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豊穣の大地に招かれし者【アフターシナリオ】

リアクション公開中!

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豊穣の大地に招かれし者【アフターシナリオ】
基本情報

マスター:森乃ゴリラ
ワールド:アーク
 
 

料金

MC参加:200ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2022年03月18日公開!

シナリオガイド

コーデリア領の為にお祭りを行おう。

シナリオ名:豊穣の大地に招かれし者【アフターシナリオ】 / 担当マスター:森乃ゴリラ



 コーデリア領が所有する小型の浮遊大陸はかつて『死の大地』と呼ばれていました。
 しかしそれも過去の事です。今やこの土地を脅かすバルバロイの姿はなく、その甲殻からは豊富な鉱石・コーデリウムの採掘が行われました。更には肥沃な土壌を利用した作物栽培の研究がなされ、発展の一途を遂げている途中です。
 さすれば『死の大地』という名は相応しくありません。
 ここを統括するオーフェデリア・コーデリアは今後の発展を願い、この浮遊大陸を『豊穣の大地』と名付ける事にしました。

 ――それがつい先日の事です。

 オーフェデリアは『豊穣の大地』にある駐屯基地、その中にある地質研究を行っている部屋で紅茶を嗜んでいました。
「……という訳で、ちょっとした催しを開こうと思うのです」
 その提案は彼女の真向かいに座っていた相馬・若葉へと向けられています。若葉は花侯騎士団の制服に身を包み、手紙の封を切りながらも返事をします。
「お祭り、ですか。それは構いませんがどうしてまた?」
「先日の一件……巨大バルバロイの討伐を終えた我が領ですが、おかげさまで名前を売る事が出来ました。その甲斐もあり、貴族達から交流を持ちかけられているのが現状です」
 しかしコーデリア家は家柄が良い訳でも、資産が豊富という訳でもありませんでした。所謂『貧乏貴族』として認識され、貴族社会からは爪弾かれていたのです。
 しかし、王宮に未知の金属を献上した事と、直接勲章を賜った事が重なり、貴族達の間では色々と話題になっていました。
 元々交流のあった領は勿論の事、交流が無いどころか聞いた事もないような家柄から連日手紙を寄越される具合です。
 初めは丁重に返信をしていましたが、日を重ねる毎に手紙の量は増していき、気がつけば業務に差し支えるほどになっていきました。他の騎士団員達に任せても尚、処理を待つばかりの封筒達が山のように積み重なっています。

「まー、そうですよね。勢いがあると分かった以上、周りは放っておけませんから」
「ええ、すなわちそれは……」
「……すなわちそれは?」
「正に商機……!! 今稼がずとして、いつ稼ぐというのですか!!」
 オーフェデリアは立ち上がり拳を握りしめます。
「う~ん、エルフィガ様と和解できたせいか似てきましたね。とりあえず続けてください」
 若葉はオーフェデリアの父親であるエルフィガ・コーデリアの顔を思い浮かべながら、紅茶のカップに手を掛けました。

「……貴族達は渦中である我が領についてお知りになりたいでしょう。そして、自らの利益に直結するような相手であるかどうかを見定めたい筈です。それ自体は構いません。しかし……正直に言えば面倒なのですよ。毎日毎日手紙ばかり寄越してきて……それを収める為に考えたのが催し物です」
「と言うことは……浮遊大陸のお披露目会って事ですね」
 現在、豊穣の大地は他の領からの立ち入りを制限していました。
 貴重な鉱石や肥沃な土壌が勝手に荒らされぬよう、落ち着くまでの一時的な対処として、領主であるエルフィガが定めたものです。
「ええ、そろそろ痺れを切らす方々もいらっしゃるかもしれません。ですので手紙などではなく直接こちらをご覧になっていただき、今後の交流に値すべき場所なのかを見定めて頂ければと思います」
 上手くいけば影響力の高い者らの関心を集めることができるでしょう。そうすればコーデリア領が貴族として活動する上で、強力な武器の一つとなります。
「まあ確かに……今のままでは貴族達の良い玩具になりそうですからね」
 周りの貴族から見れば、コーデリア領は一夜にして富と名誉を手にしたように見えている筈です。それを侮り、掻き乱して利益を貪ろうとする者が居るということは、平民の若葉ですら考え及ぶことでした。
「まずは繋がりを得ようと思います。そしてそれを以て、小うるさい貴族どもを黙らせようと思います」
「急に悪役みたいな事を言い出しましたね……まあ、でもそれは賛成です。今、この地に足りないものは繋がりです。貴族には派閥もあるでしょうし、どこかのお眼鏡に適えば勝手に牽制し合ってくれるでしょう」
 取引先や後援してくれる者が名家であれば、それ以下の者達はおいそれとコーデリア領に手出しが出来なくなります。体面を気にする貴族であれば、証拠が残ってしまう手紙の送付すら躊躇うでしょう。そうなれば煩わしい手紙の選別に時間を取られることもなくなります。

