大和のスペシャルシナリオ『坂西動乱』をお送りします。
当シリーズは「大和妖奇譚」「海底に眠りし古のもの」の流れを汲んでいますが、それらの内容を知らなくても、本ガイドの情報に目を通して頂ければ、必要最低限の情報は示されておりますので、お気軽にご参加下さい。
また、関連クエストとして
「鬼の棲み処」が出ております。
■基本的な情報
“六鬼衆”と呼ばれる鬼との戦いが終わり、大和から鬼の脅威は消え去りました。
しかし、坂西で不穏な起こります。
坂西の一地方、結鬼を治める一族の当主、平良 正門が中央政府へ叛旗を翻し、自らを“正帝”と称して坂西の武力支配を始めました。彼は人の身にして“鬼の力”を持つと噂され、実際に中央から送られてきた追討軍を返り討ちにしています。
現在、結鬼を中心とする坂西の一部は穢れが非常に濃くなっており、普通の人間はまともに生活ができないほどのものとなっています。しかし、不思議なことに正帝の支配下にある者たちは、この影響を受けないようです。
人の身でありながら、鬼の力を行使できることから「正帝は特異者ではないか?」と推測した春緒や希一は、正帝の正体を確かめ、大和の支配を目論んでいるようならそれを止めるため、結鬼を目指すことにしました。
その途上で、二人は鬼の少女鈴香と出会い、ゴダムのエクソダスの際に消えた「イサミ」の名を聞く事となります。
そのことはワールドホライゾンにも伝えられ、結鬼の調査と、イサミの捜索が行う事が決定しました。
アクションパート別の注意事項は以下のようになります。
【1】結鬼の情報を集める 難易度:3
坂西の地で、結鬼や正帝についての情報を集めるパートとなります。
現在、正帝にまつわる情報は断片的に京まで伝えられており、特異者たちの知るものはそれが元になっています。
そのため、現状ではまだ正確さに欠けるものがあります。
大山荘や、その周辺地域の村などで調査を行えますが、現在の坂西は穢れが強くなっており、妖魔が生まれやすい環境になっています。
ある程度戦える状態にはしておいた方がいいでしょう。
【2】妖魔と鬼と戦う/天狗少女を救出する 難易度:5
結鬼に近い畦道で、正帝の支配下にあると思しき妖魔と鬼と戦うパートです。
妖魔は人型である餓鬼が数十体、その後ろに三つ子のように同じ姿をした鬼が三体います。
鬼は大和において災害と同列に扱われるほど強大なものですが、この三体の鬼は一体あたり精鋭十数人分程度の強さです。
同じ鬼である鈴香曰く「鬼もどき」で、過去に大和で猛威を振るった鬼や、六鬼衆のような固有能力は持たないようです。
とはいえ、腐っても鬼であるため、手強い相手である事に変わりはありません。
天狗少女は、何らかの理由があって優先的に狙われていますが、どういった経緯で追われる事になったかは定かではありません。
ただ、大和の人間が決して知らないような横文字単語を口にしている事から、春緒や希一は彼女を特異者であると見ています。
天狗なのでそれなりに強いはずですが、多勢に無勢なのか、逃げるので精一杯なようです。
こちらのパートには、春緒、希一、鈴香の三人が登場します。
春緒、希一は少女救出、鈴香は鬼狙いで動きます。
【3】マヨヒガの森を鎮火する 難易度:4
正門四天王の一人、地雷矢によって火の手が広がる森の鎮火を行うパートです。
特異者は天人の里であるマヨヒガに出入りできるため、基本的に外の様子に気付いて駆けつけたという扱いとなります。
マヨヒガは天人の少女(?)月夜見 朧(つくよみ おぼろ)が長として治めている小さな集落で、住人は天人と妖(付喪神)のみです。
朧のような純粋な天人は穢れに非常に弱いため、マヨヒガの外に出る事ができません。
しかし、強い清浄な霊力を持っているため、穢れを操る正帝にとっては目障りな存在です。
そのため、地雷矢が里を滅ぼすために動きました。
ガマガエルに乗って戦いますが、どういった戦い方をするのかはまだ分かっていません。
カエルは炎の他にも、毒液や溶解液といったものも吐くことができると見受けられます。
【4】紫峰で修行する/イサミを探す 難易度:6
坂西の霊山である紫峰でイサミを探す、あるいは修行を行うパートとなります。
紫峰は強い霊力を宿す大和有数の霊峰の一つで、表紫峰と裏紫峰に分かれています。
表の方は険しい岩肌の山道で、僧兵や侍の精神・肉体修行の場となっています。
裏紫峰は霊力の影響で半ば異界化しており、「此岸と彼岸の境界」とまで言われるほです。
こちらは巫女や陰陽師、妖といった霊力を扱う者たちの修行場となっていますが、下手をするとそのまま彼岸に行って帰ってこれなくなるほど危険な場所でもあります。
人の数こそ少ないものの、ここで修行をしている者たちは何らかの理由により高みを目指している者ばかりなので、同じ「修行仲間」を見つけたらとにかく挑んできます。
そのような状況のため、イサミを探す事だけに専念するのは難しいかもしれません。
こちらのパートには、一輝と詩織が登場します。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
【2014年11月13日18:30 スケジュール変更】リアクションの公開予定日を【2014年12月4日】に変更いたします。
お待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。