クリエイティブRPG

【急募】序列666番、魔王の部下!【アットホームな職場です】

リアクション公開中!

 140

【急募】序列666番、魔王の部下!【アットホームな職場です】
基本情報

マスター:森乃ゴリラ
ワールド:アーク
 
 

料金

MC参加:200ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2022年05月31日公開!

シナリオガイド

『魔王の部下』となって悪逆非道な勇者一行をこらしめよう!!

シナリオ名:【急募】序列666番、魔王の部下!【アットホームな職場です】 / 担当マスター:森乃ゴリラ



 小世界ハイラハン、その中にある協定国家アレクシア・ソフォクレス。
 そこは魔族と人族が協定を結び、共に暮らしている国でした。

 今でこそ平和そのものですが、歴史を紐解けば大変血なまぐさいものです。
 おおよそ5000年前、魔族と人族は領土争いをしていました。
 両陣営に多大なる被害を生み出した戦争――通称魔大戦。
 数多の生命を亡きものとし、領土の殆どを灰燼に帰したその戦争は長らく続けられていました。
 ですが始まりがあれば終わりもあるというもの。
 魔族と人族は被害の多さから協定を結び、魔大戦を終結させたのです。

 そうして出来上がったのが協定国家アレクシア・ソフォクレス。
 初代魔王であるソフォクレス、そして初代勇者であるアレクシアの名を付けたこの国家はようやく平穏を享受することができたのです。
 それからいくつもの時を重ねた後、とある年に一つの政策が施行されました。

 それは『ダンジョンシステム』です。
 過去に起きた魔大戦を基にしたものであり、その戦いを忘れないようにするためのものでした。

 内容はそれぞれの魔王がダンジョンを用意し、それぞれ勇者達に挑んでもらうというものでした。

 魔王が作ったダンジョンを、勇者達がクリアすれば人間には栄誉を。
 そのダンジョンを守り切れば、ダンジョンを運営した魔王の序列が上がるというものです。

 戦いはあるものの命を奪う事は決して行わない。
 それを主軸とし、いつしかこれは魔王たち&勇者たちのスポーツ……そう【MYスポーツ(マイスポーツ)】として愛されるスポーツの一種となりました。

 このMYスポーツは大がかりなダンジョンの作成や、攻略のために人材の育成などが盛んに行われることから、様々な流通や発展を促してくれるものであり、暮らしを豊かにするものとして長年愛されてきました。

 ……しかし、その状況が一変したのはつい先日のこと。
 協定を無視して魔物達を殺し、ダンジョンのものを根こぎ奪い取っていく『極悪非道な勇者一行』が現れたのです。

「こうなったら、序列1番目の魔王様に相談するしかない!!」
 そう考えたのは魔王パメラです。
 彼女は序列666番目の魔王であり、極悪非道な勇者一行に襲撃を受けたダンジョンの経営者です。
 魔王パメラは序列1番目の魔王に相談し、異界の扉なるものの存在を教えてもらいます。
 藁にも縋る思いで扉にやってきたパメラはタイミングよく、その扉をくぐってきたの相馬 くるみと出会ったのでした。
 そうして魔王パメラはくるみと共にダンジョン運営をすることになったのですが――。

◇◆◇


「……いやだいやだいやだいやだー!! 勇者めー!! 絶対に、絶対に許さないぞ……!!」
 豪華な室内、天蓋付きのベッドで駄々をこねているのは序列666番目の魔王・パメラでした。彼女は憤怒の表情でジタバタと手足を動かし、シルクの枕を掴んではボスボスと拳を叩き付けてきます。
 そんな魔王パメラをニコニコと眺めていたのは相馬 くるみでした。
「魔王様……おもしろ……ンン、なんてお可哀想に」
 よよよ、とくるみはわざとらしく目元を抑えました。誰がどう見ても笑っている具合ですが、パメラには死角となっていたようです。
「そうじゃろう!? わらわのダンジョンを荒らしまくるなど……許せんことじゃ!!」
「ま、容易く攻略されるようなダンジョンを用意する魔王様も魔王様なんですけどね」
「うるさいうるさい!! 今のわしは魔王としての序列が低い、いきなり初見殺しのようなトラップを設置したりもできんのじゃ!!」
「そこは親切設計なんですね」
「当たり前じゃろう!? 魔王シップに則っているんじゃぞ!?」
 序列は魔族にとって、とても重要なものです。
 己の立場を明確なものとし、更には偉大なる初代魔王ソフォクレスの高潔なる加護を授かることができるのですから、パメラの必死具合は納得がいくものでした。

