クリエイティブRPG

【アルカナ】謀計は絶望の影で

リアクション執筆遅延中

【アルカナ】謀計は絶望の影で
基本情報

マスター:寺岡志乃
ワールド:セフィロト
参加状況:14  定員:20
 

料金

MC参加:200ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:2
文字数追加:50ポイント

スケジュール

リアクション公開予定:2022年07月15日
※アクション締切時の参加PC数で正式な公開予定が決定されます。詳しくはこちら

シナリオガイド

周り全てが敵! 閉ざされた砦から脱出せよ!

シナリオ名:【アルカナ】謀計は絶望の影で / 担当マスター:寺岡志乃


 
●ラスマイル王宮

「ご、ごご……、護送車が、おそ、襲われただと!!!」

 護送車襲撃の報を受けたムーサ王は激怒しました。
 目をひんむき、口は開いたまま。寝そべっていた長椅子から飛び跳ねるように立ち上がった姿でわなわなと身を震わせています。
 物心ついたときから思うがままにふるまい、周囲が受け入れるのを当然としてきた男にとって、自分に逆らう者がいるということ自体が衝撃で、受け入れ難いことでした。

「お、おお、王宮の、くっ、くく、車であったのを、わか、わかって…………、襲ったのか……!」
「――は。護送に使用しました軍車には王の紋章が刻まれております。見間違うことはございません」

 床にひれ伏して報告していた将軍の返答を聞いて、ムーサ王はますます立腹しました。

「お、おおお、おのれ……! 今すぐへ、へへ、兵を出せ……っ! 先の3倍、いや5倍の兵で、そのサマラの者を、み、みみ、皆殺しにせよ! そして今度こそ、そのリュ、リュ、リュクスというこ、子どもを。……我の元へ、連れてこい!!」

 この命令を聞いて、その場にいた全員が息を呑みました。
 確かに王の権威は不可侵にして絶対です。神官長でもある王に逆らうのは神に逆らうことに等しく、その王に仕える軍兵は神の兵であり、神の兵が負けることなどあってはならないのです。このまま放置すればすぐに国民は王の威光を疑い、その言葉に疑問を持つようになるでしょう。権威の失墜は免れません。
 しかしこのときのムーサ王はどう見てもただ癇癪を起こしているだけでした。
 子ども1人連れてくるために数千の民を殺害するなど、さすがに暴挙が過ぎるというもの。けれども誰も、ここまで怒り狂っているムーサ王を諫めることができず――そんなことをすれば自分が処刑を申し渡されてしまうかもしれません――口を閉ざすことしかできませんでした。

「――かしこまりました。必ずや、王のご意志にかなった結果を持ち帰ってみせましょう」

 胸の動揺をどうにか隠して将軍が答えたときです。

『王よ。ぼくが行こう』

 そんな機械音声が壁のほうから聞こえてきました。
 目深にフードマントをかぶったその者が前に進み出るのを見て、先までとは少し違う、さざ波のようなざわめきが人々の間に沸き起こります。それも当然でしょう。ケアティックアルカナであるということからムーサ王は彼をそばに置くことに決めたわけですが、そうして王宮へ迎え入れられてから約2年間、どんな集まりにあってもあいさつをかわす以外ほとんど言葉を発さず、ただ壁際に立って成り行きを見守っているだけだったのですから。
 目元を覆う偏光ガラスの機巧ゴーグルと喉に装着された発語のための補助機巧器のせいで表情や感情が読めないことから召し使いたちからも敬遠されがちな彼ですが、どうにか彼の持つ力を利用できないかと彼に取り入ろうとする者もいました。しかし誰も成功した者はおらず、例外なく肩すかしに終わり、今では誰とも関わろうとしない彼の存在を王宮の者たちはほとんど忘れかけていました。

