クリエイティブRPG

【祓魔師/未廻組】祓魔師のカリキュラム10

リアクション公開中!

 86

【祓魔師/未廻組】祓魔師のカリキュラム10
基本情報

マスター:按条境一
ワールド:蒼空Re
 
 

料金

MC参加:200ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:不可
LC/フェロー最大追加数:5
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2023年09月07日公開!

シナリオガイド

永久なる闘いを欲する淑女Part1

シナリオ名:【祓魔師/未廻組】祓魔師のカリキュラム10 / 担当マスター:按条境一


※セフィロトのアバター「祓魔師」とは異なる祓魔師の活動となります。

 度重なるカリキュラムを熟す生徒たちを労いの意を込め、
 エリザベート・ワルプルギスは彼らに休息を取ってもらいました。
 その間…。
 ステンノーの行方を捜す依頼を受けた未廻組のウィード・フォン・ライヒスマリーネアンフェ・メレッツィーに数名の生徒たちも動向し、
 好戦的な魔性の潜伏先を捜しにシャンバラ大荒野へ向かったのでした。
 その方面にそびえ立つ火山へ到着した彼らは、一般登山ルートとは反対方向へ進んだ先で、登山客とは思えない装いの者を目撃してしまいました。
 生徒の視線に勘付いた者により追われてしまいましたが、辛くも追跡から逃れることができたのでした。
 予期せぬ事態に見舞われたものの、魔道具の効力を用いた生徒の視界に彼らの身体の中に何者の姿が映り込み、
 追跡者が人ならざる者であることが判明したのです。
 その姿はステンノーではありませんでしたが、執拗に追ってきた者たちは彼女の協力者である可能性が高く、魔性の潜伏先ではないかと断定したのでした。



 ステンノーは何度となく魔道具の力で祓われる直前。
 意識を奪った者の口を使い、生徒たちの問に対し幾つかの目的を答えていました。
 当然ながら今回の調査報告もイルミンスールの校長と講師の耳に届きました。
「生徒さんの話では、ステンノーは意識と奪った者の能力の一部を協力者に渡した可能性があるみたいですねぇ~…。
 となれば魔性の本体が、非物質領域から姿を見せているかもしれません~」
 すでに、それらを達しているのであれば物質領域の何処かに、今度は本体そのものが潜伏しているのではと推測しました。
「だが、それも唯の一部であって、次の段階に進んでいるんだろう?
 今度は人目の付きにくい、シャンバラ大荒野の火山地帯に潜伏先のようだからな」
 調査を行った者たちが目視した情報等を元に後日、ラスコット・アリベルトは未廻組の2人から報告を受けました。
 その内容の詳細とは…。

 『一般登山ルートから外れた先の中腹で目視した彼らの中に、魔性と思わしき存在が憑依している。
 追跡者に掴まりそうになり、払い除けるために力を込めてしまったものの怯む様子が全くない。
 まるで痛みを感じないどころか、中の存在に意思を奪われている様子もなかった。
 目深に被った黒フードから僅かに覗く眸には、瞳孔の色がなく髪も揺らめく炎のようだった。』

 …という様子でした。
「容姿の特徴からしてビフロンスという魔性を、強制的に憑依させた可能性が高いな。
 炎を操る能力を持っているんだが、力の弱い下級ではなかったはずだ。
 ステンノーが彼らに、魔性の意思を削ぐ力を与えてしまったのかもな」
 魔性は何者かに弱らされ強制憑依させられても、その際に負ったダメージは自然回復するのです。
 生徒たちが空京のホームセンターの品々に憑依したグレムリンを祓った際、僅かながら彼らが回復していく様を目にしてるため、十分理解しています。
 器から離れるのは、自分の意思か魔道具の力で憑依能力を失い祓われた時、何らかの症状等で消失する時…そのいずれかなのです。
 つまり魔性が自らの意思に反して回復した後でも抵抗せず、器から離れないというのは不可解。
 黒フードの者たちがビフロンスの本来の意思を削ぎ、強制憑依を行ったのではとラスコットが見解しました。
「強制的に憑依させる力ですかぁ~!?
 それはもう人に扱いきれるものではありませんし、生命の活力を使って行う外法なのですからねぇ~っ」
 果てしてステンノーが彼らに自身たちの寿命を著しく削ぐことに承服しているとは到底思えず、
 エリザベートは教壇の机を思いっきり叩いてしまいました。
「むむっ、しっかり資料に追記しておきますぅ~」
 エリザベートはラスコットの説明を聞きながら、パソコンのキーボードで手早く入力しました。



■実戦について■

・実戦の場所
 シャンバラ大荒野の火山

・対処する魔性
 好戦的な魔性・ステンノー
 炎の魔性・ビフロンス

・所持品
 使用する魔道具を、それぞれ選ぶこと
 ◆服に装着する小型カメラについて
 変装用じゃない方の服に身に着けてください~!
 ◆祓魔師の服
 私が作った祓魔師の制服は、お好みで着用してください~。


・現場の状況
 黒フードの方々やステンノーに気づかれるまで、
 魔道具は隠すように持ち歩いたほうがいいかもしれないですぅ~
 触れた対象を発火させるビフロンスの力を使ってくるかもしれないので、
 なるべく触れられないように~!

