クリエイティブRPG

ワールドホライゾン

【10周年】2023年への里帰り

リアクション公開中!

 135

【10周年】2023年への里帰り
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:ワールドホライゾン/全世界共通
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:100ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2023年02月17日公開!

シナリオガイド

一日だけの、“地球”への帰還。

シナリオ名:【10周年】2023年への里帰り / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



――ワールドホライゾン、市庁舎。

「地球へのゲートを開くことができた?」

報告を受けた明夜・ワーグナーは、思わずヴォーパルに聞き返しました。

ワールドホライゾンは「新世界創造計画」を経て新生し、
三千界における新たな特異点となりました。
しかし完全に地球が特異点としての役目を終えたわけではなく、
現在はワールドホライゾンと地球が同期し、深く繋がった状態にあるといいます。

「はい。
 ホライゾンの近界域が安定していることもあり、地球とのゲートを開く事ができました。
 ですが、その先は“現在”の時間軸。
 アルテラへのゲートが開いた時に地球から大規模な召喚を行いましたが、その時の地球が2013年1月。
 そこからホライゾンで10年が経過しているため、『2023年1月』です」

一部例外もいますが、
特異者の多くは当時、現代の地球から彼女の声に応え、ワールドホライゾンへ転移しています。

「10年……その間地球にいなかった人たちが急に地球に現れることになる。そうなると……」
「その点は問題ありません。地球に着いた時点で、世界の修正力による“辻褄合わせ”が行われます。
 これによって不在の十年間が補完され、地球にいる者たちの認識の上では、『ほんの少しの間だけ会えてなかった』事になります」
「でも、例外はある。そうよね?」
「はい。これはあくまで、まだ特異者として覚醒していない者、適性が低い者に対してです。
 特異者としての高い素質を持つ者、あるいは委員会の者のような既に特異者となっている者には働きません。
 
 それと、いなかった者たちの空白を埋めることになるため、世界には大きな負荷がかかります」

ヴォーパルが明夜の目を見て、言葉を続けました。

以前、“赤の鍵守”ライアからの干渉を受けた時は二年間でしたが、今回はさらに大きな開きがあります。
 地球にいる人たちとの関わりの時間が長くなれば、それだけ認識のズレが生じ、修正に綻びが出る事となります。
 それを正すためにさらなる負荷がかかる、というループに陥れば、地球は乱れ、同期しているホライゾンにも影響が及びます。
 
 一日間。それが今回、地球に滞在できる限界です。

一日、二十四時間が経った時点で、地球に残っていたとしても強制的にホライゾンに引き戻す。
そうヴォーパルは告げました。

「地球に帰りたいと願っていた子は多いでしょうけど、十年間の異世界との交流との中で、様々な出会いがあった。
 地球ではなく、異世界やこの新しいホライゾンで生きていくと決めている子もいるわ。
 それでも、次に地球に行けるのがいつになるのかは分からない。
 一日だけとはいえ、もし召喚前にやり残していることがあるのなら、やってきた方がいいわ」

こうして明夜は、「一日だけ、2023年の地球に行ける」事を特異者たちに伝えるのでした。


■□■


――スイス・ジュネーブ。三千界管理委員会本部。

「お戻りになられましたか。ワールドホライゾンの新生は無事に完了したようですね」
「ああ。今の状態なら、義体に接続せず、またこの体で直接三千界に行けるだろう」

委員長代理であるマンフレッド・マクファーレンは、
秘書の青年――五人の特務の最後の一人に、ワールドホライゾンの状況を伝えました。

「済まないな。当初は君を最後にホライゾンに送り、木戸の奴を驚かせたかったんだが」
「いいえ。兄が無事で、どうしているかが聞けるだけでも十分です。
 元々、僕は“特異者”と三千界のことを知るために、委員会の門を叩いたのですから」

彼は木戸 健太
木戸 浩之の弟です。
十年前は小学生だった彼も立派に成長し、
三千界管理委員会の一員となってマンフレッドの直下にいました。

「マンフレッドさんはずっと変わりませんね」
「三千界を行き来する以上、俺もATDを持っているからな。その作用だ。
 もっとも、特異者でない者には歳相応に見えているはずだ」

健太を伴い、マンフレッドは中央議場に移動しました。

「ようやくこちらも新体制が整った。
 だが……中央議場に幹部が集まるとなると、どうしても八年前の悪夢が頭を過る」

田中 是空との邂逅。“絶望のエンジェル”の始まり。
是空は“神域”に向かっており、ここに現れる事はまずありません。
それでも、マンフレッドは思い出さずにはいられませんでした。

(ありえない。それでも、この胸騒ぎはなんだ?)

