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<スカイドレイクIII>暴かれた聖域

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<スカイドレイクIII>暴かれた聖域
基本情報

マスター:るう
ワールド:ガイア
 
 

料金

MC参加:200ポイント
LC参加:150ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2022年05月12日公開!

シナリオガイド

探検隊が為すべきことは?

シナリオ名:<スカイドレイクIII>暴かれた聖域 / 担当マスター:るう


 “灰色の世界”ガイアの小世界、“雲龍世界”スカイドレイク
 世界の全てが激しいマナの嵐の中へと沈み、人々が空へ――空中の龍のような姿の石をした島石龍島へと逃げのびたこの世界にあって、初めて現存を確認された地上都市ムウェネ=ムタパは、今まさに消滅の危機に瀕していました。



 現在『ムウェネ=ムタパ』の名で呼ばれるマナバリアに守られた領域の中心にそびえるピラミッド状構造物、メポ。ムタパの行政府でありマナバリア発生装置の格納施設でもあるこの場所で、ムタパを“発見”して訪れた国際南方領域探検隊の一員であるワハート・ジャディーダ国外交官マルヤムとムタパの管理AIムシカワヌとの会談は行なわれていました。

「私どもワハート・ジャディーダ国は、貴国との修好と、我が国の領土である石龍島、“双子の島”アダルとイファトより貴国が略奪した星霊玉『アダルの王』の返還を求めています」
「ワハート・ジャディーダ国の名称は、我々のデータベースには記録されておりません。申し訳ありません、我々は国土がマナ嵐に閉ざされて以降、国際情勢を把握していないのです。しかし、貴勢力との友好関係が有益であろうことは想像されます。現時点では我々の側も前向きな検討が必要であると認識しておりますし、ご来訪の皆様も正式な外交員に準じる待遇とし、現時点までに逮捕・収容を行なったメンバーに関しては即座に釈放手続きに入ります。
 一方で、星霊玉の返還は、我が国国土の維持に不可欠なマナバリアのエネルギー供給源を喪失することとなり国民の生命の危機に直結するため、不可能であると申しあげねばなりません」

 アダル人の宝である『アダルの王』は、ムシカワヌの端末とも呼ぶべき異形のエクスマキナ、御使いたちの手によって、かつてアダル島より窃盗されました。ムタパの人々を守るマナバリアの駆動用エネルギーは枯渇しつつあり、星霊玉――すなわちスカイドレイク世界有数の強力な星霊石である『アダルの王』は、ムタパの延命に不可欠だったのです。
 ですがその結果、それまで兄弟のように力を合わせてきたアダルの人々とイファトの人々の間に、大きな亀裂が入ってしまいました。アダル人はイファト人が『アダルの王』を奪ったと、イファト人は言いがかりだとアダル人を非難した結果、いざこざの中でアダル人がイファト人に殺害されてしまったのを皮切りに血みどろの紛争が始まってしまったのでした。
 もしも、御使いが交渉の末に星霊玉を手に入れてさえいれば、そのような過去にはならなかったのでしょう。ですがムシカワヌの記録によると、平和的な接触は、御使いの異形が災いして双子島の人々に怪物と思われて攻撃されてしまったため叶わなかった、とのことだったのです……そして、今から戻って普通の人間を連れてきて、改めて本当に成功するという保証もない交渉を始めるには、あまりにも時間されていなさすぎました。

「だとしても両島民が停戦の前提条件として“『アダルの王』が第三者に盗まれていたことを疑いの余地のない形で証明すること”を掲げている以上、私たちは『アダルの王』の返還と、貴国による両島民への直接の謝罪を求めねばならないのです。もちろん、星霊玉なしでも貴国の窮状が解決できるよう、我が国と我が国の加盟するスカイドレイク連盟より人道支援を行なう用意があります」
「ご配慮に感謝いたします。我々も貴勢力との友好関係の樹立には本『アダルの王』問題の完全解決が不可欠であろうと認識しており、エネルギー問題の解決後には可及的速やかに誠実な対応を行なう所存です」

 為すべきこと自体は単純でした。マナバリア発生装置の駆動エネルギーをどうするか? それにさえ答えを出せたなら、歯車は良い方向に向かって回りはじめるに違いありません。
 しかし……その『単純なこと』をどのように実現してやるのか?
 まずはそれを決めること。それが、本来は『アダルの王』を前人未到の空域で探すことが目的だったはずの国際南方領域探検隊に課された命題になったのです。
担当マスターより

