クリエイティブRPG

LINK-AGE Emergence Ep02.

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LINK-AGE Emergence Ep02.
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:ゼスト
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2015年06月17日公開!

シナリオガイド

奴らはどこから来て、どこへ行くのか――

シナリオ名:LINK-AGE Emergence Ep02. / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



海洋世界、ゼスト。

チーク諸島沖における異形の怪物IDDとの戦闘は、
ゼスト連合軍とワールドホライゾンの特異者たちの勝利で終わりました。

今回の戦闘によって得られたデータによって対タイプバードの戦術は確立され、
それよりも強力なタイプビーストへの対抗策も見出されました。
それはゼスト各地の兵士たちにも伝わり、IDDによる損耗率は低くなっていったのです。

決して油断できない状況ではあるものの、ゼストの人々の心には幾分かのゆとりが生まれていました。

* * *


エリア15、司令部。

「やあおかえり、大将殿。少しばかり、君の席を貸してもらっているよ」

「貸してもらってるって……まさか、お前がナミエの言っていた」

「ふふ、察しが早くて何よりだ」

セフィロトから戻ってきたアドルフ・ワーグナーは、
我が物で椅子に腰掛けている少女――キョウ・サワギを見て、顔をしかめました。

「そこをどいてくれると助かるんだが?」

「借りていると言っただけで、どくとは言っていない。
 君は私のようなか弱く可愛い女の子を突っ立たせるというのかね?
 とんだサディストだな」

アドルフに反論する隙を与えず、キョウが畳み掛けてきます。

「あ、そうだ。ここのところ、対IDDの戦果もいい。
 そこで、兵たちを労ってやろうと思うんだ。
 君の力で、兵たちに呼び掛けてはくれないだろうか?
 ついでに会場も手配してくれると有り難い」

「何で俺が……」

「私はどうにも軍の者からよく思われていないみたいでね。
 私から言ったところで、“何か企んでいるんだろう”と警戒されるのが目に見えている。
 だから……頼むよ、(地味だけど)素敵でかっこいい大将さん」

「ああもう、わーったよ! めんどくせえから俺が全部やっといてやる」

こうして、エリア15で慰労会が行われる運びとなりました。

* * *


 海上、特殊作戦空母ネブラスカ。

『空震警報発令! まもなく、IDDが出現します!』

「何事もなく帰還……というわけにはいかないみたいだね」

U.S.L領アイアンベルトでの調査を終え、
エリア15への帰路に就いていたミサキ・ウツミの耳に、その報せは入りました。

『出現予測数はタイプバード20、タイプビースト2』

数はさほど多くはありませんが、こちらも独自行動を取っている艦なため、
戦力は限られています。

「……ミサキ、IFは出せそう?」

「調整は済んでいる。いつでも出れるよ」

マリナ・アクアノートと共に、甲板へと向かいます。

「調査データは送信済み。
 でも、ここには“現物”がある。
 この艦を落とさせるわけにはいかない」

対IDDの切り札となり得るとされる“レゾナンス・シェル”。
その完成品を届けるまでが、彼女たちの任務です。

「でも……アンティは、あの様子だと出撃はまだ厳しいね」

「……仕方ない」

研究施設から戻ってからどことなく調子が悪いアンティには声を掛けず、
二人は出撃準備に入りました。

* * *


 量子の海。

「ここにいましたか」

ヴァイオレットは、チーク諸島沖の戦闘以後療養中であったタイムの元を訪れました。

「……イメージトレーニングってやつだよ。
 表の世界じゃ、出撃中以外は色々と制約が多いからね」

「あまり起きてこないものですから、塞ぎ込んでるんじゃないかって心配しましたよ」

「まさか。ヴァイオレット姉こそ、もう大丈夫?」

「ええ……でも」

一呼吸おき、ヴァイオレットは決意のこもった眼差しをタイムに向けます。

「もうあんな思いをしないためにも、わたしたちはきっと、取り戻す必要があると思うんです。
 ――“前の私たち”の力を」


担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

ゼストを舞台としたシリーズ『LINK-AGE Emergence』の第2話をお送りします。
時間軸としては、第1話の数日後となっています。
前回の直後からというわけではないため、今回からも問題なくご参加頂けます。

