クリエイティブRPG

ワールドホライゾン

ハロウィン爆発しろ!?

リアクション公開中!

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ハロウィン爆発しろ!?
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:ワールドホライゾン/全世界共通
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:100ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2024年11月25日公開!

シナリオガイド

巨大カボチャ現る!? 界霊を倒してハロウィンを守れ!

シナリオ名:ハロウィン爆発しろ!? / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム


 ――新生ワールドホライゾン、広場

 夏の暑さは過ぎ去り、残暑も終わりを迎えたことで季節は秋へと移り変わります。そうなれば次に待ち受けるイベントはハロウィンです。
 ということで新生ワールドホライゾンのあちこちにはデフォルメされたオバケのポップが飾り付けられたり、ホライゾンフィールではハロウィン限定の商品が売り出され始めたりと新生ワールドホライゾン全体のイベントムードが盛り上がりを見せ始めています。
 そしてそれは広場でも同じでした。

「どうでしょう? 似合っているでしょうか?」
「バッチリニャ!」
「うんうん、よく似合ってるよ!」

 コスプレ会場となっている広場で、ミイラ男ならぬミイラ女のコスプレに着替えたロゼッタ・ラウが、自分のコスプレの出来栄えをギリアムミリアムに確かめて貰っていました。
 二つの勢力が争う世界“スクラヴィア”。そこでスクラヴィア連邦共和国に協力する民間ゲリラ“シュピーロイテ”所属のロゼッタは、現在スクラヴィア連邦共和国とワールドホライゾンとの橋渡し役をしています。
 それはつまり異世界を認識出来るという事であり、特異者であることの証明です。そのため、ゲートを通じて新生ワールドホライゾンに来ることが出来たのですが、そのタイミングがちょうどハロウィンと重なっていたようです。
 スクラヴィアでも近い風習はあるものの、細かい違いが幾らか見られたため興味を持ったロゼッタが街中を散策していると、お菓子配りをしていたギリアムとミリアムに出会い新生ワールドホライゾンのハロウィンについて教えて貰ったという訳です。

「お! かわいいミイラちゃんじゃん♪」
「ありがとうございます。そちらの衣装も可愛いですよ」

 広場で初めてのコスプレをするロゼッタはその声に振り返ると、そこには創世神フィルマによって創られた栄光の世界“マグメル”にて、冒険者として活躍するミュラーの姿がありました。
 フリルをふんだんにあしらった可愛らしいチャイナ風ドレスに身を包んだミュラーの頭には、大きなお札が張られており、キョンシーのコスプレをしているようでした。
 しかし、スクラヴィアにキョンシーは存在しないため、ロゼッタはそれが何か分かっていないようです。ただ、スクラヴィアでも初対面の相手と話をする機会の多いロゼッタは、初対面にも関わらずまるで友人のように話しかけてくるミュラーの距離感は平気なようです。

「いやー、まさかこっちでもハロウィンやってると思わなくってさ。気合入れて準備しちゃった☆」
「ミュラーとか言ったかニャ? そっちもナイスコスプレニャ!」
「コスプレと可愛さがいい感じに両立されてるわね!」

 どうやらミュラーがマグメルに召喚される前の世界でもハロウィンが存在したらしく、ミュラーはすっかり馴染んでいるようで、ギリアムやミリアムにも自慢げにコスプレを披露していました。

「あの、それで私に何かご用でしょうか?」
「あ、そうそう! 私まだ新生ワールドホライゾンに慣れてないんだよね。だから同じような人と一緒に街の中散策してみようかなって。案内ならはこっちの二人がしてくれるって話だし」

 新生ワールドホライゾンを訪れたミュラーはとりあえず市庁舎を訪れたのですが、そこでハロウィン中の案内ならギリアムとミリアムが適任だと紹介されていたようです。
 そしてロゼッタが自分と同じく新生ワールドホライゾン初心者であることをなんとなく察すると、こうして話かけたとの事です。

