ゼストのトリガーシナリオ『第二次極東戦役』の前編をお送りします。
本シナリオは
「LINK-AGE Ep04」直後の、ゼスト極東での展開となります。
ゼストで2つ目のトリガーシナリオとなり、全3回を予定しております。
本シナリオは極めてシリアスかつ難易度が高めのシナリオとなっておりますので、その点をご留意下さい。
最終的な結果はグランドシナリオにも影響を与えます。
最低限の情報については本ガイドにも記載しておりますが、
ワールドガイドや
特設ページなどもご覧の上ご参加頂けると幸いです。
また、グランドシナリオとは違い基本的に全ての参加者が登場します。
以下、注意事項となります。
報酬について
シナリオに参加すると、
EXP:1800
G:1800
社会性:1
を獲得できます。
※LCを参加させている場合、LCも同じ報酬を受け取ることができます。
※フェローを参加させるとMC・LCの報酬社会性が+1されます。(フェローを何名参加させても+1となります)
★アクションの書き方
シナリオに参加した後、自分の行動に合わせて「アクションパート」のいずれかを選択してください。
自分の行動したい物がない場合でも、活動場所が近い物を選択してください。
アクションパートはクエストと同様の難易度が設定されていますが、
シナリオではアクションによって難易度の差を埋める、あるいは戦闘能力に左右されない行動をとることも可能です。
具体的なアクションの書き方が分からない方は、プレイガイドをご覧ください。
以下、今回のシナリオについて説明します。
■基本的な状況
ゼスト東部の国家、帝政豊葦原は国家連合加盟国の一つで、第二次世界大戦以前の日本に似た趣を持っています。
「空の喪失」以後、本格的にインテグレーターと交戦した唯一の国であり、「極東戦役」と呼ばれるその戦いで大敗を喫しました。
現在、豊葦原領であったゼストの東方領域の一部はインテグレーターに占領されており、豊葦原侵攻のための中継地点も作られてしまっている始末です。
しかし豊葦原軍も水面下でゼスト連合軍協力の元、戦力の増強を行っており、反攻に転じる機会をうかがっていました。
そして連合軍からの増援部隊が動き始めたところで、インテグレーターからの宣戦布告を受け取る形となったのです。
それに合わせて東方でもインテグレーターが動き出したため、総司令部はそのまま援軍を別働隊とし、インテグレーターの中継基地を叩く事を決定しました。
時同じくして東方海域でも敵の兵器を積んだ揚陸部隊が向かっており、それに対処すべく山元提督率いる猫の艦隊も動いています。
★階級について
トリガーシナリオでは、連合軍に貢献する(実績を積み上げる)事で、階級を上げていく事が可能です。
これは戦闘のみならず、技術開発など他の様々な分野も含まれます。
★重傷判定
当シリーズでは、PCが著しいダメージを負った場合「重傷」と判定される場合があります。
重傷を負った場合、当シリーズを含めたゼストのトリガーシナリオにおいて、アバターを問わず行動を制限される事になりますので、ご注意下さい。
なお、行動制限がかかるのはゼストのトリガーシナリオのみであり、プライベートシナリオには影響しません。
アクションパート別の注意事項は以下のようになります。
※シナリオにおける難易度は単純な敵の強さではなく、シナリオ目的の達成難易度となっております。
【1】インテグレーターの中継基地を制圧 難易度:3
ネイティブランド(陸地)にある、インテグレーターの中継基地の制圧を行うパートとなります。
この中継基地は駐屯地に進攻する無人兵器群のコントロール施設でもあり、ここを破壊する事で【2】の敵戦力も停止します。
中継基地には防衛設備があり、施設そのものにはバリアが張られています。
これは触れた物を消滅させるほど強力なものですが、バリアを展開している装置自体は施設外にあるため、これを破壊すれば内部への突入が可能となります。
この装置は極めて巨大かつ頑強なものであるため、破壊するには火力の高いランチャーウィザードの武器、あるいはIFが必要となります。
また、装置は全部で四つで、それぞれに対空砲やガトリングなどの武器が搭載されています。
内部は施設管理を行うインテグレーターの研究員がいる程度で、突入さえできれば制圧はさほど難しくありません。
【2】東部方面軍駐屯地を防衛 難易度:4
帝政豊葦原の東部方面軍と合流し、駐屯地の防衛を行うパートとなります。
こちらは敵部隊が集中しているため、難易度が高くなっています。
敵部隊は豊葦原が「脚付」と呼ぶ多脚歩行戦車「タランチュラ」が二十輌、「案山子」と呼んでいる「スケアクロウ」が三十二機となっています。
なお、スケアクロウのうち性能の高い「エリート」が7機、それよりもさらに強力な「コマンダー」が1機となっており、「コマンダー」は無人機であるにも関わらず有人IF数機を相手にできるだけの性能を誇ります。
対し、東部方面軍は戦車10輌、六八式装騎(帝政豊葦原の旧型IF)8機、振電4機、振電弐型4機と、特異者たちが合流する前の時点では、数の上では劣勢です。
豊葦原はランチャーウィザードの数が非常に少ないため、旧時代の兵器で火力を補っています。
こちらでは「極東戦役」後に連合軍から出向してきた歳若い士官、シャルロッテ・ディートリヒ大尉が戦車に乗り、部隊の指揮を執っています(扉絵の女の子です)
【3】敵揚陸部隊を叩く 難易度:難易度:2
山元 二九九が率いる艦隊「猫の艦隊」に合流し、東方領域のインテグレーター基地に向かおうとしている敵揚陸部隊を叩くパートとなります。
こちらは戦力が十分に整っており、各エリアから出向していたリンクデバイサーが戻っているため、他パートに比べて難易度が低めに設定されております。
IFは艦隊に所属する空母、護衛艦から発艦可能となっています。
敵揚陸部隊は無人兵器を積んだ揚陸艦とそれを護衛する戦艦、IF空母から成り立っています。
敵の空母はそれ自体が無人機のコントロール施設ともなっており、沈めればその艦に属するIFも機能を停止します。
敵の艦にはインテグレーターによって洗脳されたブーステッドやランチャーウィザードがおりますが、ほとんど自我を奪われているため、さほど強くはありません。
こちらには、エリア15の防衛艦『シャーロット』から、ミサキ・ウツミが振電参型に乗って合流します。
彼女は今回のみの登場で、当シナリオの後にシャーロットに戻る予定ですが、戦死した場合はその限りではありません。
※彼女が合流するまでの経緯は、トリガークエスト5話の中で触れられる予定です。
それではみなさんのご参加とアクションをお待ちしております!