クリエイティブRPG

匂わぬ花束【後編】

リアクション公開中!

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匂わぬ花束【後編】
基本情報

マスター:北織 翼
ワールド:ロディニア
 
 

料金

MC参加:200ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:2
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2021年04月06日公開!

シナリオガイド

私ヲ、殺シテ――

シナリオ名:匂わぬ花束【後編】 / 担当マスター:北織 翼



当シナリオ「匂わぬ花束」は、前後編二本立てのストーリーです。今回は【後編】となります。

 ミュータントのラオネアとその手下たちとの戦いの最中に、アンダープレートの一角でサイボーグとセイヴァー双方相手に大暴れした女性型サイボーグ“コンフリクト-1”。
 彼女が再び忽然と姿を消してから、数日が経ちました。

 傷の癒えた“シャイン・フォーセイド”ことレンツは、義弟である“ディープ・マルーマ”ことケネスと共に、セイヴァーの姿に変身した状態でアンダープレートにてコンフリクト-1の行方を捜しています。
「義兄さん、僕はやっぱり信じられないよ……姉ちゃんが改造されて、しかも『殺戮マシーン』になったなんて……」

 シャイン・フォーセイドとディープ・マルーマは、“ウェーブ・ジプソーフィリア”というマジカルキャスターの女性と三人で“マリーン・サンセッター”というセイヴァーチームを組んでいました。
 ウェーブ・ジプソーフィリアの本名はゲルダといい、ケネスの姉でありレンツの妻です。
 数週間前に消息不明となったウェーブ・ジプソーフィリアについてセイヴァーたちが調査した結果、彼女は拉致された挙げ句コンフリクト-1というとてつもない強化型サイボーグに改造された事が確実となりました。
 レンツは努めて冷静にこの事実を受け入れようとしていますが、若いケネスは辛さが勝るのでしょう。
 いまだに姉がサイボーグにされた事が信じられないようです。

「俺だって……信じたくはない」
 レンツが低い声で言いました。
「だが、あの後仲間たちと調査結果を擦り合わせてみて、結局それ以外の結論は見つからなかっただろう?」

 レンツは仲間たちが掻き集めた情報を思い出します。
 サイボーグのアジトである廃工場を突き止めたセイヴァーは、現場で枯れた花を発見しました。
 一方、ゲルダも失踪当日に現場に花束を遺留しています。
 そのゲルダは、現場で自身を「小生」と呼ぶトレンチコート姿のサイボーグに拉致された模様で、廃工場からは「小生が」などという音声が確認されています。
 拉致される際に花束の一部が何かの拍子でゲルダの体に付着し、廃工場の敷地内で落ちたものと考えれば合点がいくのです。
 しかも、コンフリクト−1が敵味方関係なく攻撃していたということから、ラオネアが死の直前に告白した「殺戮マシーン」がコンフリクト−1で、その「殺戮マシーン」を作り上げたサイボーグ“フィロドクシア”こそが「小生」と名乗るトレンチコート姿のサイボーグ、つまりゲルダを拉致して改造した張本人ということになります。

