クリエイティブRPG

色の追想

リアクション公開中!

 90

色の追想
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:ローランド/アルテラ
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2022年07月28日公開!

シナリオガイド

時の魔王が繋いだのは――竜族の生きる旧世界!?

シナリオ名:色の追想 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



人が“闇”に抗う剣と魔法の世界ローランド

砂漠地方でヴュステラント連合国と機械帝国の決戦が行われている頃、
北部地方である異変が生じていました。

「……時空が乱れている。これは少々不味いな」

“時の魔王”アクロノヴァは空を見上げ、顔を歪めました。
彼女は魔界の十三魔王の一人ですが、現在はダレストリス帝国に身を置き、人族の味方となっています。
アクロノヴァは時空に干渉し、正常化を図ろうとしました。

(“門”が開いた影響か。ナイトロードで懲りぬとは。
 ……もう他の魔王に、などと言っている場合ではなさそうだな)

魔界にはかつて彼女が組み上げた、異世界の存在を呼び出す召喚陣――“門”があります。
魔王祭の時に魔族は転移者を戦力として集めたものの御しきれず、かえって振り回されたことから、門を忌避している。
そう耳にしているものの、少なくとも戦後に一度は発動していることが分かっています。

「いや、ここはあえて“繋いで”みるか」

アクロノヴァは時空の歪みにあえて飛び込みました。

△▼△▼△


――プリシラ公国、リスタの町。

「どうしたの、リアナー?」
「いえ、奇妙な依頼が来てまして」
「なになに……『異界調査の協力者求む』
 依頼人、魔王アクロノヴァ。
 ……なんでこんなのが依頼書の中に混ざってんの? 普通弾かれるでしょ?」

教会の受付嬢リアナも首を傾げました。

「それが分からないんですよね。いつの間にか増えていたので」
「じゃ、無視すりゃいいじゃない」

普通ならエレンの言う通りに無視するだけですが、リアナの正体は執行官。
異世界の事も知っているため、これが本当にアクロノヴァが挟み込んだものだと考えていました。

「ですが、どうにも気になりますので……こちらの依頼は私が責任を持って扱わせて頂きます」

リアナは馴染みのある冒険者を中心に、直接声を掛けていきました。
今回は珍しく、彼女も現地まで同行します。

△▼△▼△


――???

「うーん……ここは一体?」

リルは目を覚まし、周囲を見回しました。
記憶の中にあるアルビオン渓谷に似ているものの、異なる場所のようです。
突如発生した空間の歪みに引き込まれ、当初はまた転移魔法で呼び出されたのだと思いましたが、
今回は全く見知らぬ土地でした。

「この魔力と元素の揺らぎ。青の精霊を宿すヒューマン、いや受肉した青の精霊か。どちらにせよ興味深い」
「誰なのかな、君は? どこかで会ったような気もするけど……」

目の前にいる帽子を被った黒い女性に既視感を覚えたものの、相手は初対面だ、と答えました。
“極黒の魔女”アクロノヴァ。
魔女、と称したことに思うところはありましたが、リルは自らも名乗り返します。

「私はお主を知らんが、どうやらお主もまたこことは別の世界、あるいは時間軸から飛ばされてきたようだな。
 仮に私と会った事があるとしても、それは別の私だろう」
「……君が僕を呼んだのかい?」
「否。だがこうして引き寄せられたということは、“門”で呼びたかったものに合致した存在だったのだろう」
「よく分からないけど、ちゃんと帰れるんだよね?」
「絶対に、とは言い切れぬが、お主はお主がいた世界と私がいた世界との接点となる素質を持っている。
 他にも巻き込まれた者がいるようだが、その者もお主がいることで一緒に送ることができよう」

自分一人が異世界に放り出されたわけではなく、帰ることもできるということに安堵するリルですが、
黒い魔女が言うにはアルテラ帰還の鍵は自身が握っているということで、何とも言えない気分になります。

「ただ、私も今は少々魔力を消耗していてな。この世界自体にも何らかの歪みが生じている。
 帰還させるのはそれに対処してからだ」

実のところその歪みはアクロノヴァのせいでもありますが、彼女はそれを棚に上げてリルに言いました。

「とりあえずここがどんなところか知らないとね。
 まだお互い、この世界の人に会えてないわけだし」
 
しばらく二人で歩くと、砂利を擦るような音が響いてきました。
そちらを見ると、ボロボロの外套を羽織った金髪の少女の姿がありました。

「キミ、大丈夫!?」
「ひっ、ひぃ……!!」

彼女は人に対し怯えているようで、リルからも逃げようとします。

「その娘を渡せ。その子は勘違いしているだけだ」
「勘違い? その割には随分怯えてるようだけど」

追手たちは獣寄りの姿をした獣人でした。

「竜の生贄なんて嫌っ!!」
「生贄ではない。それに、黄竜王様はお前の力を欲し――」
「お下がりなさい!」

その時、追手の獣人たちが動きを止めました。

「まずはその子を大人しくさせなさいな」
「ありがとう。君は確か、オリエンティアの」

サキュバスクイーン・フィオナ。女王国アルカサスの女王で、グラナート同盟三獣士と並ぶオリエンティアの重鎮です。
彼女も時空の歪みに巻き込まれたようですが、ここをオリエンティア大陸のどこかだと思い込んでいるようでした。

