クリエイティブRPG

After Alter Ark -Transit-

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After Alter Ark  -Transit-
基本情報

マスター:日下智
ワールド:アーク
 
 

料金

MC参加:200ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2021年12月15日公開!

シナリオガイド

<3A> #0

シナリオ名:After Alter Ark -Transit- / 担当マスター:日下智



『特異者とは、本質的に旅人である。
 彼らは<此処で無いどこか>を、
 そして<自分を超える自分>を、
 常に、探し求めている』
 
 ……WH/某シンギュラル研究家
 
 
『太古の文献によれば、<稀人>という概念が在ったそうだ。はるか異郷・異界より自分らの住まう日常へと来たって、善き物、悪しき物、様々にも新しい物をもたらす存在である、と』
『<アーク>にとっては、貴方達こそがそうなのかも、知れないね』

 ……<Arch>/古代AI

  ◇

 遂に<アーク>は<シャングリラ>に到達。主として<外法の者>達の尽力により、そこに蔓延っていたバルバロイは掃討され尽くしたわけでこそないものの首魁たる指揮個体を撃破され、無統制な有像無像と化しました。
 そう、<アーク>の旅路は、取合えず完遂されたのです。

「壁迫る世界が、俺を待ってるぜ!」
「そうか……寂しくなるな」
「なぁに、すぐに、どっかで会うさ」
「そうだな。良い旅と更なる功績を」
「ああ、そっちもな!」

 となれば、為にこそ召喚され来た特異者達の任務も、完了。その多くが次なる戦いを冒険を求めて<王国>を後にして行きました。例えば、王女の夢にも出てきた<壁の世界>などへと。
 
 一方で、三千界の事象地平線が、この世界から先へと移ろっていった、ということはゲートの安定化・恒常化……即ちこれまではただ最前線でしかなかった、この<アーク>もまた、三千界の中で、ごく普通の一世界となったということを意味します。

「へぇ。ここが<永遠のアーク>ね」
「本当に、大陸が宇宙に浮いてんだ」
「異世界だなぁ……」
「いや、お前、何を今更」

 それに伴い、特に<召喚>というプロセスを経ることもなく、この世界を訪う異世界人達の姿も増えてきました。

「千客万来、よねぇ」

 塵街の<遺跡漁り>レベッカ・レイダースが言うように、かの街には様々な形態の異世界人たちが行き交います。
 必ずしも<王国>に召喚されたのでもない彼らは、いわば素のままの<外法の者>。もちろん、この今もバルバロイの脅威はありますので、腕を買われて騎士団に所属する者もいるでしょうが、そうでもなければ、まさか、王宮に居場所を手当てして貰える筈もありません。
 かといって、独り地元民だけのコミュニティに入り込むというのも、キャラによりけり。場所にもよりますが、従前の<王国>社会は割と地域地域で完結した構造となっており、今度の戦役で<外法の者>慣れした所でもないと、中々にも溶け込みにくい所はあります。
 で、そんな中でも、元々、旧<王国>各所からの難民の寄せ集めで、旧来的なコミュニティ構造が一回リセットされており、また、その経緯的にも彼ら異邦人との関係性が良好なこの塵街は、ニューカマーを含む<外法の者>たちの足場として定番のような位置づけを確立しつつあったのです。

 そして……そんな<塵街>の実質的なまとめ役クロダの頭領がぼやいています。

「地続きに、なっちまったからなあ」

 そう、<シャングリラ>へと到着した<アーク>はかつての<アーケディア>でもそうであったように、その新たなる大地に鎮座して、<王国>の再興を宣言しました。
 そのこと自体は、例えば王都にも溢れていた避難民を再入植させる場所の確保など、望ましい事、必要なことでもあるのですが……頭領の言う如く、新領土と一体になってしまったことによる弊害も生じていたのです。
 
 具体的には、残存バルバロイの侵攻。
 統制なき奴輩には、作戦などは存在しないため、突然に迂回攻撃をかけてこられる等ということはありませんが、何せ<アーク>より大きな大陸を埋め尽していた大群です。相当な量が指揮個体ともども討伐されたとはいえ、まだ数多く、しかも、放っておくと勝手に増えます。加えて、寄生生物だというのが感染防御的な意味でも、余計に話をややこしくもしている、ときます。

