クリエイティブRPG

KODC（コドク）。

それは、荒涼とした砂漠を舞台にしたバトルロワイヤルアクションRPGです。

ゲームの世界RWO（レディアントワールズオンライン）に現れた
未知の敵インカネーターは、このKODCからやってきた存在でした。

RWOのクラン「24時間騎士団」の団長アクアマリンは、RWOを危機から救い
大切な友人であるモモの行方を追うため
冒険者たちとともにKODCへログインしたのでした――。



KODC、クランズオアシス。

その名の通り、砂漠のオアシスにつくられたキャンプ地のようなその場所は
プレイヤー全員の本拠地という設定で
マッチ前の準備や交流に使われるフリースペースです。

そこでアクアマリンは、サバイバー……KODCのプレイヤーである
ニコルとおじさんの二人に会っていました。

「さっきは大変だったね😅
　レベリング付き合おうか⁉😉」

「付け焼刃でレベルを上げるくらいじゃ
　あいつらには勝てないでしょ」

おじさんがアクアマリンに提案し、それにニコルがツッコミを入れます。
その遠慮のなさに、二人が気心知れた関係であることがうかがえました。

「そうだねえ😅　相手はあの『大和塾』……
　それも、総長のインカネーター、モモだったしね😭

　初心者が勝てないのは、仕方ないよ😖😖😖」

アクアマリンはつい先ほど、モモとKODC内で再開を果たしたものの
RWOには戻らないと言われ、しかも蹴り一発で倒されてしまったのでした。
※詳しくは8月14日（土）公開予定の「Welcome to KODC 後編」をご覧ください。

モモはKODC三大勢力のひとつ、大和塾（やまとじゅく）の総長を張っており
そしてなぜか、インカネーターと呼ばれています。

「インカネーター？　RWOに来たあの……？」

「RWO？　どこかは知らないけど、インカネーターは
　受肉戦で優勝して、肉体を手に入れたやつのことだよ。
　あたしとおじさんもそれを目指してるんだ」

「でも、チームになかなか人が集まらなくて😅
　アクアマリン、よかったらチームに入ってくれると嬉しいんだけど」

おじさんとニコルの誘いに、アクアマリンは頷きました。
先輩プレイヤーの助けはあったほうがいい――
アクアマリンのゲームプレイヤーとしての直感が、そう告げたのです。

（それに、KODCの情勢とシャドーステートについて
　少しでも情報が欲しいしな）

「ありがたい申し出だ。
　モモに接触するには、いずれにしろKODCで強くなる必要がある」

「志が高いね……そういう子、嫌いじゃないよ。
　そういうことなら8月の定例マッチ、あんたも参加しない？」

「定例マッチ？」

ニコルいわく、定例マッチは狭くなっていくマップの中で
砦にあるフラッグを奪い合うバトルとのことでした。

「通常マップだから、カジュアルプレイヤーも参加しやすいんだ😆🎵

　大和塾の一番隊も、参加するけど、うまく避けて優勝すれば
　インカネーションタグが手に入るかもね」

「って言っても、最近はフィールドにモンスターが出るから油断ならないけど。
　そこはうまくあたしたちもフォローするよ」

二人はアクアマリンに、定期マッチの招待コードを送ります。
しかし彼女はその誘いを断り、かわりにあるメッセージを返しました。

「いや、私は少し用事があってな。
　その代わりと言っては何だが、友人に声をかけておこう。
　一緒にKODCを始めたフレだ」

アクアマリンはRWOのプレイヤーに、そして特異者たちに
KODC定例マッチへの参加を呼び掛けるつもりです。

「ところで……お前たち、チーム名は？」

「未定だよ。
　みんなで決めよう‼😘⭐」

言うと、おじさんはSDサイズの体を45度に折りました。
それはおじぎのエモート（しぐさ）でした。



――呪われた影の国、シャドーステート。

KODCが盛んにプレイされているその国は、住民のほぼ全員が
影の呪いを受けた影人間です。

おじさんと別れた後、アクアマリンは調査のため
このシャドーステートの街へやってきていました。

街は人通りもまばらで、彼らの外出が少ないことことがうかがえます。
そしてアクアマリンが奇異の視線で見られていないことから、
特異者も影人間として認識されるようでした。