・授業時間
 ビフロンスたちを黒フードの集団から解放するのと、
 ステンノーの本体を祓い、
 イルミンスール魔法学校の教室に帰還することですぅ~!

「ふむ、これなら簡潔で分かりやすいな。
 校長…、一息ついてはどうだ?」
 パソコンの画面からエリザベートの方へ目を向けると、当の本人は明後日の方向を見ていました。
 エリザベートは度重なる心の沈みに思考が付いていかず、何度か声をかけた後、
 ようやく”ぇ、あ…はい!”と何の話をしていたのか、
 分からなくなってしまったような素振りを見せたのでした。
「引率は、今回も引率は未廻組の彼らに任せてもいいか?」
「―…ぁ、…いえ。
 えっと…そうではなくっ、はい、お任せしちゃいますぅ~!
 私たちはここで生徒たちの帰りを待ちましょう~」
 声を荒げていたと思えば、校長と講師の二人しかいないはずの空間であるにも関わらず、まるで誰かと話しているようでした。
 エリザベートは慌ててラスコットの声に答え、ポチッとモニターの電源を付けました。
担当マスターより

▼担当マスター:按条境一

マスターコメント

おはようございます、按条境一です。
魔道具の扱いが上達したPCは前回ご参加いただいた際の終了時の能力値になります。
初回で授業を受けるPCは、訓練生からスタートになります。

※皆さんでオリジナルの魔道具を扱うシナリオになります。
魔道具は按条境一のシナリオでしか使用できませんのでご注意ください。



☆今回の授業について
システム上、MCとLCは別のパートを選ぶことはできないので、
MC・LC別々で行動する場合は必ず、
いずれか1つアクションの冒頭に、パートのタイトルをお書きください。


黒フードの者に憑依したステンノーを発見することにより、
次回のシナリオでその本体と対峙することができます。



☆魔道具を扱う能力と知識等
それぞれPC固有の扱いとなります。

☆NPCに対する質問
各種全ての魔道具を使用するための深い知識はエリザベートとラスコット、サポートの役割等の知識はウィードとアンフェです。
1PCにつき質問は1つまでとなります。
他のPCと同じ質問内容が存在する可能性があるため、アクション内に複数お書きいただくとよいかもしれません。


☆各種魔道具、祓魔師の服
魔道具、祓魔師の服はエリザベート・ワルプルギス校長からの貸し出し扱いとなり、MC・LCそれぞれ手持ちにある状態です。
永久なる闘いを欲する淑女編の終了後に、
描写がなくともエリザベートと教師のラスコットが回収します。


☆シャンバラ大荒野の火山
※中腹地点に謎の黒フードの集団のキャンプ地があります。
何らかの変装で身分を隠すなどを行うことで情報収集などがしやすくなります。

<火山地帯>
▼一般登山ルート外
・経谷
・中腹
“目的地の黒フードの集団のキャンプ地まで時折、強風や頂上の火口から熱風が吹き込みことがあります。”
・頂上
“頂上までの坂道は、自然の落石が発生することがあります。”
・火口付近


▼一般登山
・高原のキャンプ地
・川辺
・天然温泉

☆ステンノーの本体

<身体能力>
不可視・可視の状態に関わらず物質に干渉し、硬質な岩を粉砕する威力の打撃、蹴撃を繰り出してきます。
また、自然治癒力や体力回復速度が速い高位の魔性です。

<スキル>
・呪いの瞳
相手と目を合わせることでステンノーの憑依体に、物理攻撃のみの手段を仕掛けさせる呪術を使用してきます。
呪いをかけられた場合、解呪、リアクション終了時、
いずれかの間まで魔道具の使用及び魔法の類を封じられます。

・水檻
レヴィアの意識を探り、学び取った術です。
相手のスキル、魔法を水球に閉じ込め、消失させることがあります。
ただし、上手く能力が適合しないため多用することはできないようです。

