『数多の世界が連なる、<三千界>。
だが、通常宇宙が、いかに広汎なれど所詮3°K程度の極低温しか持たぬ様に、この世界でも結局のところ、熱持ち輝くのは恒星……即ち<特異者>達のみなのである。
その意志のエネルギー、想いこそが、世界に輪郭を与える。
故に、世界のカタチを探求するというのなら、寧ろ、その定義者の心底に遡及するこそが、早道であろう。』
……WH 某シンギュラル研究家
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ー承前ー
(まずは、以下をご覧下さい。)
前回ガイド(マスコメ参照)
本編ガイダンス部分
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「……ということでヤガ婆さんぢゃ」
相変わらずに、いきなりやな。
「……すまんの。<また>なんぢゃ」
ああ、<また>だな。
「まあ、ご縁の機会逸失はキライでの。もう一席、設けさせて頂くことにした。枠も、今度は絶対余るように、の」
大丈夫か。ソレ。
「大丈夫ぢゃ。問題ない」
フラグ臭い。
「振っといて、やかましいわ……まあ、個別対応の重ね打ち、ぢゃから多分は。10対1はやれんでも、1対1を10回なら、けっこうやれるもんぢゃ」
うん、まあ……それは、そうね。
「初見の方……何やるか、は、まあ上のリンクを見て貰うとして……」
雑ゥ!
「要は、タロットカードを枕に、キャラトークしようや、というヤツぢゃの」
キャラ言うなし。
「ああ、お仲間(LC)と連れ添ってのご来場も大歓迎じゃぞ」
いやだから、LCとか言うなし。
「<近しい他者>こそが最良の鏡、かもしらんしの」
……それは、まあ。
「関係性でも、その各々についてでも、どっちでもよいぞよ。観てしんぜよう。何れ全ては、アナタのアナタたるにこそ、収斂すべき術の一つなるが故に」
……それも、まあ。
「さてそんな風に、初見さん・一見さん大歓迎なんぢゃが……前回もお付き合い頂いた方に特に申し上げれば……」
……
「前回やり取りを踏まえ、更に詳しく、というのは無論のこと、そんなん俺じゃねぇ、的反論も全然オッケーじゃ」
……まあ、それもそう。
「更に言えば、今回も引き続きお付合い頂けるという方でも<前回やり取りなぞ無かった>ということで<0から始めましょう>も全然アリぢゃ」
それは……ありなんか?
「何せ、三千界ぢゃからの。アバターの過去は掛捨て。アバターチェンジの度、ゲート潜る度に、人格変容やら記憶干渉普通にあるある、ぢゃし」
なにそれ怖い。
「まあ、アイデンティティってのも割に肉体に左右されるもんぢゃしの」
なら、ゲート云々は?
「さてのう。もしかしたら、転移の毎に脳内量子微細構造とか解体再構成されてるのかも、しれんのう」
魂の同一性とは……うごご。
「まあ、そんな茶番はいいんぢゃ。
さて、皆さま。
ハナシの種に、どうかいね?
鏡越しの<対話>、というヤツを」
それ、殆ど自問自答なんじゃ……
「<鏡>ぢゃからの」
<鏡よ、鏡よ、鏡さん>ってか。
「…………まあ、そうかの」
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てなわけで、お待ちしてます。