「おお、し、死神よ。お、おお、おまえが、い、行ってくれれば、間違いはないな!」

 ムーサ王は手をたたいて喜びました。

「将軍、か、彼のための、くくっ、車を用意――」
『必要ない。――行くのも、ぼく一人で十分だ』

 死神は淡々とそうを言うと広間から出て行きました。



●風花の砦

 うす暗い研究室で、教皇は空になった培養ポッドを見つめていました。

「……1体も、もたなかったか……。
 結局ぼくには無理だったということか……」
教皇……、あなたのせいじゃないわ。あなたがどれほど頑張っていたか……わたしが一番知っているもの……』

 気落ちした教皇を、続き部屋の奥の部屋から届くオルトディアの声が慰めます。けれどもそのも力なく、途切れ途切れでした。

『あなたの……せいじゃない……わたしが……わたしが、悪いの……。わたし……さえ……』
「Cherie!? まさか――」
ううん。まだ、大丈夫……ちょっと疲れただけ……
 もう眠るわ……。あなたも今日は休んで……』

 今にも消えてしまいそうなろうそくの火ほども弱々しいオルトディアの気配をドア越しに感じて、教皇は弱気を振り飛ばし、決意を固めます。

「――世界の血を分けた体が器なんて嫌だとか、変なことにこだわらず、最初からこうしていればよかったんだ。どんなに彼女に憎まれようとも。たとえ、怒った彼女に八つ裂きにされることになっても……。
 精霊たち。医療室に寝ているあの子どもを連れてこい。今すぐだ」

 サファイヤの指輪を引き抜いて、頭上にいる精霊たちに投げ与えます。
 池の鯉のようにわれ先に奪い合った精霊たちは喜々として教皇の命令に従い、医療室で眠るリュクスを目指して廊下を風のように駆け抜けていきました。
 一方で、教皇に付き合ってくたくたに疲れ切っていたオルトディアは、眠りに落ちようとした直前、はっと気付きます。

教皇、あなたまさか……! ああ、そんな……、まさかリュクスをなんて、そんなことはしないわよね……?』

 しないと以前彼は約束してくれたけれど、それはあの培養ポッドのホムンクルスたちがあったからでした。
 ホムンクルスが1体残らず失敗した今、他に手段はないと思えば、彼はおそらく約束を破るでしょう。彼女のために……。
 オルトディアは教皇に気付かれないようにそっと力を使って、医療室のリュクスを覗き見ました。眠っているリュクスを見れば、ただの杞憂だったと安心できると思ったのです。しかしそこにリュクスの姿はなく、懸念が正しかったことを知りました。

(リュクス……!
 やっぱりわたしたちは、会ってはいけなかったんだわ)

 どうにかしなくてはと思うけれども、弱ったオルトディアに力はほとんど残されていません。
 どうか声よ届いて――オルトディアは懸命に力を振り絞って、テレパシーを発しました。

教皇はリュクスを星の子の……、わたしの器にするつもりです!
 教皇を止めて、あの子を助けて! ここから連れ出して、わたしのオーダーたち……!』



●サラマの町

 他方。サラマの町のとある居酒屋の2階にある宿部屋では、合流したケアティックアルカナ悪魔ことカイアーシアが、魔術師の使いと名乗った2人から陽動作戦の報酬を受け取っていました。
 カイは金、そしてアーシアは情報です。

「なんですって!? ここからたった30分の距離にある砦に教皇がいるっていうの!?」

 信じられないと首を振るアーシアに、使いの者はうなずきます。
 カイは頭を掻き。

「聞いた今も全然そんな気配は感じられないんだが。ま、気配を断つなんて、コツさえつかめば簡単だからな」
「行くわよ、カイ」
「は!? いやいやいや。ちょっと待てよ、昼に暴れてからまだ数時間しかたってないんだぞ? 少しは休ませろって。第一、おまえだって疲れてるだろ!?」
「言い訳なんてしなくても、行きたくないなら来なくていいわ。あたしだけで行くから。
 大体、夜のほうがあたしの影茨には都合がいいのよ」
「そうじゃないって。俺はおまえを心配してだな――」
「わたしたちも一緒に行きます」

 会話しながら部屋を出て行こうとする2人に、使いの者が口を挟みます。

「もとより、あなたたちに手を貸すように魔術師さまから言いつかっています」
「はあ? そんなのいらないわ。足手まといになるだけよ!」
「ふーっ。言わねばわからんのか」

