シナリオガイド
不均一な未来_歪な春夏秋冬Part4
シナリオ名:【祓魔師/未廻組】祓魔師のカリキュラム21 / 担当マスター:按条境一
※セフィロトのアバター「祓魔師」とは異なる祓魔師の活動となります。
モーントナハト・タウンの遊園地に訪れた人々が別人のような仕草と言動を取るという不可思議な現象を調査するため、
祓魔術を学ぶ生徒たちは再び訪れることとなりました。
町までは未廻組のウィード・フォン・ライヒスマリーネとアンフェ・メレッツィーが引率し、
その先からは生徒のみで調べることとなりました。
園内に入場した彼が目にしたのは、生きた人間と見間違えるそうなほどの精巧に作り込まれた人形でした。
それの思考を読み取るために生徒がペンダント型の魔道具であるエレメンタルケイジに納めたアークソウルの効力を行使すると、
まるで人間のようにはっきりとした苦痛の感情に満ちていたのが分かりました。
その光景を目にした彼らは、遊園地に訪れた人々と人形の中身を入れ替えようとしているのでは、と見解に至りました。
ですが、魂を入れ替えるためには片側が空では成り立ちません。
生徒たちが急ぎ来場者たちを町へ避難させようとする中、
何処からともなく悪疫のフラワシが姿を現しました。
それらは海難法師が放ったものあると判断した彼らは、
人形の中身はおそらく彼岸から此岸に招き入れた死者の魂ではないかと考えました。
どうやら時の魔性が最高の器として未だに執着するエリザベート・ワルプルギスに至るため、
多くの人々を使って試しているようです。
ですが海難法師は魂という元を用意したに過ぎず、
呪いの類としての力ではないという点を考えると、
人と人形の入れ替わりの実験の実行したようには思えませんでした。
非日常を楽しむ演劇場という、一種の強い催眠や暗示にかかりやすくなる場で行われていたからです。
多くの人々を土台にすることで、時の魔性が器を得るための下準備だったのです。
その舞台の仕上げとして…。
かつて、飽くなき闘いの世を望むステンノーという魔性が魔女オメガ・ヤーウェの意思に憑依し、
悪夢の中に現実世界を取り込む能力をコピーした能力を使い、
闇世界に取り込まれてしまうのでしょう。
一同は、その場を用意できる者の一人として、
演劇の座長でありながら偽りの名を語るイルミンスールの一人の生徒が思い浮かべました。
生徒たちは宿泊先でエリザベートとラスコット・アリベルトに、その全てを報告を行いましたが、
その者が行ったという明確な証拠がないため、校長と講師の二人でも彼を傍に呼び出すことは難しいようです。
山積している問題を解決するため、祓魔師の学び舎である教室に待機しているエリザベートが口を開きました。
「皆さんに遊園地の来場者さんたちを助け出してもらいましたがぁ~。
報告をいただいたように魔性たちがオメガさんからコピーした力を利用して、
そこを闇世界に取り込むのは避けられそうにありません~。
いずれ対峙することとなる皆さんを招き入れてくれるでしょうから、
そこでの行動の作戦を立たることを優先としまして~。
まだ余力がありましたら魔道具や身体能力の鍛錬などを行って其々で準備を整えてくださいねぇ~。
そこへオメガさんやレヴィアさんだけでなくラスコット先生にも向かってもらいますので、
遠慮なく声をかけてください~♪」
現地に留まるアンフェとウィードだけでなく講師のラスコットにも協力をしてもらうように考え、
生徒たちに伝達すると通話を終えました。
しかし、当のラスコットはそのエリザベートの口ぶりに納得しない面持ちでした。
「どういうつもりだ。エリザベート…、君が一人きりになってしまうだろ」
「この世界を正しい時に戻すためにも人手を割くわけにはいかないのですよぉ~。
これは校長の命としてモーントナハト・タウンに向かってもらいますぅう~!」
生徒たちの能力向上のためだけでなく、
エリザベート自身がその場に行くことで多くの人々を巻き込むことを予見し教室に留まるようです。
「私は何があっても簡単に堕ちませんし、皆さんを信じていますし~♪
暫くの間はここの教室に私以外、立ち入り禁止としますぅ~!」
「これはまた…随分な考えだな?