「……ところで催しって何を開く予定なんですか?」
「色々と考えましたが、やはり交易のために名産品をご紹介するのが一番だと思います。一つ目は稀少金属のコーデリウム――」
 コーデリウムは性能も高く、加工のしやすさが売りです。また、王宮にも同じものがあるので、新しい物好きの貴族にとっては良い餌となる筈です。
「――そして二つ目がオーフェデリア様の地質の研究、その結果というわけですね」
 先日、開墾から続けていたオーフェデリアの研究が、ようやく実を結んだところでした。
 シャングリラから持ち寄られた種や苗をこちらに植えると、異様な速度で生長し、また通常のものよりもかなり大きく育ってくれるという事が分かったのです。安全性に関しても既に調査が終わっているので、飢饉に怯える領であれば直ぐにでも飛びついてくれるでしょう。と若葉は続けました。

「ええ、ですのでこの二つをご紹介したいのですが……何か案はありますか?」
「内容自体は問題ありません。ですが貴族の方々だけではなく、平民の方にも目を向けて貰えるようなものがいいかもしれないですね。領主が欲したとしても輸送は平民の商家に委託されますから、そちらの関心も得ることも大事でしょう」
 シャングリラの商人全てが貴族というわけではありません。委託される側の人間も招致し、そちらから訴えかけて貰えれば、より前向きに交易を望んでくれるでしょう。

「でしたら気軽に参加できるようにお祭りといたします。……そうだわ、以前こちらでご協力下さった特異者の方達にもご連絡して、今一度協力できないかも打診いたしましょう」
「良いですね。あとはお祭り自体に参加してもらうのも良いかもしれません。お祭りに来てくれる人が増えれば、自ずと華やぎますし、力を持っている特異者達との交流があると示せます」
 そうすれば無用な諍いを持ち込む者も減るでしょう、と若葉は続けました。
「では、急いで宿泊者向けの施設を整えましょう。それから花侯騎士団には警備と警邏を任せます。よろしいですか、若葉――いえ、若葉副官」
「役職は要らないって言ってるんですけどね……。まあ良いです、頑張りましょう」

◇◆◇


「と言うわけで、お披露目会も兼ねてお祭りを開こうと思います」
 オーフェデリアは視察の為、豊穣の大地までやってきたエルフィガにそう告げました。
 経緯は省きましたが、彼の方もそろそろ頃合いだと踏んでいたのでしょう。然したる反対もなく、それを許可してくれました。

「祭り自体は構わない。内容も概ねその通りで良い、問題があるとすれば……招待した貴族達の相手を誰が務めるか、という事になるだろう」
「私とお父様の二人では心許ないですからね。使用人を働かせようにも我が家はメイドと執事しかおりませんし、コックも一人です。フットマンに至っては今までいませんでしたので……そこが心配といえば心配です」
 元は貧乏貴族だったコーデリア領。経費削減の面もあり、使用人の雇い入れは最低限に留めていました。
 ですが、様々な爵位を持った貴族が来るのであれば持て成しは必須です。そこで満足を得られなければ、領主としての素質を侮られ、今後の関係性も不平等なものとなってしまうでしょう。

「仕方ないが臨時で雇い入れよう。それを悟られたとして、お披露目会を前面に出せば悪いようには取られないだろう」
 あくまで事業拡大の為だと言い訳をすれば、多少のミスやマナーに目くじらを立てられる事も無いだろう、とエルフィガは頷きました。

「あとは……お前はいつものような平民の服はやめてドレスを着なさい」
「嫌ですよ」
「コルセットとパニエとレースをふんだんに使った物を取り寄せよう。宝石商も呼ばねばならないな……目の色に合わせれば、それなりには見えるだろう」
「わざわざ呼ばずとも問題ありません」
「そうだ。慣れないだろうがヒールも履きなさい、荒れた手はドレスグローブで隠すとして……その他の物も適当に見繕っておこう」
「お断りします」
「ついでにパーティーで婿も探してくれ。我が家以上の家柄ならなんでもいい、この機会を逃すんじゃないぞ。分かったな」
「……お父様、私の話を聞いておりましたか?」