 もう1人の使いの者――胸部に三つ葉と硬貨のマークがある、ひげ面の機巧人形――が、やれやれと首を振ります。

「きさまは教皇にばかり意識が向き過ぎておる。それでは取りこぼしが出ると、わが主はお考えになられたのだ。よって、我輩がきさまの尻ぬぐいを仰せつかったというわけだ」
「なんですって!! 魔術師のオモチャごときが思い上がるんじゃないわよ! 誰にけんかを売ったかわからせてあげましょうか!」
「まあ待て、アーシア。おちつけ。おまえが癇癪を起こしたら宿が吹き飛ぶ。
 いいから連れていってやれ。そのほうが俺たちの手間が省ける」

 まさに一触即発状態でしたが、何事も楽して儲けたいカイのとりなしを受けて、アーシアはどうにか溜飲を下げました。

「……足を引っ張るんじゃないわよ」
「そうならないように務めさせていただきます」

 最初の使いの者が答えます。
 アーシアのうさんくさがる視線に気付いて、顔に巻いていたグトラ(ストール)を取り去ると、下から若い女性の顔が現れました。

「少なくとも足手まといにはならないと思います。これでも元海賊ですから。
 硬貨(コイン)のキングさまの部下で、レダ・フォンツォンといいます。どうぞレダと呼んでください」



●風花の砦

 深夜、夜の闇にまぎれて砦を出る者たちがいました。
 隠者の説得を受けて、砦を去ることを決めた者たちです。その中にはマレーナとリュクス少年もいました。

『きっとその子を捜して王の手の者がここまで来るに違いないよ。サラマで聞けば、この砦の者だというのはすぐわかるからね。
 いない者は連れていきようがない。だからおまえたちはここを離れるんだ』

 昼間の件でノー・ウェアの者たちとつながりができ、事情を聞いた彼らが2人をアリ=アフディーラに連れて行って安全な場所で匿ってくれるということで話はついていました。
 2年暮らした砦を振り返り振り返り、みんな、後ろ髪引かれる思いで離れて行きます。
 砦がだんだん小さくなって、やがて砂丘に見えなくなったとき。

「……おばさん、ごめんね! やっぱりぼく、砦に戻る!」

 リュクス少年は握っていたマレーナの手を離して、砦に向かって駆け出しました。
 自分が原因なのに、どうしても自分だけ逃げるということができなかったのです。
 砂丘を駆け上がり、滑り降りて。走って走って、ようやく月明かりに砦が白く浮かび上がるのを見たときです。

「……ああっ!!」

 リュクス少年は驚愕の声を上げました。
 腕や胸の位置に三つ葉と金貨(硬貨)の模様をつけた、たくさんの機巧人形が砦の門の前に集結しています。
 そして砦の影から黒い茨が立ち上がり、砦を覆い始めていました。



 機巧人形たちの攻撃で今しも門が破られようとしている音が響いてきます。
 巻きつく影茨の締めつけで軋む砦の広間では、クリスティアノスを筆頭に、セレンスフィア、ミミス、メメナなど武装したアスター聖騎士団の騎士たちが、隠者の前に膝をついて頭を垂れていました。

「……というわけでね、ディアさまの保護を申し出てくれたザラス女王の提案に乗ることにしたのさ。今教皇がその準備を進めているけど、少々時間が掛かることでね。時間を稼がなくちゃならないんだよ。手を貸しておくれ」
「もちろんです。われらアスター聖騎士団は、星の子のためならどのようなことでも全力でお応えいたしましょう。
 この命、いかようにも使いつぶしてください」
「すまないねえ。だけどおまえたちだけ逝かせたりはしないよ。あたしがおまえたちの死出の旅の水先案内を務めてあげるからね」

 俯いたまま、無言で隠者と団長の話を聞きながら、ミミスは心臓をばくばくさせていました。戦って死ぬことが怖いわけではありません。ただ……見てしまったのです。メメナとセレンスフィアが、今まで一度も見たことのない顔つきで、意味ありげな視線をかわすところを……。
 
