クリエイティブRPG

≪アルテラ・サーガEX≫色を受け継ぎし者

リアクション公開中!

 126

≪アルテラ・サーガEX≫色を受け継ぎし者
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:アルテラ/ローランド
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2021年02月26日公開!

シナリオガイド

“変化の時代”の中で、為すべきこと。

シナリオ名:≪アルテラ・サーガEX≫色を受け継ぎし者 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



“幻想の世界”アルテラ。

『世界を変えた』王剣戦争の終結から月日が流れ、“魔法”がありふれた力となりつつある時代。
かつては才能を持つ者しかなりえなかった「魔法使い」や「魔導騎士」も、
素質がなかったとしても努力次第で手が届き得るようになりました。

しかし世界の変化――“理”の守護者たる元素の王と魔女の喪失を認識している者は、未だそう多くありませんでした。

『魔法は特別なもの。魔導騎士は元素に選ばれし者』

という長年人々に染み付いていた固定観念は、そう簡単には変わりません。

自らを特別だと思い込み、調子に乗った結果痛い現実に直面し、打ちひしがれる者。
挫折を味わうことなく「思っていたより大したことない」と先人を軽視し、増長し続ける者。
“新世代”の台頭を危惧し、旧来の魔法の価値を守ろうとする“旧世代”の魔法使い。
“旧世代”を一掃すべく、太古の知恵と道具――“鋼”を求める探究者。

そういった人々の間で、変化を知る者たちは『世界の調和』に向け、各々できることを為そうとしています。

『この世界に生きる人々が種族の垣根を超えて手を取り合い、共に自分たちの世界を拓いていく』

ある一人の少女が抱いた理想を目指して。

今回の物語は、そんな“変化の時代”の中での一幕です。


■ □ ■


――神聖エテルナ帝国、帝都ノウス・テンプルム。行政区、帝立魔導学園。

「はぁっ!」

学園の修練場で剣を打ち合う二人の白い人影がありました。

「また腕を上げたわね、フィー」
「お姉ちゃんを守れるようになるのがフィーの目標だからねっ!」

一人は皇女であり、神聖騎士のメリシアーナ――メリッサ
もう一人は魔導学園の生徒で、神聖騎士見習いでもあるフィーナ

フィーナは授業が終わった後、時折メリッサから直々に剣の稽古をつけてもらっていました。
メリッサの方も、彼女を自身の後継者として期待しています。
そこへ、

「やっほー、フィー。今日もちっこくて可愛いねー」
「もう、子供扱いしないでよっ!」

ショートカットの、ボーイッシュな青い少女がフィーナの後ろから抱きつきます。

「どうも、メリッサ様。一人の生徒だけを贔屓するなんて頂けないなー……なんてね。
 神聖騎士見習いで傍付き。学校とは別だってことはちゃんと理解してますよ」
「あなたはリリアナ、だったかしら? コルリス王国からの交換留学生の」
リルでいいですよ。
 あ、そうだ! メリッサ様、せっかくですから僕と手合わせしてくれませんか?」
「お姉ちゃん。リルリル、フィーと同じくらい強いんだよ」

メリッサは承諾し、リルが双剣を構えました。

「“性質”を使わせたら僕の勝ち、でいいですかね?」
「ええ。いつでもいいわよ」

リリアナが付加魔法で水を纏い、流れるような動きでメリッサの背後に回り込みます。
そこから双剣同士数度打ち合い、最終的にメリッサは性質を呼び起こすことなくリルを制しましたが……。

(少しずつ速くしたけど、フィーより長くついてくるなんて。
 コルリス流剣技の蒼の型を軸にしたこの動き……)

メリッサにはリルがまだ本気でないように感じられました。
リルの戦い方には既視感がありましたが、今はまだ直接聞くべきでないと本能的に判断します。

「やっぱ強いね、さすが帝国最強の神聖騎士。
 応じてくれてありがとうございました。……あっ!」

リルが思い出したかのように目を開きました。

「そうだ。メリッサ様。少し相談したいことがあるんですが」

学園の生徒たちが“本物”を知りがっている、と彼女は言いました。

メリッサ様と一緒に『王剣戦争』を戦い抜いた人たちが本当に凄いのか、知りたいって子が結構いてさ。
 僕もその一人なわけだけど。
 無理なお願いだとは思いますが、その人たちを臨時教官として連れてきてくれませんか?」

単に教官として指導してもらうというよりも、命のやり取りや挫折を知らない“新世代”を分からせてやって欲しい、
そんな意図があるようでした。

メリッサは逡巡し、答えます。

「一応伝手はあるわ。どのくらい来てくれるか分からないから、あまり期待はしないでね」

この機会にと、メリッサはかつての戦友――ワールドホライゾンの特異者に声を掛けることにしました。


■ □ ■


――神聖エテルナ帝国、帝都ノウス・テンプルム。研究区、魔導研究所。


「久しぶりさね、リン。元気そうで何よりだよ」
「ベルはすっかり学者さん、って感じだね」

所長のベルナデッタに呼ばれ、リンシアは魔導研究所まで足を運びました。

「あれ、あそこにいるのって北の遺跡にいたゴーレムじゃん!
「成り行きで来ちまったもんだから、今は助手として雑用してもらってるさね。
 フェルム、リンシアに茶と菓子を出してやってくれ」
『承知』