「だが、遭遇したセイヴァーの情報から察するに、コンフリクト−1の中にはまだゲルダの自我が残っている。今はサイボーグの更生機関のようなものもある、たとえ元の姿に戻らなくとも、その心がゲルダなら俺は……」
 コンフリクト−1を回収しゲルダの自我を保てばその先に新たな日常を見いだせる、レンツはそれを一縷の望みとしてコンフリクト−1を捜していたのですが……。
『残念! それは不可能というものだ!』
 突如響いた声にレンツとケネスは四方を警戒します。
 しかし、まるで爆発物を投げつけたかのような凄まじい銃撃が二人を吹き飛ばしました。
 爆煙が去り、姿を現したのはトレンチコートにショットガンといった風体のサイボーグです。
「フィロドクシア!」
 レンツが怒鳴るようにその名を呼ぶと、サイボーグは小馬鹿にするように身をくねらせました。
『いやはや、コンフリクト−1の心を保つなど随分阿呆な事をほざいているものだと思ったが、小生の名を知っている辺りどうやらただの阿呆ではないようだ。阿呆でなければ小生の有り難い解説も理解出来よう』
 知識をひけらかしたいのか、フィロドクシアは訊いてもいない事をぺらぺらと喋り出します。
『小生の最高傑作・コンフリクト-1は、小生が『ブレインパーツ』と名付けたメイン基板に重大なバグを起こしている。小生が組み込んだプログラムに対しコンフリクト-1が記憶を頼りに抗うという、あり得ないバグがな。原因は小生でさえ未だ解明出来ないが、コンフリクト-1が誰彼構わず攻撃する殺戮マシーンと化したのはそのバグのせいだ。しかも、だ!』
 フィロドクシアは大袈裟なジェスチャーを挟みながら続けます。
『戦う度にバグはどんどん酷くなり、もはや修正の余地さえなくなってしまった!』
「……何故そうまでしてウェーブ・ジプソーフィリアの記憶を維持しようとしたんだ?」
 怒りを堪えながらレンツが問うと、フィロドクシアの声は興奮に裏返りました。
『小生は人が持つ『連係』という知識を手に入れたかったのだよ! 小生が作るサイボーグはあらゆる面において『完璧』な代物だが、完璧であるがゆえにいくら徒党を組ませてもプログラミングされた以上の動きをしない。ところが人はどうだ? サイボーグよりも遥かに脆弱な肉体であるにもかかわらず、複数集まるとサイボーグにも予測出来ない動きをしたり、想定外の強さを発揮したりする。それは何故か? 人は他者と『連係』する術を知っているからだ! そして、それはただ上辺だけを真似して基板に組み込んでも再現は出来ない。ならば『連係』の術を良く知るセイヴァーを掻き集め、無限のパターンを組み込んでいくしかないだろう? しかもセイヴァーは戦いの知識と経験も蓄積している。改造するにはもってこいなのだよ! だが……』
 フィロドクシアはかぶりを振ります。
『コンフリクト-1は、小生が万一の時のために搭載した解除不能の自爆装置までバグで起動させてしまった。せめて自爆する前に破壊してブレインパーツだけでも回収し、蓄積したデータを手に入れなくては』
「自爆……だと?」
 フィロドクシアの口から出た衝撃の事実に、レンツはとうとう言葉を失ってしまいました。

 更に、追い打ちを掛けるかのようにそこに灼熱の光線が飛んできます。
 光線を躱したレンツが顔を上げると……。
『セイヴァー殲滅……レンツ、お願い……セイヴァー殲滅……私を、殺して……』
「ゲルダ……!」
 コンフリクト-1ことゲルダまで突如姿を現し、フィロドクシアとレンツの双方に無差別に攻撃を入れ始めました。
 レンツは何とかコンフリクト-1を止めようと水の柱を出したり冷気を飛ばしたりしますが、完全に焼け石に水の状態です。
 しかも、
「邪魔をするな!」
 とフィロドクシアまでレンツとケネスを標的にしてきました。
 混乱する現場でレンツは必死に状況を整理し、まさに血を吐くような思いでイマジンレガリア長官の光牙影路郎に通報します。
「長官、こちらシャイン・フォーセイド。サイボーグのコンフリクト-1及びフィロドクシアと接触、現在ディープ・マルーマと共に戦闘中だ。至急応援を求む。なお、コンフリクト-1は解除不能の時限自爆装置が起動している模様、至急周辺住民の避難を手配してくれ!」

担当マスターより

▼担当マスター:北織 翼

マスターコメント

マスターの北織です。

セイヴァーの“シャイン・フォーセイド”ことレンツと“ディープ・マルーマ”ことケネスは、レンツの妻でありケネスの姉である“ウェーブ・ジプソーフィリア”ことゲルダを“コンフリクト-1”というサイボーグに改造した張本人・“フィロドクシア”に遭遇しました。
更に、そこに「殺戮マシーン」と化した上に自爆装置まで起動しているコンフリクト-1も現れ、現場は混乱状態です。

フィロドクシアにコンフリクト-1を破壊された場合、ゲルダの記憶を含め様々なデータが蓄積した基板を奪われ、更なるサイボーグの強化に利用されてしまうでしょう。
かと言って、ゲルダは自身を破壊してくれる事を望んでいます。
そして、避けられない自爆はこのままでは周辺住民を巻き込みかねません。

詳細については後述いたしますので、まずは皆様に達成して頂きたい事を先に申し上げます。

今回は、皆様に

 1,現場周辺の住民を守る
 2,フィロドクシアを倒す
 3,コンフリクト-1を倒す

の3点をお願いします。


■本シナリオについて

本シナリオ「匂わぬ花束【後編】」は前編に続くストーリーとなっておりますが、前編にご参加されなかった方や前編をご存知ない方でも問題なくご参加頂けます。
なお、前編について詳しく知りたい方は、こちらをご確認下さい。