「なるほど、そうでしたか。そういうことでしたら構いませんよ、本日はよろしくお願いします」
「話は決まったみたいなら早速街に出ようニャ! ハロウィンの事ならオレたちにお任せだニャ!」
「最新のグルメから穴場スポットまで、丸っと紹介しちゃうわよ!」

 ミュラーの話を聞いたロゼッタは、一緒に新生ワールドホライゾンの中を見て回ることに同意してギリアムやミリアムにも頭を下げます。
 しかしこれはイベンターとしての本懐でもあるため、気にすることはないと二人は言ってミュラーとロゼッタを街へと連れ出すのでした。

■ □ ■


 ――新生ワールドホライゾン、メインストリート

 新生ワールドホライゾンの中を散策する四人が、ハロウィンの飾りつけを見て楽しんでいる時の事でした。突如として街中に警報が鳴り響き、続いて大きな爆発音が聞こえました。

「ニャニャニャ!? 何が起きたんだニャ!?」
「あっ! あれ!」

 慌てふためくギリアムの横でミリアムが周囲を見渡すと、遠くの空に浮かぶ影を見つけました。カボチャの内部を繰り抜き、顔の形になるように側面へと穴をあけたそれは、紛れもなくジャック・オー・ランタンです。
 しかし、問題はそのサイズです。距離があるため正確な事は分かりませんが、少なくとも100メートル近い大きさはあると見ていいでしょう。
 そして、その口の中からは無数の通常サイズのジャック・オー・ランタンが吐き出されています。こちらはふよふよと空中をゆっくりと漂いながら地表近くまで到達すると、街中でお菓子を貪り食らい、一定量まで食べると赤く明滅して数秒後に爆発してしまうのです。

『ギリアム、ミリアム! ちょうどよかったわ! 界霊の出現したの!』
「分かったニャ! オレたちのハロウィンで怪我人を出させる訳にはいかないからニャ! それにこのままだと、ハロウィンパレードが開催できなくなるニャ!」

 界霊の出現後すぐに市長である明夜・ワーグナーから通信が届きます。
 界霊“ククルビタ”。明夜がそう命名した界霊は、ハロウィンでお菓子を貰えなかった者たちが放つ負の想念から生まれたとのことです。

「あの、カイレイ……? とは何でしょうか?」
「え? あー、まだ知らないのか。簡単に言うとね、悪い感情が悪いエネルギーと結びついて生まれる悪いヤツの事よ!」

 まだ事態の飲み込めていないロゼッタが尋ねると、ミリアムはそう答えました。

「つまり、あれは悪い奴で倒しちゃってもオーケーってことだよね?」
「まぁそういうことになるニャ。……何をするつもりニャ?」
「せっかくのハロウィン、台無しにされたくないからね~。ちょっといってパパっと仕留めてくるよ☆」

 ミリアムの答えを聞いたミュラーは、にやりと笑みを浮かべるとドレスの袖口から幾つものナイフを覗かせ、ロゼッタに視線を向けます。そっちはどうする? と。

「もちろん行きますよ。こんな楽しいお祭りをあれのせいで中止にするなんで勿体ないですからね」

 荷物から万が一の時のために持ってきていたアサルトライフルを取り出してミュラーの問いに応えると、ロゼッタはミュラーと共に界霊の下へと走り出すのでした。
担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

ワールドホライゾンの秋のスペシャルシナリオ
「ハロウィン爆発しろ!?」をお送りいたします。

舞台はワールドホライゾンですが、対応ワールドは全世界共通となっております。
また、プレゼントキャンペーンが近日リリース予定です、お楽しみに!

