クリエイティブRPG

ブルーガーデンの日常

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ブルーガーデンの日常
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:ゼスト/全世界共通
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:不可
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2022年08月12日公開!

シナリオガイド

『あなたの青き日々に彩りを』

シナリオ名:ブルーガーデンの日常 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



――君たちには夢を叶えるだけの力がある。
叶った後はどうなるかって? ……“醒める”のさ。



★ ★ ★


「また、あの夢……」

鳴り響くアラームの音で、少女――セツナは目を覚まします。
夢の内容はおぼろげですが、過去にも何度か見た記憶があるものでした。

廃墟と化した街。
粒子となって消えていった親友。
そして自分を見下ろし、寂しげに微笑む見知った少女。

(ま、いっか。気にしてもしょうがないし)

ベッドから起き上がって身支度を整えていると、ほんの一瞬だけ強い眩暈がしました。

「なに、今の?」

変わらぬ日常が終わろうとしている。
今の彼女にはまだ、それを知る由はありませんでした。

★ ★ ★


――ブルーガーデン、ディラック区。

TRIALのキョウ・サワギノエルは、
三千界統合機関のアマネから送られてきた『Project:Over the Singularity』の全容を掴むべく、
ワールドホライゾンの特異者たちに声を掛け、
計画が行われているとされるゼストの人工島、ブルーガーデンにやってきました。

『戦争は終わり、かつては軍事機密だったブルー粒子技術の多くが民間に公開されました。
 Aスポーツは新時代のスポーツとして確立されましたが、技術開発はこれからが本番です。
 新世代型計画都市ブルーガーデン。
 未来を担う次世代の育成と、ブルー粒子の可能性の探究。
 そのためにこの街は存在します。
 人の想像に限界はありません。
 スタンダード・クオンタムは、夢に向かって歩み続ける人を全力で支えます。
 あなたの青き日々に、一層鮮やかな彩りを――』

ビルに設置された大型ビジョンから、スタンダード・クオンタム社の広告が流れました。

「夢を応援する、か。未来を担う若者を利用し自分たちの夢を叶える、が本音だろう」

キョウ・サワギがビジョンを見上げ、零しました。
今はヴァーチャルアイドルが実況するAスポーツの中継が映っています。

「あれを見ているだけなら、間違いなくゼストなんですけどね……」

ノエルがビジョンから空に視線を移します。
IFと並び、反重力装置と推進器で飛行する学生服の若者。
加速し過ぎて高層ビルに勢いよく激突している者や、競争していると思ったら空中戦を始める者。

地上の人々は特に気に留めず、墜落してコンクリートに埋まっているのを見ても驚きません。
普通に考えると無事では済まなそうですが、引っこ抜かれた後は平然としており、
少し痛がっている程度でした。

「民間のアクティベータにはリミッターがかかっているから、アクティベート武装の攻撃が致命傷になることはない。
 ……が、これを当たり前のように受け入れているというのは、この世界出身の身としては解せないね」

キョウは頭を押さえ、苦い顔をしました。

「そこのあなた。そのデバイス、プランク工業の試作品ですね。
 ちょうどいい。ポイントも溜まったところですし、新作のテスト、よろしいですか?」

また別の場所では、二人の少女が武装を実体化し、戦闘を始めています。

「対戦カードゲームみたいなノリで戦い始めるとは……」
「どちらかというと、モンスター召喚して戦わせるゲームの気がします」

ブルーガーデンについてからキョウは調子が悪そうで、普段ほど頭が働いてないようでした。
ノエルの方が先に、状況の背景に気付きました。

「分かりましたっ! キョウさんの言った通りですよ。
 企業が技術を競って高め合うために試作品を学生さんに使わせて、
 学生さんはそのデータ取りで成果を出すことで、企業にバックアップしてもらうんです!」

『Project:Over the Singularity』は神話級ユニークアバターとその適合者を人為的に作り出す計画、と推測されています。
しかし、ノエルにはそれだけでそれがなせるようには思えませんでした。

「……ノエルんの考えには大いに賛成だが、生憎私がこの有様だ。
 アマネと早く合流したいところだが、このブルーガーデンに関する情報はできるだけ多く集めた方がいい」
「そうですね。キョウさんがそんな状態になっている原因も、もしかしたら分かるかもしれませんしっ」

ブルーガーデン市民IDがちゃんとあることを確かめ、二人は混沌とした市街に繰り出しました。

★ ★ ★


(ホライゾンの特異者の反応あり、と。キョウちゃんも来てくれたみたいですねー)

