クリエイティブRPG

蜃気楼の森

リアクション公開中!

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蜃気楼の森
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:ローランド
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2022年05月26日公開!

【!】このシナリオは同世界以外の装備が制限されたシナリオです。
シナリオガイド

嘆く精霊に魔の手が伸びる――砂漠に揺らめく幻の森を調査せよ!

シナリオ名:蜃気楼の森 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム




人が“闇”に抗う剣と魔法の世界ローランド。
大陸の六つに分かれた地域の一つ、砂漠地方。

人界と魔界の大戦、魔王祭から500年。
新たな魔王、ナイトロードの出現により、砂漠地方は危機に瀕していました。
かつては魔族の尖兵であったが、現在は協力関係にある機械族(マキア)が魔王の支配下に入り、
再び人族に牙を剥き始めたのです。

ナイトロードは機械族の主として機械帝国(マキアスライヒ)を建国。
ヴュステラント連合国に宣戦布告を行いました。

ヴュステラント連合国と機械帝国の戦争が、本格的に始まったのです。

そうして歴史の足跡が砂に埋もれつつある砂漠地方でも
ときに、古の記憶が揺り起こされることもあるのでした――。


□ ■ □



――ザンテンブルク、教会。

『蜃気楼の森の調査』

そう書かれた依頼書を、受付嬢のクリスタが開いていました。

「おや、何やら興味深い依頼だね」

依頼書を覗き込んだのは、ローブを纏った長耳の女性。
見た目から、おそらくはエルフのウォーロックだとクリスタは当たりをつけました。

「あなたは? 見ねー顔ですけど」

リーシア。“新緑”のリーシア、呼んでくれ」

リーシアと名乗ったその女性は、どこかただものではない超然とした雰囲気を纏っており
クリスタは訝りつつも多くを尋ねることはしませんでした。

(……とりあえず、悪そうな感じはしねーですね)

クリスタが依頼の内容を説明し始めます。

「報告のあった場所に森はなく、付近には街もオアシスもないことから
 森が蜃気楼のように、不規則に表れては消えていると推測。
 
 それと、森の中で仲間が消えたという報告多数。
 行方不明になった原因についても調査してほしい……だそうで」

「やはり気になるな。それに……どうにも空気が妙な揺れ方をしている」

クリスタの説明に、リーシアは謎めいた答えを返しました。

「まあ、受けるならここにサインしてください」

クリスタがそう言ってペンを差し出すと、二人の話を聞いていたのか
赤い甲冑の剣士がすっと現れ、依頼書に名前を書き込みました。

「私も行こう。頭数は多い方がいいだろう」

そこに書かれていた名前はスタッグ
彼の筆致は鎧とは思えないほどに細やかなものでした。

「手口が回りくどい。機械族の仕業ではないな」

スタッグがそう言うと、リーシアも頷いて答えました。

そして二人は、冒険者たちが依頼を受けるのを待って
北の砂漠へと向かったのでした。

□ ■ □


――北の砂漠。

そこには、あるはずのない森が広がっていました。
木々や草花もかすかに緑の光を帯びており、普通に生えた植物ではないことが察せられます。

「この森が揺らぎの原因、ではないな。
 砂漠の元素の乱れが“眠れる者”を起こしてしまったのか」

リーシアは森に踏み入り、誰ともなく呟きます。
そしてそれは、スタッグも同じでした。

「……警戒している。
 眠っている間に世界が変わっていたのだ。やむを得まい」

事情を察したような話をつぶやきつつ、二人は
冒険者たちとともに森の調査に乗り出します――。

□ ■ □


――同じとき。

ガチャガチャと機械仕掛けの足音を鳴らしながら、森の中を進むものがありました。
人型の姿から、何本もの機械脚と銃型機装が生えています。

「ハァ、ハァ……ハハハッ! もうすぐ俺のものだ……!
 ナイトロードにも、誰にも渡すものか!
 精霊の力はこのハルトヴィヒが手に入れる!」



担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

『レヴァナント・クロニクルⅡ』のスペシャルシナリオ
『蜃気楼の森』をお送りします。

当シナリオは「ローランド以外の装備に制限のあるシナリオ」となります。
普段とは異なり基本的にローランドのスキル、アイテムのみを使用するものとなっておりますのでご注意下さい。


