テルスのスペシャルシナリオ
『バルティカ奪還戦(前)』をお届けします。
バルティカ公国奪還戦を前後編の二回に分けてお届けします。
本シナリオはトリガーシナリオ
『動乱のワラセア』の後の話となります。
最低限の情報は本ガイドに書かれておりますが、上記シナリオやトリガークエスト
『オルタナティブウォー』をご覧頂ければ幸いです。
また、本シナリオの周辺状況につきましては、テルスのクエスト
『模擬降下作戦』を併せてご覧いただければと存じます。
本シナリオは、公開予定のテルス第三部の展開に大きな影響を与えるシナリオとなっています。
皆さんの行動によって、今後のテルスの展開が大きく変わるかもしれません!
奮ってご参加ください。
●アクションについて
今回皆様に頑張って頂きたいのは、以下の三つの行動となります。
【1】第七魔閃砲と敵兵力を引き付ける 難易度:8(6)
ヴィルガ戦力の全てを引き受けるつもりで、大規模な戦闘を展開します。
冥獣機兵やスカイフォート、第七魔閃砲を垂直降下部隊に向けさせないよう、全力を以って攻撃を仕掛け続ける必要があります。こちらのパートが失敗すると、降下部隊に甚大な被害が出てしまい、ヴィルガ攻略は失敗してしまいます。
冥獣機兵はそれ自体が飛行能力を持ち、更には水中での行動も可能という、陸海空万能型の難敵です。但し頭脳は普通のオークですので、戦術性は余り高くありません。
またスカイフォートは大小様々なタイプが存在しており、こちらは空中戦のみが可能ですが、火力と防御力はエアロシップと同等です。
舞台となる主戦場は、要塞島ヴィルガの周辺になります。
周辺には島々が点在しており、冥獣機兵が配置されています。スカイフォートは海上に配置されています。
点在する島々にメタルキャヴァルリィを展開することが可能です。
こちらのパートにはNPCダニー・カリヴァン提督やラディア連合王国軍の将兵が登場します。
ヴィルガを支配する冥王軍のトップは、ガンデッサを名乗る謎の怪人です。冥王六欲天のひとりであることは間違いありませんが、その正体や能力は現時点では謎に包まれたままです。
【2】垂直降下部隊としてヴィルガを真上から急襲する 難易度:7(4)
ラディア連合王国軍と休戦状態にあるグランディレクタ共和国軍の支援を受けて、一部の精鋭部隊がワラセアからの垂直降下部隊としてヴィルガへの急襲作戦を実行します。
垂直降下作戦に参加出来るのはキャヴァルリィ・メタルキャヴァルリィのみで、エアロシップは参加不可となります。
また、垂直降下作戦に参加するには以下の条件が必要になります。
条件1:本体がヴィッカーズ鋼製、もしくは魔法金属でできているもの
※一部やフレームが魔法金属製はNG
条件2:バーニアやスラスターなど、逆噴射が可能な装備が標準で付いているもの、もしくは武装に装備しているもの
→
条件1・2共に満たしている機体は、「降下パック」なしに降下が可能です。
僚機はPCの機体の背後から降下するので、降下可能です。
なお、キャヴァルリィは条件1は満たしている、としていただいて構いません。
こちらの条件1・2両方に当てはまらないメタルキャヴァルリィは、アイテム「降下パック」を装備するか、
降下パックをラディア連合王国軍から借りることで降下に参加できます。
その場合、
・アイテム「降下パック」を装備している
→僚機も降下が可能
・アイテム「降下パック」をラディア連合王国軍から借りる
→借りものとなるため、僚機は降下不可(僚機を装備していても使用できません)
なお、ラディア連合王国軍から降下パックを借りる場合、メインアバターがテルスのアバターであれば使用可能です。
こちらになります。
また、本作戦ではヴィルガ急襲という戦術性からほとんど垂直に近しい角度での降下となる為、重力による垂直落下速度にも耐え得るバランス性能が要求されるます。その為、アイテム「降下パック」が無く借りる場合、少なくともブラックバード改と同等かそれ以上の性能を持つメタルキャヴァルリィでなければ、垂直降下部隊には参加出来ません。
こちらは敵兵力、火力が全てカリヴァン提督の部隊に引き付けられていることが作戦の大前提となります。成功すればヴィルガ内部を一気に制圧することが出来ますが、失敗すればほぼ全員が死亡する危険性もあります。