本シナリオには、若干名ではございますが招待させて頂いている方がいらっしゃいます。
招待されたPC様が参加される際、選択パートの制限は発生いたしません。
通常のシナリオ参加時と同様に、ご自由にパートを選択しアクションを掛けて頂いて大丈夫です。


それぞれのアクションパートと周辺環境、登場するNPCについて、これから詳細を補足説明させて頂きます。


■周辺環境

・時間帯:昼間

・気温及び天候
天候は晴れ、気温は「屋外活動をする上で特段の対処を必要としない温度」です。
風はほぼ無風です。

・活動場所
アクションパートにより若干異なりますので、後述の各アクションパートに関する記載内容をご確認下さい。
ただし、各パート共通で「それぞれの戦闘場所に布陣または到着した所からスタートする」という認識で大丈夫です。


■登場するNPC

・シャイン・フォーセイド(レンツ)・男性・28歳
 普段は銀行員をしているレンツですが、指令を受けると“シャイン・フォーセイド”に変身して戦います。
 マジカルキャスターで、攻撃・防御・支援全てをその時の状況に応じてある程度こなすバランスの取れたセイヴァーです。
 ただ、何でもそつなくこなせる分、秀でたものがなく、雑魚ミュータントでさえも単独で倒すにはブレイブアタックを使わなければなりません。
 現在フィロドクシアとコンフリクト-1双方に攻撃を受けている状況ですが、セイヴァーの応援が駆けつけ次第コンフリクト-1への対処に当たる予定です。

・ディープ・マルーマ(ケネス)・男性・19歳
 普段はアンダープレートの大学に通う学生で、名をケネスといいます。
 ヴィランが事件を起こすと姉夫婦と共に戦っていました。
 彼はエリミネーターで、変身すると藍色の魚人のような容貌になります。
 いわゆる「打たれ強さ」が武器で、近接肉弾戦を得意とするセイヴァーです。
 パワーファイター的な要素が強く、戦闘では常に前衛に出るタイプです。
 今回は、セイヴァーの応援が駆けつけ次第フィロドクシアへの対処に当たる予定です。

・フィロドクシア
 アンダープレートの一角にアジトを持ち、マッドサイエンティスト・エジソンに認められたいがためにサイボーグの開発や改造に心血を注いでいる強化型サイボーグです。
 トレンチコートにショットガンといった出で立ちで、相手を小馬鹿にしたような言動を見せますが、その中身はおそろしく高知能です。
 レンツの妻でセイヴァーだったゲルダを容易く撃破して拉致、コンフリクト-1というサイボーグに改造しました。
 ※戦闘能力などについては後述する各アクションパートの説明に記載しております。

・コンフリクト-1
 フィロドクシアが自身の最高傑作と称する、白い軍服を羽織った強化型サイボーグです。
 元々は“ウェーブ・ジプソーフィリア”というセイヴァーでした。
 現在は重大なバグを起こしており、敵味方見境なく攻撃する「殺戮マシーン」の状態です。
 更に、フィロドクシアでも解除が出来ない時限自爆装置まで起動しています。
 ※戦闘能力などについては後述する各アクションパートの説明に記載しております。


■1,現場周辺の住民を守る
 コンフリクト-1が自爆した場合、起爆点を中心に概ね東京ドーム一個分の広さに相当する範囲に被害が及ぶと思われます。
 コンフリクト-1の自爆に備え、現場周辺の住民を避難させて下さい。

 今回戦闘の現場となっているアンダープレートの一角は、整備された住宅街とは言えず、古いオフィスビルや商店街の合間に新興住宅地が点在しているようなやや混沌とした環境です。
 そのため、道路も整然と整備されてはおらず、車がすれ違えない程に狭い道もあれば、見通しの悪い交差点なども多数あります。
 とはいえ、少し移動すれば整備された市街地やハイパーループの駅もありますし、学校や病院などといった生活に欠かせない施設も地球の日本並には建っています。
 しかし、住民はどちらかというと貧困層に該当する人が多く、満足に医療を受けられない病人や学業に専念出来ない青少年、貧しさゆえに道を踏み外し治安を乱すような素行不良者などがやや目立つ傾向にあります。
 この辺りの住民の心はそれらのせいでやや殺伐としており、ひとたびデマや誤報が流れれば簡単に踊らされ混乱します。