■シナリオの参加報酬について
本シナリオに参加した方は、アクション締め切り後、
シナリオ報酬として経験値・社会性・お金(G)に加え、
冒険者等級の貢献点(ランクアップポイント)が手に入ります。

また、レヴァナント・クロニクルⅡのパブリックシナリオでは、
集める事で「マリオン商会」でアイテムとの交換が可能な、

「ザンテンブルク冒険者手形」

が1つ手に入ります。
※課題は4月22日中に実装予定です。

さらにシナリオ内で活躍したキャラクターにはリアクション公開後、
活躍に応じて追加の貢献点やザンテンブルク冒険者手形の付与をはじめ、
様々な特典がプレゼントされる可能性があります。

冒険者等級の詳細やランクアップポイントのシステムはこちらをご覧下さい。

■基本的な状況
「北の砂漠に時折出現する森を調査してほしい」
その奇妙な依頼がある日、ザンテンブルクの教会に舞い込みます。

当然ながら近くに森はおろか、オアシスのひとつもありません。
しかし目撃情報は多数あり、中には「森で仲間が行方不明になった」という話も。
さらに場所が不規則に変化し、現れては消えていることから
教会から冒険者たちへ調査依頼が出されたのでした。

同道することになったウォーロック、“新緑”のリーシア
鎧の剣士スタッグの見立てによると、その森は
元素の乱れによって目覚めた精霊の暴走が引き起こしたとのことです。

森を生み出している精霊を鎮めれば、森の出現は止まると見られていますが
時を同じくして、半機械化のダークプリーストハルトヴィヒ
精霊が依代にしている高純度の緑の魔石を狙ってこの森に踏み入っています。
魔石を奪われると、森を形作る魔力もハルトヴィヒのものとなり
機械帝国の戦力はより強大なものとなってしまうと予想されます。

ハルトヴィヒよりも先に魔石を確保し、暴走する精霊を止めなければ
森で行方不明になった人々が戻ってくることはないでしょう。



【1】森の中心を探索する 難易度:7
森を生み出している精霊、その依代となっている魔石を
ハルトヴィヒよりも先に手に入れることが目的となります。

魔石は森でもっとも魔力の濃い場所にあり、探すこと自体は難しくないものの
それはハルトヴィヒも同様であり、奪い合いとなるでしょう。

ハルトヴィヒは機械帝国にくだったダークプリーストですが、魔族ではなく人族の邪教徒です。
持って生まれた強欲な性格に利用価値を見出され、ハイエンドな機械化改造を受けています。
元々ヒューマンの身体に嫌気がさしていたために、異形となる事に抵抗感もありませんでした。
体に接続した複数の銃型機装それぞれに【機導】を有していると見られるほか
足を多脚にしており、森の中でも立体的な動きが可能な難敵です。

また、魔石の確保にはスタッグが同行しています。
スタッグは全身鎧を纏い、深紅の剣を帯びた騎士であり
その素性は不明ながら、気配からただものではないことが察せられます。

※このパートには、スタッグが参戦します。


【2】迷い込んだ人々を助ける 難易度:6
森の中には、魔力の源として誘い込まれ、行方不明となった人々が眠っており
彼らを森の中から助け出すことが目的となります。

精霊を鎮めたとしても人々が残っている限り
森は消えることはなく、行方不明者も増えていくと考えられます。

行方不明者は、常に生命力を魔力として吸われているため
魔力を探知する手段があれば探すことができます。
助けた後も衰弱していると考えられるため、その処置や搬送用の乗り物があれば
より迅速に、多くの人々を救うことができるでしょう。


