日下 智です。
『アーク2期、そういうのもあるのか』(挨拶)
……いや、すまない。
また、なんだ。(謝罪)
いや、アークはアークでやる積りなんですが、年末年度末とかでどうにも腰や心やヴィジョンやらがフォーカスしきらないでいる内に二期とか始まっちゃってちょっと様子見を……。
やるからには、しっかりじっくりと、やりたいですしね。
しかし……
如何にもヒトを選びそうな今回のお話ではありますが、別にタイミング調整とかの消極的な理由だけで、でっちあげたわけではありませんよ?
せっかく多士済々の三千界、ワルホラなんですから、特定のワールドも、その世界と密接に絡み合い糾う物語からも、一旦距離を取り、その代わり俯瞰的かつ包括的に、素の儘の<特異者>の、その個々の「特異性」へと迫る、みたいなのをやってみたい、とか、思っちゃったんですよね……。
ホラ、WHって、三千界にまで至った<特異者>たちの基点にして原点なわけですし。そこならではの「各キャラそのもの」についての、お話を。
とはいえ、方法論的には、かなり斜め上というか……実験リアっぽいです。
やり方としては、「タロット三題噺」とでも言いましょうか。
プレイヤーさん各位にはキャラ設定とどんな方向性の問いかけをしたいのか、そして0~9の乱数を一つ提出して頂きます。
ご指定の乱数相当分、日下がタロットカードのスタックをシャッフル(実際はPC上で処理)し、スプレッド、およびリーディング。(ごくオーソドックスなケルト十字法。大アルカナのみ。)
その結果を、アクション内容で頂いたお題にあわせて小編にする、という。
ちなみに、その「リーディング」部分とやらが、どんな感じになるかは、
日下過去作のこの章、冒頭部をご参照下さい。
まあその、似非ノストラダムスばりの謎散文詩ぶりはアレですが、それは只のケレン。お預かりしたお題とキャラを、リーディングでジェネレートした解釈の流れに乗せる、というのが本意。
念の為に言っておきますが、これは、(少なくとも神秘的意味での)占いではありません。日下にそんな不思議能力は無いですw。
キャラ、ご要望、カードの結果による「三題噺」みたいなモン。ほら、辞書をランダムに引いて、出てきた単語使ってSS書く、的な、アレ。
しかし、同時に……
世間一般的に見られる「占い」。
お客様とのセッションの中で得られた情報の解釈から、その望む所を研ぎ出していく、という方法論に、沿うものではあります。
日下的には、これって、アクション=リアクションの関係性に相通じるものがあると思うんですよね。その顰に倣おうか、という趣向。
とはいえ、真正面からコレをやるのは私も初めてのコト。頂いたお題をこなし切れるかはちょっと、いやかなりに挑戦的な試みではあるのですが……。
こういう変なのでもヘンはヘンとして興がって頂けるというご奇特な方、如何でしょう?
皆様(のPC達)のご来駕(挑戦?)を、お待ちしておりますです。