<ウィークポイント>
・学び取ったスキルは、魔道具による祓う力を受けることにより、封じられることがあります。

☆謎の黒フード集団
武器:ナイフまたは錫杖
容姿:見た目では分からないほどの年齢不詳の男女層で構成された集団です。
思想:彼らはその集団とステンノー以外に対して、敵意・悪意しかありません。
憑依状態:ビフロンスと強制憑依時は、その魔性が持つスキル、魔法の能力を使用できます。
また彼らの中で1人、ステンノーの思念体でなく本体が憑依しています。
魔性が憑依している状態の痛覚は無痛に近く、通常の術・技のダメージを受けると忽ち自然回復します。


☆炎の魔性・ビフロンス
髪・目:赤味がかった橙色
容姿:12~13歳頃の少年、少女の姿。
※黒フードの者と強制憑依状態から解放することで正気に戻すことができます。

<スキル>
・イグナイテッド
触れた対象物を発火させる呪術です。

<魔法>
・ファイヤーボール


☆詠唱ワードについて
詠唱ワードを喋る場合は、アクション内でご提案ください。
PCが考えたセリフはシナリオごとに変更可能です。
描写があっても短い文章になったり、発動までの時間は変りません。
マスターが考えた詠唱ワードは、使用希望時のみ描写いたします。
ただし、センスが微妙でも修正不可です。



☆祓魔師の服について
武装扱いになるためお好みで着用していただけます。
マンドラゴラの草を繊維状に編み込んだ祓魔師の制服です。
氷結、炎ダメージを減少させる耐久性があります。


☆各種の魔道具について

いずれも所有者の精神力によって能力を発揮します。

【ハイリヒ・バイベル】
手:両手で使用
同一のシナリオで同種のページを複数スペルブックに記しても、それ以上の効果は得られません。
各種
●本に記された各章は、いずれか一章を読む事で能力を引き出す事ができます。

・哀切の章
哀切の章は詠唱熟練度により、能力の高い魔性を祓いやすくなります。
詠唱により多数の魔性の者を祓い、邪悪な心を持つ相手にダメージを与える章です。
<中級ランク以上>
対象を1度目の術で祓いきれなかった場合、一定時間徐々に魔法力・体力を徐々に減少させ続けることがあります。
詠唱者の能力が高まる程、その効果を受けた対象は一定時間以上、魔法力の回復行動を行えなくなります。
祓魔術によるダメージを与える際、痛みによる苦痛を与えにくくなります。

・裁きの章
機械に憑く者に最も効果が高く、詠唱により酸の雨を発生させ邪悪な魔性を1体溶かす能力を秘めた章です。
詠唱の熟練度を積むことで、詠唱により酸の雨で邪悪な魔性や霊などの1体の魔法ガード力を下げ、対象を溶かすか任意で行えます。
さらに章の能力を引き出す実力を身に着けるとそれらの対象に、裁きの章の効果による痛みを与えにくくします。
<中級ランク以上>
熟練度を上げる程、裁きの章の詠唱による効力を与える対象の数が増加します。
<上級ランク以上>
術に命中した対象の補助魔法を一定時間、封じることがあります。

・悔悟の章
詠唱により、者や物に憑いていない霊や魔性などを1体、重力の魔法で一時的に小さく収縮させ対象の体力を消耗させます。
収縮状態から元に戻っても、消耗した体力の回復行動は一定時間行えなくなります。
<中級ランク以上>
重力の魔法による対象を縮小させる効力を、術者の任意で行えるようになります。
<上級ランク以上>
悔悟の章を詠唱した自身のみ、哀切の章、裁きの章を含め一定時間、短縮詠唱を行えるようになります。

【エレメンタルケイジ】
手:片手で使用
ペンダント型の魔道具です。
同一のシナリオで、同種の宝石を複数ケイジに入れても、1つ分の効果しか得られません。
初級段階では、各種宝石のいずれか1つ効果を発揮する事が可能です。
●エレメンタルケイジの中の各宝石

・ホーリーソウル
光の魔力を宿す宝石。
魔性に憑かれた仲間の精神ダメージを回復する効果の他、呪いに該当する術にかかった者や物を対象に呪術を解除することがあります。
<中級ランク以上>
仲間1人に、自身の精神力を分け与えることができます。

・アークソウル
大地の魔力を宿す宝石。
所持者のみ猛毒・石化に対して抵抗が上昇し、邪念問わず魔性などに憑かれていない、地球人以外の者の気配を探知することができます。
<中級ランク以上>
アークソウルの探知範囲にいる対象の感情を、任意で読み取ることができます。
<上級ランク以上>
アークソウルの探知範囲内の種族の対象を絞り込み、任意で感情を読み取ることができます。