君らしいといえば君らしい態度ではあるが」
堂々とした態度を目にしたラスコットは諦め、エリザベートを教室に残しモーントナハト・タウンに向かうことにしました。
― イルミンスール魔法学校・正門 ―
ラスコットは生徒たちの元に赴くため、門に通りがかると真名を口にしない生徒の姿を目にしました。
「お前もこの先から出てくれさえすれば、安心材料の一つになるんだがな」
「フフッ、そう思われるほどの力など持っていませんよ」
生徒はかぶりを振り謙遜し、礼儀正しく振舞いました。
「随分と白々しいな?」
彼の態度に講師はまるで外敵を見る眼差しを向けました。
「別に良いじゃないですか。
人は誰しも、自分の身が可愛いかどうかによりますから。
まぁ、個人としては如何様にも演じることができますけどね」
それでも彼は臆する様子を見せず、堂々とした態度で返事を返しました。
「どちらにせよ今、校長がいる場所は誰も立ち入ることができない。
特に関係のない一般の生徒はな」
「そのつもりはありませんよ?
演じる立場としてお会いすることはあるかもしれませんけどね。
そろそろ劇の練習をしなければならないので失礼させていただきます。
魔法学校の名簿通りに、アノニム・フォアジッツが演じる彼岸を垣間見る人形劇をお見せしますよ」
生徒はそれだけ口にすると校内へ立ち去ってしまいました。
「あくまでも真名を語るつもりはないということか…」
その“名無し”を意味する名を耳にしたラスコットは、生徒たちが待機するモーントナハト・タウンへ足を向けたのでした。
担当マスターより
おはようございます、按条境一です。
魔道具の扱いが上達したPCは前回ご参加いただいた際の終了時の能力値になります。
初回で授業を受けるPCは、訓練生からスタートになります。
未来の可変によるPCの年齢などの影響はありません。
※皆さんでオリジナルの魔道具を扱うシナリオになります。
魔道具は按条境一のシナリオでしか使用できませんのでご注意ください。
☆今回の授業について
システム上、MCとLCは別のパートを選ぶことはできないので、
MC・LC別々で行動する場合は必ず、
いずれか1つアクションの冒頭に、パートのタイトルをお書きください。
教室にはエリザベート一人きりで留まることになります。
☆魔道具を扱う能力と知識等
それぞれPC固有の扱いとなります。
☆NPCに対する質問
各種全ての魔道具を使用するための深い知識はエリザベートとラスコット、サポートの役割等の知識はウィードとアンフェです。
1PCにつき質問は1つまでとなります。
他のPCと同じ質問内容が存在する可能性があるため、アクション内に複数お書きいただくとよいかもしれません。
☆各種魔道具、祓魔師の服
魔道具、祓魔師の服はエリザベート・ワルプルギス校長からの貸し出し扱いとなり、MC・LCそれぞれ手持ちにある状態です。
授業の終了後に、
描写がなくともエリザベートと教師のラスコットが回収します。
☆モーントナハト・タウン
※途中でご参加いただく方も含めてPCたちは、集合地点のモーントナハト・タウンにある宿の一室から行動することとなります。
<町中>
※遊園地同様に、春と秋が混在した雰囲気です。
・遊園地のゲート前
・犬、猫、兎などといった愛らしい小動物が集う裏路地
・工芸品ショップ
・カフェテリア
・遊園地のゲート前
☆祓魔師としての鍛錬
※希望するNPCを1PCにつき2人までアクションにお書きください。
・当日午後の夕方
<魔道具、身体能力の向上担当>
ラスコット、ウィード、アンフェ
カリキュラム:魔道具、アイデア術の能力向上、または体術を学べます。
<魔力の向上担当>
オメガ、レヴィア
カリキュラム:オメガは氷、雷の魔法を心の赴くままに実体化させる術を得意とし、レヴィアの方は水系統の術に長けています。
其々の系統の術から2種類、学ぶことができます。
☆各種の魔道具について
いずれも所有者の精神力によって能力を発揮します。
【ハイリヒ・バイベル】
手:両手で使用
同一のシナリオで同種のページを複数スペルブックに記しても、それ以上の効果は得られません。
各種