しかし、悪い予感は当たりました。
議場に足を踏み入れると、全身が青く染まった田中族の姿が飛び込んできました。

「アバターおめでとう!!」
「いや、誰だよ、お前は!?」


担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

『三千界のアバター』10周年記念スペシャルシナリオ、
「2023年への里帰り」をお送りします。

本シナリオは「一日間、ワールドホライゾンから地球に戻ることのできる」特殊な状況となっております。
地球の状況については、シナリオリリース時点での現在「2023年1月」とほぼ同じものとお考え下さい。

なお、「三千界のアバター10周年」ということで特異者の地球への帰還としていますが、
三千界以外のワールド、シリーズから開始した方でも現在の地球に行く事が可能です。
※異世界人とは認識されません。

★シナリオ参加特典

本シナリオにご参加頂いた方には、アイテム

「10周年記念チケット」

が課題でプレゼントされます!
※参加カウントごとに1つとなります。
※課題は1月13日中の実装予定です。

こちらのアイテムは後日実装予定の10周年記念アバターのスキルやアイテム等との交換で使用可能となります。
お楽しみに!

また、関連クエストが1月17日(火)にリリース予定となっております。



■基本的な状況
ワールドホライゾンの新生によって、地球とのゲートを開ける可能性は示唆されていましたが、
改めてヴォーパルから地球と繋がった事が報告されました。
しかし当初の地球への帰還とは形が異なり、元いた時間軸ではなく、地球からの大規模召喚が行われた2013年1月から10年後。
“2023年現在”の地球に繋がっています。

地球に行けば、いなかった十年分の辻褄合わせが行われ、大騒ぎになることはないとのことですが、
それによって地球には大きな負荷がかかることとなり、長時間の現地人との接触は認識の齟齬を生み、
綻びを生じさせるリスクが大きいため、
ヴォーパルは期限を一日間と定めました。
それを過ぎると、強制的にワールドホライゾンに戻されます。

その頃、マンフレッドはホライゾンにある義体との接続を切り、委員会の新幹部たちとの会議に臨もうとしていました。
しかし議場には謎の「青い田中全能神」がおり、若い委員会の特異者たちは戸惑っています。

なお、当シナリオは100ポイントで「フェロー参加可」となってますが、
こちらはシナリオ参加可能なNPCフェロー参加のためのものであり、
それ以外のフェローは追加されても描写を行いませんのでご注意下さい。



■各パートについて

【1】一日間の帰郷をする 難易度:1

一日(二十四時間)、故郷など地球の自分の思い入れのある場所で自由に過ごす事ができます。
今回はワールドホライゾンの経由のため、基本的に行きたい場所からズレる事はありません。

特異者たちは地球では以下の扱いとなります。

・戻る時間は2023年1月。具体的な日付は決まってないが、正月は終わっている。
・“辻褄合わせ”によって、家族や友人は「しばらく会えていなかった」程度の認識になっている。
・一日の間に不慮の事故に遭遇した場合(死にかけた場合)もホライゾンに戻される。
・何らかの事態によって認識の齟齬・綻びが修復困難になりかけた場合もホライゾンに戻される。
・異世界出身のLCとの別行動は不可。
 アバターに限らず、地球の人々からは「普通の人間の姿」として認識される。
※ただしLCは基本的に地球人ではないため、地球人として描写することはできません。
・NPCは基本的に呼び出し不可。ただし、フェロー化しているNPCを参加させ、地球を見せることは可能。
・現代の地球以外の時代からイレギュラーで召喚された特異者は、同一人物ではなく子孫やよく似た他人として認識される。


となります。

また本パートでは特別ルールとしてLCの代わりに地球に家族や友人(地球キャラクター)を登場させることが出来ます。
地球キャラクターを登場させた場合は該当LCは描写されません。
※地球キャラクターはLCを追加しない限りは登場させられません。
ただし、特に名前のないモブ的なキャラの場合はアクションによって登場するかもしれません。


・LCのアクションの最初の行に、
 『名前』【関係】をお書き下さい。
  例:『木戸健太』【木戸浩之の弟】
・その下に、簡単な設定をお書き下さい。
 (年齢、外見、口調、性格、立場、など)
・それから、そのキャラクターのアクションをお書き下さい(急に出現した特異者にどのような反応をするか、など)

