三千界のアバター

≪ワールドピース≫相剋のグラナート 序章

リアクション公開中!

≪ワールドピース≫相剋のグラナート 序章
基本情報

マスター:三千界のアバター運営チーム
ワールド:アルテラ
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2018年04月16日公開!

シナリオガイド

港を占拠する“九狼”を退け、オリエンティアへの道を拓け!

シナリオ名:≪ワールドピース≫相剋のグラナート 序章 / 担当マスター:三千界のアバター運営チーム



“幻想の世界”アルテラ。

中央大陸ロディーナで起こった、文字通り『世界を変えることとなった』戦い――王剣戦争の終結から二年。
才能を持つごく一部の者の特権であった“魔法”は、以前よりも身近なものとなりました。
魔導騎士も例外ではなく、然るべき手順を踏めば神聖武装の形成を行えるようになり、
もはや珍しい存在ではなくなりました。

誰もが可能性を掴めるようになった時代。

そんな今のアルテラで、新たな物語が始まろうとしていました――。

■ □ ■


ロディーナ大陸東部、神聖エテルナ帝国領モンタナ。
土地の多くが山岳地帯であるこの地には、海向こうのオリエンティア大陸からの移民――セリアンが多く暮らしています。
西部、中央大陸のセリアンの多くは人間に近いですが、この地域にいる者の多くは獣寄りの姿で、
気性が荒い者も少なくありません。

「おいおい、ここはあんたのような人間の小娘が来るようなところじゃないぜ?」

酒場に入った少女は絡んできた犬顔の男を見上げ、不敵に微笑みました。

「オリエンティアへ行きたければここの人を頼れって言われたの」
「そうかそうか。なら俺たちが連れてってやるよ」

犬顔は仲間と共に少女を取り囲みます。
しかし、男たちは瞬く間に打ちのめされました。
少女は剣を抜くこともなく、つまらなそうに倒れた男たちを見下ろします。

「このガキ!! ……先生、お願いします!」

呼ばれた男は、少女を見るなり神聖武装の剣を形成しました。

「ふーん。魔導騎士、ねぇ」

少女は剣を抜き、簡易詠唱を行いました。

「イグニス・インカント――」

■ □ ■


「バカな、魔導騎士を一瞬で……」

「こんなのが魔導騎士なんて笑わせてくれるわね。あたしは“本物”を知ってる。
 化物っていうなら、あの人たちの方がよっぽど化物だわ」

服も武器も燃え、気を失った男を一瞥し、少女は溜息を吐きました。

「で、オリエンティアのことだけど……あーあ。行っちゃった」

力の差を知った男たちは少女に怯え、酒場を飛び出してしまいました。
そこへ入れ違いで牛頭の男が入ってきます。

「オリエンティア、って言ったか?」
「そうだけど。あなたもさっきの連中の仲間?」
「違う違う。ここの主人に頼まれて、とっちめに来たんだ。もう終わったようだがな」

男はヤンと名乗り、少女に忠告しました。

「オリエンティアは……元々安全とは言えないが、今は特に危険だ。
 人間の娘が一人で行くのは無謀ってもんだぜ」
「それでも、未知の世界をこの目で見て、糧とするために。……“あの人たち”を超えるために。
 あたしは行きたいのよ」
 
神聖騎士、帝国軍師団長、元老院の賢者たち。
少女は確固たる実力者をその目で見て育っていますが、
それを破り得る者がこの世界にいる事もまた、『王剣戦争』の中で知りました。

「何も止めようっていうんじゃない。
 行きたいんなら力になってやる、って言おうとしたんだ。
 俺も故郷に帰らなきゃなんねぇからな」
 
ヤンがにやりと笑います。
しかし、すぐにそれは消えました。

「だが大陸の窓口はおろか、モンタナの港も“九狼”に押さえられちまってる。
 グラナート同盟の最高指導者を自称するクソ野郎の手先だ。
 連中が港を陣取ってるせいで、物流も滞って町の人からも不満が出ている。
 領主も市長も、連中を認めちゃいねぇ」

九狼をどかすため、商人ギルドは依頼を出しましたが、傭兵たちは皆返り討ちに遭いました。
生還した者は、彼らが「常識的にあり得ない」力の使い方をしていた、と証言したそうです。

「非常識な連中、か。それは興味をそそられるわね」

そんな二人に、声を掛けた者がいました。

「今、グラナート同盟って言ったか?」
「ああ。少年、君は?」
「オレは坂本 一輝。イッキでいいぜ。
 オレもフランクさんに会いに行こうと思ったんだけど、『いつもの道』は使えないし、
 こっちから行こうとしたら妙な連中に邪魔されてさ」
「フランクさん……それはクーザの長、三獣士のフランクのことか!?」
「あ、ああ。そうだぜ。おっかない顔だけど、すげぇいい人のフランクさんだ」

ヤンが一輝に状況を説明すると、一輝が「任せろ」と胸を叩きました。

「グラナートに何か起こってるんなら他人事じゃないからな。ホライ……仲間にも声を掛けてみるぜ」
「そいつぁ心強い。腕の立つヤツが多いに越したことはねぇ」

ヤンの目線が少女に注がれます。

「そういや、まだ君の名を聞いてなかったな」
アネットよ。よろしくね、ヤン、イッキ」

こうして一輝からワールドホライゾンに「オリエンティア調査」へ向けた依頼がもたらされることとなりました。

■ □ ■


「最長老ゼスの死により、グラナート同盟の均衡は崩れた。
 所詮、オリエンティアの者たちは古の叡智を活用できぬ獣に過ぎん。
 だから私が調教してやったのだ。“力”を与えてな」