「……それにしても、どうしましょうか。このままだと我が軍はただの面白軍団として華々しく散ることになりますよ」
「……え、おぬし我が軍をかような目で……? ……というかおぬし、扉からやってきたなら異世界の力で一騎当千くらいできんのか? 目からビームとか出せんのか? 良い感じにバーンっと倒せんのか?」
「残念な事に……私、ただの一般ピープルなんですよ」
「うそつけこんの役立たず!!」
「ほほほ、なんとでも言って下さい。でも、今回ばかりは本当にマズいですねぇ……」
 協定を破った勇者によって魔王パメラが管理をしているダンジョンは荒らされ続けています。
 まだ多少の部下とトラップが残っているとはいえ、次の侵攻を受けてしまえば魔王業を廃する事になってしまう、そんな瀬戸際でした。
「うむ、このままでは下がりきった魔王の序列どころか……魔王としての地位も危ないのじゃ。それだけはなんとしても避けなければ……」
「また『扉』にでも行ってみます?」
「……そうじゃな、あの扉は気紛れと聞いている。もしかしたら、もしかしたらがあるかもしれんのじゃ!!」

 そうして魔王パメラとくるみは異世界の扉までやってきました。
 しかし……扉は固く閉ざされたままです。開く気配など微塵もありませんでした。

「……どうせなら部下の命でも捧げてみます? スライムならドンドン増えるじゃないですか、1,000匹くらい捧げたらいけません?」
「おぬし鬼畜か!? そんな可哀想な事できるわけがないじゃろう!?」
「魔王に鬼畜って言われたのは生まれて初めてですね」

 二人がいつものように言い争いをしていると、ギギギと重苦しい音が響きました。
 なんと、扉が開かれようとしていたのです。

「――っ来い!! 優秀な部下よ来い!! できればスーパースペシャルレアな部下よ来い!!」
「ガチャ感覚とは酷い魔王様ですね」
「黙れアンコモン!!」
「コモンじゃないところにやや愛を感じます」

 そうして扉は開かれました。
 目映い光の中から現れたのは特異者――いえ『魔王の部下』である貴方たちです。

担当マスターより

▼担当マスター:森乃ゴリラ

マスターコメント

 シナリオガイドの閲覧、ありがとうございます!!

 今回は小世界ハイラハン内にある協定国家アレクシア・ソフォクレスが舞台となります。
 前回シリーズは 竜に捧げる鎮魂歌 となっております。
 とはいえ、同じ小世界というだけで世界観や設定はかなり異なります。

【前作『竜に捧げる鎮魂歌』へ参加された方へ】
 ブランダーバスで何かしら竜と縁を結んだ方は【翼の鱗】というアイテムを所持しています。
 このアイテムは小世界ハイラハンでのみ使える独自アイテムであり、あなたが共にした竜の鱗です。
 なんと、こちらを使用すると該当の竜を喚び出す事ができます。
 とはいえ、今回は加護が変わりますので属性などの恩恵は特にありません。(意思疎通だけは普通にとることができますのでご安心を)
 折角だから前の竜と遊んでみたい、まだまだ冒険をしてみたい、一緒に魔王の手下ライフをしたい!! などありましたらアクションにご記載下さい。
 勿論無理に召喚しなくとも構いません、もしかしたら新しい出会いもあるかもしれませんからね。


〇 特殊な加護

 小世界ハイラハンには扉がいくつかあり、潜り抜けた特異者に加護を授けます。
 今回は協定国家アレクシア・ソフォクレスの扉を潜り抜けたため、魔族の信仰である『魔王の加護』を授かる事になります。そのため、協定都市アレクシア・ソフォクレス特有の独自のルールに縛られることになります。
 そして今回あなたがたは特異者ではなく……『魔王の部下』として、協定を破った勇者をこらしめるために奮闘して頂く予定です。

〇 世界観・地形など

・協定国家アレクシア・ソフォクレス

 小世界【ハイラハン】に存在している国の一つです。
 数多の魔王と勇者、そして魔族と人族が暮らすわりと平和な国です。
 MYスポーツによって国内を豊かにし、その映像を中継することによって国民や他国からお金をもらったりしています。
 基本的には穏やかな国でしたが、極悪非道勇者のせいで稼ぎに困りつつあります。