さすがにデスナイトはどうかと思ったのか、ベルナデッタから新しい名を与えられたようです。

「で、早速本題だ。
 ローランド、と言ったか。異なる歴史を辿ったこの世界の別の可能性。耳には入っているさね。
 あっちの世界の魔導具やその類のものをアタシに見せて欲しい

“鋼の時代”の遺物を研究しているベルナデッタは、何か類似するものがないか気になっているようでした。
ローランドが「自力で魔法が使えない代わりに魔導具が発達している」こともホライゾンから聞いたようです。

「ミリア――魔王を自称する下着女の件から、何かしらこちらにも影響があると思ったのさ。
 まぁ、無理のない範囲で頼むさね」


■ □ ■


――リヴァージュ共和国領東部、ハレノ赤鉱。

「この鉱山か。ハダルリーらしいヤツが目撃されたってのは」
昔、『赤い竜が出た』っていう曰くつきの場所よ。
 ……辺境警備隊が鉱山分捕ろうとしたから、帝国の人間としてはあまり近寄りたくないところだけど」

ヤンアネットは、未だどこかに潜伏して悪巧みをしているであろうハダルとリーを追っていました。
鉱山の奥へと進んでいった黒山羊のセリアンと、外套を纏いフードを目深に被って姿が一切分からない人物。
目撃情報から、アネットはリーとハダルだろうと判断しました。

「で、そいつらってそんな強ぇのか? ハダルってのは竜の末裔だか何だかみてぇだが」
「竜ねぇ。前は死んでたし、生きた竜族なら楽しみねぇ~」

二人は冒険者組合から紹介されたファビアンアウローラを雇っていました。
彼らは凄腕の傭兵として名を馳せていますが、アネットは何年も前にアウローラに会ったことがあります。

「それにしても、あの時の子がこんな凛々しくなるなんて。いいわぁ」

身の危険を感じ、なるべく近づかないようにします。

「まぁ、それはいいとして……さっきからじろじろ見てるのは誰かしら――ねぇ!」

視線を感じたアウローラが大剣を投げつけ、自らもそれを追いかけます。

「馬鹿な、私の術ぐぶぅあ……!」
「ねーねー、これがリーってのでいいのかしらぁ?」
「まだ殺すんじゃねぇ。ハダルってヤツのことを吐かせる」

アネットとヤンが呆気に取られている間に、リーが拘束されました。

「くっ、人間と薄汚い魔人風情が! 
 ですが……ふふふ、私とハダル様だけだと思っているなら甘いですよ」

直後、凄まじい衝撃と共に、巨大な鉄槌を引きずった髭面の男が現れました。

「我らドワーフ族の繁栄のために。一なる魔法が必要なのじゃ」
「何吹き込まれたか知らんが、あんたはハダルに騙されてる!」

ヤンが訴えかけますが、ドワーフは聞く耳を持たず。
戦いは避けられなさそうです。

「はいはい逃げないの。ファービー君、ちょっと外の町出て応援呼んできてー。
 このヤギさんは押さえとくけど、あの二人じゃちょっとドワーフさん手に負えなさそうだからぁ」


担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

アルテラのスペシャルシナリオ「色(しき)を受け継ぎし者」をお送りします。

本シナリオは「王剣戦争」のその後の神聖エテルナ帝国を舞台とした外伝的な内容となります。
「アルテラ」「ローランド」が対応ワールドとなっていますが、ローランドは【2】のみの対応となりますのでご注意下さい。

なお、基本的な情報はシナリオガイドのみで最低限分かるようになっておりますので、
アルテラのシナリオが初めての方も気軽にご参加下さい。

また、アクション締切が【1月25日10:30】と、通常のパブリックシナリオより長くなっております。


★魔導騎士の性質について
認定称号「××の魔導騎士」を持ち、魔導騎士のアバターで参加した場合、
公的な身分証明を持つ者として扱われます。

既に自分の性質を呼び覚ましている方は性質を使用することが可能です。
※技能覚醒スキルとして取得された方に限ります。


■基本的な状況

神聖エテルナ帝国の帝都ノウス・テンプルムの魔導学園では、帝国の未来を担う魔導師の育成を行っていました。
現在は魔法使いだけでなく、魔導騎士やエンハンサーの訓練も行っています。
神聖騎士見習いのフィーナはこの学校に通いながら、神聖騎士見習いとして魔法を元老院の青賢者から、
剣を神聖騎士であるメリッサから教わっています。
彼女は戦後に頭角を現した“新世代”での中でも際立っており、一目置かれています。