・エアロソウル
風の魔力を宿す宝石。
近くにいる相手が地球人か、そうでないかが分かりフラワシや霊などを視覚で認識し、近くにいる者が魔性などに憑かれているか、いないかを見破ることができます。
<上級ランク以上>
周囲の僅かな風の気を取り込むことで、自身のみ精神力を徐々に回復することができます。

・フレアソウル
炎の魔力を宿す宝石。
所有者は任意で灼熱の炎を纏い、時速20kmの飛行能力を得ます。
<中級ランク以上>
フレアソウルの効力を持続させるために精神力を消耗しなくなります。
宝石の効力は任意で解除するか、戦闘不能や精神力が尽きてしまった場合などに解除されます。

・エターナルソウル
時の魔力を宿す宝石。
地球人などの生命体を対象とし、飛行や走行などの行動スピードが一時的に速くなりGによる身体への負荷は受けません。
<中級ランク以上>
フレアソウルの効力により、飛行能力に加速効果を適応することができます。
効力を受けた対象に疲労感などはありませんが、術者が重ねがけして加速する度に術者のみ精神力を消耗し、効果対象が増えるごとに消耗が激しくなります。
各種、宝石の効力を引き出す速度を高める度、精神力を消耗します。
<上級ランク以上>
呪術などで瀕死・臨死・死亡した者の生命の時を戻し復活させることがありますが、必ずしも成功するとは限りません。
また、年齢的時間などは戻らず、修練を積んでも対象の死後、最大24時間以内です。


【ニュンフェグラール】
手:両手で使用
魔性を召喚するために必要な聖杯の魔道具です。
魔性の容姿:3歳から19歳の少年、少女の人間に類似した姿。
現在1シナリオ内で召喚可能なのは、花の魔性クローリス、草・樹木の魔性ポレヴィーク、いずれか一体のみとなります。
リアクション公開後はその設定で一定となり、変更出来ません。
マスターに投げてセンスが微妙でも変更不可です。
リアクション内でイメージを確定させていない場合、今回もしくは別の回でイメージ変更可能ですが、マスターが考えて設定し直すのは不可です。
ただし、マスターが考えていない部分は、イメージ確定扱いとなるため変更不可です。

●聖杯により召喚可の魔性

・クローリス
主の命令により花の香りにより気分を落ち着かせ、仲間1人の猛毒と深淵の眠りを解除します。
<中級ランク以上>
術者とその仲間を対象に、魔性や霊などによる呪術にかかりにくくする能力を引き出せます。
主とクローリスの双方の意思により一体化することで、互いの容姿が合わさったような風貌に変化します。
自身の術及び技、元々のクローリスの能力を扱うことができます。
歌うことにより花の香りを周囲に拡散し、多くの仲間を深淵の眠りから目覚めさせることがあります。
一体化の解除は自身の意思、もしくは精神力が尽きることで解除されます。

・ポレヴィーク
主の命令により木や草の壁を出現させ、主とその仲間を電雷属性や、物理属性の攻撃から守ってくれます。
<中級ランク以上>
蔓などの植物を出現させて、魔性や霊などによる猛毒や腐敗毒を解除する薬草を生やす能力を引き出せます。
主とポレヴィークの双方の意思により一体化することで、互いの容姿が合わさったような風貌に変化します。
自身の術及び技、元々のポレヴィークの能力を扱うことができます。
主の命により自身以外にも仲間1人に、魔性に憑依されにくくなる衣を作り出します。
一体化の解除は自身の意思、もしくは精神力が尽きることで解除されます。

【エレメンタルリング】
魔道具をはめている手で魔性の器にされた者や物に対し、直接ダメージを与えられますが、
祓うための能力はハイリヒ・バイベルの章よりも低いためサポート向けです。
<上級ランク>
祓魔術の効力により、憑依能力の弱まった魔性が器にしている対象に触れ、その憑依体の中から引き離しやすくなります。

【祓魔銃】
手:片手で使用ハイリヒ・バイベルに記された哀切の章よりも能力が低いですが、
各種章の詠唱よりも撃ちだす速度が速いため主にサポート向けです。
<上級ランク>
祓魔銃を撃ち出した際、発砲音がしなくなります。


其々、情報交換時等のPCの描写がなくても、ご参加いただいた全てのPCが火山地帯にいる状態として把握できます。

黒フードの集団からステンノーの本体を捜す 【現在のMC参加人数:8】

1

情報収集する 【現在のMC参加人数:1】

1

黒フードの者からビフロンスを解放する 【現在のMC参加人数:0】

1