この度は新クレギオン、ワールドプレシナリオ、ブレドム後編にご関心を頂き、恐悦至極に存じ上げます。
今回のシナリオでは、主にブレダ太陽系での反憂国士官会派クーデターを取り扱うこととなると思います。ただ、その結果がどうなるかは、あくまで未定です。プレイヤーの皆様方とノンプレイヤーキャラクターの思惑、そして持てるリソースとその利用法によって、物語は予想もしない方向へと転がっていくことがあるでしょうし、そうしたライブ感を大事にしていきたいと思っています。
無論、完全に予測できないゲームなどというのはありえません。それはただのダイスの振り合いです。断片的な情報で相手の力と意図を図り、それに効率的に立ち向かう手段を見出しリソースを確保することは重要です。そして、それを相手よりうまくやってのけることで、PvPにおける勝利は得られます。
そして、そのようにして得た勝利で何を求め、導き出すかは、あなたの自由です。
■補足
クーデター情勢ですが、ラジェンドラ、セルハバード両派とも子飼いの忠誠心熱い部隊を保有しています。しかし大半の部隊は去就定かではなく、この部隊の説得や動員に政治家・策士キャラの手腕が必要とされるでしょう。資金力はややセルハバードのほうが上ですし、ライアーの支援もあってセルハバードの方に部隊はつきやすくなっていますが、アクション次第では逆効果のこともあります。
三派がブレダ太陽系で運用できる宇宙戦力は以下のとおりです。前回と同様の数値となっているのは修理・補充・予備艦再就役によるものです。
・憂国士官会派(司令官:王立艦隊司令長官チャンドラヤーン中将)
重巡洋艦2隻
軽巡洋艦4隻
駆逐艦16隻
フリゲート96隻
量産型キャバリアー評価試験隊16機
艦載・基地航空機合計500機
・ラスドア派(司令官:ライドナー侯爵)
重巡洋艦1隻
軽巡洋艦2隻
駆逐艦16隻
フリゲート64隻
艦載航空機132機
・ブレドム連合派(司令官:ダラム少将)
重巡洋艦1隻
軽巡洋艦1隻
駆逐艦8隻
フリゲート48隻
艦載航空機80機
(7月15日追記)
ブレダ太陽系首都ディヤウスにはおおよそ3個軍管区12個師団+海兵2個軍団8個が駐留していますが、クーデターの主舞台となる首都ジャヴァーリ周辺には近衛1個師団、陸兵2個師団、海兵1個師団、SAS1個連隊、軍情報部特殊部隊1個連隊、セルハバード系PMC1個連隊が駐留しています。クーデターのメインとなる部隊は、首都ジャヴァーリ周辺に駐留する部隊です。
また、シナリオガイド中で触れられているラスドア家主催の大芸術・芸能祭典につきましては、まだ話が出た段階です。アクションにより内容が決まって開催される予定です。
★本シナリオの抽選について
・人気に付き参加定員を前編30人から40人に増やしました。また予約無しとなります。
・ワールドシナリオでは、連続参加によるシナリオの継続性から、前編の参加者に十数人の継続参加招待を出しています。
・ワールドシナリオのニブノス編にすでに参加している人は、抽選において不利になります。
★前編との関係性
前編に参加している/していないに関わらず、本シナリオでは自由にどのパートでもアクションを掛けられます。
継続参加になった方は前編の状況・関係性を今回に持ち越すことができます。
前編の状況は
【ワールドプレ】鼎立の王国」 をご参照ください。
以下はシナリオについてのテンプレートです。
ワールドプレシナリオは、2ターン制でワールドシナリオ本編(4ターン予定)の前日譚となるものです。新クレギオンにおけるアクションスタイルに馴染んで頂き、世界状況をより明確にすることを目標としています。
PvP要素のある新クレギオンにおいては、他プレイヤーの妨害アクションによるアクション失敗の可能性があります。
また、ワールドシナリオにおいて、なんらかの戦闘状況が起きるかどうかは確定していません。戦闘状況の発生は各アクションに大きく依存します。
ワールドシナリオにおいてアクションの難易度は、想定される判定失敗の可能性の高さを意味し、必ずしも戦闘における敵の強さやキャラクターレベルの要求を意味するものではありません。
プレイヤー間での事前調整、グループアクションは歓迎しますが、必須ではありません。一人のアクションによってグループアクションが覆えされることもあるかもしれません。アクションの当否に関わらず、ゲームを共にするプレイヤーに対する敬意を忘れぬように心がけて参りましょう。
■ワールドシナリオ固有のキャラクター自由設定欄記載のローカルルール
ワールドシナリオでは、アクション投稿時のキャラクターの自由設定欄に、以下の記述をいただくことを推奨しております。
自由設定1【クレギオンワールド】<キャラクターの出自、国籍>[アバター](クラス1)(クラス2)
記載例、【クレギオンワールド】<ブレドム>[専門家](指揮官)(策士)
自由設定2 キャラクターの現在の身分、役職
記載例、エリノス=ブレドム連邦王国憂国士官会派・王立艦隊参謀・王立艦隊中佐