担当マスターより

▼担当マスター:森乃ゴリラ

マスターコメント

 シナリオガイドの閲覧ありがとうございます。
 今回は『死の大地に眠る物』シリーズのアフターシナリオとなります。

◆今までのお話とシナリオについて

 1話目  死の大地に眠る物【第1話/全3話】
 2話目  死の大地に眠る物【第2話/全3話】
 3話目  死の大地に眠る物【最終話】

 今回のシナリオは巨大バルバロイを討伐してから一ヶ月後くらいの話です。 
 かつて『死の大地』と呼ばれていたこの地は『豊穣の大地』と改名されました。駐屯基地であった場所も発展の一途を辿り、街のように賑やかさを持っています。
 しかしながら王国内での立ち位置は未だ不安定、貴族達からの目を向けられて気の抜けない状況が続いていました。
 それを解消するため、オーフェデリアは催しものを計画し始めます。
 人が集まる魅力的な場所として、また名産品がある良い取引場所として知ってもらうためにも――催しを通じて他領との交流を図ろうとします。

 というところから今回のシナリオはスタートします。
 シリーズ中に出てきたNPCは全ておりますので、その辺りはご自由にお使い下さい。
 勿論NPCに触れずともOKです。大事なのはコーデリア領の為に力を貸す、それだけでございます!!


◆NPC

※必要であれば各NPC達の前後に関わって頂いても問題ありません。

・領主 エルフィガ・コーデリア 50歳

 地方の領主。野心が高く、領民以外は物として認識していました。
 しかし以前のような傲慢さはなく、娘との関係も概ね良好です。
 領主でありながらも花侯騎士団の騎士団長を務め、領の平和の為に奮闘しています。
 娘が勲章を賜った事に関しては悔しさもありますが、それ以上に領が発展する事を願っており、現在はオーフェデリアに商人とは何か? という事を教えたりもしています。
 
「学者をやめなくとも良いが跡継ぎをなんとかしてくれ……」とぼやき、算盤を叩くのが日常となっています。

 今回はシャングリラにある館を離れ、駐屯基地に滞在しています。
 領主らしくパーティーに参加しています。

・地質学者 オーフェデリア・コーデリア 22歳

 地方領主の一人娘。最近は父親の商売上手に感銘を受け、商人としての振るまい方も勉強しています。
 指揮官らしい動き方や、貴族令嬢としてのマナーはまだまだ勉強中です。
 現在も花侯騎士団の大隊長として、死の大地改め豊穣の大地の総指揮をしています。

「口を開けば婿を用意しろとは些か不躾が過ぎるのでは? 私はまだまだ働きたいですし、やることもたくさんあるのですよ。大体女は嫁ぐのがしきたりであるとか、一人娘なら婿を迎えるべきだとか時代遅れだとも思うのですよ。そうは思いませんか、若葉? ねえ、若葉。聞いておりますの!? ドーナツを食しながら相槌を打つのはマナー違反ですよ!! 1回そのドーナツを置きなさい!!」

 今回は貴族向けのパーティーに参加する予定で着飾っています。
 が、彼女はじゃじゃ馬気質です。抜け出して駐屯基地の祭りへ向かうことを企てるでしょう。

・傭兵 相馬若葉 16歳

 元々ホライゾンに属していましたが、アークに来てからはドラグナーとして、または行方知れずとなった兄を探すために流離いの旅をしていました、が……シリーズを通して無事に兄の所在も分かり、会う事ができたので憂いはありません。
 なんやかんやあってオーフェデリアの傍にいる事を決め、花侯騎士団に所属しています。
 最近の悩みはオーフェデリアの愚痴を聞かされる事。あとは兄が未だに結婚どころか恋人を作っていないことの二つです。

「なんかこのままだと本当に副官になりそうで怖いんですけど……まあ、兄も元気そうだったし、飽きるまではここにいますかねえ。……聞いていますよオーフェデリア様、このドーナツ美味しいですよね」

 基本的にはオーフェデリアの傍に居ます。途中で街の警邏に向かう事もあるでしょう。

・花侯騎士団の団員

 生き残った先発隊と、新人達で構成されている新設の騎士団です。
 特異者達に恩義を感じているものが殆どですので、友好的な態度で接してくれます。
 平民や傭兵上がりのものが多く、貴族のマナーに関しては殆ど知らないのが唯一の欠点でしょう。(数は少ないですが、中には貴族階級の者もいます)
 騎士団長にエルフィガ、大隊長にオーフェデリア、副官に若葉(オーフェデリア曰く)がいます。
 シナリオを通してNPC騎士団員と関わったのであれば、きっと様々な想いを胸に接してくれるでしょう。彼らに名前が必要であれば、プレイヤー様の方で考えて頂きアクションに反映してくださっても構いませんし、こちらにお任せでも構いません。

