとめておりますため、該当者全員にお送り致します。
以下、今回のシナリオについて説明します。
■基本的な状況
ゼストにおいて「エリア16」と呼ばれる事となったワールドホライゾンは現在、ゼストの人々からホライゾン復興の協力を得る代わりに、インテグレーターとの戦いを支援しています。
これまでエリア15では新型IFや各種新兵器のテストが進められていましたが、ここ最近はエリアの周辺海域でインテグレーターの影がちらついていました。
プロフェッサー・ハイゼンベルクをはじめ、基地の人間は警戒を強めていましたが、ついに本格的にインテグレーターが攻め込んできました。
“マスターピース”と名乗るインテグレーターの幹部は自身が動かせる戦力の全てを投入し、連合軍を壊滅せんとしています。
軍艦13隻(シナリオガイド時点で2隻撃沈)、無人IFとクアンタロス合わせて少なくとも100以上と、これまでになく本気です。
また、今回は夜間戦闘となります。星や月の明かりがあるため、暗視などのスキルがなくても行動に大きな支障はありませんが、あった方が行動しやすい場合があります。
・三胴高速ステルス戦艦マスターピース
大型の戦艦の船体を三つ繋ぎ合わせ、大口径主砲、対空砲、巡航ミサイル、ロケットランチャー、大口径リニアキャノン、レールガンなどの旧時代由来の実体兵器を積めるだけ積み、さらにはアクティベートによる艦載型グラヴィティキャノンまでも搭載した、クアンタロス“四姉妹”とはコンセプトが異なる決戦兵器です。
その姿は「もはや艦というより移動要塞」という異様なものとなっています。
レガシーを含む旧時代技術とブルー粒子由来の新時代技術の粋を集めて造られただけのことはあり、“理論上”のスペックは、これ一隻でゼスト連合軍の総力に匹敵するほどです(“マスターピース”談)
実際、ハイゼンベルク教授が「用心のために」作った特殊な歪曲フィールドすら、火力のごり押しで突破してしまっています。
なお、驚くべきことにこれらの兵装管理は全て艦隊総司令である“マスターピース”が一人で行っているようです。
通信先から彼女を含め、人間の気配を感じられない事から、ハイゼンベルクは彼女を量子知性体(QI)ではないかと見ています。
★階級について
トリガーシナリオでは、連合軍に貢献する(実績を積み上げる)事で、階級を上げていく事が可能です。
これは戦闘のみならず、技術開発など他の様々な分野も含まれます。
アクションパート別の注意事項は以下のようになります。
※シナリオにおける難易度は単純な敵の強さではなく、シナリオ目的の達成難易度となっております。
プロフェッサー・ハイゼンベルクとウィリアム・アンダーソン中佐の二人は基地管制との通信で連絡が可能なため、全パートに登場可能です。
なお、今回はパート【1】、【3】において中編で登場した5種類の試作IFの運用が可能となっております。
各機体については詳しくは
中編シナリオガイドのマスターコメントをご覧下さい。
なお、試作機に搭乗可能なのはMC,LCのみであり、フェローは搭乗できませんのでご注意下さい。
また、今回招待が発行されている『ライトニング』、『エグゼキューター』、『闘ノ翼』の三小隊につきましては、他部隊に先んじて出撃する事ができます。
そのためリーリャ小隊と共に先行部隊として陽動を行い、主力部隊合流前に敵戦力を低減させる事が可能です。この場合、パートは【1】となります。ただし、主力部隊の機動戦とは異なりマスターピースからの攻撃もあるため、難易度が上がります。ご注意下さい。
※強制ではありません。ただ、こちらで多大な成果を挙げた場合【1】~【4】全てのパートにおいて味方が作戦を優位に進める事に繋がるため、結果次第では二階級特進の可能性もあります。
なお、先行部隊として出撃する事が可能なのは、招待が発行されているMCおよび、そのLCとなります。
招待が発行されていないMCやそのLCが小隊内にいた場合、先行部隊としてではなく【1】パートの主力部隊として処理させて頂きますので、ご了承下さい。
また、小隊戦ではIFは4機の制限がございましたが、今回は機体数制限はありません。
【1】インテグレーター艦隊と交戦(機動戦) 難易度:5
インテグレーター艦隊から発艦したIF部隊と戦うパートとなります。
敵はスケアクロウ、マリオネットの混成部隊となっており、大部分はスケアクロウとなっています。
こちらには「第二次極東戦役」に出ているエリート、コマンダータイプはいませんが、新型無人IFであるマリオネットは、スケアクロウを凌駕するスペックを持ちます。
また、一般機のスケアクロウもOSがアップデートされているため、なかなか侮れない相手です。
このパートと【2】の戦闘結果によって、【3】【4】の状況および難易度が変わってきます。
こちらのパートには、パヴロワ大佐が率いるリーリャ小隊が登場します。
【2】インテグレーター艦隊と交戦(艦隊戦) 難易度:4
エリア15の動かせる艦隊を動員し、インテグレーター艦隊と艦隊戦を挑むパートとなります。
敵艦隊はマスターピースを除けば、護衛空母4、巡洋艦6となり、10隻がマスターピースを守るように展開されています。
護衛空母は自艦防衛のためにマリオネット小隊とクアンタロス数機を当てていますが、空母そのものには武装が対空機銃程度しかありません。
巡洋艦はロケットランチャーおよび巡航ミサイル、近接防空システムを備えています。
旧時代の装甲であるため頑丈ですが、戦艦砲クラスの攻撃力があれば破る事は可能です。
なお、これらの艦船も無人IF同様、完全な自動化がなされています。
このパートと【1】の戦闘結果によって、【3】【4】の状況および難易度が変わってきます。
こちらのパートには、クロニカ・グローリー、ジョニー・ハワードが登場します。二人は小型IF空母に乗艦します。
【3】戦艦マスターピースと戦う 難易度:6
決戦兵器マスターピースに挑むパートです。
【1】、【2】の戦闘結果によっては護衛が少なくなるため難易度が変化しますが、この戦艦自体が重武装なため、一筋縄ではいかない相手に変わりはありません。
武装は上記の通りですが、何より旧時代の戦艦がベースになっているため、装甲強度も尋常じゃなく高いです。そのため、沈めることよりも、いかに艦の武装を潰せるかがポイントとなります。
これらの武装は一つ一つが強力なため、直撃を食らえばIFであろうと艦船であろうと一発で戦闘不能に追い込まれます。
【4】戦艦マスターピースに乗り込む 難易度:5
決戦兵器マスターピースに乗り込み、内部にいる人の方の“マスターピース”を倒す、あるいは戦艦の動力を停止させる事を目指すパートです。
こちらは【1】~【3】の結果によって難易度が変動します。
状況次第では、内部に乗り込めない者が出てしまう場合もあります。
“要塞”と形容されるだけあって、艦内も非常に広く、また複雑な構造になっています。
また、前編のインテグレーターの研究施設に登場した無人兵器「ルーパー」や、艦内警備に特化したクアンタロスが配備されています。
それらを突破した先に、“マスターピース”はいます。
彼女の戦闘能力については未知数ですが、少なくともまったく戦えないわけではないようです。
それではみなさんのご参加とアクションをお待ちしております!
【2014年10月20日18:30 追記】先行部隊の出撃条件、夜間戦闘の扱い、試作機への搭乗要件について追記を行いました。