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アンダーグラウンド動乱

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アンダーグラウンド動乱
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:セフィロト
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2015年03月31日公開!

シナリオガイド

魔人教団の派閥争いが勃発! アンダーグラウンドに動乱の嵐が吹き荒れる!!

シナリオ名:アンダーグラウンド動乱 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム


神判の世界、セフィロト。

神の怒りによって苦難の時代を迎えているこの世界にも
希望がない訳ではありません。

アダム・カドモン

過去に二度降臨した神と等しい力を持つと言われる神人によって
神判は終焉を迎えるというのです。

しかし、人々は神人の降臨を待つだけではありませんでした。

■□■


 ――イーストキャピタル、第3区

 第3区はイーストキャピタルの区の中でも設立が早く、そのため魔人教団の隠れ家も早くから造られていました。
 アンダーグラウンドと化した旧市街地には、多くの魔人教団の魔人や信者が住んでいます。

 魔人教団にはグリゴリ派、モロク派、ソロモン派、ゴモリー派といった派閥があり、「地上に魔界を顕現する」という目的こそ同じですが、目的達成のために派閥ごとに行動しており、時には派閥同士で争うこともあるようです。

 そんな中、パンデモニウムが姿を現し始め、遂にグリゴリ派のアザゼルが、魔界の王サタンをイーストキャピタルに降臨させることに成功しました。
 魔人教団の目的はもう少しで達成されようとしているのです。

「ホーッホッホッホッ! サタン様の御為に、その命を差し出すのですよ」
「脆苦! 同胞に手を掛けるなんてどういう了見なの!?」

 黒づくめの魔人の男、脆苦覆臓(もろくふくぞう)と彼に率いられた魔人たちが、他の魔人たちや一般人を襲い、第3区のアンダーグラウンドでは戦火が広がりつつありました。
 彼と対峙しているのは、ゴモリー派に所属する魔人クロリスです。

「同胞? 私にとっての同胞はグリゴリ派の魔人たちだけです。モロク派もグリゴリ派から派生した一派ですからね~。クロリス、あなたがグリゴリ派に宗旨替えするのでしたら、あなたの命だけは助けてあげましょう」
「お断りよ。特に強力な悪魔1体を呼ぶために、数百人も生贄に捧げるようなスマートじゃないモロク派に与する気はないわ。もちろん、サタン様は敬愛しているし、サタン様のお声があれば喜んで協力するけど、私はゴモリー様に仕えているの」
「そうですか……残念です、ひじょーに残念です……では、お言葉に甘えてサタン様への贄として喜んで協力していただきましょうか。サタン様にお力を付けていただくための贄が全然足りていないのですよ」
(くっ……水辺の少ないこの場所で、私のウェパルは不利ね……)

 覆臓はサタン降臨の手始めに、他の派閥の魔人たちにグリゴリ派への宗旨替えを命じ、従わない場合はサタンへの生贄としていました。

「せっかく来てくれたのにゴメンね。ここは危険だから逃げて。他にもソロモン派の魔人もいるから、そのくらいの時間はあるはずよ」
「でも……分かったわ」

 クロリスの元には珍客がいました。祓魔師の弓月 鼎(ゆづき かなえ)です。
 彼女はゴモリー派の中にいる、悪魔マルファスを従える魔人に会いに来ていました。
 鼎は悪魔マルファスには会えずじまいでしたが、クロリスの意図を察知するとすぐに市街地へと戻りました。
 その足でセフィロト大聖堂へと向かったのです。


 ――セフィロト大聖堂

 鼎が駆け込む前から、魔人教団の襲撃の報はもたらされていました。
 そこへ彼女が詳細を告げたことで、エマヌエル二世はすぐさま覆臓たちの鎮圧を決定しました。
 しかし、セフィロト教会最強の聖堂騎士団は背徳の街ソドム火野原村に派遣されており、主力が不在です。

「わ、私達でもお役に立てるのでしょうか……」
「強力な援軍を依頼した。心配はいらないよ。それに住人の避難などやるべきことは多い。目的を見失わないようにね」

 先日聖騎士の受勲を受けたばかりの小松智子(こまつともこ)にも出撃命令が下りました。
 初めての実戦ということもあり、不安の色を隠せない智子に、エマヌエル二世はそう言いました。

 強力な援軍とは特異者達の事でした。
 アンダーグラウンドで起こった魔人教団による動乱を止められるかどうかは特異者達の手に行動に掛かっています!
担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

神判の世界セフィロトのスペシャルシナリオ
『アンダーグラウンド動乱』をお送りします。

本シナリオはトリガーシナリオではありませんが、
グランドシナリオの周辺状況を扱う内容になっております。
そのためトリガークエストやトリガーシナリオとは連動しておらず、
別の流れとなっております。

このシナリオ単体でも楽しめますので、ぜひご参加ください。

セフィロトの基本的な設定・状況については本ガイドでも最低限分かるようにしておりますが、
ワールドガイドトリガークエスト「ファンタズマゴシック」もご覧頂ければ幸いです。

★アクションについて
シナリオに参加した後、自分の行動に合わせて「アクションパート」のいずれかを選択してください。
自分の行動したい物がない場合でも、活動場所が近い物を選択してください。

アクションパートはクエストと同様の難易度が設定されていますが、
シナリオではアクションによって難易度の差を埋める、あるいは戦闘能力に左右されない行動をとることも可能です。