 今回は祭りの警護と駐屯基地の警邏が主な仕事となりますが、普段はバルバロイの討伐や調査要員として駐屯基地に常駐しています。


◆アクションパートについて

・前回のバルバロイ戦と違って、今回は日常パートしかありません。
 ですが領の為になるのであれば、ちょっとした戦闘も承ります。

・各アクションは特に制限を設けておりません。
 人数のばらけ具合でお祭りが上手くいかなくなる、という事もございません。あくまで個々に判定なりマスタリングしていきますので、お好きなアクションに参加して頂ければそれでOK!!
 ただし、大前提としてお祭り関係やNPC達との交流、領のためになるような事でお願いします。

・『死の大地に眠る物』シリーズにご参加下さった方であれば、今までのリアクションの設定はそのまま生きております。
 アクション内にそちらを盛り込んで頂ければ、他領からの立ち入りを制限していた期間であってもコーデリア領とやり取りがあった風にして頂いて構いません。
 ですが、それによってアクションの判定が有利になるといったことはありません。スキルやアバターを上手く使って頂けると嬉しいです。


①急募、コーデリウムの加工職人

 コーデリウムは大量にあるとはいえ、巨大バルバロイが討伐された今となっては消え物の一つです。
 なのでコーデリウムを用いた大がかりな物の生産(ドラグーンアーマーやスタンドガレオンといった機体)は行わず、小型のアクセサリーや機体の部品やそのパーツといった物の量産を決めました。しかし細かな内容に関しては未定のまま……。

 そこでこちらに参加する方にはコーデリウムの用途を考えたり、機体用のパーツ製造したりして頂ければ幸いです。
 例を出すとアクセサリーやトルバドール向けの装飾具、あるいは機体のパーツに使われる半導体も良いでしょう。勿論これ以外でも特産品になり得るものであれば、大きさ以外の制限は設けません。
 性質としては未加工のものは熱に弱いが、加工を行えば軽度で硬度が高くなる。また、とても加工しやすいのが主となります。色合いは白銀のようでキラキラと輝きます。

 加工したコーデリウムの細工を直接販売したり、接客をしたりするのも面白いかもしれませんね。
 販売する場合は一時的に店舗を貸してくれますし、お望みであれば本格的な出店を考えて頂いても構いません。また、他領の者と同じように露店も可能です、この場合は庶民向けの安価な物が喜ばれると思います。


②急募、食材のレシピ開発要員

 肥沃な土壌の研究は一段落となり、安定した栽培が可能となりました。
 ここで育てたものは肥大化どころか巨大化します。果実ならば通常サイズの十倍程度になるでしょう。
 そこでこちらのアクションでは、それらを使った名産品を考えて頂きたく思います。
 品目は名産品になりそうなものであれば制限を設けません。お好きなもので良いですが、土を経て育つものとしてください。
 その他には畜産もありますので、食材に困る事はないかと思います。(こちらは名産品ではありませんが……)

 人によっては一時的なレストランの経営やコックとして振る舞う、給仕として栽培したもののアピールするなどしても面白いかもしれませんね。
 お望みであれば調理場所や店舗の貸し出しも可能です。露店も構いませんが、そちらは庶民向けとなっておりますので、出店物や価格などを合わせて頂くと良いと思います。


③急募、パーティー会場の使用人

 貴族の方々向けにお披露目会と称してパーティーを行います。
 コーデリウムの有用性や、肥沃な土壌を売り込み、良い交易相手を探そう。というのが目的です。
 しかしコーデリア領は貧乏貴族。メイドや執事、コックなどは最低限しか雇用しておらず、どう足掻いても絶望しかありません。
 ですので、特異者の皆さんにはメイドや執事、フットマンやコックとなり、来賓者を持て成すための一員となって頂ければ幸いです。人によっては一芸を披露する、なども良いでしょう。
 会場は討伐後に増設した研究区画の庭園となります。ガーデンパーティーですね。
 訪れる貴族の中には高位の爵位持ちもいますし、それを隠して訪れる者もいるかもしれません。彼らの満足感を高め、コーデリア領と取引を行いたいと思えるようなパーティーにしていきましょう!!


