クリエイティブRPG

黄泉人の村

リアクション公開中!

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黄泉人の村
基本情報

マスター:
ワールド:神州扶桑国
 
 

料金

MC参加:200ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:2
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2022年09月13日公開!

シナリオガイド

死者に会えると噂される廃村を調査せよ!

シナリオ名:黄泉人の村 / 担当マスター:





 神州扶桑国、帝都――六明館学苑。

 連日続く猛暑により、室内での鍛錬に勤しむ隊士達が多くいました。
 帰宅を促すかのように気付けば外は夕焼けに紅く染まり、各々鍛錬を切り上げる中、
 最後まで残っていた海崎 虎里も流れる汗を手拭いで拭きながら稽古場を後にします。

「――あっ、いたいた! 虎里君ちょっと待って!」

 聞き慣れた元気な声に呼び止められた虎里は、振り返って一礼します。

「お疲れ様です。一織師範」

 案の定一織 朱音の姿を目に留めた虎里に、朱音も「そっちも自主練お疲れ様!」と労いの言葉を掛けてから僅かに表情を引き締めます。
 彼女の空気が変わったことに虎里も身構えました。

「……任務ですか?」
「さすが虎里君。お察しの通り、ちょっと急ぎの任務に出てもらいたいの」
「急ぎというのは?」
「行方不明者が出ているの。ここ数日毎日のようにね。もう半月以上帰らない人もいるそうよ」

 最悪な状況が頭を過ぎり、眉を顰めた虎里に朱音は神妙な面持ちで概要を話します。

「一見どこにでもありそうな廃村だけど、そこでは死者に会えるという噂が流れているの。
 しかも一歩足を踏み入れたら最後、出ることも敵わないという話よ」
「一歩も出ることができない? それなら何故死者に会えるなんて噂が流れるんだ……」

 会えると断言するような噂が立つ場合、それを体験して廃村から出て来た人間がいるということになる。
 明らかに矛盾していることに首を傾げる虎里に朱音も頷きます。

「その通り、そこが不思議なのよね。捜しに行った家族は見つけられないまま戻ってきたみたいだし、もちろん死者と遭遇したなんて話も出ていない」
「……誰かが虚言を流しているということは?」
「そうかもしれないし、違うかもしれない。まだ何とも言えないのよね。
 ただ厄介なのが、その噂が流れてから死者に会うのを目的に廃村に入っていく人間が増えてきているということ。
 違いがあるとすれば、昼間入った人間は何事もなく戻って来られるけど、夕刻以降に入った人間はそのまま戻らず今に至る、ってことかな」

 何気なく夕暮れ時で陽が沈みかけている窓の外へと目を向ける虎里。それに朱音が一言呟きます。

「まさに今時ね」

 もちろん虎里には任務を断る理由などありませんでした。

「早速明日向かいます」
「頼んだわよ。今回は行方不明者の捜索と廃村の調査。何があるか分からないからそれ以上の深追いはしないようにね」
「……分かっています」
「ならいいけど」

 ふふっと笑いながらもどこか釘を刺すような朱音の言葉に、虎里は一つ思い当たることがあり、
 同じ轍は踏むまいと心に留めて任務に赴くのでした――。



 *****



 某廃村にて――。
 暗闇の中、一人の女が口元に笑みを浮かべました。

「また一人、哀れな男が迷い込んだわ。
 死んだ人間に会えるなんて、本気で思っているのかしら……――ねえ、虎里くん」



担当マスターより

▼担当マスター:

マスターコメント

こんにちは、または初めまして。
このプライベートシナリオを担当させて頂く茸です。
プラシナは一年振りになります。
活動再開をご希望下さったPL様、ありがとうございます。大変お待たせ致しました!
初参加でも十分楽しめる内容となっておりますので、
少しでも興味を持たれましたら是非ご参加くださいませ。



*詳細*


『廃村、黄泉人の現象について』
帝都の外れ。有人村の前を流れる川を渡った先にその廃村はあります。
黄泉から来た者が集まることから『黄泉人の村』と呼ばれています。
その現象が出現するのは決まって夕刻以降。昼間はただの廃村に過ぎません。
なので基本的に任務は夜に決行することになります。

黄泉人は徘徊しているようでもあり、村の住人として暮らしているようにも見えます。
実際、この現象は何者かが作り出した幻影であり、一度その現象が現れると抜け出すことは容易ではありません。
彼等の目の前に現れる死者は、彼等が大切な人(故人)にもう一度会いたいと望むことで現れます。
会いたいと強く願えば願うほど幻術は強力になり、その人の生気に害を及ぼします。
また、その人が見ている亡霊は他の人にも認識できますが、邪気の影響を受けるのは故人を願った当人だけです。
幻術に惑わされないように注意してください。
日中であっても一度取り込まれた人間は抜け出せず、また日中足を運んだ人間には彼等の姿は見えません。
その仕組みは分かっていませんが、捕らえた人間ごと消せるほどの力を持った敵がいることは間違いないでしょう。
噂の出どころは不明です。



【1】行方不明者の捜索 難易度:2
このパートでは行方不明者の捜索と治療(浄化)をして頂きます。
幻術に深く取り込まれてしまっても、浄化の力で取り除くことは可能です。
ただ、あまり長く囚われていると正気を取り戻すのは難しく、そのまま死に向かうことになります。
影響を受けた人間は故人との再会に夢心地でなかなかこちらの話に耳を傾けてくれません。
邪魔をする者に敵意を向けてくることもあります。
力は普通の人間のままなのでそれほど脅威ではありませんが、浄化や説得にて傷つけずに保護することを願います。
被害者を正気に戻すことが出来れば黄泉人の数も減少すると思われます。
分かっているだけも行方不明者は10人近くいます。
10人以上いることを想定して動いて下さい。



【2】黄泉人の村の調査と浄化 難易度:4
詳細の冒頭にもある通り、廃村には強い力を持った何者かが潜んでいるのは間違いないでしょう。
マガカミか或いは神通者か、その正体は不明ですが、どうやら海崎虎里と因縁のある人物のようです。
そのことに虎里本人は気付いていません。今回、アクション次第で知ることになるでしょう。
虎里が廃村に入ったことを知れば何らかの動きを見せる可能性が高いです。
相手は姿を消すことに長けており、自ら攻撃に出るよりも罠を張って誘い込む技を好んで使います。
今回はあくまでも調査であり、敵を見定め噂の出どころを把握し、
可能であれば廃村を浄化して敵を退けるところまでいければ上々です。
黄泉人との対話も可能ですが、要領を得ない反応を見せたり、こちらを取り込もうと誘惑してくることもあるので注意が必要です。


ここでは海崎 虎里が登場します。
一織朱音が虎里に釘を刺したのは、先の任務『名を求める無銘刀』にて虎里が一人で怪奇を追いかけた結果、
無住寺に閉じ込められてしまったことがあり、それを危惧したためです。




本編は2部作を予定しております。
今回の1部作のリアクション次第で2部作の展開も変わってきます。




*****



*NPC*

・海崎 虎里(かいざき こざと)24歳
流派:一織流
152cmという小柄で少年のような外見から子供扱いされることもしばしば。
愛刀は太刀で普段は背中に携え持ち歩いている。
(初登場は『大蔵屋敷の怪』です。ご参考までに。)



行方不明者の捜索 【現在のMC参加人数:7】

2

黄泉人の村の調査と浄化 【現在のMC参加人数:8】

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