クリエイティブRPG

ワールドホライゾン

ヤガ婆さんの<水鏡> ③

リアクション公開中!

 140

ヤガ婆さんの<水鏡> ③
基本情報

マスター:日下智
ワールド:ワールドホライゾン
 
 

料金

MC参加:200ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2023年03月01日公開!

シナリオガイド

- Dream Catcher -

シナリオ名:ヤガ婆さんの<水鏡> ③ / 担当マスター:日下智




『他者・状況はどうあれ、我は我。
 故にこそ、世間(せけん)人間(じんかん)にも、立つことができる。
 まさにそれこそが、<個の特異性>というものなのだ。』 

 ……WH 某シンギュラル研究家



 *****


 ー承前ー

(まずは、以下をご覧下さい。)

前々回ガイド

前々回本編目次

前回ガイド

前回本編目次


 *****
 
 
 どこからともなく響いてくる、ピアノソロの音。そして、<ヴォカリーズ>というのか、それに被さりくる無歌詞の、母音だけの女声独唱。

「ここは精神と時の狭間。館主の、通称<ヤガ婆さん>ぢゃ」

 ……割と、ギリギリやな。
 
「<ブリーフィング・ルーム>へ、ようこそ」

 ……どっちにしろソレ、シナリオそのものってより、盤外幕間やんかな。
 
「チュートリアルとフィードバックだと思えば妥当じゃろう? PDRよう廻るで? まさに、<運命の車輪>」

 無理くり、タロットにするなや!
 
「そして、その末に<世界>!」

 聞けや!!
 
「とはいえ……」

 いや、急にトーン落とされるのも。
 その、困るが。

「すまない。また……なんぢゃ」

 ………お前、それ、煽ってんのか?
 
「とんでもないぞえ! 良かれと思ってやってるんじゃし、多々お付合い頂いているのは有難いこと、じゃが……」

 じゃが?
 
「どうも<ゲーム>としては後ろめたい感じも、拭えなくて、のう」

 メタな物言いはまあ今更として……
 『後ろめたい』?
 
「あー……コンペティティヴでスリルと成果ある<競技>というワケでないし、レイヴでヴィヴィッドなる<物語>ってわけでもないし、のう」

 ……それは、あるかも、な。
 だがまあ、お付き合い頂ける方がおいでなら、アリなんじゃないか、貴様。
 
「確かに……大事なこと、よな」
 
 丁寧に対話を重ねてくことができればそれなりにイミあるんじゃね?
 
「……うむ。なら、フィードバック取るなら、間は置かぬ方が良いか、の」

 3か月1回は十分間遠いと思うが。
 
「……やかましいわ」
 


 *****
 
 
 まあ……
 そんなグダメタ、ではありますが。
 お付き合い頂ける方、ありましたら。微力を尽くしますので、是非とも宜しくお願い申し上げます。





担当マスターより

▼担当マスター:日下智

マスターコメント

『己を知り、他を知ればこそ、
 世に在りて尚、危うからず。』
           (挨拶)


 日下は、原則的に皆さんの(PC達の)<個の個別性>を尊重したいと考えてはおります。(唐突)
 
 しかし、同時に、共有された/分かち合う世界……シェアード・ワールドは、その個の集合体として措定されるものであり、故に、そこに在る個々の間でも、様々なるコミュニケーションとディスコミュニケーションが発生することになります。
 まあその、ままならなさこそが、ある意味で<世界らしい>のではないでしょうか。だからこそ、寄ろうと寄せようとする。結果ではなく、その過程こそが、コミュニケーションだ、と。
 
 そしてそんな中にも、より良い結果を得たい、その世界に物語にNPC等に、より良いコミットを成し遂げたいというのは、こういうゲームにあって、むしろ当然のことであろうと思います。
 しかし、そこもまた、良くも悪しくもシェアード(分かち合う・共有された)ワールド。その相手がヒト(中の人同士ならば全人、PC/NPCなら措定ヒトというところでしょうか)、その集団にして総和ともなれば中々にも、方法論の定型化・定量化は難しい。最大公約数の社会の中で、定義と確認無きままのアプリオリなる<常識>なんぞ、下手すりゃ<思い込み>ですからね。

 となれば自ずと、ラポールなりコンセンサスから始めるしかないわけですが、しかるにそこでまず、相手もともかく、自分のスタンスとニーズがある程度研ぎ出されてないと、そもそもに端緒が掴めない、てえか、結論がどこまでも動いて行っちゃう。そこから自分どうするか、ていう<起点>なわけですから。
 
 その点で言うならば、このシナリオはある意味、PBWとしては、そのゲームとしての前段階と言うところ、でしょうか? ゲームそのものというより、その前にキャラ像なりプレイ方針を<鏡>の前で試行してみる、的な。
 まあ、確かにこのシナリオ単体では、あんまアクションの成否というのもないですし、プラシナですから功績とかも、ね。
 そう言っちゃうと何やら微妙な感じもしてきますが、しかし……それでも
 こんな歪んだ<鏡>ではありますが、コミュ/ディスコミュともにも、他者の<眼差し>シミュくらいの意味はあるんでないかなあ、と思ってやってみておりますです(その点で言えば、日下自身も映される側、でもあったり……)。

 ともあれ、そんな酔狂に、付き合ってやってもいいかというご奇特な方、おいでであられましたなら、是非ともご来駕頂きたく。
 
 宜しゅうに、お願い申し上げます。



 *****

(以下、シナリオの固有ルールなど。
 基本的に前回ガイドの再掲です。)


 称して、「タロット三題噺」

 プレイヤーさん各位には、
① キャラ設定(アバターや性格やら、これまでの、これからの、あれこれへの想いとか)。
② どんな方向性の問いかけしたいか、というアクション。
③ そして0~9の乱数を一つ。
 を、提出して頂きます。
 
 ご指定の乱数相当分、日下がタロットカードのスタックをシャッフル・カット(実際はPC上で処理)し、スプレッドおよびリーディング。(ごくオーソドックスなケルト十字。大アルカナのみ。)
 その結果を、キャラ設定とアクション内容で頂いたお題にあわせ小編にする、という試みになります。
 
 念の為言いますが、これは少なくとも神秘的意味での<占い>ではありません(日下にそんな不思議力は無いw)。
 キャラ、ご要望、カード結果による三題噺みたいなもの。辞書をランダムに引いて、出てきた単語使ってSS書く、的なアレ、です。
 
 (後略)
 

※なお、<占い>をご希望でない方は、乱数は不要です。逆に言えば、SA1を選択されていても話柄的にリーディングをご希望になるなら、乱数を頂けるならそのようにもさせて頂きます。



<胡散臭い>ヤガ婆さん 【現在のMC参加人数:13】

1

「占って」もらう 【現在のMC参加人数:22】

1