●本に記された各章は、いずれか一章を読む事で能力を引き出す事ができます。
・哀切の章
哀切の章は詠唱熟練度により、能力の高い魔性を祓いやすくなります。
詠唱により多数の魔性の者を祓い、邪悪な心を持つ相手にダメージを与える章です。
<中級ランク以上>
対象を1度目の術で祓いきれなかった場合、一定時間徐々に魔法力・体力を徐々に減少させ続けることがあります。
詠唱者の能力が高まる程、その効果を受けた対象は一定時間以上、魔法力の回復行動を行えなくなります。
祓魔術によるダメージを与える際、痛みによる苦痛を与えにくくなります。
・裁きの章
機械に憑く者に最も効果が高く、詠唱により酸の雨を発生させ邪悪な魔性を1体溶かす能力を秘めた章です。
詠唱の熟練度を積むことで、詠唱により酸の雨で邪悪な魔性や霊などの1体の魔法ガード力を下げ、対象を溶かすか任意で行えます。
さらに章の能力を引き出す実力を身に着けるとそれらの対象に、裁きの章の効果による痛みを与えにくくします。
<中級ランク以上>
熟練度を上げる程、裁きの章の詠唱による効力を与える対象の数が増加します。
<上級ランク以上>
術に命中した対象の補助魔法を一定時間、封じることがあります。
・悔悟の章
詠唱により、者や物に憑いていない霊や魔性などを1体、重力の魔法で一時的に小さく収縮させ対象の体力を消耗させます。
収縮状態から元に戻っても、消耗した体力の回復行動は一定時間行えなくなります。
<中級ランク以上>
重力の魔法による対象を縮小させる効力を、術者の任意で行えるようになります。
<上級ランク以上>
悔悟の章を詠唱した自身のみ、哀切の章、裁きの章を含め一定時間、短縮詠唱を行えるようになります。
【エレメンタルケイジ】
手:片手で使用
ペンダント型の魔道具です。
同一のシナリオで、同種の宝石を複数ケイジに入れても、1つ分の効果しか得られません。
初級段階では、各種宝石のいずれか1つ効果を発揮する事が可能です。
※<上級ランク以上>
術者の熟練度に適合する各種宝石から効力を1つ、
他の魔道具に付与することで1度、扱うことができます。
2度目以降は、他の魔道具に効力を与える術者の精神力を大きく消耗します。
●エレメンタルケイジの中の各宝石
・ホーリーソウル
光の魔力を宿す宝石。
魔性に憑かれた仲間の精神ダメージを回復する効果の他、呪いに該当する術にかかった者や物を対象に呪術を解除することがあります。
<中級ランク以上>
仲間1人に、自身の精神力を分け与えることができます。
・アークソウル
大地の魔力を宿す宝石。
所持者のみ猛毒・石化に対して抵抗が上昇し、邪念問わず魔性などに憑かれていない、地球人以外の者の気配を探知することができます。
<中級ランク以上>
アークソウルの探知範囲にいる対象の感情を、任意で読み取ることができます。
<上級ランク以上>
アークソウルの探知範囲内の種族の対象を絞り込み、任意で感情を読み取ることができます。
・エアロソウル
風の魔力を宿す宝石。
近くにいる相手が地球人か、そうでないかが分かりフラワシや霊などを視覚で認識し、近くにいる者が魔性などに憑かれているか、いないかを見破ることができます。
<上級ランク以上>
周囲の僅かな風の気を取り込むことで、自身のみ精神力を徐々に回復することができます。
・フレアソウル
炎の魔力を宿す宝石。
所有者は任意で灼熱の炎を纏い、時速20kmの飛行能力を得ます。
<中級ランク以上>
フレアソウルの効力を持続させるために精神力を消耗しなくなります。
宝石の効力は任意で解除するか、戦闘不能や精神力が尽きてしまった場合などに解除されます。
・エターナルソウル
時の魔力を宿す宝石。
地球人などの生命体を対象とし、飛行や走行などの行動スピードが一時的に速くなりGによる身体への負荷は受けません。
<中級ランク以上>
フレアソウルの効力により、飛行能力に加速効果を適応することができます。
効力を受けた対象に疲労感などはありませんが、術者が重ねがけして加速する度に術者のみ精神力を消耗し、効果対象が増えるごとに消耗が激しくなります。
各種、宝石の効力を引き出す速度を高める度、精神力を消耗します。
<上級ランク以上>