担当マスターより

▼担当マスター:寺岡志乃

マスターコメント

 こんにちは、またははじめまして。寺岡志乃といいます。
 このシナリオは「【アルカナ】神に捧げる聖殺」の続きとなっていますが、今回のガイド内容だけでアクションをかけることも可能です。よろしくお願いいたします。
※こちらのシリーズでは「扉絵にキャラを登場させよう企画」をしています。詳しくは寺岡のマスターページをご覧ください。


【今回の目的】
1.砦から脱出すること
2.リュクスを救出すること

 補足として、リアクション開始時、カイ、アーシア、レダ、硬貨のキングは砦の門を破壊して入ってきます。砦は影茨がほとんど覆っているので、窓から飛び出したり外での戦闘はよほど策がないと無謀です。
 リュクス少年も砦内に入り込んでいます。
 リュクスは眠ったまま、教皇の研究室にいます。
 死神は少し遅れて到着します。
 混乱に乗じて蜘蛛たち(人数不明)も動き出します。
 砦には隠者の説得に応じなかった召し使いたちが何人かいて、隠者とともに死ぬ気でいます。


【舞台について】
・風花の砦
 ラスマイルの砂漠にたくさんある、かつての戦争のときに作られた物です。現在では放棄されて無人の物が多く、旅人の休憩所や野盗の拠点になったりしています。
 年代物の石砦です。何度も修復を重ねてきていて、一部日干しレンガ造りでもあります。影茨の締めつけにはあまり長くはもたないでしょう。時間との勝負です。


【NPCについて】
・アスター聖騎士団
 星の子に絶対の忠誠を誓う者たちです。剣や掌銃で武装していますが、アルカナの敵とはなり得ません。時間稼ぎのため、討ち死にする覚悟でいます。聖騎士団員は機巧人形たちと戦います。

・クリスティアノス
 豊かな金の巻き毛と、一本気で融通の利かない頑固な性格、2メートル近い岩のような体つきから金獅子の異名を持つ、アスター騎士団団長。戦闘スタイルはパワータイプのタンクです。レダの父でもありますが、そのことをレダは知りません。

・ミミス(男)とメメナ(女)
 騎士団の双子の団員。1枚の狐面を2人とも気に入ったので半分こして着けています。かわいい。ミミちゃんとメメちゃん。「むう」が口癖。
 騎士としての腕前はそこそこあり、連携して身軽に動くのが得意。武器は剣のほか、伸縮性のある棒を使います。

・セレンスフィア
 愛称セーレ。蒼天を切り取って嵌め込んだような瞳、滝のような長く豊かな銀色の髪をした、外見はクール系美女ですが中身は情に厚く、素直でまっすぐな女性。
 かつてオルダリア光国の秩序の騎士オーダーでした。光国滅亡の夜、仲間全員を失い、星の女王の願いとはいえ護るべき存在を手にかけてしまったことを今も悔いており、星の子を命賭けて護ると誓っています。
 武器は取り回しのいいナイフと拳銃です。

・隠者
 妖怪ババアと呼ばれるほど、外見はしわくちゃだけど老いてなお闊達な人。賢者として敬われており、砦で一番の発言権を持つおばあちゃんです。
 能力を使って聖騎士団員たちの指揮を執るつもりですが、歳が歳なので。オルトディアと教皇を逃がすため、死ぬ覚悟です。

・教皇
 深淵喰いの異名を持つ、精霊使い。いろいろな精霊を手なずけていて、彼らに報酬として与えるために大量の宝石(パワーストーン)がついた宝飾品を常時身に付けています。見えない所にも隠し持っているらしい。
 護りに精霊を配置し、研究室の奥の部屋で精神体であるオルトディアをリュクスの体に定着させようとしています。その後、ザラス女王の元へ転送で脱出するつもりです。邪魔をするなら彼との戦闘になります。

・オルトディア
 リュクスを気にかける少女。夢の中で頻繁にリュクスに会ったりしていましたが、リュクスは覚えていません。前星の女王であり、星の子でもあります。
 精神体のため徐々に弱ってきており、今では教皇の研究室内しか移動できなくなっています。特異者にテレパシーを投げた後、力尽きて意識を失っています。