ローブを纏い、フードを目深に被ったグラナート同盟の“最高指導者”は、
杖の宝玉から大陸各地の様子を窺っていました。

「しかしまだ抵抗勢力は各地にいます。
 それに“女王国”を初めとした、魔族(デモニス)たちはまだ静観しているだけでです」

「いかに三獣士の残り――フランク、ラルフが優れた戦士であろうと、
 事実上の協力関係がクーザとカタンだけでは、長くはもつまい。
 女王国は放っておいても自壊する。魔族連中は“力”でねじ伏せてやれば言うことを聞く。
 そのために、お前たち“九狼”には特別な力を与えたのだ。
 ……エテルナの神聖騎士に対抗できるだけの力をな」

最高指導者は宝玉の光景を、モンタナの港に切り替えました。

「あまり私を失望させてくれるなよ、流陰(るいん)のディンゴ


担当マスターより

▼担当マスター:三千界のアバター運営チーム

マスターコメント

今春開始予定のアルテラのシリーズ「相剋のグラナート」のプロローグとなるシナリオです。

王剣戦争から時が流れ、元素の王も魔女もいなくなったアルテラが舞台となります。
ストーリーはこれまでの「アルテラ・サーガ」からは完全に独立したものとなっているため、
これまでのアルテラの物語を一切知らなくても問題なく参加可能です。

※過去のシナリオに登場したアルテラのNPCがゲストのような形で出てくることはあり得ます。


★魔導騎士の扱いについて

認定称号「××の魔導騎士」を持ち、魔導騎士のアバターで参加した場合、
公的な身分証明を持つ者として扱われます。
ただしそれによって判定上、特別有利になることはありません。

なお「性質」を定着させ、スキルを習得している方は性質効果を使用可能です。


■基本的な状況

ロディーナ大陸で最もオリエンティアに近い地域、モンタナ。
ここは帝国領ではあるものの、サンドレアのようにほとんど自治区に近い場所であり、
人口における種族はセリアンの比率が高くなっています。

オリエンティアへはここから船で行くのが「最も安全」な手段ですが、
現在は“九狼”と名乗る集団に占拠され、船が出せない状態となっています。
彼らのせいで海側の物流が滞っており、港町の住人は彼らを追い払おうとしましたが失敗しました。
九狼はモンタナを乗っ取ろうと目論む者たちの尖兵と考える人もいますが、実際のところは分かっていません。
旅人の少女アネットは牛の獣人ヤンと共に、オリエンティアへ渡るために九狼と戦うことを決意。
クーザへ行くことに失敗した坂本一輝も加わり、ホライゾンの特異者に協力を呼びかけました。

なお、オリエンティアへはこれまでゲートで何事もなく向かえていましたが、今は繋がらなくなっています。
ヴォ-パルによれば、ゲートの接続先で何か問題が起こっている場合、
ゲートが不安定になって一時的に不通になることもあるようです。


■各パートについて
アクションパート別の注意事項は以下のようになります。
アクションパートを跨いだアクション、グループアクションはダブルアクションとなり不採用となる場合がございます。ご注意ください。


【1】港を解放する 難易度:4

占拠している九狼の構成員を倒し、港を解放するパートです。
敵は多くが獣寄りの姿をしたセリアンで、そのほとんどはイヌ科の動物です。
セリアン特有の身体能力と速さを武器に戦いますが、中には基礎魔法を織り交ぜてくる者もいます。
一人一人は極端に強いわけではありませんが、わずかな隙を見出せば誰かがすかさず食らいつけるくらい、
連携に長けているため、油断は禁物です。

NPCの坂本一輝ヤンはこちらのパートに登場します。
ヤンは獣戦士であり基本的に拳で戦いますが、サブウェポンとして剣も持っています。


【2】流陰のディンゴを倒す 難易度:6

港を占拠している一団のボスである、ディンゴと戦うパートです。
ディンゴは狼のセリアンであり、逃げ回る相手を追い詰め、
恐怖に染まった顔を見るのが何よりも興奮するという悪趣味な男です。
一見するとただのチンピラですが、実力のある傭兵の大半は彼一人にやられており、
他の者たちとは一線を画しています。

戦って生き残った者の証言によれば、「水と闇を“同時に”操っていた」とのことであり、
それを用いて『実体のある、本人と区別がつかない分身』も生み出していたようです。

なお、【1】が成功すればディンゴは自分一人だけでも逃げようとします。

NPCのアネットはこちらのパートに登場します。
彼女は付加魔法の使い手であり、赤系統の術式を自身や武器に付与して戦います。


【3】モンタナで調査 難易度:3

セリアンが多く暮らすモンタナの町を見て回るパートです。
彼の大部分はオリエンティアからの移民ですが、中には故郷から出てきた旅人や、
出稼ぎに来ている者もいます。
そのため、定期的に故郷とモンタナを行き来し、オリエンティアの情勢に精通している者もいます。

なお、彼らは元々身内意識が強いため、種族を問わず見知らぬ旅人にはあまりいい顔をしません。
ただ、一度打ち解けてしまえば円滑な交流は可能です。


それでは、皆様のご参加お待ちしております。


【1】港を解放する

4

【2】流陰のディンゴを倒す

6

【3】モンタナで調査

3