◆基本的な状況
厳しい夏の暑さを乗り越え、季節は秋へと移り変わっていきます。
そして秋と言えばということで、例年通り今年もハロウィンが開催されることになりました。
今年はトラブルメーカーも大人しくしており、ギリアムとミリアムもおかしなことには手を出さず、
ハロウィンを盛り上げようと頑張っていたため、特にトラブルも起こらずハロウィンは順調そのもの
だったのですが、やはりというべきか界霊が出現してしまいました。

“ククルビタ”と名付けられたジャック・オー・ランタン型の界霊は
ホライゾン市街地を荒らしまわりながら上空を移動し続けています。
このままではせっかくのハロウィンが台無しになるばかりか、
開催予定であったハロウィンパレードにも影響が出てしまう事は間違いないでしょう。
被害が大きくなりすぎる前に、界霊を討伐してホライゾンのハロウィンを守りましょう。


■各パートについて
アクションパート別の注意事項は以下のようになります。
アクションパートを跨いだアクション、グループアクションはダブルアクションとなり
不採用となる場合がございます。ご注意ください。

【1】界霊ククルビタと戦う 難易度:10(9)

新生ワールドホライゾン上空に現れた界霊ククルビタと戦うパートです。
ククルビタの予測進路を計算したところ、新生ワールドホライゾンの広場へ向かっていることが分かりました。
広場では屋台や出店の他、コスプレによるハロウィンパレードの開催が予定されており、それを台無しにすることが狙いと見て間違いないでしょう。
このパートでは、ククルビタが広場に到達する前、郊外にいる段階でククルビタを押し留め浄化を行うことになります。

・界霊ククルビタ
直径100メートル近い、超巨大ジャック・オー・ランタン型の界霊です。
ククルビタはゆっくりと飛行して上空を移動しながら、広場に向けて移動中です。
大きな口の中からは小型の分体を放出することが可能で、分体もまた特異者たちに襲い掛かります。

ククルビタ自身は、大質量を活かした体当たりで攻撃してくるほか、目や口となっている穴からは紫色の炎を放出します。
この炎は昨年のクリスマスに出現した嫉妬の太陽が放っていた炎と同質のものらしく、非常に強力であり火傷を引き起こす可能性があるほか、炎を浴びると嫉妬の念に捕らわれて周囲が敵に見えてしまうようになるようです。
特にカップルやペアには強い敵愾心を持って暴れてしまうことになります。
※強力な混乱+狂戦士状態、とお考え下さい。

また、ククルビタの体は幽体や霊体に近い性質を持っているらしく、物理攻撃は無効化されてしまうようです。
ただし、物理攻撃であっても、対界霊装備を使用したものであればダメージを与える事が可能なようです。

なお、嫉妬の想念によって生まれた存在の宿命か、カップルやペアによる連携効果のあるアイテム・スキルがよく効くようで、それらを使用している場合は難易度が()内の数値に下がります。

・ククルビタ分体
ククルビタ本体の口から放出された分体で、直径30センチメートルほどの通常サイズとなっています。
小型化したためか、素早く空中を跳びまわることが可能となっているようです。
攻撃手段はククルビタ同様に体当たりと嫉妬の炎に加えて、ある程度の時間が経つと自爆するように出来ているようです。
自爆時に周囲へ広がる炎もまた嫉妬の炎であり、浴びると嫉妬に憑りつかれてしまう事でしょう。

※ククルビタ戦で活躍した若干名に、ホライゾンより特別報酬として贈られます。

こちらのパートには、ロゼッタ、ミュラー、ギリアム、ミリアムが登場します。


【2】PC同士でハロウィンを過ごす 難易度:1
【3】NPCとハロウィンを過ごす 難易度:1

界霊騒動とは関わらず、PCもしくはNPCとホライゾン各地で秋の休日を満喫して交流を行います。
パートタイトルでは複数人となっていますが、お一人でもこちらのパートに参加することは可能です。その場合は【2】をお選びください。

新生ワールドホライゾンの自宅、広場、ホライゾンフィール、新生ワールドホライゾンの各土地や建造物など、新生ワールドホライゾン内であれば場所はどこでハロウィンを満喫して頂いても構いません。
※アクション内で指定された場所・物・行為が、世界観上で無理のない範囲であればそのまま採用致します。