★クレギオンワールドシナリオにおいて、キャラクターは地球圏からの移民、またはアレイダの各星やアレイダ近傍の星系の出自を選ぶことができます。
例)移民/エリノス=ブレドム連邦王国/ライアー帝国/デネブ/アラコスなど
※ただしマスターは必ずしも過去に行われたクレギオンシリーズの情報に全て精通しているわけではありません、設定が十分に生かされない場合もあることをご了承ください。
★クレギオンワールドシナリオにおいて、キャラクターは、その社会において相応の社会的地位を持つことができます。
例)・軍にあって中佐程度の役割(中型の軍艦艦長、大隊規模の陸戦指揮官など)
・情報機関のエージェント
・各種官庁の課長クラスの役職
・議会、評議会などの一議員
・アレイダにおける中規模会社(業界シェア10%程度まで)の経営者
・アレイダ近傍の大規模会社の在アレイダ駐在員
・アレイダ近傍国家の在アレイダ外交官、駐在武官など
※例示したものを超える地位や、特殊な地位についてはマスター判定で弱体化や不採用の処理を行うことがあります。その他、マスターが必要と判断した場合にリアクションなどで調整を行う場合があります。ゲームの展開によって、地位は上下することがあります。
本記述の関係上、肩書を使い分けられると判定上の支障が発生するため、ワールドシナリオのニブノス編とブレドム編の同時プレイは非推奨とさせていただきます。
※各ワールドシナリオの紹介・方針については、
特設サイトの記載がございますので、ぜひご覧ください。
・
『新クレギオン 星還のアレイダ』特設サイト
他ゲームの都合などでプロフィールの自由設定欄を使えない場合は、アクション内に記載しても結構です。
■事前シナリオ特別ルール
事前シナリオでは、新クレギオンが準備段階のため、ゲーム世界固有のデータはありません。
そのため事前シナリオでは、
・アバターを1つ
・クラスを2つ
選択・記載して頂き、その能力や特徴を生かしてアクションを行って頂きます。
キャラクター名は登録データを参照致しますが、
キャラ能力のステータスや装備・スキルなどは参照されませんのでご注意ください。
※文字数やパートナーの追加も出来ません。
※新クレギオン開始後は改めて、アバター・クラス共に選択可能となります。また今回のデータも事前シナリオ用の簡易的な物となります。
また、基本的な世界観については、
・
『新クレギオン 星還のアレイダ』特設サイト
及びナレッジネットワーク様の、
・
クレギオン公式サイト
をご覧ください。
★アバター
PCの基本的な特性となり、戦闘に使用する「アイテム」や「スキル」の装備に影響します。アバターは一つ選択可能です。
今回のシナリオで使用出来る武器やスキルもこちらに記載されます。
●変異種[ミュータント]
ミュータントは遺伝子変異により、他生物の特性を発現した人間です。
人間とそれ以外の生物(獣・昆虫など)が混じったような外見をしています。
装備可能な武器とスキルは、近接系が中心となります。
・武器「ブラスナックル」
鉱物製の拳装備。ミュータントの筋力と併せることで、高い破壊力を発揮する。
・スキル「亜人の一撃」
常人を超える身体能力を用い、敵を強打する。
機甲士[サイバネティクス]
サイバネティクスは手術等により、肉体の一部を機械に置換した人間です。
装備可能な武器とスキルは、射撃系が中心となります。
・武器「アームガン」
腕部に仕込まれた銃。装備者の任意に変形し、平常時は普通の腕として使える。
・スキル「DW04-パワーショット」
通常より火薬量の多い、強力な弾丸を放つ。
●異能者[サイキック]
サイキックはいわゆる超能力者です。宇宙生活の影響か、第六感に目覚めた者たちです。
身体能力は常人より劣る傾向にありますが、治癒などの防御系スキルを中心とした、様々な異能を使えるようになります。
・武器「護身棒」
折り畳み式の特殊警棒。携帯性に優れ、護身具として広く流通している。
・スキル「ヒーリング」
触れた部位の傷を癒す。
●専門家[スペシャリスト]
スペシャリストは特に身体的な特性を持たない、普通の人間です。しかし何らかの専門的知識や、特殊技能を持つ者です。
クラスの効果が上がり、シナリオ上での判定が有利になります。
・武器「ナイフ」
どこにでもある普通のナイフ。戦闘職の者が使えば、強力な武器にもなりうる。
・スキル「応急手当」
味方の傷を手当てする。
『医師』のクラスを持つ者は、シナリオ上での治療行動の効果が上がる。
★クラス
PCの体得している職能となり、シナリオ上でクラスに合ったアクションを行った場合、行動成功率がアップします。
PCのキャライメージに合わせて、二つのクラスを選択可能です。
※クラスの行動に最低限必要な道具などは所持しているという前提で行動可能ですが、大掛かりな物などについてはマスターが判定いたします。
・器用万能[オールラウンダー]
様々な技能をバランスよく身に着けた者。対応力が高く、なんでもそつなくこなす。
