大和のスペシャルシナリオ『坂西動乱 中編』をお送りします。
当シリーズは「大和妖奇譚」およびスペシャルシナリオ「海底に眠りし古のもの」の流れを汲んでおり、すでに前編が公開されています。
ただ、前編に参加していなくても、本ガイドの情報に目を通して頂ければ、必要最低限の情報は示されておりますので、お気軽にご参加下さい。
また、当シリーズの関連クエストとして
「鬼の棲み処」が出ております。
■基本的な情報
結鬼に辿り着いた春緒たちの一行ですが、そこは一見すると噂とは異なる平穏な都市でした。
しかし、ここから逃げてきた天狗少女の火立(本名:シャーリー・螢・里見・ギブソン)や、正帝を討つべく同行してきた鬼の鈴香は、これが見せかけだけの「まやかし」である事を察しています。
また、火立の話から、平良 正門が特異者である事と、彼の行動には三千界統合機関が関わっている事が明らかとなりました。
一行は結鬼に展開されている道師の結界を逆手にとり、希一の用意した術式を用いる事で、結鬼の住人に成り済まし、探りを入れようとしています。
その頃、結鬼からほど近い霜妻では、イサミや一輝たちの前に正門四天王を称する狐狼助が現れ、傀儡と共に行く手を阻んでいます。
彼はイサミと正門の関係も知っている節もあり、口ぶりから特異者である事はほぼ確定的です。
アクションパート別の注意事項は以下のようになります。
※難易度は敵の強さだけでなく、シナリオ目的の達成難易度を総合的に表したものとなります。
なお、中編はシナリオの性質上現地での協力者を得るのが困難なため、フェロー参加が不可となっております。ご了承下さい。
【1】結鬼を調査する 難易度:4
現在、特異者たちは結鬼に辿り着いている状態です。
結鬼は坂西の他の村々よりも発展しており、京のような区画分けがなされた整然とした小都市の様相を呈しています。
一見すると普通の町ですが、そう見えるだけであり、実際には妖魔や鬼が紛れ込んでいます。
普通であれば妖魔はただ荒ぶるだけの存在ですが、正門や道師によってコントロールされているようであり、こちらがボロを出さない限り襲ってくる事はないでしょう。
何食わぬ顔で普通に過ごしている分には戦闘は発生しませんが、情報収集等の際に「結鬼の住人に怪しまれないようにする」事が難しいため、難易度は高めに設定されております。
このパートには瑞野 春緒、鈴香が登場可能です。
また、正門四天王の一人である空尋が市中を巡回しています。
【2】ワクチンを確保する 難易度:7
結鬼の中心部にある正帝の城に忍び込み、火立をアンチアバターソーマの呪縛から解放する事を目指すパートです。
四方を掘りと塀で囲まれていますが、城といっても守護所のような「館」に近いものであり、敷地内には本邸の他、兵の詰め所や四天王の邸宅、蔵などがあります。
現在、四天王は全員城から出払っている状態であり、兵の数も多くはありません。
ワクチンは蔵の地下に保管されていますが、そこに至るまでの道には様々な罠が仕掛けられています。
四天王の一人、道師によるものがほとんどですが、中には「対特異者用のアンチアバタートラップ」も存在しています。
また、兵一人一人はさほど強くありませんが、彼らが持つ武器には強力なアンチアバター性能が付与されており、敵の攻撃でダメージを受けてしまうと、一発で戦闘不能になってしまいます。
このパートでアンチアバター攻撃をまともに食らった場合、後編ではダメージを受けたアバターが使用不可能となります。
※アンチアバター攻撃を受けたアバターにつきましては、サブアバターも使用不可能となります。
このため、当パートは非常に難易度が高く設定されています。
いかに兵士に気付かれずに侵入し、罠を潜り抜けて目的地に到達するかが鍵となっております。
火立は現状ほとんど役立たずな状態ですが、「自慢じゃないけど大和アバターの熟練度はかなり高い」そうです。
どこか抜けた部分のある彼女ですが、希一は念のため監視用の霊符をこっそりと火立の背中に張り、様子を見続けています。
こちらのパートには鴨 希一、火立が登場します。
【3】狐狼助を退ける 難易度:5
霜妻の地で、正門四天王の一人を称する狐狼助と、彼の操る傀儡を打倒するパートです。
地形は障害物がほとんどない広大な平地となっており、そこに十数人規模の傀儡が展開されています。
狐狼助の口ぶりから、この傀儡は人間の死体を用いたものであると推測され、一体一体の力も侮れないものとなっています。
狐狼助自体もイサミが咄嗟に警戒を強めるだけの事があり、傀儡を操るだけの人物ではないでしょう。
また、彼は特異者と見受けられ、ある程度対特異者の心得も持っていると思われます。
こちらのパートには、イサミ、坂本 一輝、川端 詩織が登場します。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
【2015年1月10日14:20 追記】【2】に追記を行いました。