そんな彼女と並ぶ、コルリス王国からの留学生リル。
リルから「新生代の子らを引き締めるべく、“本物”の人たち呼んできて(要約)」とお願いされたメリッサは、
ワールドホライゾンにこの話を持っていきました。
大半は真面目ですが、中にはエリート意識が強く、才能があるとうぬぼれている者も少なからずいます。
実際将来有望な者たちが集まっていますが、精神はまだまだ未熟です。

メリッサとしてはリルの真意を見抜きたいという思いや、フィーナに色々な人の戦い方を知って欲しいという気持ちもあるようです。

魔導研究所ではローランドの存在を知ったベルナデッタが、アルテラとの比較のために、ローランドの魔導具を求めています。
鋼の時代で分岐したとは思っていませんが、ローランドのゲートが開いた影響は何かしらあるかもしれない、と思っています。

一方、リヴァージュ共和国と帝国の国境にあるハレノ赤鉱では、
グラナート同盟を支配し「一なる魔法」を手に入れようと目論んでいた最高指導者ハダルと、
その側近リーらしき影が目撃されていました。
追っていたアネットとヤンは鉱山内でハダルに抱き込まれたドワーフと遭遇。
利用されているだけだと思いつつも、聞く耳を持たないために説得に苦戦しています。


■各パートについて
アクションパートを跨いだアクション、グループアクションはダブルアクションとなり不採用となる場合がございます。ご注意ください。


【1】魔導学園で指導する/学園を見学 難易度:9

帝都の魔導学園で、新生代の生徒たちに現実を思い知らせてやるパートです。
『王剣戦争』にて性質スキル、技能覚醒に至った方向けですが、それ以外の方も問題なくご参加頂けます。
摸擬戦形式で戦うことが想定されていますが、戦闘以外の方法でも構いません。

また、指導はせず魔導学園を見学するだけ、ということも可能です。
NPCとゆっくり話したい方は指導よりも見学を選ぶと良いでしょう。
※指導と見学の両方はダブルアクションとなります。

生徒は魔法使いは上級魔導師相当(中位魔法までは普通に使える)、魔導騎士は形成ができるだけ(性質持ちなし)、
エンハンサーは基本魔法の付加まで、となっています。
フィーナとリルはエンハンサーで上位の付加魔法も習得しています。

リルはコルリスからの留学生であり、元の学校では「中の上」程度の成績とのことですが、
メリッサの見立てでは「全力を出せばフィーナより少し強い」と、まだ本気を出していない節があります。

こちらのパートにはメリッサ、フィーナ、リルが登場します。


【2】ベルナデッタへの情報提供 難易度:6

魔導研究所へ行き、所長のベルナデッタにローランドの魔導具を提供したり、
あちらの装備品の力を見せたりするパートです。

ローランドが対応しているのはこのパートのみですのでご注意下さい。

武器の性能を見せる場合は助手のフェルム(鋼の時代のゴーレム・デスナイト)が相手になってくれます。
ベルナデッタによって装甲が補強されたため、大抵の攻撃には耐えられます。
また、彼女は「加護」の力にも興味を持っています。

今のところ世界を揺るがすような深刻な影響はないものの、何かしらは双方の世界に現れていると考えており、
阻止はされましたが、「境界を歪めようとしたもの」の存在も、ベルナデッタは憂慮しているようです。


【3】ドワーフを説得する/ハダルを倒す 難易度:10

ハダルに唆され、手駒となってしまったドワーフを止めるのが主目的となります。
また、今回で鉱山の奥深くに潜伏しているハダルと決着をつけることも可能です。

リーはシナリオガイドであっさりアウローラに無力化されており、拘束を解くこともできていません。
ただ、ドワーフに助けを求めようとはします。

アルテラのドワーフは少数種族であり、人里で見かける機会はほぼありません。
帝国でもベルナデッタ以外のドワーフに会ったことがあるというのは、
辺境の地に十年単位で出向していた人くらいです。

ドワーフ自身も最後に同族に会って久しく、もう絶滅してしまったのではと不安を覚えたほどです。
そこをハダルに付け込まれた形ですが、リーのようにハダルに心酔しているわけではありません。

ハダルは過去の戦いで両腕を失い、現在は竜化もできなくなっています。
しかし魔力は健在なため、魔法は使えます。

なお、赤鉱の名が示す通り、この鉱山では火の魔石である赤燃石が採れます。
過去の「赤き竜」の事件後も、竜を恐れて深部まで採掘に潜ることはあまりなかったため、
今も豊富に残っています。

このパートにはアネット、ヤン、ファビアン、アウローラが登場します。



それでは皆様のご参加をお待ちしております。

【1】魔導学園で指導する/学園を見学 【現在のMC参加人数:19】

9

【2】ベルナデッタへの情報提供 【現在のMC参加人数:18】

6

【3】ドワーフを説得する/ハダルを倒す 【現在のMC参加人数:12】

10