ホライゾンの特異者たちよりも先に、アマネはブルーガーデンに来ていました。
この人工島では何らかの作用によって特異者はアーキテクトというアバターに覚醒し、
市民IDが付与される事が分かりましたが、
アマネは突然市民が大量に増えてSQ社に怪しまれないよう、ハッキングしてデータの改ざんを図りました。
その際に、「一定周期ごとに登録IDが急増している」事に気付きました。

(定期的にまとめた人数を入れていたので、直近のところで受け入れたことにしておきしたよ、と)

キョウたちと合流しようとするアマネですが、
すぐ近くで大型の無人兵器が暴走したとのニュースが飛び込んできました。
これをチャンスと思ったのか、若者たちが集まり、武器を召喚して兵器を取り囲みます。

「なんか魔法少女や武姫もどきみたいなのも混じってますねー。
 ゼストだけど、どこか既視感のある他の世界の要素も色んなところにあります。
 ……やはりここは“当たり”ですね」

アマネは戦いに巻き込まれないよう、その場を離脱しました。

★ ★ ★


「……人が増えましたね」
「もうそんな時期か。前回からまだそんなに経ってないと思ったんだが」

特異者たちの存在を察知し、観察を行う二つの影がありました。

「ええ。本来ならまだ先のはずです。“侵入者”ですよ」
「まさか、どうやって……いや、どうする? やっちまうか、ナユタ?」
「どうするかは“上”が決めることですよ。
 私から報告はしませんけどね。賑やかになってくれた方が、きっと面白くなるでしょうし」

ナユタと呼ばれた少女が笑みを浮かべます。

「夢から覚める時は迫っています。私たちは戦うべき相手と戦えばよいのですよ」


担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

ゼストのスペシャルシナリオ「ブルーガーデンの日常」をお送りします。
本シナリオは今夏開始予定のシリーズ『Over the Singularity』の予告編です。
メイン舞台となるブルーガーデンを本編に先駆け体験して頂けます。
ブルーガーデンはゼストに存在していますが、何らかの理由によって異世界の力への反発が弱まっています。
このため対応ワールドがゼスト/全世界共通となっております。


『Over the Singularity』は『新世界創造計画』や『セレクター編』とも繋がりがありますが、
内容は独立しております。
また、過去のゼストのシリーズを知らなくても特に問題ありませんので、
初めての方でもお気軽にご参加頂けます!


関連クエストとして、

「ブルーガーデン 前編」

が公開されております。
後編は7月16日(土)に公開予定です。

基本的に予告編クエストと当シナリオガイドで必要な情報は押さえられるようになってますが、
ガイドに出ているスタンダード・クオンタム社について気になる方は

「プレイアデスの復活」
「スタンダード・クオンタム」

もプレイされるとより理解が深まると思います。

当シナリオに合わせ、新アバター「アーキテクト」が実装されております。
現時点では本編に先駆けての実装でまだ特筆すべき点はありませんが、
本編開始に合わせて概要等を更新予定です。


■参加条件について(重要)

当シナリオはどの世界のアバターでもお楽しみ頂けますが、状況によって能力が十全に発揮されない場合があります。
また下記のどちらの条件も満たしていない場合、
ブルーガーデンから弾き出され、アクション失敗となってしまいます。

・メインアバターかサブアバターが「アーキテクト」になっている
・アイテム「ブルーガーデン市民ID」を装備している

どちらか一方に該当すれば問題ありません。
PCごとに判断するため、LCも参加する場合はLCも条件を満たしている必要があります。
 ※アイテム「ブルーガーデン市民ID」はクエスト「ブルーガーデン 前編」で入手可能となっています。
今回、フェローは参加不可となっています。


アバターやワールドに紐づく各世界の特殊ルール(亡霊兵、スーパーパワー、ギアカスタマイズなど)は使用可能ですが、
空想の欠片の能力使用や魔導騎士の性質は使用できません。

なお、メインアバターを「アーキテクト」にしてアクションを投稿し、
シナリオで活躍した方(調査で計画に関する情報を掴んだ、企業に一目置かれた等)には、
本編開始時に少し役に立つかもしれないアイテムを付与いたします!