【3】精霊を鎮める 難易度:10
森を生み出している精霊と戦い、浄化することが目的となります。

精霊は森を形作る魔力を、他者から奪うことで賄っており
色相が濁って邪精霊となりつつあります。

そのため姿も本来のものではなく、巨大な緑色のカラスような見た目であり
非常に敏捷かつ風の魔法を羽根として具現化し、自在に操って攻撃します。
くわえて雷電の生じている霧によって視界や動きを阻害し、魔法を減衰することもできます。
索敵や移動手段もそうですが、砂漠地方のアバターの場合は雷への対策も必要となるでしょう。

また、精霊との戦いにはリーシアも加わります。
リーシアは姿からエルフのウォーロックと推測でき、攻撃系の機導式を使用していますが
機装を見える形でふるっていないようです。

※このパートには、リーシアが参戦します。


※「レヴァナント・クロニクルⅡ」のヒント

ローランドでは、敵の特性によって通用しやすい攻撃手段が異なります。
相性がいい場合は相手より実力が劣っていてもダメージが通ることがありますが、
相性が悪いと実力があっても不利に追い込まれてしまう事も珍しくありません。

・一般的な魔物、魔神の加護の弱い下級魔族:北部地方、砂漠地方共に十全な効果を発揮可能。
・中級以上の魔族、“超獣”に分類される魔物:加護破りのスキルや英雄装備等のある北部地方のアバター。
・機械族、(特に砂漠地方の)盗賊等人族の敵:【機導】が使える砂漠地方のアバター。
・砂漠地方特有の硬い外皮を持つ魔物(サンドワーム等):【機導】が使える砂漠地方のアバター。
・アンデッド系の魔物:浄化の力を持つスキルやアイテムのあるアバター。

舞台が砂漠地方のため、砂漠地方のアバターの方が戦いやすいことが多いですが、
敵のタイプや状況に応じて従来のアバターやスキル・アイテムをいかに使っていくかも重要となります。


※冒険者等級・北部地方での二つ名について

「レヴァナント・クロニクル」に参加していた方の冒険者等級・貢献点は、
「レヴァナント・クロニクルⅡ」にも引き継がれます。

また、輝神教会を通じて冒険者の情報、二つ名は地域を越えて共有されているため、
異名持ちの方は砂漠地方でも周囲の冒険者から一目置かれることになります。
※ただし北部地方と同じように立ち回れるとは限りません。

※スピリット(精霊)、ドラゴン(竜族)の認識

精霊と竜族は北部地方でも半ば伝説として語られるのみの種族でしたが、
それは砂漠地方でも同様です。
なお、竜族は「覚醒異常体 前編」で砂漠地方の多くの人々の衆目を集めたため、
畏怖すべき存在として認知されています。

精霊や竜と契約している方は機導武装でも、
基本的には精霊魔法や竜の力が干渉して相殺することなく使用可能です。
ただし【機導】と併用した場合、武装の方が耐えられるとは限りません。



★死亡(アバター死亡)判定
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど、
冒険者が死亡するケースがあります。
世間的に公にはなっていませんが、教会には「死んだ直後」であれば生き返らせる事が可能な蘇生術式があり、
転生者やそれに準じる者が多く死ぬ可能性がある状況での使用が許可されています。
ただし蘇生してもしばらくの間はまともに戦うことができない状態となり、
システム上では一定期間死亡時のアバターにチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。


それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
【2022年4月28日10:00 追記】
アクション締切を『2022年5月2日』へ変更させていただきました。
【2022年5月23日10:30 追記】
リアクション公開予定日を『2022年5月26日』へ変更させていただきました。
ご参加頂いたお客様にはお待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

【1】森の中心を探索する 【現在のMC参加人数:31】

7

【2】迷い込んだ人々を助ける 【現在のMC参加人数:22】

6

【3】精霊を鎮める 【現在のMC参加人数:21】

10