▼担当マスター:るう

マスターコメント

※ 本シナリオは、MC参加200pt、LC参加150ptのスペシャルシナリオとなっております。
参加費が通常よりも高めに設定されておりますので、ご注意下さい。



 “灰色の世界”ガイアの小世界、“雲龍世界”スカイドレイクへようこそ。
 本シナリオは、全4回を予定している小世界シリーズ<スカイドレイクIII>の、第3話となります。本シナリオは第1回『<スカイドレイクIII>“永聖領域”ムウェネ=ムタパ』終了から少し後の状況から始まりますが、お楽しみいただくにあたり前回をご存知である必要はございません。

 マナバリア発生装置の駆動エネルギーを確保する方法は、現時点で幾つかの案が存在します。ですがいずれも、実現が困難だと目されていたり、短所の改善が不可欠であったりしています。
 現時点では、『各案を評価し、課題に解決の目処を立てる』のが当面の目標です。今回いきなり解決してしまう必要はありません。……もちろん、解決までできるのであれば解決してしまってもかまいませんが。



▼“雲龍世界”スカイドレイクについて

 スカイドレイクは、約300年前の大沈降と呼ばれる天変地異により地上が全て雲に覆われて、人類の版図が石龍島と呼ばれる空中島に限られてしまった世界です。
 石龍島は「ドラゴンが石化した」と伝えられるだけあって、それ自体が巨大な高純度マナストーンの塊です。特異者の皆様が最初に接触した、地球の近代ヨーロッパに似た文化を持つ五島連合では、人々は高空に浮かぶ石龍島で生存し文明を発展させるため、これを採掘し、星導技術を発展させ、マナのエネルギーで空を飛ぶ船飛空船を建造して新たな石龍島を探す冒険を行なっていました。
 そのような冒険者――新たな石龍島を発見して一攫千金を手にすることを夢見て、激しい雷雨が続く雲や、その中に潜む飛行モンスターなどの危険を省みない飛空船乗りのことを、ドラゴンシーカーと呼んでいます。

 特異者の皆様も、基本的には、地球のアラビア風の文化を持つワハート・ジャディーダ国による国際南方領域探検隊の募集に応じ、五島連合より訪れたドラゴンシーカーたちのひとりであるものとします。
 探検隊は脅威と遭遇した際には空中戦を行なわなければなりませんが、その際皆様は、五島連合人のドラゴンシーカーが操る小~中型の飛空船や、ワハート・ジャディーダのジン使いたちが乗る空飛ぶ絨毯などに同乗することが可能です。あるいは、お望みであれば中古のオンボロ小型飛空船(Lサイズ・2人乗り)の貸し出しを受けていることにもできますし、もちろん、ご自身で航空可能なアイテムを持ちこむのでもかまいません。
 また、必ずしも価値ある結果に繋がるとは限りませんが、現在皆様が到達可能な範囲を起点として、スカイドレイク世界のどこでもパートを無視して冒険することも可能です。もちろん、情報不足のまま冒険を敢行すれば危険に陥り、逆に慎重になりすぎれば冒険に出ることもままならなくなってしまいます。が、皆様の行動次第では今後の展開に大きな影響を及ぼすこともある……かもしれません。

 本シナリオでは、無謀または非常に危険な行為に対してはアバター死亡判定が行なわれます。以降シリーズ終了まで、スカイドレイク世界を舞台としたシナリオでは、死亡アバターと同一アバターでの参加はできなくなりますのでご注意ください。また、行動次第では他にも特殊な行動制限が課せられる可能性がございます。



▼スカイドレイクとアバター

 スカイドレイクのアバターはガイアのアバターと共通ですが、一部、ガイアとは設定や社会的地位に違いがあります:

・バウンティハンター
 特に違いはありません。せいぜい、所属がギアーズ・ギルドではなくドラゴンシーカー・ギルドになる程度です。

・セージ
 冒険の結果人体の一部をギア化する羽目になった者は、ドラゴンシーカーには珍しくはありません。ドラゴンシーカーが各国の英雄となった今では受けいれられるようになってきましたが、それでも今もなお、不気味がられたり、恐れられたりすることも少なくないかもしれません。