また、5月18日(月)に関連クエストが発表される予定となっております。


以下、今回のシナリオについて説明します。

■基本的な状況

チーク諸島沖での戦闘後、連合軍は対IDDの戦術を確立させ、
タイプバードであれば、さほど苦戦せず倒せるまでになりました。

状況が安定してきた事もあり、連合軍の外部顧問としてエリア15へ来ているキョウ・サワギは
兵士たちを労うため、慰労会を開く事を決めました。

一方、ネイティブランドへ調査に赴いていたミサキ・ウツミたちは帰路の途中でIDDと遭遇、
戦闘となっています。
彼女たちはアイアンベルトの地下施設で手に入れたレガシーを運んでおり、
敵の迎撃以上に艦の防衛を重視している状態となっています。

なお、第1話同様、当シナリオは★ゼスト連合軍階級行使可能シナリオとなっています。


★階級について
当シリーズでは、ゼストのトリガーシナリオに引き続き、連合軍に貢献する(実績を積み上げる)事で、階級を上げていく事が可能です。
これは戦闘のみならず、技術開発など他の様々な分野も含まれます。

★重傷判定

当シリーズでは、PCが著しいダメージを負った場合「重傷」と判定される場合があります。
重傷を負った場合、当シリーズにおいて、アバターを問わず行動を制限される事になりますので、ご注意下さい。

「重傷」の扱いですが、こちらは療養中という扱いとなるため、シナリオに参加してもパートに関わらず、一切の戦闘行動を行う事ができなくなります。
また、アイテム、スキルについても使用可能なものは一番上にセットしたもののみとなります。

なお、戦闘以外であっても「負傷者」であるため、一部行動が制限される場合がありますので、その点もご了承下さい。

今回この状態が適用されるのは、前回の「LINK-AGE Emergence Ep01.」にて重傷判定を受けた方となります。

アクションパート別の注意事項は以下のようになります。
※シナリオにおける難易度は単純な敵の強さではなく、シナリオ目的の達成難易度となっております。


【1】慰労会に出る 難易度:1

キョウ・サワギが主催する慰労会に参加するパートとなります。
基本的には立食パーティのような場となり、武器の持ち込みは原則禁止となっています。
※会場内においては、武装のアクティベーションが制限された状態となっています。

アドルフが頑張ったため、ゼストでは貴重なオーガニック料理が振る舞われます。
そのため、連合軍関係者の出席率は高めとなります。
また、「せっかくの機会だ。階級は問わず色々な人と話すといい」というキョウの計らいにより、
堅苦しい空気はほとんどありません。

慰労会には、下記NPCが出席します。

アドルフ・ワーグナー
ヴィジー
キョウ・サワギ
ダヴィドフ(キョウの付き人)
マシロ・シラヌイ
マクスウェル少将(元ヴァージニア艦長、当時大佐)
プロフェッサー・ハイゼンベルク
ウィリアム・アンダーソン大佐(プロジェクト・イカロス責任者、当時中佐)
シルヴィア・オーウェン大佐(エリア防衛艦シャーロット艦長。就任時中佐)
リーリャ小隊の面々


【2】空母ネブラスカの防衛 難易度:6

出現するIDDを迎撃し、空母ネブラスカをエリア15まで無事に送り届けるパートとなります。
シナリオガイドに記載されている出現数はあくまで予想であるため、
タイプバードが20~25、タイプビースト2~3の間で、ランダムに変動します。
前回の戦いである程度IDDについての情報や有効な戦術は見出されていますが、
敵の数が明確でない事と、連合軍の支援がほぼ受けられないため状況のため、難易度が高めに設定されています。

こちらのパートにはミサキ、マリナ、アンティが登場しますが、アンティは戦闘には不参加です。

【3】量子の海でトレーニング 難易度:4~

仮想現実空間「量子の海」にて、トレーニングを行うパートです。
IDDとの戦いを想定した小隊行動の訓練や、個人、チーム問わず模擬戦を行う事が可能です。
PC同士で模擬戦を行う場合は、GAを組んで下さい。

なお、仮想現実ではありますが、前回重傷判定を受けている方はこのパートでも戦闘を行う事はできませんので、ご注意下さい。

こちらのパートには、タイムとヴァイオレットが登場します。


それではみなさんのご参加とアクションをお待ちしております。


【1】慰労会に出る 【現在のMC参加人数:22】

1

【2】空母ネブラスカの防衛 【現在のMC参加人数:68】

6

【3】量子の海でトレーニング 【現在のMC参加人数:9】

4