 しかも、新たなサイボーグ素材を集める目的で、フィロドクシアの手下が混乱に乗じてめぼしい住民を拉致しようと街をうろつき始めました。
 うろついているサイボーグの正確な数は分かっておりませんが、複数である事はまず間違いないでしょう。
 サイボーグは強化型ではなくノーマルなタイプのものですが、ビームガンやビームソードで武装しており、知能も皆様同様に高いので安易に騙されたり挑発に乗ったりはしません。
 そして、これらサイボーグがデマを流し住民を混乱させ、街を掻き乱す可能性も考えられます。
 この一角で暮らすレンツたちにとっては大切な居場所であり、守りたい住民です。
 的確な情報を与え、安全かつ確実に住民を避難させて下さい。

 サイボーグについては、とことん叩きのめすも良し、追い払うだけにとどめるも良しです。
 住民に危害が及ばず、避難の妨げにならなければそれで結構です。
 もっと言ってしまえば、避難させる事が現状では最もリスクが少なく確実に住民を守る方法だというだけで、大前提は「住民を守る」事ですので、「避難」だけがその方法とは限りません。
 皆様が最善と思う方法で住民をコンフリクト-1の自爆から守って下さい。

 なお、今回はフィロドクシアもコンフリクト-1もある程度離れてはいますが同じアンダープレートの一角で戦闘を繰り広げる事になります。
 ある程度離れていますので、基本的にはパートを跨ぐような動きは発生せず、フィロドクシアもコンフリクト-1もこちらのパートに干渉する事はありません。
 しかし、住民の安全確保が適切に行われなかった場合は別です。
 その場合は住民がフィロドクシアやコンフリクト-1の攻撃に巻き込まれたりする可能性が発生します。
 特に、フィロドクシアは勝手不用意に付近をうろつく住民を発見した場合、住民を盾にしたり人質に取ったりするかもしれません。
 そうなりますと、必然的にアクションパート2及び3の難易度が更に上がる恐れが出てきてしまいますので、ご注意下さい。


■2,フィロドクシアを倒す
 サイボーグ“フィロドクシア”を倒して下さい。

 フィロドクシアは、コンフリクト-1が自爆する前に動きを止め、データが蓄積されている「ブレインパーツ」を回収する事を目的としていますが、これを許すとコンフリクト-1のデータを元に更に凶悪なサイボーグを開発してしまいます。
 第二第三のコンフリクト-1が生まれてしまう事になるので、何としてもフィロドクシアを撃破して下さい。

 フィロドクシアは、トレンチコートを羽織りショットガンのような銃器を装備した強化型サイボーグです。
 知識をひけらかし非常にうざったい性格ではありますが、移動速度も状況判断能力も射撃の命中率もぞっとする程優れています。
 外面のうざったさに騙されて油断すると痛い目に遭う程度では済まされないでしょう。
 フィロドクシアのショットガンは凄まじい破壊力を持っており、その弾丸は爆発物並の威力です。
 しかも射程にかかわらず命中率が非常に高いので、逃れるのは一苦労です。
 ただし、このショットガンには連射出来ないという欠点があり、一発ごとに必ずリロードが必要となっています。
 無論フィロドクシアは素早い動きでこれをカバーしリロードもものの一瞬でやってしまいますが、それでも射撃の合間に付け入る隙があるとすれば恐らくこのリロードの瞬間ではないかと思われます。

 しかし、フィロドクシアの武装はショットガンだけではありません。
 トレンチコートの裏には多種多様な暗器や仕掛けを隠し持っています。
 それらの隠し武器がどのような性能を持っていて、いつどのようなタイミングで放たれるかは全く分かりません。
 どのような攻撃を食らったとしても死なないように立ち回るには、回復の手段若しくはそれを担う味方の存在があると心強いでしょう。

 こちらのパートには、“ディープ・マルーマ”ことケネスが参戦します。
 ケネスは前述したようにパワーファイター系のエリミネーターで、タフさが売りです。
 ガントレットを形成しての肉弾戦が基本の戦闘パターンで、これで皆様と共に戦います。

 なお、フィロドクシアとの戦闘場所は、アクションパート1と同じアンダープレートの一角となります。
 基本的な環境は変わりませんが、アクションパート1にて住民の安全が確保されなかった場合、フィロドクシアが付近の住民を巻き込んだり住民を盾や人質にしたりする可能性があります。