 完全な汽人は、石龍島では貴重な食料を消費しない労働力として、五島連合の各島で活用されています。元々は自由意志を持つものは極めてまれでしたが、東方に自我を持つ汽人ばかりの江戸時代日本風の国新空島が発見されてからは、その技術を流用されて自由意志を持つ者も増えつつあるようです。

・アーティフィサー
 バウンティハンター同様、特にガイアとの違いはありません。五島連合、香港の九龍城砦風の国大新龍帝国などに多く存在します。

・ピースメーカー
 五島連合ではかつて彗星による世界滅亡を食いとめた英雄たちがこう呼ばれています。ワハート・ジャディーダでは「五島連合のバウンティハンターのうち、特に優秀な者たち」程度に認識されています。

・エクスマキナ
 スカイドレイクでは、地上都市ムウェネ=ムタパで人々に御使いとして崇められている異形の存在がエクスマキナに当たります。
 それ以外のエクスマキナは、特別に高度な能力を持った汽人として認識されるでしょう。

・ストレンジャー
 石龍島の濃密なマナは、一部の人類を変質させ、過酷な環境に適応させました。スカイドレイクにおけるストレンジャーは、全てそのような人物かその子孫です。
 ワハート・ジャディーダで「魔法使い」と認識される人々、自由意志を持つに至った星霊ジン、モンゴル帝国風の国家オルド連邦の騎竜兵らも、ストレンジャーの一種です。

・マージナル
 五島連合では存在を知られていませんが、ワハート・ジャディーダで「大魔法使い」と呼ばれる人々はマージナルに近いと考えられます。

 なお、いずれのアバターであっても、ガイアのウィザード・ライセンスはスカイドレイクでは通用しません。とはいえアクション中に階級のアピールがあれば、GMが皆様の実力を判断する際の一助にはいたします。



【1】エネルギー確保案の実現性評価:エネルギー導管『サンゴ』の清掃 難易度:5

 ムウェネ=ムタパに古くからある動力源のひとつに、北方の巨木の森に繋がる亜空間ワームホール型エネルギー導管サンゴが挙げられます。巨木の森はマナ嵐さえ阻む濃厚なマナに満ちた領域で、かつてはムタパもここからサンゴを通じてエネルギーを回収していました。
 しかし現在ではこの導管の内部にンゴジと呼ばれるマナ生命体の巣になっており、マナがほとんど流入してきません。ンゴジを駆除することでサンゴの機能を回復できますが、詰まって久しいため今現在どのようなンゴジがいるのかは判明していません。少なくとも、7つの頭を持つ強力な怪物キリム(結構弱らせた)が棲息することだけは確認されています。

 この案を評価するためには、サンゴ内への威力偵察が必要になるでしょう。ここで少しでもンゴジを減らしておけば、実際にこの案を用いることになった場合にそのぶん本番が楽になります。



【2】エネルギー確保案の実現性評価:マナ振動炉技術の導入 難易度:1

 五島連合には、地上を覆うマナ嵐からエネルギーを回収できるマナ振動炉と呼ばれる装置が存在します。マナ振動炉には五島連合の地上奪還拠点プリムム・テラエにてエネルギープラントとしての実績がありますが、今も実験炉の領域を出ないため事故も少なからず発生しています。
 人類が定住するムウェネ=ムタパでも安全に稼働させるには、さらなる改良か事故対策が不可欠です。

 この案を評価するためには、改良や事故対策のための研究や提言・技術者や研究者への協力要請などが必要になるでしょう。

【3】エネルギー確保案の実現性評価:別の星霊玉の入手 難易度:3

 もちろん、どこかで代わりの星霊玉を手に入れてしまえば『アダルの王』は必要なくなるので解決、という解決策も存在します。星霊玉のエネルギーは有限なので幾つか手に入れたところで本質的な解決にはならないわけですが、短期的に『アダルの王』問題を解決するぶんには十分でしょう。
 ただし、星霊玉の市場価値は「空飛ぶ宮殿が幾つも建つ」と言われるほどで、取引で入手することは非常に困難です。当然ながら、「『アダルの王』を返してもらうために、対となる『イファトの女王』を提供してくれ」なんて虫のいい話はイファト人たちもアダル人たちも聞いてはくれないでしょう。
 もっとも、星霊玉は石龍島の心臓とされるため、無人の石龍島を破壊してやればいい話ではあります。とはいえ星霊玉が露出するほど石龍島を掘削すれば、浮力を失って落下してしまいます。今のところ、安全かつ確実に星霊玉を人為的に手に入れる技術は確立されていません。