・リュクス
 特異者たちと一緒に旅してきた少年。ソラスの血のつながらない弟で隠者、という設定でした。それはオーダリーの作戦だったわけですが、リュクス本人は何も知らず、ずっと泣きながら眠り続けています。成長が終わるまで何をされても目覚めません。
 教皇の使役する精霊によって研究室に連れ去られました。外見は12歳ほどに成長しています。

・リュクス
 リュクスと同じ名前を持つ少年。こっちが少し年上。
 砦が襲撃されているのを目撃し、皆さんを心配して砦に戻っています。砦からオアシスへ通じる抜け道が地下の食糧保管庫にあることを知っていますので、出会えたら教えてもらえるでしょう。

・ミスティック・ミスティ
 海洋国家F.O.G.のオーレアン一家の元女海賊。部下(全員女)に慕われる女傑。大の酒好きの酒豪。
 夕刻に砦を出るはずだったのですが、ポラリスや子マンボウ消失事件で大騒ぎになったためそうもいかず、翌日に延期したら巻き込まれました。部下やクリスティアノスたちとともに機巧人形と戦います。

・審判
 吸血鬼の女王。ケアティックアルカナ。特異者と一緒に戦います。

・吊された男
 ケアティックアルカナですが、中立を宣言しています。隠者の70年来の伴侶。今回もどこかで見ているでしょう。

・クウハク(ツィル)
 アーキタイプのソラシマにいた少年。水を自在に変えて武器とするフラカンの腕輪を持っています。
 脱出のためやむを得ず、アルカナと戦います。

・ユン
 アーキタイプ出身の特異者です。クウハクとは父親が同じですが、別々の地で互いを知らずに育ちました。そのせいかクウハクには妹と認めてもらえていません。しかしめげない。
 クウハクとともにアルカナと戦います。

・松原 ハジメ
 特異者。世界アルカナ保持者です。
 教皇を説得しようとしますが、できるかは不明です。無理なら戦闘補助に回ります。


【敵NPCについて】※蜘蛛から得た情報で、全員砦内の情報を全て把握しています。脱出路も知っています。
・アーシア
 暗殺集団緋禍一族の殺し屋。でも一族は皆殺しにしちゃったらしい。
 ケアティックアルカナです。皮膚の下に生きた影茨を飼っています。影茨は日光に弱く、光魔法が弱点です。
 影茨は砦の包囲と破壊にほとんどを使ってしまっているため、小規模にしか出せません。近接は暗殺用投げナイフでの格闘がメインになります。
 教皇と因縁の間柄で、彼を殺したがっています。でも基本的に好戦的で、気にいらない相手を殺すことにためらいがありません。砦の者は教皇の仲間だから皆殺し、くらいに思っています。
(以下PL情報)
 塔としての力は、反射です。今回初登場の能力です。あらゆる攻撃を同等の攻撃あるいは威力のもので反射させます。反射させる方向は自在です。
 しかし本人は影茨のほうを好んで使います。(反射はカウンター技なので)

・カイ
 ケアティックアルカナ悪魔です。光国襲撃に参加しました。アーシアを気にかけ、血の気の多いアーシアの尻ぬぐいをよくしています。(恋人関係にはありません)
 アーシアほど殺意は高くありませんが、人を殺すことにためらいはありません。今回は本気で、邪魔する者は殺す気できています。
 腰に二丁拳銃を下げており、銃の腕前は並ぶ者なし。早撃ちの名手で精度も的確です。銃弾で強烈な状態異常をかけます。

・硬貨のキング
 魔術師の私設兵団小アルカナの機巧人形部隊(硬貨)のトップであり、今ではケアティックアルカナ正義となっています。魔術師の研究技術により、初めて機巧人形がアルカナとなりました。ただし、やはり機巧人形であることの弊害か、アルカナとしての力は使えません。
 レダを部下とし、機巧人形たちを率いています。
(以下PL情報)
 魔術師は昔からこういった機巧やアルカナに関する研究を趣味で行っていまして、死神の事故も実験の一つでした。(『星の護り手』で既出)