具体的なアクションの書き方が分からない方は、プレイガイドをご覧ください。

●基本的な状況
セフィロト教会の教王エマヌエル二世により十二聖遺物探索の勅命が下りました。
十二聖遺物は神判を終焉に導くという神人アダム・カドモンの降臨に必要と言われており、
その全てがイースト・キャピタルとその周辺地域に存在するというのです。
ワールドホライゾンは十二聖遺物探索を始め、セフィロト教会に協力することを決めています。

魔界の王サタンが降臨したことにより、アザゼルが幹部を務めるグリゴリ派は、各派に分かれている魔人教団を一つにまとめようと動き始めました。
モロク派は元々グリゴリ派の一派であったため即座に恭順の意を示しましたが、ソロモン派とゴモリー派はサタンには協力するものの、グリゴリ派やモロク派に従う気はありませんでした。
それを良しとしないモロク派の脆苦覆臓は、第3区にあるゴモリー派の拠点を襲撃し、トップであるゴモリーや彼女に従う魔人クロリスといった上を倒して自らの派閥に組み込もうとしています。
同時にサタンへの生贄も求めており、アンダーグラウンドに住む人々が次々と捕らえられ、あるいは殺されています。
その報を聞いたセフィロト教会は、聖堂騎士団の派遣を決めましたが、主力が欠けているため、特異者に応援を要請しました。
※『炎の夜に』や『割海作戦』に参加されたお客様もご自由にご参加頂けます。

●聖騎士の“公認”
聖堂騎士団の主力が不在のため、今回派遣される聖騎士たちは主力ではありません。
そのため、エマヌエル二世は特異者の聖騎士を主力にしたいと考えています。
本シナリオに聖騎士アバターで参加し、活動を行われた場合、セフィロト教会より聖騎士として公認されます。
特異者ですので聖堂騎士団のように立場が縛られることはありませんが、発行される称号を表示していることで「セフィロト教会公認の聖騎士」として、イーストキャピタルの人々から見られるようになります。
公認は断ることもできます。その場合、アクションに断る旨をお書きください。
また、アクションが白紙だった(白紙登場希望を含む)場合は公認されませんのでご注意ください。


●アクションパート別の注意事項
アクションパートを跨いだアクション、グループアクションはダブルアクションとなり不採用となる場合がございます。ご注意ください。

【1】モロク派と戦う 難易度6
モロク派の脆苦覆臓と、彼が率いる魔人と魔獣と戦います。
モロク派は第3区のアンダーグラウンド各地に魔人と魔獣を派遣しており、ゴモリー派や他の派閥の魔人、一般人を捕えたり殺めたりしています。
魔人は100人近く、魔獣は数百匹派遣されており、モロク派がこの機に本気で他の派閥を併呑しようとしている事が窺えます。
魔人の中には名前を持つ悪魔を憑依している精鋭もいますので、激戦が予想されます。
トラウマが無い場合は特に書かれる必要はございません。

脆苦覆臓は悪魔モロクを憑依させる強敵です。その力は詳しくは分かっていませんが、モロクは牛頭のブロンズ製の身体を持ち、火を操るそうです。また、精神攻撃を得意としており、相手のトラウマを引きずり出して精神崩壊を起こすといわれています。
脆苦覆臓と戦う場合、抱えているトラウマやどうやって乗り越えるかをお書きください。

【2】ゴモリー派/ソロモン派に協力する 難易度4
ゴモリー派の魔人クロリスと彼女が率いる信者、ソロモン派の魔人たちも、モロク派の魔人たちと戦っています。
彼らと共闘してモロク派の魔人たちと戦うこともできます。
あるいはゴモリー派、ソロモン派の魔人を倒し、それぞれの派閥にダメージを与えることも可能です。
恩を売るか、それとも数を減らすかは皆さん次第です。

ゴモリー派の魔人は女性悪魔を憑依させ、一人につき複数の魔獣を従えているようです。
ソロモン派の魔人は男性悪魔を憑依させ、完全憑依による攻撃を仕掛けてきます。

また、こちらのパートでは祓魔師の弓月鼎と魔人クロリスが登場します。
弓月鼎は友達を救う手立てを求めており、ゴモリー派に協力しています。

【3】住人を避難させる/助ける 難易度2
モロク派の魔人や魔獣たちは、サタンへの生贄として住人を攫ったりしています。
攫われた住人はトラックに詰め込まれて、モロク派の拠点に運ばれるようです。
住人がトラックの荷台いっぱいになるとトラックは出立してしまうので、それまでに住人を助ける必要があります。
また、住人が攫われないよう、安全な場所まで避難させることも大切です。

こちらのパートでは新米聖騎士の小松智子が登場し、住人の避難を手伝います。
彼女は聖騎士の叙勲を受けたばかりで今回が初めての実戦になります。
聖騎士ですので相応の実力はありますが、経験不足は否めません。
ただ、聖騎士は存在だけで人々の励ましになりますので、余裕があれば智子のサポートもお願いします。

それでは、皆様のご参加をお待ちしております。


【2015年3月9日16:40 追記】【1】モロク派と戦う に追記を行いました。

【1】モロク派と戦う 【現在のMC参加人数:46】

6

【2】ゴモリー派/ソロモン派に協力する 【現在のMC参加人数:25】

4

【3】住人を避難させる/助ける 【現在のMC参加人数:28】

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