 現在、被害にあっているのは魔王パメラのダンジョンだけですが、魔王パメラが負けてしまえば他のダンジョンも荒らされてしまうため、他の魔王達も魔物の援軍を送ったりしてくれます。
 しかし彼らは直接手を貸しません。
 それは他の魔王が作ったダンジョンには魔王は干渉できない、という世界の理によるもの。
 もし、仮に直接手を出すのであれば魔王を辞めなければならないので、だーれも直接はいきません。って感じです(魔王ではない魔族、魔物達は部下として動いているので問題ありません)


・MYスポーツ

 魔王&勇者のスポーツ、通称マイスポーツ。
 これは過去の魔大戦で数多の魔王・そして数多の勇者が争っていた時代を基にして作られたスポーツ大会のようなものです。殺し合うような事はせず、どちらの陣営も動けなくなった時点で魔法によりダンジョン外まで運ばれ、治療を受けられる安心安全のシステムです。
 尚、アレクシア・ソフォクレスの民は極悪非道な勇者一行については知りません。
 いつも通り中継で「魔王頑張れ~」「勇者負けるな~」と、MYスポーツの応援をしてくれています。
 極悪非道勇者の事を知ってしまえばパニックに陥ってしまいますので、その辺りを悟られぬようにダンジョン中継を盛り上げていきましょう!!
 尚、良い立ち回りをすると国民からスパ茶が貰えます。正式名称スパット茶。アレクシア・ソフォクレスでは良い値段で取り引きされている紅茶です。魔王パメラの大好物でもあり、魔王が序列を上げるために必要な物品となっています。
 こちらがいっぱい貰えると、魔王パメラの序列がドンドン上がっていきます。もしかしたら序列1番も夢ではない……!?


・魔大戦

 魔族と人族が協定を結ぶ前、この国はたくさんの魔王と勇者が争っていました。苛烈な戦い、そして甚大なる被害。それらを忘れぬように魔族と人族はこの戦いを魔大戦と名付け、今でも語り継がれています。


・魔王パメラのダンジョン

 彼女が管理・運営をしているダンジョンです。
 土壁のフロアや石壁のフロア。マグマや氷結など色々なところがあります。
 ですが今はボロボロのボロ……。使えるトラップも殆ど残されていないので大大大ピンチです。
 大きいフロアもありますが、あまりに規格外のものを持ち込むと壁にめり込みます。
 めり込んでしまうと取り出しが大変だったり、天井が崩れたりしてしまいますので持ち込むもののサイズにはお気を付け下さい。
(大怪獣や巨大戦艦みたいなものだとめり込みます。上手く運用できる自信があれば大きいものも可能ですが……下手をするとやっぱり壁にめり込んでしまいます)


〇 アバターとスキル、アイテムなどに関して

 アバターは何を選んで頂いても構いません。
 判定で扱うのはあくまで補正値のみ。お好きなアバターでご参加ください。
 今回も森乃ゴリラが用意した特殊アバターを選択してもらいますので、アクションでの解説や組み合わせ等で納得できるようなものであれば使用OKにしたいと思っています。
 ゆるーく魔王軍ライフしませんか!! みたいな感じですので、リアル言いくるめスキルは大歓迎です。お気軽にどうぞ。


〇 特殊アバター

 今シリーズのみの特殊アバターです。
 参加される方はアクション内に記載して下さい。
 記載方法は【四天王】でも【四】でも【4】でもよいです。分かればOK。
 書かれていない&書き忘れっぽいな!! ってなった場合は、森乃ゴリラがフィーリングで貴方はこれ!! ジャッジします。違っても恨まないで下さいね。
 尚、ジョブチェンジは1シナリオごとに行えるものとしますので、次のシナリオはこれがいいな~ってなったらお気軽に変更してくださって大丈夫です。


★ 四天王

「我こそは序列666番目の魔王様に仕える四天王!!」

 四天王というのは過去に功績を残した魔王ソフォクレス、その部下の四名に付けられた称号のようなものです。現在では厳密に四人に拘る必要はなく、あくまで魔王の側近。という意味合いになっています。

【特徴】
 部下を引き連れる事もありますが、大体は一人で勇者と対峙する事が多いです。
 全てのスキルをバランスよく使えず、特化型の四天王が多く存在しています。
 タイプは【近接】【魔力】【弱体攻撃】のいずれかに偏るとされています。
 四天王を選んだ方は三つのうち一つをお選び頂き、それを軸にビルドして戦ってもらいます。