 で、そんな「脳無しだが、数だけならとにかく多い」連中が、<アーク>周囲から本能のまま押し寄せてくる。まあ、いきなり中枢直撃とかはされないので、戦線を維持し押し上げていればなんとかなりますし、その辺は流石の正規騎士団や、居残った<外法の者>達が頑張ってくれているわけですが……どうしても、単純な数の故に戦線を抜けてくる、逸れバルバロイは後を絶ちません。
 そして、そういう<零れ>は、真っ直ぐに最寄の寄生対象の集積地へ向かって来る。そう、例えば、位置的に、王都の脊梁山脈の裏っ側で、<アーク>の後端部にあたる場所にある<塵街>みたいなところへ。

「最前線の入植地も大変らしいが、あっちは<王国>肝煎りだから、なあ」

 すっかり、塵街騎士団の一員となっている老騎士は、そんなことも言いますが、実際、彼らは彼らで、大変なのです。 
 王都自体は峻厳な山嶺に守られて安泰ですし、かといってここは在来騎士団の管区にはありません。
 なまじ、自衛戦力があるのが悪いのかもしれませんが、基本、自分達で何とかするしかないのです。

 そして、あいかわらずに<ジャンク・モンキー>で生計を立てているニコラス少年も言っています。
 
「まあ、遺跡遺物のお陰様さまで、一時避難後にもそのまんま新入植地送りとかじゃなくて、幸いってとこだね」

 いや、少しは、一端の街の住民らしくなったという感じでしょうか。

 ともあれ、その辺は街の「主産業」が功を奏した形でしょうか。
 そもそもが難民街だったのですから、最終決戦の流れから言えばそのまま解体されていても不思議ではない。
 この街の設立に係わって来た<外法の者>を通しての王宮工作などもあってのことですが、そもそもイレギュラーで、かつ、<アーク>的には異物的な要素の色濃いこの街の、<王国>での立場は、まだ、色々な意味で安定しているとは、到底に言えないのです。

 実際、王宮では、これまで何やかやと塵街のことを気にかけてくれている風の内務官僚リッター伯がこんなことを言っています。

「折角、立ち上がった新領邦です。新規入植地の方にお歴々が気を取られている内に、地歩を固めて頂きたいですね」

 彼の言う<お歴々>とは<王国>貴族の主流たる騎士階級……帯剣貴族たちのことです。端的に言って、彼らの価値観には塵街のような存在はそぐわないものでした。
 もっとも、元々内治にはあまり興味がない人々でもあるので、発足の際はいざ知らず、この今は、自分たちの最も得意とし、かつ、やるべきことと自認もする対モンスター集団戦(対領域戦法の確立した今、指揮個体もいないバルバロイ戦は、ほぼそんな感じです)に集中しているわけですが。

「まあ、あっちはあっちで、定着できた入植地の防衛やら、複合能力者との兼ね合いとか、色々とありますが……」

 基本、作戦戦力としての色が濃い正規騎士団は、前線でのせめぎ合いには強いのですが、後背エリアの拠点やら連絡線防衛などは苦手なのです。
 一方、後者については、スプリガンやビルドチューナー等の新クラスのことをさしますが、<王国>特有の所謂<ジェミニスト>への忌避感は置くとしても、従前の、騎士甲冑を中心とした戦い方が価値観の根底に染みついている<王国>騎士達には、これも中々すぐには馴染み難いところがあるようです。
 
「単体戦力としては、強力無比なのですから……前線と対応防御とかで役割分担できれば、いいのでしょうが……」

 そんなわけで、伯の意を受けたザカー・ファーウォッチャー準男爵が塵街に来たったりも、しているわけです。
 
「適切な探知網と、指揮命令系統が確立できなければ対応防御など不可能です。この街には、遺跡由来の様々な資材と、それをレストアできる職人……それに、<王国>にはない技術やら発想を持った<外法の者>達が集積しています。ここならば、あるいは……」