④花侯騎士団に関わる

 花侯騎士団は今回、護衛と警邏を軸として動いてくれます。
 殆どが平民と傭兵上がりの者しかいませんので、貴族を相手することには自信がありません。
 対貴族のマナーを教えてあげたり、一緒に警邏を手伝ったり。あるいは騎士団の皆さんのためになるような事をしてあげてください。
 内容は特に制限を設けていませんので、騎士団にかかわる事でしたら上記以外でも構いません。
 既に新人達や救助した先発隊との関わりがある方でしたら、その者とやり取りするのも良いでしょう。


⑤その他

 こちらはその他の枠としてお使い下さい。
 人によってはトルバドールとして平民向けのお祭りを賑やかしたり、純粋にお祭りを楽しんだり……貴族達の出迎えを引き受けたり、交易のあれこれを手伝う。増設・管理されている畑を見に行ってみるなどお好きに活用して頂ければと思います。
 上記にも書いた通り、コーデリア領のためになる事であれば制限は設けておりません。


◆マスターコメント
 シナリオガイドの閲覧、ありがとうございます。
 今回は『死の大地に眠る物』のアフターシナリオとなっております。
 参加枠を増やしておりますので、今までご参加下さった方も初めての方もお気軽にご参加下さい。


↓ 以下は『豊穣の大地』の設定となります ↓

飛ばして頂いても構いません。


◆地形と団体

・小型浮遊大陸『豊穣の大地』

 元は王宮より賜りし領土の一つであり『死の大地』と名付けられていました。
 シャングリラからほど近い場所にありますが、降り立たずとも分かるほど、砂と岩しか見えない浮遊大陸です。
 しかし先の一件(シリーズ中のシナリオ)により、この地は開墾され街のような賑やかさを持つことができました。また肥沃な土壌を持っている事から『豊穣の大地』に改名されています。
 研究のためにシャングリラから持ち込まれた植物が多々植えられ、畑以外にも小さな林や庭園も整備されました。
 また、それ程多くはありませんが畜産関係にも手を出しています。こちらは研究途中ですが、安全性は確保されています。

 以前のように何もない大地には見えないでしょう。
 とはいえそれは街の中のみ。一歩外に出れば一面の砂と岩が出迎えてくれます。

・駐屯基地

 それなりに大きな街だと思って頂ければ幸いです。人が生きるのに必要なものはある程度揃っており、これから本格的な交易などで忙しくなるだろう。というところです。
 コーデリア領からの移住者も増え、活気溢れる街となっています。
 シャングリラとの間にいくつかの定期便を出しており、お祭りを皮切りに一般開放も予定しております。
 そろそろ正式な街の名前が必要な頃合いでもありますが、先の戦いや調査を経て発展してきたのもあり、オーフェデリアとしては名前を変えようかどうか悩みあぐねている状況です。

 駐屯基地には居住区画、整備区画、商業区画、研究区画、噴水広場や交易所などがあります。
 記載されていなくとも、アークの世界観に沿っている&大きな街にあるものであればあるとします。

 ・噴水広場
  開けた広場となっており、中央には象徴的な噴水があります。
  色とりどりのガーランドや巨大な植物で飾り付けがされており、トルバドール用のステージもあります。また、よその商人が一時的な許可を貰い、露店を開いているのでとっても賑やかです。
 平民向けのお祭りはこちらで行われます。

 ・居住区画
  駐屯基地に住まう人々の居住区です。建物の増設がされているので、二階建ての建築もそれなりにあるでしょう。花侯騎士団の面々もこちらの一部に住んでいます。
 今回の祭りに合わせて宿屋も建てられる事になりました。平民向けの簡素なものから、貴族が泊まれるようなものまで様々です。

 ・整備区画
  マシーナリー達が働く整備所です。花侯騎士団の機体が並び、一般開放されている場所とそうでない場所があります。
  以前、力を貸してくれた特異者の頼みであれば、ある程度の場所まで見学することができます。

 ・商業区画
  様々な店が建ち並ぶ区画です。生活に必要なものから嗜好品まで揃っています。
  区画の中で一番小さいかもしれません。飲み屋などもあるので治安が悪いところもそれなりにあります。

 ・研究区画
  オーフェデリアの研究所があります。
  持ち込まれた植物や、環境を向上させるために小動物や畜産なども研究の一環として行われているため、他の区画に比べてやや広い造りとなっています。
  育成のためにジオマンサーやマシーナリーが手を取り合い、緩やかな風を生み出すための機械が設置されています。
  また、コーデリア家の者が滞在するための館と庭園もあります。
  今回のパーティーはここの庭園で行う予定です。

急募、コーデリウムの加工職人) 【現在のMC参加人数:4】

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急募、食材のレシピ開発要員 【現在のMC参加人数:4】

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急募、パーティー会場の使用人 【現在のMC参加人数:2】

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花侯騎士団に関わる 【現在のMC参加人数:1】

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その他 【現在のMC参加人数:9】

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