【近接】近接武器や近接スキルにボーナス。
【魔力】魔具や魔法スキルにボーナス。
【弱体攻撃】相手にデバフを掛けたり、毒や呪いといった武器やスキルにボーナス。

 ご覧の通り、やや尖ったキャラメイクになるでしょう。
 でも大丈夫、なんたって四天王なのだから。高笑いと共に勇者一行を退けましょう!!
 尚、戦闘前には必ず【四天王らしい名乗り口上】を述べる事、そして他者とは違った派手な装いをするのが四天王のマナーでありエチケットです。


★ 偉大なる魔女

「魔法、薬、あらゆる術を知り尽くした者……それが私だ!!」

 功績を残した魔女に送られてきた二つ名です。
 人族・魔族からは敬意を込めて【魔女・●●(名前)】と呼ばれます。
 これは初代が女性であったことに由縁しているので、男性であっても性別不詳であっても魔女の名がつきます。

【特徴】
 その名の通り、魔法を使わせれば右に出る者はいません。しかしながら魔力特化のため、防御力は紙に等しいのも難点です。
 でも大丈夫、偉大なる魔女には分厚い装備など不要!! というのが偉大なる魔女に相応しきマナーでもあります。
 だって魔女だもの。杖より重い物を持つのだなんてエチケット違反ですわ!!(重たい防具/武器は使えません)

 薬の扱いにも長けているため、様々な面で貢献することができるでしょう。
 扱える属性に関してですが、過去に生きた偉大なる魔女は全て属性を統一しています。
 炎ならば炎の魔女、氷ならば氷の魔女……といったように、属性を特化させることが偉大なる魔女の美徳でもあります。
 必要であれば【炎舞の魔女】とか名乗ってもらっても構いません。君だけの二つ名を名乗ろう!!


★ トラップ技師

「ダンジョンといえば何か……そう、トラップである!!」

 ダンジョンの構築に必要な装置のあれこれを作る事ができるスペシャリスト。
 装置だけに留まらず、地形の改造も可能です。また、行き止まりに宝箱や回復ポイントが置かれているのはこの職業達のおかげでもあります。勇者達からは憎まれつつも絶妙なペース配分を強いてくる恐ろしい者達……と恐れられていることでしょう。

【特徴】
 地形変更や罠の設置を行う事ができます。戦闘スキルに関しては得意ではなく、できても護身術程度に留まります。基本的には表舞台に立つ事も少なく、裏方作業など地味な行いが多いです。トラップ技師達の中には【縁の下の力持ち】と自虐するものもいますが、観客からは「ダンジョン運営には腕の良いトラップ技師が欠かせない!!」と、ややコアな人気を得ている職業です。
 人によっては地形で迷路を作ったり、装置のからくりを利用して行く手を阻んだり、偽の宝箱を配置する。なども出来ます。勇者ご一行の時間稼ぎや、罠を駆使して数を削るといった行為が主となります。
 地形変更にはそれぞれの属性魔法(壁や床をいじるなら土、水を流すのであれば水など)が必要となります。トラップに関しては既存のアイテムやスキルを使って頂いても構いませんし、工具アイテムが揃っていればその場で簡易のトラップなどを作る事もできるでしょう。


★ 魔物軍団長

「行け、魔物達よ。勇者達を良い感じに退けるのだ!!」

 ダンジョン内を徘徊している魔物達は全て魔物軍団長の采配によるもの。彼らをけしかけ、時には待ち伏せを挟み……勇者一行の数を減らしましょう。
 魔物と一緒に勇者をこらしめる事もありますが……出来れば魔物の指示だけ出していたい……なんて魔族もいるそうです。
 多くの魔物を引き連れる姿はまさに強者に相応しき華々しさ。人族・魔族問わず子供達の憧れです。

【特徴】
 魔物達をけしかける事ができます。調教・召喚・あるいは騎乗……できる事は人それぞれであり、またスキルによって幅広い活動ができるでしょう。
 しかしながらやりたい事に対して【それらしいスキルやアイテム】がないとうまく動けないのが難点。
 配下の数を多く用意するのであれば、指揮に気を取られて自分の能力が下がってしまう、あるいは一種類の魔物しか召喚できないなど、デメリットも目立ちます。
 従える魔物はある程度ご自由にどうぞ。ただ、巨大すぎるもの、敵味方区別なく暴れそうなものたちはオススメしません。ダンジョンが壊れてしまいますし、大きすぎれば壁に埋まってしまいます。
 もし迷われましたら、配信映えする魔物を選んでみるのが良いでしょう。目指せスパ茶獲得!!