「これでわたくしたちが敵でないと分かったでしょう。
 さぁ、あなたは一体どうして追われてますの?」

少女はフルーウァといい、黄竜王が山を守るための魔力を得るための生贄にされると告げました。

「でも誤解だとかも言ってたし、とりあえずその竜王様に会って確かめないとね。
 魔女さんはどう? さっきからずっと黙ってたけど」
「異議はない。ここはおそらく私の知る直接の過去ではなさそうだからな。
 未来への影響を考える必要もなかろう」

△▼△▼△


「黄竜王ランディス様。申し訳ございません、まだあの子は見つからず……」
「構わん。
 それにまだ俺は竜王ではない。この試練を乗り越えた時、真の竜王となるのだ。
 小娘に無理強いしてその力を借りねば対処できぬなら、俺に王たる資格はない」

黄竜王と呼ばれた男ランディスシェイィエンは集落から離れた山間の洞窟に居を構え、
山に満ちる黄の元素を支配していました。
しかし現在山の魔力が大きく乱れ、同胞である地竜たちが理性を失い、狂暴化してしまっています。
彼はこれを真の竜王となるための元素の試練であると捉えており、
元素のバランスを整えるにはあの少女の力が必要でした。
強引に自身の魔力でねじ伏せることも不可能ではないですが、それには自身が“堕ちる”リスクもあります。

「しかし、どうにも奇怪な事が起きているな。
 魔力の反応が増えた。くく、面白い。お前たちは集落で大人しくしておれ。
 しばし山が荒れるぞ」

洞窟を出たランディスは本来の竜の姿となり、飛翔しました。


まだ竜族が世界を支配していた時代。
その歴史の一端が明かされようとしていました。


担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

ローランド/アルテラのスペシャルシナリオ
『色の追想』をお送りいたします。

当シナリオは『レヴァナント・クロニクル』や『アルテラ・サーガ』の本編では直接触れる事のない、
過去の時代を扱ったサイドストーリーとなります。

内容は独立しており、本シナリオガイドの内容だけで最低限の状況ややる事は把握できるようになっておりますので、
これまでのローランドやアルテラのシナリオの内容を知らなくてもお気軽にご参加下さい。

■シナリオの参加報酬について

本シナリオに参加した方は、アクション締め切り後、
シナリオ報酬として経験値・社会性・お金(G)に加え、
冒険者等級の貢献点(ランクアップポイント)が手に入ります。

さらにシナリオ内で活躍したキャラクターにはリアクション公開後、
シナリオの内容や活躍に応じて、追加の貢献点をはじめとした様々な特典がプレゼントされる可能性があります。

冒険者等級の詳細やランクアップポイントのシステムはこちらをご覧下さい。

今回はローランド、アルテラ両方のアバターが功績対象となりますので、
パーティ(GA)がローランドとアルテラの混成になっていても問題ありません。



■基本的な状況

ローランドの砂漠地方で決戦が行われている頃、
北部地方では時空の乱れが発生しており、ダレストリス帝国在住の魔王アクロノヴァがそれに気づきました。
彼女はすぐに“時”の理の権能と自身が編み出した術式で時空に干渉、修復を試みます。
原因はどうにも魔界にあるようですが、
そもそもかつて異世界とローランドを繋ぐ門を作ったのはアクロノヴァのため、
何事もなく正常な状態に戻せる……はずでした。

ところがアクロノヴァはこの時空の乱れを利用し、門を別の時間軸に繋いで自身をも転移させてしまいました。
その際に冒険者を巻き込みつつ、北部地方に転移門となる歪みをあえて残し、
教会の依頼書の中にも仕込んでいるほどです。
リアナは魔王が本当におかしなことをしてくれたと、冒険者に声をかけ、自身も転移します。

異変はローランドだけではなくアルテラでも起こっていたらしく、
リルとフィオナが巻き込まれていました。
元の世界に戻るには飛ばされた地の元素の乱れを解決し、
アクロノヴァの魔力が万全になる必要があるとのことで、
アルテラ組の二人は状況を良く知らないまま彼女に協力する事となります。

なおアクロノヴァが言うにはローランドとアルテラの直接の過去ではないため、
ここで何か起こっても未来の双方の世界に影響はないとのことです。

今回参加者の皆様は

・リアナから依頼を受けてローランドから転移してきた
・ローランドから偶発的に(アクロノヴァに巻き込まれて)飛ばされた
・アルテラから偶発的に(リルやフィオナのように引き寄せられて)飛ばされた