（モモが強くなっているのは納得できる。
　でも――『RWOに戻る気はない』なんて。
　モモにはきっと、何かここにとどまる理由がある……それをつきとめないと）

アクアマリンが決意を新たにした、そのとき。
影人間ばかりの街角で、不良たちを従えたモモが町はずれの方角へ歩いていったのです。

「モモ！？
　だがここはゲームの外……」

モモはゲームの外であるシャドーステートでも
影人間ではなく、ゲーム内と全く同じ姿をしていました。

インカネーター。その意味するところは「受肉した者」。
つまりインカネーターであるモモは、シャドーステートでも生身の体を持っているのです。

そして取り巻きの影人間たちは、
KODCと同じ不良っぽい服装をしています。

（大和塾……リアルでも不良なのか）

周囲の市民がモモたちを避けているところから察するに、
大和塾は恐れられる集団であることがわかります。
恐らくケンカも強いのでしょう。

（インカネーター、大和塾。
　KODCとシャドーステートの情勢……
　もう少し調べる必要がありそうだな）

そして、アクアマリンは特異者たちに
シャドーステートの調査にも協力を要請します。



新たな異世界のゲーム、KODC（コドク）。
そして影の国シャドーステートをめぐる冒険が
今始ろうとしていました――。

RWO新シリーズ『KODC（コドク）編』のプロローグシナリオ
『孤独な世界の蟲毒なゲーム』をお送りします。

RWOの続編ではございますが、
新ワールド＆新アバターで展開しているため
初めての方でもお気軽にご参加いただけます！

関連クエストとして、ただいま

「Welcome to KODC 前編」

が公開されております。
また8月14日（土）には「Welcome to KODC 後編」も公開予定！
お楽しみに！

■KODCとは？
異世界シャドーステートで盛んにプレイされているゲームです。
正式名称は「キングオブデザートクラン」ですが、KODC（コドク）と呼ばれています。

砂漠を中心とした荒涼とした近未来風の世界観で、
プレイヤーキャラは「サバイバー」と総称されており、それが表すように
生き残りをかけたバトルロワイヤル形式が中心となるアクションRPGです。

KODCのロール（アバター）についてはコチラ、
影の国シャドーステートについてはコチラをご覧ください！


■おトクなお知らせ
新アバター『アサルト』『ガード』の覚醒用アイテム『KODCゲームパス』を
過去にリリースされたRWOのパブリックシナリオにご参加いただいた方全員に
プレゼントさせていただいております！
※1アカウントにつ1つのプレゼントとなります。
またKODC用のEXPソーマ1000もプレゼントしております。

また、シナリオ『選抜試験』でメンバーとして選ばれた皆様には
『ＫＯＤＣゲームパス』二つと
本シナリオへの招待を出させていただいております。

その他8月13日から開催されるキャンペーンでも、KODC関連のフェローなどの
プレゼントも行われますのでぜひ奮ってご参加ください！


■基本的な状況
RWOを通して繋がった新しいゲーム『KODC（コドク）』と、
KODCがプレイされている影の世界『シャドーステート』。

ＫＯＤＣに彷徨いこんだ特異者たちは、
ＫＯＤＣユーザー（サバイバー）のニコルとおじさんと知り合います。
二人はKODCで開かれる定例マッチでチームを組もうと特異者たちを誘っています。
しかし、定例マッチにはKODC三大勢力のひとつ
大和塾の一番隊も参戦しており
彼らには警戒が必要なようです。

一方、ＲＷＯの24時間騎士団のリーダー、アクアマリンは大和塾を成長したモモが率いていることや
インカネーターについて調べるため、シャドーステートの調査を行うことにしたようです。

KODCのシナリオで活躍したPCには、
インカネーションタグと呼ばれるアイテムが付与されます！
インカネーションタグは取得数がランキング形式で発表されていく予定ですので、お楽しみに！
※発表は後日となります。


★ＫＯＤＣ定例マッチについて
今回の定例マッチは、円形に仕切られた砂漠を戦場としたフラッグ争奪戦です。
戦場の中心にある「砂王の砦」内のフラッグを確保し、
最後にそのフラッグを確保していたチームが優勝となります。

段々と戦場が狭まっていく中で、他のサバイバーを倒していく必要があるほか、
サンドシャークなどのモンスターが出現しており、その対処もしなければならないでしょう。

しかし本来KODCでのモンスターの出現が増えているらしく、
シャドーステートではモンスターに倒されると影が薄くなるという噂が流れています。
そのため、サバイバーたちは他のサバイバーかそれ以上にモンスターを警戒しています。

マッチの優勝者をはじめとしたMVPのサバイバーにはインカネーションタグが配布され、
このタグを多く手に入れることで受肉戦と呼ばれる試合に挑めるようです。
優勝者は少ない方がひとりあたりのタグは多くなりますが、
協力を約束した上での「裏切り」はKODCで一番嫌われている行為です。