★注意事項
・行き先は日本以外でも、地球ならどこでも可能です。
 ただし特殊な場所の場合などは出来るだけ説明を入れてください。
・PCの自由設定と同じく、強力すぎる関係者設定は自称扱いとなります。また、こちらの設定が今後のシナリオでアクションを有利にするようなことはありません。
・地球キャラクターを登場させる代わり、該当LCは登場しなくなります。また、友人のPCを地球キャラクター扱いで登場させることも出来ません。
・設定できるのは自分の関係者、に限ります。
・地球キャラクターについては、家族、地元の友人、お世話になった人以外にも、過去に死んでしまった相手を設定して回想シーンにしたり、というのも可能です。
・LC1人につき、関係者は1人しか登場させることができません。
複数人登場させたい場合は、その人数分のLC追加が必要となります。
・なお、回想シーンの描写を行わず、ただ名前を出すだけでよいのであればLC追加を行わなくても問題ございません。


★呼び出し可能なNPCの扱いについて
・シナリオ参加可能なNPC(フェロー化しているNPC)は、LC同様地球では種族に関わらず「普通の人間」として認識されます。
・ただ地球を見学させるだけでなく、地球の家族や友人等と会わせる事も可能です。


【2】新体制の三千界管理委員会を見学する 難易度:8

マンフレッドの伝手で、彼が立て直した現在の三千界管理委員会本部を見学することができます。
基本的に戦闘はないものの、
難易度が高く設定されているのは「幹部以外の委員会特異者でも大体このくらいのレベル帯の力はある」ためです。

なお、本部に三千界統合機関の元幹部、タイル・影山も招聘されており、
彼の監視下で“神域”関連のデータをまとめています。
希望すれば彼と会うこともできますが、性格柄ただ質問して情報を引き出そうとしても、足蹴にされるでしょう。
会議の前後のため、こちらのパートでマンフレッドに会う事も可能です。

このパートではマンフレッド、タイル・影山、木戸 健太、木戸 浩之が登場します。
なおミジンコ博士は今も健太の頭の中にいるようです。


【3】委員会の会議に参加する 難易度:13

ワールドホライゾンにいるヴィシュヌに変わってマンフレッドが代理として委員会を取りまとめてますが、
ホライゾンの新生とほぼ同時期に新たな神話級アバターの適合者たちの選抜も終わり、
新たな幹部による新体制が始まろうとしています。

以前の幹部は「地球人至上主義」で、異世界の特異者やホライゾンの者たちをも軽んじていましたが、
現在は偏見をほとんど持たないメンバーで構成されています。
とはいえ、ワールドホライゾンの特異者を警戒する者や、その実力を疑う者、
マンフレッドが委員長代理であることに不満を抱いている者もおり、
会議中に挑発的な態度を取る者も出る可能性があります。

そこでマンフレッドはホライゾンの特異者にも会議に参加してもらい、
この十年間での活動を語ってもらおうと考えています。
基本的にマンフレッドに呼ばれて参加している事になりますので、
問題行動があった場合退場させられます。ご注意下さい。


難易度13はあくまで「実力を示す」ことになった場合のものとなります。
なお、会議場の特殊な力場により、全世界のアバターが実力を発揮可能となっています。

「青い田中全能神」については、全能神本人(と是空)が“神域”に向かっていることから、
本人ではないようですが、言動や態度は全能神そのままです。

委員会の者たちはマンフレッドも含め、彼の事は特に気にせず会議を進めようとしています。

このパートではマンフレッド、木戸 健太、木戸 浩之、
境屋(神野 戎)、明夜・ワーグナー、クロニカ・グローリーが登場します。
境屋、明夜、クロニカの大人組はオブザーバーでの参加です。


それでは皆様のご参加をお待ちしております。


【2023年1月18日9:00追記・変更】
【1】の「★注意事項」に追記を行い、「★呼び出し可能なNPCの扱いについて」の項目を追加いたしました。
また、アクション締切を【2023年1月23日(月)10:30】に変更いたしました。

【1】一日間の帰郷をする 【現在のMC参加人数:34】

1

【2】新体制の三千界管理委員会を見学する 【現在のMC参加人数:9】

8

【3】委員会の会議に参加する 【現在のMC参加人数:21】

13