と、いずれかの経緯で転移してきたことになります。

★魔導騎士の性質について
既に自分の性質を呼び覚ましている方は性質を使用することが可能です。
※技能覚醒スキルとして取得された方に限ります。

★簡単なNPC紹介

・魔王アクロノヴァ:十三魔王の一人で“時の魔王”。現在は人族の味方。
 黒(闇)系統の魔法を人間で初めて極め、確立させたことから“極黒の魔女”の異名を持つ。
 
・リアナ:北部地方の冒険者窓口担当の受付嬢。実は教会総本山から派遣された戦闘のプロ“執行官”の一人。
 ローランドで活動していた冒険者(PC)の顔は大体覚えている。

・リル:本名リリアナ。コルリス王国出身、神聖エテルナ帝国に留学中のエンハンサーかつ青の魔導騎士。
 実はコルリス王家の一員でジュリー・カルス(ユリウス)の妹。

・フィオナ:サキュバスクイーン。女性デモニス(魔族)の国、アルカサス女王国の女王。
 幻惑を得意とするが、国で最強のデモニスが女王に即位するため、直接の戦闘も凄まじく強い。


■各パートについて


【1】地竜退治を行う  難易度:8

転移先の山(名称不明)はアルテラのアルビオン渓谷や、
ローランド北部地方の竜の谷に近い地形となっています。
この山には地竜と呼ばれる「翼のない竜族」が住んでいますが、
山の元素の乱れによって狂暴化してしまっています。
地竜もまた竜族の一種のため本来は人化し、様々な種族の言語を解すこともできるはずですが、
ほとんどただの巨獣と化しています。
飛べない代わりに非常に硬い鱗で覆われており、黄の元素の加護によって不安定な足場だろうと、
巨体で自在に駆け回る事ができます。

地竜はローランド、アルテラ両方で絶滅していますが、巨獣や超獣の一部がその血を引いているとされています。
このためPC視点では初遭遇時点で竜族と見抜くのは困難です。

リアナは地竜から魔獣とは異なる魔力の気配を感じており、殺さず無力化にとどめた方がよいと考えています。
なお、リアナは同行しているものの執行官仕様ではないため、あくまで神聖術によるサポートとなります。

こちらのパートにはリアナが登場します。


【2】山の元素の乱れを正す  難易度:10

元の世界に帰還するため、山に満ちる黄の元素の乱れを解消します。
黄竜ランディスシェイィエン(以下ランディス)と、フルーウァが鍵を握っており、
彼らと共に乱れの根源に対処する事となります。

ランディスは人々から黄竜王と畏怖されていますが、自身はまだ黄の王に認められていないと主張し、
集落から離れた場所に一人で住み、山と山に暮らす人々・同胞を守っています。
“元素の試練”を乗り越えた竜が王となる資格を得るようで、今この時を彼は試練と判断していますが、
乱れは半分くらいアクロノヴァのせいです。

山には“重黄の渦”と呼ばれる凄まじい重力が発生している穴があり、
大岩すらも落とせばすぐに押し潰されて形をなくしてしまうほどとなっています。
その重力は穴底にある強大な魔力を秘めた黄の魔石が生み出していますが、
どうやらこの魔力が暴走してしまったのが山全体の乱れの原因のようです。
重力に押し潰されずに穴底に到達し、黄の元素を中和することができれば乱れは解消されますが、
魔石も抵抗すべく魔力によって小精霊(リトルスピリット)を生み出しけしかけてきます。

自前の装備だけで穴底に行く場合は難易度12相当になりますが、
ランディスやアクロノヴァとの力を借りる事で表記上の難易度となります。

フルーウァがランディスと協力する事になればさらに下がりますが、
シナリオ開始時点では「竜である彼に食べられてしまう」と怯えており、逃げようとしています。

こちらのパートにはアクロノヴァ、リルが登場します。
リルは付加魔法で耐えるつもりですが、基本はフルーウァの保護です。


【3】山の集落を目指す  難易度:6

山の集落を目指し、人々との交流を図るパートです。
住人の多くは獣人(ファーリー/セリアン)で、獣寄りの姿をしています。
耳と尻尾以外ヒューマンと変わらない、という者はいないため、
フィオナはここをアルテラのオリエンティア大陸のどこかだと判断したほどです。

フルーウァは獣人ではなく人間ですが両親はいません。
集落ではフーちゃんと呼ばれて可愛がられているものの、
そのこともあってか、人間である自分は黄竜に生贄として捧げられるのだと思ってしまったようです。

フィオナは幻惑で操った獣人の後を追って集落の場所を特定しており、
フルーウァや黄竜の事を聞こうとしています。

なお、集落の者たちは見知らぬよそ者を警戒するため、態度によらず戦闘になる場合があります。
このため少し難易度が高めに設定されております。

こちらのパートにはフィオナが登場します。


それでは、皆様のご参加をお待ちしております。

【1】地竜退治を行う 【現在のMC参加人数:21】

8

【2】山の元素の乱れを正す 【現在のMC参加人数:20】

10

【3】山の集落を目指す 【現在のMC参加人数:16】

6