〇登場人物

・魔王パメラ
 序列666番目の魔王。ややドジっ子で若い魔王ですが(それでも人と比べればかなりのご高齢)着々と力を付け、ダンジョンシステムを運営している魔王でした。
 しかしながら極悪非道な勇者一行によって序列666番目まで落とされ、挙げ句にダンジョン経営も危ぶまれる始末。序列1番目の魔王に泣きついて扉のことを教えてもらい、くるみやあなた方と出会います。

「行け!! 部下達!! 憎き勇者にぎゃふんと言わし、わらわの序列を上げるのだ!!」
 基本的にはダンジョンの一番奥にいます。何せ彼女が前線に出ることはラストバトルを意味します。彼女が動く事があれば……このダンジョンはもう危ないってことですね。


・魔王の部下 相馬 くるみ 24才
 相馬家の一人で、はちゃめちゃに巨乳の女性です。
 自称一般ピープルを名乗っていますが、実の所は不明。兄弟達からは「猪女」「脳筋」「巨乳死ね!!」など散々な言われ方をしています。
 自由気ままに旅をしていたら扉に吸い込まれ、魔王パメラと共に過ごすこととなりました。
 基本的には魔王様の執事をしていますが、魔王パメラの失態をニコニコと微笑み、楽しんでいる事が多いです。
「ああ、お労しや魔王様……フフ」「おぬし今、鼻で笑ったか!?」
 というやりとりが通年聞こえてきます。
 基本的には魔王パメラの傍に居るので、前線に出ることはありません。ですが、簡単なお手伝いや質疑応答ならしてくれます。


・極悪非道な勇者一行(魔王パメラ命名)
 この者達は協定国家アレクシア・ソフォクレスの者ではありません。
 別の国から送り込まれた侵略者達です、この国の勇者ではありません。
 しかしながら『勇者』と名乗って行動しているため、差別化するため『極悪非道』の名がパメラによって追加されました。
 勇者には多種多様な力を持つものがおり、数もかなり沢山いるとされています。
 リーダーであるユーシャを始めとし、マジコ、ケンジン、センシィ、マモ・ノ・ツカイ。という五人が強いとされていますが、それ以外にもいわゆる駆け出し勇者と呼ばれる存在も混ざっており、かなりの大所帯……というか普通に軍です。
 今回は駆け出しの勇者が魔王パメラのダンジョンを侵略する予定です。


〇 アクションパート

【1】ダンジョンを立て直そう
 既に侵攻を受けていたダンジョンは荒れに荒れています。
 魔族や魔物達の休憩所、戦う為の広場、通路や細道などはもうボロボロ。こうなっては魔族達も十全の力を出すことができません。
 なのでこちらのアクションでは皆の支援や、仲間の魔族達が快適に過ごせるように環境を整えていきましょう。
 それ以外にも侵攻によって傷ついた者を癒したり炊き出しをしたり、とにかく魔王軍の手助けとなるような事であれば特に制限は設けません。
 わりとお任せ具合が高いアクションパートです。こうしてみたい、ああしてみたいなどありましたらお気軽にどうぞ。


【2】駆け出しの勇者を倒そう
 今回ダンジョンにやってくるのは駆け出しの勇者達です。
 既にパメラのダンジョンは荒らされているので、名も無き勇者達でも問題無いと判断されたのでしょう。
 それを後悔させてやるためにも、こちらを選んだ方には悪役らしい美しい立ち回りをお願いします。
 かっこいい立ち回りやロールプレイをするとスパ茶が貰えます。
 スパ茶が増えれば魔王パメラの序列が上がっていきます。やったね!!

 尚、協定通り勇者達を殺すようなことはしないようにお願いします。
 痛めつけた後はダンジョンのシステムで外に放り出すなど必ず生かして下さい。
 死者を出してしまえばMYスポーツの規約に則り、スパ茶が没収されてしまいます。


〇 マスターコメント

 小世界ハイラハン、第二シリーズとなります。
 シナリオガイドがちょこっと、そうちょこっと長くなってしまいました……。
 ですがそこまで厳しいルールではありません、お気軽にご参加下さい。
 そして冒頭から分かるとおり……傾向と致しましては完全なるギャグです。
 是非とも魔王の部下シップに則り、あなたらしい悪役ロールプレイをして頂けると嬉しいです。

 基本的には1話目に参加下さった方に次の話の招待をお送りします。
 白紙の場合は招待を送る事ができませんのでご注意下さい。

 それでは、今シリーズもよろしくお願いします~!!


ダンジョンを立て直そう 【現在のMC参加人数:5】

1

駆け出しの勇者を倒そう 【現在のMC参加人数:15】

2