呪術などで瀕死・臨死・死亡した者の生命の時を戻し復活させることがありますが、必ずしも成功するとは限りません。
また、年齢的時間などは戻らず、修練を積んでも対象の死後、最大24時間以内です。
【ニュンフェグラール】
手:両手で使用
魔性を召喚するために必要な聖杯の魔道具です。
魔性の容姿:3歳から19歳の少年、少女の人間に類似した姿。
現在1シナリオ内で召喚可能なのは、花の魔性クローリス、草・樹木の魔性ポレヴィーク、いずれか一体のみとなります。
リアクション公開後はその設定で一定となり、変更出来ません。
マスターに投げてセンスが微妙でも変更不可です。
リアクション内でイメージを確定させていない場合、今回もしくは別の回でイメージ変更可能ですが、マスターが考えて設定し直すのは不可です。
ただし、マスターが考えていない部分は、イメージ確定扱いとなるため変更不可です。
●聖杯により召喚可の魔性
・クローリス
主の命令により花の香りにより気分を落ち着かせ、仲間1人の猛毒と深淵の眠りを解除します。
<中級ランク以上>
術者とその仲間を対象に、魔性や霊などによる呪術にかかりにくくする能力を引き出せます。
主とクローリスの双方の意思により一体化することで、互いの容姿が合わさったような風貌に変化します。
自身の術及び技、元々のクローリスの能力を扱うことができます。
歌うことにより花の香りを周囲に拡散し、多くの仲間を深淵の眠りから目覚めさせることがあります。
一体化の解除は自身の意思、もしくは精神力が尽きることで解除されます。
・ポレヴィーク
主の命令により木や草の壁を出現させ、主とその仲間を電雷属性や、物理属性の攻撃から守ってくれます。
<中級ランク以上>
蔓などの植物を出現させて、魔性や霊などによる猛毒や腐敗毒を解除する薬草を生やす能力を引き出せます。
主とポレヴィークの双方の意思により一体化することで、互いの容姿が合わさったような風貌に変化します。
自身の術及び技、元々のポレヴィークの能力を扱うことができます。
主の命により自身以外にも仲間1人に、魔性に憑依されにくくなる衣を作り出します。
一体化の解除は自身の意思、もしくは精神力が尽きることで解除されます。
【エレメンタルリング】
魔道具をはめている手で魔性の器にされた者や物に対し、直接ダメージを与えられますが、
祓うための能力はハイリヒ・バイベルの章よりも低いためサポート向けです。
<上級ランク>
祓魔術の効力により、憑依能力の弱まった魔性が器にしている対象に触れ、その憑依体の中から引き離しやすくなります。
【祓魔銃】
手:片手で使用ハイリヒ・バイベルに記された哀切の章よりも能力が低いですが、
各種章の詠唱よりも撃ちだす速度が速いため主にサポート向けです。
<上級ランク>
祓魔銃を撃ち出した際、発砲音がしなくなります。
PCの描写がなくても、ご参加いただいた全てのPCが一連の情報を共有している状態として把握できます。
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・闇世界に取り込まれつつある遊園地を解放するための策を立てる 【現在のMC参加人数:3】
時の魔性がエリザベート校長を器とするための実験の場に、多くの人が集まるモーントナハト・タウンの遊園地が選ばれたようだね。
奴らは悪夢の世界に現実の領域を取り込む魔女オメガからコピーした能力を使い、闇世界に取り込むこでそれを遂行しようと企んでいるらしい。
仲間と作戦を立てた後、そこへ侵入する前に色々と準備が必要になりそう。
魔道具や身体能力の鍛錬行う場合は、宿泊している一室の中か夕暮れ時の町中で人目につきにくいところで行おう。
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・その他 【現在のMC参加人数:1】
作戦よりも出たとこ勝負でいこう。
集中的に単独か、それとも仲間と鍛錬を行おうか。
先生たちの内の一人と能力の向上を目指すか、色々悩んでしまうね。
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