【１】定例マッチ　モンスターと戦う　難易度：４
フラッグを確保するためには、その周りで出現するモンスターや
他のサバイバーを倒しつつ進む必要があります。

フィールド上は砂漠ですが、オアシスや廃ビルなどもあるため
そこに隠れて他のサバイバーを迎え撃ったり、逆に襲撃をかけたりすることも可能です。

サバイバーは基本的にライフルで武装したアサルト、
盾つきの車両を運転するガードが連携して行動・移動しています。

しかし戦場には非常に凶暴なモンスターサンドシャークが発生しており
一般のサバイバーよりはこちらのほうが脅威のようです。

サンドシャークは群れで砂の中を泳ぎ、サバイバーに襲い掛かります。
牙や尻尾による攻撃が主ですが、マグナム弾相当のフカヒレを発射してくることもあるようです。


【２】定例マッチ　フラッグを防衛　難易度：５
砦の内部に侵入していち早くフラッグを確保し、
他のサバイバーから防衛することでマッチの優勝者が決まります。
マップの範囲は時間と共に狭まってきており、最終的にフラッグの周辺のみが
移動可能範囲となってゲームが終了します。

今回のマッチは複数のチームや個人サバイバーが参加しており、
中でも大和塾の一番隊は
今回の定例マッチで最も力のあるチームと言われています。

一番隊は防御や罠を得意とするガードの人数が多い防御寄りの編成ですが、
隊長にして大和塾の幹部であるキング・ショーは生粋のアサルトで突撃好きなため
他のメンバーはそれを守る形で展開しているようです。

キング・ショーはシャドーステートの呪いである影の力を使って
自分の武器を漆黒の刀にしており、その種別を隠していますが
遠距離・近距離どちらでも使える武器のようです。

【１】【２】パートにつきましては、ニコルとおじさんと一緒に行動するアクションを掛けられます。
基本的に同じチームとなりますが、別チームとして行動することも可能です。


【３】ニコルたちとチーム結成　難易度：１
※時系列的に【１】と【２】の後の話となります。

ニコルとおじさんはKDOCで名を上げるために、
定例マッチで優勝したタイミングで新しいチームを作ろうとしています。
そのチームには特異者たちも誘ってきます。

ただし、まだチーム名は決まっていないため、参加希望者から募って
チーム名を決めたいようです。
※アクションでご提案いただいた方の中から、ニコルとおじさんが独断でチーム名を決定します！

また、二人はまだKODCに慣れていない特異者たちに
KODCついてレクチャーしてくれたり、
デモンストレーションの模擬戦に付き合ってくれます。
※模擬戦のマップは【１】【２】と同形状ですが弱いモンスターしか出てくることはなく
ニコルとおじさんは手加減して付き合ってくれます。

ちなみにおじさんは女性がニコルは少年が好きなようで
それらの外見のPCには親切にしてくれるようです。
特におじさんにパパ活をするとお小遣いが貰えるかもしれません。

※このパートには、ニコルとおじさんが登場します。


【４】シャドーステートを調査　難易度：３
アクアマリン（マリナ）と共に、
呪われた影の国シャドーステートの調査を行います。

シャドーステートはゲーム外のため、
KODC上の特殊なスキル・アイテムなどを使用した場合は効果が弱くなります。
また、一般には暴力は禁止されています（不良は暴力をふるってきます）。

アクアマリンはモモに「RWOには帰らない」と言われたこと、
そして一撃で倒されたことにショックを受け、
「何かがあったに違いない」と考えてモモの状況やインカネーターについて調べるつもりでいます。
※アクアマリンが倒さた時の様子については「Welcome to KODC 後編」

シャドーステートのワールドガイドにあることは知っているとしてアクションをかけていただいて構いません。
調査を進めることで、より細かい情報が得られるでしょう。

アクアマリンはその状況を見て、KODCで24時間騎士団を作ろうと考えているようです。

モモがリーダーをしている大和塾の集会場（廃工場）に様子を見に行くことも可能ですが、
大和塾は不良の集まりであり、さらに影の力を使ってくるため
刺激しないよう注意したほうが良いでしょう。

※このパートにはアクアマリンが登場します。


それでは皆様のご参加、アクションをお待ちしております！


【2021年8月25日18:30　変更】
リアクション公開予定日を『2021年9月15日』へ変更させていただきました。
ご参加頂いたお客様にはお待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
【2021年8月17日13:00　追記】
　【１】【２】パート　につきまして追記を行いました。