こちらのパートにはNPCロメオ(タイガーシャーク+降下パック)、ルーニャ(ラプタープラス)、アケルナル(ブラックバード改二AS+降下パック)が登場します。
こちらのパートにも、条件によっては敵方のガンデッサが登場するかも知れません。
なお、アイテム「降下パック」はテルスのクエスト
『模擬降下作戦』で手に入ることがあります。
また、テルスのアイテム「○○パック」につきましては、アイテムの解説で言及していない限り、装備者の僚機にも効果があります。ただし、動力源はメタルキャヴァルリィ本体になります。
【3】セルゴール議長派と接触する 難易度:6
強硬な政治姿勢と武闘派で知られるセルゴール議長ですが、基本的には冥王軍を憎み、祖国バルティカを復興させることに全力を尽くそうとしている人物です。ただ、冥王に付け入る隙を与えた前公王には強い反感を抱いており、その娘たるマルグリットに対しても拒絶とまではいかないものの、やや距離を置くような姿勢を貫いている為、ラディア連合王国軍がマルグリットを保護していることには複雑な感情を示しています。
セルゴール議長自身はマルグリットはバルティカ公国の象徴たる姫君として、その存在は必要だと考えているようですが、彼を支持する者の中には公然とマルグリットを毛嫌いしている者も居る為、非常にデリケートな交渉術が要求されます。
セルゴール議長の政治的・経済的・軍事的手腕は公国復興には絶対不可欠ですので、何とか彼とその支持者達を説得しなければなりません。ある意味、最も難しいパートです。
但しマルグリット自身もセルゴール議長の手腕は認めていますので、基本的な部分では双方の思惑は合致しているといって良いでしょう。
現在セルゴール議長はヴィルガから数十キロ離れたインゼラオ列島で、地盤を固めています。
こちらのパートにはNPCマルグリット・バルティカ、ナティス、リチャード(護衛)、スピア(護衛)、セルゴール議長の他、議長派と呼ばれる多くの政治家や軍人、経済界の重鎮等が顔を揃えています。
■ゲームマスターについて
本シナリオは
・革酎
・篠崎砂美
がリアクション執筆を担当します。
■難易度について
【1】【2】パートの難易度は、普通の戦闘や行動を行った場合“()”内の難易度になります。
ただし、強敵などと戦ったり、特殊な行動を取ろうとしたりした際には従来の難易度として判定されますのでご注意ください。
なお、【3】パートは交渉の難易度となりますので、難易度の変動はありません。
■戦功について
本シナリオでは活躍したPCに戦功として、
・活躍に応じた戦功称号
・次回シナリオでの特殊な役割
・“センチュリオン”や“トランスヒューマン”、“サクセサー”に“ゼネラル”といった上級アバターのチェンジ用のアイテム
・特殊装備、専用機、試作機(メタルキャヴァルリィ・バトルシップ級エアロシップ等)
などがプレゼントされ、戦功一覧ページでお名前を掲載させて頂く予定です。
内容的に戦うキャラクターがメインと見えるかも知れませんが、軍人でないとしても、活躍された場合は戦功の対象となります。
詳しくは、
コチラをご確認ください。
■アバター死亡/停止
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど特異者が死亡する、
あるいはアバターが機能停止に陥るケースがあります。
そうなった場合、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。
■亡命について
現在ラディア連合王国とグランディレクタ共和国は休戦中で、今回の降下作戦は共同作戦となります。
そのため、グランディレクタ共和国に亡命しているPCは、普通に参加できます。
ただし、グランディレクタ共和国は現在新たな亡命者を受け入れていません。
なお、ラディア連合王国への出戻りは常時受け付けています。
それでは、皆様からの素敵なアクションをお待ちしております。
【2019年3月26日18:00 追記】【1】【2】パートにつきまして追記を行わせていただきました。
【2019年3月27日11:00 追記】【2】パートにつきまして追記を行わせていただきました。