・戦士[ファイター]
近接戦闘に長けた者。腕力に優れ、高い近接ダメージをたたき出す。
・射手[ガンナー]
射撃戦に長けた者。攻撃命中率や射撃ダメージに優れ、敵の攻撃回避技術も高い。
・策士[フィクサー]
優れた知性を武器とする者。軍師・黒幕・詐欺師として活躍する。
・博徒[ギャンブラー]
人生をギャンブル的に生きる者。持ち前の運と駆け引きで、状況を切り開く。
・軍人[ソルジャー]
現役の軍人または軍隊経験者。多対多の戦闘技術や、戦術眼に長ける。
・指揮官[コマンダー]
群れの指揮に特化した者。戦術レベルから戦略レベルまで、様々な指揮能力を持つ。
・工作員[エージェント]
隠密行動のスペシャリスト。暗殺・諜報・破壊工作の技術を持つ。
・守護者[ガーディアン]
警護と防衛の専門家。己の身に変えても護衛対象を守るSP。
・機兵操者[ロボパイロット]
ロボット戦闘の技術を持つ者。大型キャバリア—からパワードスーツまで操縦可能。
・電脳士[ネットランナー]
ネットワークのエキスパート。デジタル技術全般にも強い。
・科学者[サイエンティスト]
先進的科学技術に長けた者。ロステクに関する知識も有する。
・技師[メカニック]
機械の運用・修理・改造の専門家。科学者よりも現場的な実務能力に優れる。
・操縦師[ドライバー]
ヴィーグル操縦の専門家。個人用の乗り物であれば、なんでも操縦可能。
・航宙士[アストロノーツ]
星間旅行者。宇宙船の操縦技術や、無重力下での活動を得意とする。
・医師[メディック]
医療関係者。外科・内科・緊急医療にサイバネ医療まで、様々な医療技術を持つ。
・商人[マーチャント]
商才に長けた者。金儲けの知恵が回り、交渉・鑑定なども得意とする。
・探偵[ディティクティブ]
推理・調査・探索の専門家。犯罪捜査からペット探しまで、粘り強く取り組む。
・報道屋[ジャーナリスト]
報道に携わる者。真実を暴き、白日の下にさらす意志・技術・人脈を持つ。
・政治家[ポリティシャン]
政治の世界で戦う者。部下と人脈と交渉を駆使し、社会を変える。
・探検家[トレジャーハンター]
ロステク探索のエキスパート。遺跡探索の技術や、宇宙考古学の知識を持つ。
・開拓者[パイオニア]
未踏地域を拓く者。開墾などの農業スキルや、狩猟などの技術を持つ。
・抵抗者[レジスタンス]
体制に抗う者。アジテーションなどの話術と、都市ゲリラ戦などの戦闘技術を持つ。
・競技者[アスリート]
身体能力に優れた者。球技からパルクールまで、スポーツ全般に長ける。
・宗教家[オカルティスト]
宗教的思想や知識を持つ者。大衆扇動や洗脳なども得意とする。
・芸術家[アーティスト]
芸術の才覚に長けた者。人を魅了する芸術を、己の身一つから生み出す創作者。
・魅了者[アイドル]
天性の魅力やカリスマ性を持つ者。自分自身の存在により、他者を惹きつける。
・悪党[ヴィラン]
社会の裏を暗躍する犯罪者。非合法の悪どい手段で、敵対者を威嚇し排除する。
・特異人格[サイコロジカル]
常人とはかけ離れた精神の持ち主。理外の思考や行動により、敵も味方も翻弄する。
・一般市民[シビル]
日常的なスキルに長けた者。料理や話術や遊びで、周囲の者を和ませる。
★アバター・クラスの記載方法
キャラクター自由設定1に【クレギオンワールド】<キャラクターの出自、国籍>[アバター](クラス1)(クラス2)
の形式を推奨します。
無理な場合は事前シナリオの総則に従い、アクションの冒頭に以下のようにご記載ください。
アバター 機甲士/クラス 戦士・守護者
★その他
プレイヤー一人一人が現時点で持っている能力は現代人とあまり違いはありません。
各アバターの初期の装備とスキルやそれぞれのクラスで「得意」とする分野があります。
各自の能力を組み合わせ、困難を打開してください。
アバター及び、クラスの記載がない場合はその能力が発揮できませんので、ご注意ください。
【2020年7月14日 15:00 運営チーム追記】
本日行われました当シナリオの抽選におきまして、ニブノス編へご参加いただいたお客様が不利とならず、均等に抽選される不具合がございました。
運営チームにて協議を行い、ニブノス編ご参加のお客様相当枠として3枠を追加し、落選されたお客様から再抽選を行わせていただくことといたしました。
追加で当選される3名のお客様には本日中に参加のご確認(ポイント再消費のご確認)のメールをお送りさせていただきます。
また、既に当選されたお客様につきましてはそのままご参加いただけるものとさせていただきます。
この度はご不安・ご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございません。
【2020年7月14日 15:30 運営チーム追記】
追加の当選者様(3名)の登録メールアドレスにご連絡のメールをお送りさせていただきました。
【2020年7月15日 10:30 追記】
■補足 に追記を行いました。