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大災禍からの来訪者 第三章

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大災禍からの来訪者 第三章
基本情報

マスター:
ワールド:神州扶桑国
 
 

料金

MC参加:200ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2024年01月22日公開!

シナリオガイド

邪気を纏う古城。敵の陰謀を暴き古城を解放せよ!

シナリオ名:大災禍からの来訪者 第三章 / 担当マスター:




 数日続いた雨が漸く上がった頃のことです。
 濃い霧に覆われた山の一角。今では誰も寄り付かない古城に一人の男が現れました。
 長い間人の手が入っていないせいか、無事に辿り着けるか不安を抱くほどに荒れ果てた山道です。
 にもかかわらず、男は息を切らすことなくやって来ると軽い足取りのまま古城に入って行きました。

「――鎧天。遅かったですね」
「ちょっと道に迷っちまってな」

 主であるにしれっととぼけた鎧天は持ち込んだ荷物を主に差し出して告げます。

「ここ一帯の邪物は回収した。遠方は斎刀が行ってるはずだぜ。無事ならひと月くらいで戻るだろうよ」
「そうですか。それで、何をしていたんですか?」

 やり過ごせると思っていたのに見逃してくれない主に鎧天は苦笑いを浮かべます。

「ハハ。あー……山の麓で旨い酒を見つけちまって、つい時間を忘れて……。どうだ? あんたにもやろうか?」

 手土産で誤魔化そうとする鎧天に狛は目を伏せると首を横に振ります。

「厄介事でなければ結構です。これ以上惨事が増えては面倒なので」
「どういうことだ?」
「少し前に屋敷を潰されたことはお話したと思いますが、恐らく、ここもその対象になると思います」
「ああっ! ネコが言ってたオレに喧嘩売ってきた奴等のことだな。いつ来るんだ?」

 意気揚々と問うてくる鎧天に、彼が回収してきた邪物に手を添えて邪気を抜き取りながら狛は「もう直ぐです」とだけ告げました。
 見るからに数十年は経っている箱に抜き取った邪気が移されます。

「……しかし問題はありません。彼の復活も直ぐそこですから――」


 *****


 鎧天が入城してから数時間後――。

 山の麓にやってきた海崎 虎里は現地調査を開始しました。
 思い出されるのは一織 朱音の言葉です。

 ――「まだ未確認なことばかりだけど、そこに負の霊力が集まっていることは確かよ。
    麓街周辺の怪現象も不思議なことに減少傾向にあって、目撃されたマガカミも姿を消したという報告も上がってる。
    そこが解せないのよね。被害が出ないのはいいことだけど、何の理由も無く脅威が去るなんてあり得ないもの」――

 怪現象やマガカミが減ったこと、それに反比例するように怪しげなモノが集まっている場所があることに朱音は懸念を抱いています。
 虎里はこの二件の繋がりを探るために調査を進めます。

「誰に聞いてもここ最近は何もないって。みんな平和そうに暮らしてるよ」
「そうだな……。もう少し調べたら入山してみるか」

 虎里の言葉に諷は顔を曇らせます。

「山に入るのは朱音さんの許可を貰ってみんなの到着を待ってからの方がいいんじゃないっ?」
「敵が邪物を回収しているのは分かってるんだ。恐らく、今回の現象も奴等が原因だ。調査は任されてるし、奥までは行かないから安心してくれ」
「で、でも……ダメだよ!」
「……」

 必死に腕にしがみついてくる幼馴染の諷に、虎里は困ったように眉根を下げます。

「虎里くんが先走ったら止めるように朱音ちゃんに言われてるんだから!」
「――、……」

 師範の名前を出されては虎里も踏み止まる他ありません。
 入山するのは山の中腹より下までと決めていたのは本当ですが、敵の動きが分からない以上、山に近付くこと自体危険かもしれません。
 相手も力を付けている。ここはいつも以上に慎重になった方が良いかもしれない、と虎里は考えを改めました。

「……分かった。それでも邪気が集まる場所との因果関係を調査する必要があるから、山の入口までは行かせてもらう。それでいいか?」
「うん、いいよ。調査は朱音さんに頼まれたことだしね。深追いしないなら許す」

 これではどっちが先輩なのか分からないが、虎里と諷は目的を整理して山の入口へと向かうのでした――。
  


担当マスターより

▼担当マスター:

マスターコメント

こんにちは、または初めまして。
GMの茸です。

大災禍からの来訪者は丁度中間の【第三章】を迎えました。
前回に続きこのシナリオは複数の章で展開されるシリーズにて進行して参ります。
前作の結果を受けて展開されているシナリオではありますが、
各章それぞれ任務内容が異なりますので途中参加でも十分楽しめる内容となっております。
そして最終章ではMVP賞としてGM茸のシナリオでのみ使用できるアイテムを付与させて頂く予定です。
MVPの条件としましては、必ずどこかの章にご参加頂くことはもちろんですが、
活躍すればするほどMVPの確率は上がってきますので、沢山参加するも良し! 一発逆転を狙うも良し!
その辺りも楽しんでご参加頂けますと嬉しいです。




*第三章 詳細*

第一章にも登場した敵の主“狛”は大災禍の頃から存在しているマガカミです。
敵はマガカミ四体の組織で、とある目的のために負の霊力(邪気)を集めて回っているようです。
※敵の動きは各章に加え『呉服屋の怪異』をお読み頂くと内容が繋がり易くなるかと思います。


