『ウェンディールに吹く風』に続く、アルテラスペシャルシナリオ第2弾です!
当シナリオ『“王”の集いし時』は、前後編の全2回を予定しています。
グランドシナリオ
『アルテラ・サーガ』に登場したセイレーンにスポットが当たったシナリオとなっていますが、基本的な情報はこちらのガイドからでも得られますので、ゴダムや大和から始められた方も、是非ご参加下さればと思います。
■基本的な情報
第二次デモニス侵攻(アルテラ・サーガ)、ウェンディール復興作業中のひと騒動(ウェンディールに吹く風)から約半年後。
アルテラをさすらう冒険家ジュリーの元に、セイレーンと思しき女性の噂が届きました。
かつては人々を守る気高き海の女王でしたが、現在の神聖エテルナ帝国皇帝エレオノーラに敗れ、長い眠りにつきました。
その百年の眠りから覚めましたが、彼女は百年の間に彼女たち「人魚」が排斥され、人間たちからデモニスとして扱われていることを知りました。
そうなった過程までは知りませんが、彼女はその事実を人間たちの裏切りと捉え、恨むようになってしまいました。
セイレーンは第二次デモニス侵攻に乗じ、港町ポルタを襲撃。コルリス王国軍第三兵団と特異者たちを一時は追い詰めるも、突如現れた帝国の神聖騎士メリシアーナ(メリッサ)に諭され、撤退。以後、何の音沙汰もなく行方知れずとなっていました。
しかし、数か月ほど前に重傷を負った状態でリヴァージュ共和国のロス島に流れ着き、そこの人々に助けられ、今はその地にいるというのです。
彼女はあのセイレーンなのか。この空白の期間に一体何があったのか。それを確かめるため、ジュリーはユリウス、さらにはルキアを介して特異者に協力を求めました。
アクションパート別の注意事項は以下のようになります。
【1】ロソ島の人々と交流する 難易度:2
セイレーンがいるとされている村があるロソ島へ行き、そこの人々と交流するパートとなります。
島は一日あれば全てを見回せるほどの広さですが、人が集まっているのは沿岸の一部だけであり、それ以外は農業や遺跡の管理を営んでいる人の家が点々としています。
この島に住んでいるのは普通の村人であり、時折本土や冒険家からもたらされる情報によって世界情勢を知っています。
そのため情報が古かったり正確でない事が多く、オキデンス大陸で起きた一連の事件のことも、「西部大陸で何かあったらしい」程度にしか知りません。
セイレーンと思しき女性は村長と共に行動しています。
ジュリーはこちらで村長に会うようです。
【2】竜族の遺跡を見に行く 難易度:2
ロソ島にある竜族の遺跡を見学しに行くパートとなります。
この遺跡は南の島エスタにあるものと同じく、竜王の墓所であるとされています。
かつてこの島には竜族の血を引く者が住んでいましたが現在はもうおらず、島の住人は普通の人間のみです。
その竜族の血を引く最後の一人は、“赤竜の末裔”と呼ばれる神聖エテルナ帝国の神聖騎士であり、“赤の王”その人です。
遺跡はほとんどに人の手が入っていますが、一部手つかずの場所があります。村人が言うには、「脆くなってるから、あまり近づくと危ない」とのことです。
星川 鍔姫はここに登場します。
【3】海賊と戦う 難易度:4
ロソ島へと近づきつつある海賊と戦うパートとなります。
海賊については、PC視点ではNPCも含めてマーレ海沖にいる事を知らないところからスタートするため、ロソ島へと向かう道中で偶然の遭遇を果たす事になります。
シナリオガイド本文では、セイレーンがデモニスたちに与し、ポルタでの戦いに敗れたように言われていますが、これはあくまで他国ではそういう話として伝わっているところもある、ということです。
ガイドに出ている魔導騎士はセイレーンの噂を聞き、島まで行くために海賊船を乗っ取りました。
海賊たちは恐怖と自分の命惜しさにこの魔導騎士に従っています。
海賊はそこまで強くありませんが、彼らを支配している魔導騎士は別格です。『ウェンディールに吹く風』に登場したヴァレンほどではありませんが、魔法使いとしては最低でも上級魔導師級であり、得物であるクロスボウの扱いに関しても一流の腕を持っているのは確実です。
一條 勇人はここに登場します。
【4】港町ロアンで活動 難易度:2
リヴァージュ共和国の港町、ロアンで各々活動するパートとなります。
港町ということもあり、中央大陸の様々な人々が集まり、大きな賑わいを見せています。そのため、各国の情勢や、時事に関する比較的新しい情報が手に入ります。
普通に町を歩く分には問題ありませんが、不審な動きをすると沿岸警備隊に目をつけられるのでご注意下さい。