ただし、ハロウィンのコスプレとパレードに関しては【1】の成否によります。
【1】が成功している場合、新生ワールドホライゾンの広場でハロウィンパレードが開催されることとなり、新生ワールドホライゾンのそれ以外の場所でハロウィンに参加してコスプレを楽しむことが可能となります。
しかし、【1】が失敗となった場合は、ハロウィンは中止となりコスプレをすることが出来なくなります。
なお、店舗や土地・建造物でのコスプレはその限りではありません。

自分の店舗、もしくは自分の土地・建造物を持つPCで『誰でも歓迎』の場合は、
アクションにて【誰でも歓迎】と記載を行うことで、
GAを組まずとも他の参加PCを呼び込むことができます。
その際はお手数ですがあいさつ掲示板での表明をお願いします。

なお、あいさつ掲示板で表明して頂ければ、パート【2】【3】に参加しなくても他のPCに対して土地を開放する事が可能です。


・ホライゾンフィール
ワールドホライゾンに存在する大型複合施設です。
「ホライゾンフィール」に店舗を持つPCは、その店を営業することが可能なほか、広場に出店を出す事が可能です。
ただし、主催者の居ないホライゾンフィールの店舗・出店には行くことはできません。
また、出店ができる店はマニュアルに掲載されている店舗とさせていただきます。

・新生ワールドホライゾン
新生計画によって作られた土地や建造物です。
「これまでに創られた土地・建造物」原則として創った土地・建造物の使用権を持つのは申請者となります。

ご自身の土地・建造物を持つ方は「その土地・建造物で催し物」を行う事が可能です。
「屋台レベル」の設備と食材まではワールドホライゾン側で用意します。
それを超える場合、食材や設備などのアイテム、あるいは設営等を可能とするスキルの「装備」をお願い致します。
アクションに内容は書いてあっても装備が伴っていない場合、失敗となる場合がありますのでご注意ください。

主催できるのは創造者のみですが、遊びに行くことは誰でも可能です。
ただし基本的には主催PCとグループアクション(GA)を組むようにして下さい。

なお、「生命の種子による生物」を申請した方は、生物を連れてくることも可能です。


■各世界の特殊ルールについて
・各世界の特殊ルール(亡霊兵、スーパーパワー、ギアカスタマイズなど)は使用可能となります。
 ただし周囲の状況によっては十全に効果が発揮されない場合があります。
 また、今回は
 
 ・魔導騎士の性質
 ・ゼスト連合軍階級特典
 ・空想の欠片
 
 については、使用不可となります。ご了承下さい。
※上記特殊ルールを使用する場合は、それぞれのメインアバターでの参加が条件となります。


■NPCについて
本シナリオでは「共演のソーマ」等の呼び出し可能NPCフェローがいる方は、
他のシナリオの状態に関係なく、フェロー追加での呼び出しが可能です。
ただしフェロー追加はLC追加と同ポイントが必要となっております。
また、呼び出すルールはNPCと同じで、1アカウントにつき1人までしか指定できません。GAの場合も1GAにつき1NPCまでとなります。

「公式NPCとしてゲームマスターに行動させてもらいたい場合」は、
NPCフェローを追加の上、NPCフェローのアクション欄にその旨をご記載下さい。


なお、

ロゼッタ、ミュラー、ギリアム、ミリアム

につきましてはNPCフェロー追加無しで関わる事が可能です。
ただし、【1】限定となりアクション次第では必ず関われるとは限りません。
また、関われたとしても描写量は少なくなります。

LC化したNPCはLCに準じますが、
「公式NPCとしてゲームマスターに行動させてもらいたい場合」は、
該当のLC化したNPCを追加の上、アクション欄にその旨をご記載下さい。


それではみなさんのご参加とアクションをお待ちしております。


【2024年10月23日14:40追記】
 【2】【3】パートに追記を行いました。

【1】界霊ククルビタと戦う 【現在のMC参加人数:26】

10

【2】PC同士でハロウィンを過ごす 【現在のMC参加人数:4】

1

【3】NPCとハロウィンを過ごす 【現在のMC参加人数:12】

1