『古城と現状について』

前回、武家屋敷の任務にて敵の仲間である“ネコ”を弱体化させることに成功しました。
敵の目的も全ては敵のリーダーである“狛”が握っている所まで突き止めています。
そして今回、第三章ではその目的が明かされるところまで是非進めて頂きたいと思います。
ガイドではNPCの虎里と諷が先に調査に入りましたが、山道の入口を少し入った辺りから濃い霧に行く手を阻まれてしまいました。
その霧自体に幻覚などの変わった作用はありませんでしたが、明らかにこちらの進入を拒んでいるようでした。
事前調査から街で怪現象やマガカミが現れなくなった原因も敵の彼等にあると見ています。

古城までの山道は見るからに獣道化しています。
以前から古城への人の出入りはほぼ無く、今では入山者もいなくなりました。
雨の日だけではなく常に濃い霧に覆われており、道に迷うことを危惧した人々は自然と寄り付かなくなりました。
その霧こそが敵の結界と考えるのが妥当でしょう。進入意欲を阻害する効果があるのかもしれません。
古城は山の奥深くに佇んでおり、その存在自体知らない者も少なくありません。
人の手が入っていないため内城も荒れ果てています。
故に、何かを企てる敵にとっては使い易い場所の一つと言えます。



【1】山道の敵を討伐する 難易度:4

山道には狛が放った幾体もの傀儡が修祓隊を待ち伏せしています。
古城へ行かせないため、少しでも修祓隊の数を減らすために襲い掛かってきます。
傀儡は死人だけではなく、狼のような獣の亡骸も傀儡として使ってきます。
中でも厄介なのは武器を手にした武者の傀儡です。
他よりもタフで強いことは確かなので十分に注意して任務に当たってください。
また、山道は濃い霧に覆われています。浄化は可能ですが狛が撤退するまで発生し続けます。
霧に幻覚作用はなく視界を奪い進入を防ぐためのものに過ぎず、傀儡を一掃できれば霧の浄化は後回しでも問題ありません。
※傀儡を一掃できなければ古城の方へ残党が雪崩れ込む恐れがあります。


ここではが登場します。



【2】鎧天と対峙する 難易度:5

鎧天(がいてん)は古城門前で待ち受けています。
今回も狛に命じられ時間稼ぎに動いているようです。
戦うことを心底楽しむ傾向にある鎧天は、戦闘に夢中になり過ぎると目的を見失うことも……。
得意とするのはパワー重視の接近戦で腕力に物を言わせます。
腕力に加えて霊力を操ることに長けており、周辺に転がっている石や木の葉などに霊力を注ぎ攻撃の一手とすることもあります。
大柄で太い腕は岩のように硬いですが、見た目に反して俊敏で身軽な動きを見せます。
武器は盾を所持していることが判明していますが、彼自身使うことを躊躇う様子を見せます。
その盾は自発的に鎧天を守るように動きますが、はっきりとした能力は判明していません。

【3】の古城の浄化を遂行するためにも城外で鎧天の相手をお願いします。
なかなか倒すのは難しい敵なので、弱体化、もしくは情報など得ることができれば上々です。



【3】古城の浄化と情報収集 難易度:3

三階建ての古い城です。地下、隠し扉などもあるようです。
床が抜けそうな場所もあり、歩く度にギシギシと音が鳴ります。
古城全体は邪気に満ちており、敵の動きもまだ見えない為早々に浄化する必要があります。
傀儡などの手駒は山に多く放っているためか、古城にはあまり多くは配置されていないようです。
※ただし【1】が成功しなかった場合傀儡が古城に雪崩れ込み、難易度が1つ上がります。

狛(はく)は身を守れるギリギリまで古城に留まって何かをしています。
現在分かっているのは笠を被った蒼白顔の男で、霊力探知、隠密行動に長けていること。
また、海崎虎里とは顔見知りであり、諷を唆し手駒として使っていた因縁のある相手ということです。
虎里は一度顔を合わせただけと認識していますが、狛は昔から虎里のことを知っていて今でも時折様子を窺っているようです。

古城を浄化して敵から解放し、可能であれば狛から情報を引き出してください。


ここでは海崎 虎里が登場します。



*****


*主なNPC*


・海崎 虎里(かいざき こざと)24歳
流派:一織流
152cmという小柄で少年のような外見から子供扱いされることもしばしば。
真面目過ぎる故に任務に至っては先走る傾向にある。
愛刀は太刀で普段は背中に携え持ち歩いている。
(初登場は『大蔵屋敷の怪』です。ご参考までに。)

・諷(ふう)20歳
虎里の幼馴染の女の子。
死亡した兄の身体を取り戻すためマガカミの力を得る。その影響により禍憑に覚醒。
修祓隊に入隊した後、任務を経験する中でマガカミの力として使っていた幻玉の一端を操れるようになる。
(重要シナリオ『黄泉へいざなう診療所』の時に修祓隊と対峙し落ち着きを取り戻す。)




山道の敵を討伐する 【現在のMC参加人数:8】

4

鎧天と対峙する 【現在のMC参加人数:10】

5

古城の浄化と情報収集 【現在のMC参加人数:7】

3