■基本的な状況

IDD戦役(LINK-AGE Emergence)後、空が解放され、平和になったゼスト。
国家連合軍はその役目を終え、規模を縮小。軍事技術は一部制限された上で民間に公開され、
IFやアクティベート武装を用いたスポーツ「Aスポーツ」が誕生しました。
その後、世界大会にあたるエリア対抗戦が開催される運びとなりましたが、
水面下では不穏な動きがありました。
結果として特異者が介入しなければならない事件は大会中には起こらなかったものの、
色々ときな臭いスタンダード・クオンタム社(以下SQ社)がゼスト三大企業のトップに躍り出、
主導権を握るのを許す事となりました。
そのSQ社が未来を見据えて建設した都市が、ブルーガーデンです。
ブルーガーデンの住人はSQ社のグループ、関連企業に所属する者とその関係者となっており、所在地は非公開です。

都市では住人が当たり前のようにアクティベーション技術を用いており、
技術競争の一環で様々な企業が若者たちに試作品を提供し、テストを行わせています。
街中で目が合ったらバトルが始まる事は日常茶飯事です。
しかしどれだけ激しく戦っても痛い程度、悪くても怪我で済むため、死者は出ません。

ゼストでありながらゼストの常識が通用しない街ですが、
ブルーガーデンはアマネが追っている界賊が『Projiect:Over the singularity』という計画を進めている場所と目されています。
彼女から連絡を受けたキョウはワールドホライゾンの特異者に呼びかけ、
ゲートを開いたノエルも連れてブルーガーデンにやってきました。
しかし着いてからずっとキョウは調子が悪く、本人にも「全く頭が働かない」という自覚があります。
ノエルは特に異常はなく、ガイド時点では合流できていないものの、アマネも普段通りです。

なお、各パートでNPCから評価される行動を行った方は本編に招待させて頂く場合がございます。
※こちらはメインアバターがアーキテクトでない方も対象となり得ます。

■各パートについて
アクションパートを跨いだアクション、グループアクションはダブルアクションとなり不採用となる場合がございます。ご注意ください。

括弧内はメインアバターが「アーキテクト」の時の難易度となります。


【1】ブルーガーデンの調査  難易度:6(4)

ブルーガーデンはいくつかの区画に分かれており、各区画に割り当てられた企業の領域となっています。
SQ社直下の四社がそれぞれ東西南北の大区画を管理し、その四つの中に複数の小区画があります。
このためかなり広く、一人で全区画を見て回るのはIFや航空機を使ったとしても不可能です。
※広さもそうですが、攻撃を受ける可能性も大いにあるため。

クエストやガイドの状況の通り、人々が普通に日常を送っている一方、
その日常の中に戦いが当然のように組み込まれていたり、
タクシーを呼ぶ感覚で航空機を呼んだり、むしろブルー粒子技術を駆使し生身で乗り物いらずだったりと、
特異者目線でも奇妙な光景が広がっています。

ゲートを繋いだノエルが言うには、
「ゼストだけどゼスト以外の世界の力も色んなところから感じる」とのことです。

ほぼフリーパートですが、MCとLCは基本的に同じ場所に向かい、離れて別々の調査を行うことはできません。
キョウ、ノエル、アマネの三人はいずれも非戦闘要員のため、
積極的に戦う必要のないこちらのパートに登場します。


【2】データ取りの戦闘に介入する  難易度:8(6)

戦うことが日常の一環なら、遠慮なく住人として挑んでしまおう、というパートです。
どういう相手と戦うことになるかはPC視点では分からないものの、
アクションである程度指定することは可能です。
※具体的に書き過ぎると確定アクションとみなされる場合があります。

学生と企業所属者以外にも、何らかの理由でそれらから離れた第三勢力(反社会的な輩)もおり、
技術を悪用して時折暴れています。
企業としては「どう悪用するかもテストの一環」として、むしろ積極的に試作品を提供する事もありますが、
大抵鎮圧されています。

どうやって乗り込んでくるのかはさておき、
「★ゼスト連合軍階級行使可能シナリオ」でのみ運用できる装備類も問題なく使用可能です。

なお、ブルーガーデンの住人には必要とあらば戦艦だろうと召喚してのける者もいます。
ただ見た目だけで、実際に中身まで再現できているとは限りません。

基本的にゼストのアバターに準じた技を使ってきますが、
中にはほとんど別世界の武装召喚・具現化スキルにしか見えない者、
そもそも見た目の時点で既にゼスト離れどころか人間離れしている者など、
おそらく「アーキテクト」の力によるものでしょうが、予測できないことが起こることもあります。

アクション次第では本編で登場するNPCとここで関わる事になるかもしれません。



それでは皆様のご参加をお待ちしております。

【1】ブルーガーデンの調査 【現在のMC参加人数:23】

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【2】データ取りの戦闘に介入する 【現在のMC参加人数:23】

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