 今は、伯の下僚のような仕事をしていますが、元々ジオマンサーである彼女はある程度、自身にもそういう素養はあります。
 とはいえやはり、これまでの対バルバロイ戦において、技術面でも大きく寄与してきた<外法の者>達にこそ期待する所があるのでしょう。
 上司たる伯の考える、塵街の地位確保ともあいまって、この場所で、何らかの成果を上げたいと思っているようですが……。

 ◇

 さて……
 「お話」が終わっても、是非もなく、在地の人々の「暮らし」は続きます。
 しかし、そんな中でも、相変わらずに<アーク>であって<アーク>ではないこの<塵街>は、その辺縁なるが故に、外との界面でもあり続けています。
 その交点に住まう、そして、過ぎ行く人々の交錯往来は果たして、これからの<アーク>にて、如何なる綾を織り成すことになるのでしょうか。

 ご興味あれば、貴方もその中のお一人として、ご参加を賜りたく。



担当マスターより

▼担当マスター:日下智

マスターコメント

 日下 智です。

『アフターアーク……!
 そういうのもあるのか!!』(挨拶)
 
 いや、自分の前作とか。
 omnbusとか#ナンバーもあったようにまだ他にもネタは幾つか準備してあったんですが、予想以上に世界のアシが早く……いや、ふつーに私の筆が遅いだけなんですが(汗)。
 
 したらば、アフターとかやってるぢゃないですか。これはもう、こっちもこっそり、オルターアークぶっこんでもバレへんかも……と、いうわけでガイド公開です(矛盾)。
 
 とはいえ、まあ……
 一応、区切り(パブシナ的にも、日下プラシナ的にも)付いた世界ですんで、再度、ニーズ探りと瀬踏みから……ですか、ねぇ。

 そんなわけで今回、敢えて、あんまりはっきりしたシナリオフックは用意しませんでした。ていうか、逆に今更この、しかもプラシナ最辺境でのアークに付き合おうという御奇特な方がおいでなら、なるたけ、その方々のご提案を踏まえてアフターなハナシを紡いでってみようかなあ、とか、思ったり。

 あ、ちなみに、私が書く以上は当然ッちゃ当然ですが、これ、日下プラシナのアフターアークです。
 だから、オルターって付いてる。
 
 
→ ベースとなっているシナリオ


<マシーナリー>を救え!


塵街の<騎士>

塵街の<騎士> 2


 まあ、他所様のアークにしろ他のワールドにしろ地続き(?)の世界ですんで排他的に振舞う積りは毛頭無い(てか、ウチの方針的にお客様の持ち込みも積極的に拾うように心がけますが)ですが、そのアクシオム合わせの過程で、キャラ性とかアクション処理に解釈ズレが出る可能性もあります。
(無論、PCの人間性と想いについては最優先に担保すべく、頑張ります)
 その辺、どーぞ、ご承知置き、およびご寛恕をお願い申し上げますとともに、プラシナとしてもイロイロとヘンな……フリンジでマージナルな案配ですので、もしも始めての方でしたら、一応、日下の前作とかご一読の上、この<ストレンジアーク>を許容できるのかどうか、お確かめ頂いておいた方が宜しいかと。

『変な事がお好きな方に……It’s!』
 <日下智のすっトんでるアーク>
 に、ございまする。
 

 ともあれ、日下ゆるアーク、今しばしお付き合い頂けるという向きは、どうぞご来駕をお願い申し上げます。



◇参考 :主なNPC

ドーン・ドラグナー
: 老騎士/塵街騎士団員

ニコラス少年
: <ジャンク・モンキー>/街の住民

レベッカ・レイダース
: <遺跡漁り>/街の住民

ショウスケ・クロダノショウ・マサシゲ
: <遺跡漁り>頭領/街の顔役

<Arch>
:<使徒>/プロトタイプAI

リッター伯
: 王国官僚/ジオマンサー
ザカー・ファーウォッチャー準男爵
: 王国官僚/ジオマンサー



遺跡漁りへと乗り出す 【現在のMC参加人数:4】

3

バルバロイと戦う 【現在のMC参加人数:11】

4

<王国>に関わる 【現在のMC参加人数:8】

2

ジャンクを漁る・弄る 【現在のMC参加人数:3】

2

<塵街>に生きてみる 【現在のMC参加人数:9】

2