 この案を評価するためには、世界じゅうへの星霊玉の提供の呼びかけや、星霊玉の掘削技術の確立が必要になるでしょう。

【4】エネルギー確保案の実現性評価:その他 難易度:1

 もし他にも「こんなことをしてみたらどうか?」という提言があり、他の実現性評価パートがしっくりこないという場合には、こちらのパートをお使いください。
 その他、ムウェネ=ムタパにて自由行動をなさる場合にはこちらのパートをご選択くださると良いでしょう。

 なお『エネルギー確保案の実現性評価』パートには、誰も選択しなかったものがあっても問題ありません。人数が少ないからといって無理にパートを選択して無理のある案しか出せないよりは、人数が多いパートで良い案を出すほうが良い結果につながるのではないかと思います。



【5】双子島に『アダルの王』発見を報告する 難易度:4

 ムウェネ=ムタパの御使いが『アダルの王』を窃盗したことが明確となったため、双子島の和平交渉は大きく前進する可能性があります。
 とはいえ両島の主戦派は、約束どおりに和平交渉のテーブルにつくのを嫌がるでしょう。アダル主戦派は自島が先にイファトを非難した非を認めるのを拒否し、イファト人を全滅させれば非を認める必要がなくなると目論みますし、イファト主戦派はこれまで非を認めずに多くのイファト人の命を奪ったアダル人を、報復として根絶すべきだと主張します。
 この期に及んではこれまで強硬姿勢を崩さなかった者たちも和解を模索しはじめるため、いずれの島でも少数派の悪あがきでしかないのですが、両島とも武力が彼らに集中しているため放置するのも危険です。
 両島に『アダルの王』発見の報告をする必要はありますが、報告のしかたや報告後の対処を考える必要があるかもしれません。



 今回の参加者の方で、重要な情報や成果を入手なさった方には、最終回シナリオへのご招待をさし上げる予定です。また、皆様の行動次第では、特別な立場や情報を入手できる可能性もございます。
 皆様のご参加をお待ちしております。



▼参考1:プレイヤー情報の扱いについて

 スカイドレイク世界には、現代ほど安価・高速ではないものの、ある程度発達した交通網と情報網が存在します。このため本シリーズでは、リアクション等で提示された情報は「次のシナリオ開始までに、何らかの方法で共有された」ものとしてくださってかまいません。また、どなたかに個別コメントにてお伝えした情報をプレイヤー的に入手なさった場合も、アクション中で改めて入手アクションを行なう必要はありません。
 もしも皆様が調査結果の共有をお望みではない場合、アクションにその旨をご記載いただければ個別コメントにてお伝えする形式といたします。ただし、調査方法次第では秘匿できず、リアクション本編中に描写されてしまう可能性はありますことをご了承ください。



▼参考2:これまでのシリーズをご存知の方へ

 スカイドレイク世界を舞台にした前シリーズ以前をご存知の方は、望むのであれば国際南方領域探検隊の参加者として、これまでのシリーズの登場人物の再登場を希望することができます(ご存知でない場合も「こういった人物がいるようなら登場させてほしい」というご希望があれば登場します)。
 希望内容に問題がなさそうであれば、本人か、地位等の理由で本人の登場が不可能な場合にも弟子や同僚などの関係者が探検隊に参加していたことになります。彼らは専門的な知識を活かし、皆様を助けてくれるかもしれません。

【1】エネルギー確保案の実現性評価:エネルギー導管『サンゴ』の清掃 【現在のMC参加人数:9】

5

【2】エネルギー確保案の実現性評価:マナ振動炉技術の導入 【現在のMC参加人数:1】

1

【3】エネルギー確保案の実現性評価:別の精霊玉の入手 【現在のMC参加人数:3】

3

【4】エネルギー確保案の実現性評価:その他 【現在のMC参加人数:6】

1

【5】双子島に『アダルの王』発見を報告する 【現在のMC参加人数:6】

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