・破裂の機巧人形
 硬貨の部隊です。機巧人形は4本腕でそれぞれに盾と剣を持っています。動きが素早く、一定以上のダメージを受けると自爆します。その際飛びついてきますので注意が必要です。自爆モードに移行する前に完全破壊をすると効果的です。

・レダ
 右腕に装着したジャカード(武装機巧ガントレット)で巨大な戦輪(分裂させて3つにすることもできる)を自在に操って攻撃します。
 もともとはオーダリーアルカナでしたが、ケアティック側に捕まって無理やり転位させられ、洗脳されています。ただ呼びかけるだけでは解けません。硬貨のキングの部下として、機巧人形たちとともに戦います。
(以下PL情報)
 両手両足の甲と額に埋め込んだチップ、首のチョーカーで記憶の改変、洗脳を継続して行っています。

・死神
 先代死神が列車事故で亡くなった際、乗り合わせていたことからアルカナを継承しました。事故は魔術師の仕業で、そのことも知っていますが、恨んではいない様子。事故により視力と声を失っていて、機巧ゴーグルと喉に埋め込んだ発話補助機で補っています。(周囲に超音波を発してその音響データを網膜に投影しているので、常人とは違うグリッドな世界を見ています。そのためほぼ死角はなく、物陰に隠れて奇襲をしようとする相手がいても気付きますが、人の判別がつきづらく、大抵の場合声を聞かないとそれが誰かわかりません)
 ケアティックアルカナですが、戦闘には消極的で、挑まなければ彼のほうからは戦いません。武器は変形する大鎌です。
 何か目的があって、砦に来たようですが……。
(以下PL情報)
 『星の護り手』で少し出ていますが、アルカナとしての能力は知覚干渉です。視覚・聴覚等五感を狂わせます。彼と相対した者は幻覚を見、めまいやふらつきを覚え、距離感を誤り、それと気付かないうちに命を刈り取られるでしょう。

 ・蜘蛛
 魔術師が送り込んだ私設兵団小アルカナの諜報部隊(聖杯)の者たちです。聖杯のエースもいます。砦の者と入れ替わって潜伏していましたが、この騒ぎに乗じて動くでしょう。その目的はいまだ不明です。


●注意
1.アルカナではホムンクルスやブーステッド、セラエノ、アウトロー、汽人のような、体に一部でも機械部位のあるアバターは機巧人間と認識されます。耳や尾、角など体の一部に人間にはない生体部位のあるアバター、妖、鬼、パラサイトなどは獣人と認識されます。
2.現在アルカナの世界はケアティックという闇属性に傾いています。祓魔師・錬金術師・民兵・聖騎士はオーダリー属性で、スキルの効力は落ちます。逆に、魔人・半吸血鬼・合成人間はケアティック属性なのでスキルは通常通りかそれ以上の効力を持ちます。他世界のスキルは半減します。
 基本的に光属性の攻撃は弱体化し、闇属性は威力強化、それ以外の風や物理等はそのまま使えます。(ただし、ある条件下において光・闇属性の威力が反転する場合があります)
3.オーダリーの守護騎士・オーダーの称号を付けたPCは額に白い盾の紋様が浮かび、行動に幸運値がプラスされたり、能力が少し強化されたりと、若干オーダリーの加護を得られます。ただし、オーダーであることを知られるとマイナスの反応を受ける場合もあります。一長一短です。
4.ケアティックの影響を受けて動物(植物、人間含む)が変化することを闇化(あんか)といいます。闇化した生物は大抵の場合特殊能力に目覚め、攻撃的になります。



それでは、皆さんの個性あふれるアクションをお待ちしております。


【2022年6月8日20:00修正】
 【今回の目的】の補足の記載ミスを修正いたしました。

機巧人形と戦う 【現在のMC参加人数:5】

4

カイ、アーシアと戦う 【現在のMC参加人数:3】

8

リュクスを取り戻す 【現在のMC参加人数:4】

5

その他 【現在のMC参加人数:2】

1