■3,コンフリクト-1を倒す
 サイボーグ“コンフリクト-1”を倒して下さい。

 前述しましたが、コンフリクト-1はフィロドクシアによって改造されたセイヴァー“ウェーブ・ジプソーフィリア”のなれの果てです。
 フィロドクシアは、彼が作るサイボーグが持てずにいる「他者と息を合わせて連係して動く」という能力をセイヴァーから奪い転用する事で最強のサイボーグを作ろうとしています。
 その餌食となったのがウェーブ・ジプソーフィリアでした。
 マリーン・サンセッターというセイヴァーチームを組んで常に仲間と動きを合わせるうちに、彼女はとにかく広い視野を持ち、相手の心理を読んで最適な動きをする事が出来るようになっていました。
 フィロドクシアは彼女を改造する際、その連係能力の高さを最大限に発揮出来るようにとあえて彼女の記憶や思考を「初期データ」として残したのです。
 それだけでは決して「殺戮マシーン」などにはならず、高度な連携能力を持つサイボーグとしてフィロドクシアの「最高傑作」となる筈でした。
 しかし、改造途中にフィロドクシアですら気付いていないある「手違い」が生じ、彼女の中に強く存在する愛情や正義感といった感情がサイボーグとしての使命や存在意義に抵抗するようになったのです。
 フィロドクシアはこれを「バグが起こった」と表現しています。

 フィロドクシアは、サイボーグを作る際には必ず彼が開発した「時限自爆装置」を体内にセットします。
 これは、セイヴァーとの戦闘で不利になった際や大事な情報が漏洩しそうになった時などにフィロドクシアが起動させます。
 一度起動させると解除は不可能、爆発は免れません。
 時限式なので、起動させた後ある程度の時間が経過してから爆発する仕組みとなっています。
 幸か不幸か、フィロドクシアはこれまで自爆装置のスイッチを一度も使用した事がありません。
 彼の知らないところでサイボーグはセイヴァーに敗北したり情報を漏洩したりしてはいるのですが、それが彼を追い詰めるに至った事がないからです。
 コンフリクト-1は自身の中に自爆装置がある事を知り、これを起動させる事がフィロドクシアの目論見を阻む事になり、何より自分がこれ以上誰かを傷付けなくて済む唯一の方法だと悟ったので、無理やり起動させました。
 起動してしまった以上、解除は不可能で自爆は時間の問題です。
 そして、自爆する前に彼女を倒して逃げないと、皆様も爆発に巻き込まれます。
 一刻も早く彼女を倒す事が皆様には求められています。

 しかし、コンフリクト-1の戦闘力はフィロドクシアのそれを凌駕します。
 彼女は元々マジカルキャスターで、同じマジカルキャスターのレンツとは対照的で非常に攻撃的な戦い方を得意としていました。
 どちらかというと、弟のケネスと似たタイプです。
 そして、彼女はマリーン・サンセッターの中では圧倒的に主戦力で、レンツは本当に支援役でした。
 そんなウェーブ・ジプソーフィリアの能力を記憶と共に持っているコンフリクト-1は、ショートロッドから遠近様々に多彩な攻撃を仕掛けてきますし、防御技も自在に使いこなします。
 しかも、強化型サイボーグだけあって身体能力も技の的確性や破壊力も生身の頃より大幅に向上しており、弱点や死角などないように思われます。

 これまでは、彼女はサイボーグとしての使命や存在意義に懸命に抗っており、サイボーグ相手であれば百発百中の攻撃もセイヴァーを相手にすると命中率は大きく下がっていました。
 ですが、抗い続ける事で彼女の精神はどんどん疲弊してきており、現在はその制御もほぼ不可能となっています。
 セイヴァーである皆様はもちろん、夫であるレンツにも攻撃を当ててくるでしょう。
 それでも時折自我が表に出てくる瞬間があるようで、その時は皆様の攻撃が入る可能性が大きく上がります。

 こちらのパートには、“シャイン・フォーセイド”ことレンツが参戦します。
 前述しましたようにレンツはマジカルキャスターで、攻撃から防御、支援に至るまで幅広くこなせますが決定打には欠けます。
 ただ、何でもこなせる器用さと素早さには自信があり、支援役としてなら皆様にとって役に立つ存在になるかと思います。

 なお、コンフリクト-1との戦闘場所は、アクションパート1と同じアンダープレートの一角となります。
 基本的な環境は変わりませんが、コンフリクト-1は見境なく攻撃をしますので、アクションパート1にて住民の安全が確保されなかった場合は住民が攻撃に巻き込まれる危険性があります。


それでは、皆様のお力でフィロドクシアを倒し、住民たちの安全を守り、コンフリクト-1を止めてあげて下さい!

現場周辺の住民を守る

3

フィロドクシアを倒す

6

コンフリクト-1を倒す

7