クリエイティブRPG

蠱毒の森

リアクション公開中!

蠱毒の森
基本情報

マスター:東雲東
ワールド:神州扶桑国
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2020年07月07日公開!

シナリオガイド

それは、それは、マガカミたちの狂乱の宴

シナリオ名:蠱毒の森 / 担当マスター:東雲東


 ある日のことです。神州扶桑国の帝都周辺にやや大きめの地震が発生しました。幸いにも、怪我人は驚いて転んだ人や、屋内で落下物に運悪く当たってしまった人などが大半で、人的被害は極めて軽微でした。
 しかし、築年数の長い建築物は脆くなっていた一部が破損するなど、多少の被害がないわけでもありません。
 地震そのものはさして珍しくもないので、おおよそ全ての人は「なんだまたか」程度で直ぐに日常へと戻っていましたが、中にはそうでない人もいます。
 通神州扶桑国にはマガカミの存在があるからです。マガカミの中には、古い時代に倒し切れずやむなく封印されたような者もおり、地震によって建築物が破損したという報告があれば、封印している寺や神社、或いは封印そのものに異常がないか調査しなければなりません。
 基本的にはそれらの封印を管理している者たちから報告があるのですが、時代の流れの中で継ぐものが現れず、所有者不在のまま忘れ去られた場所もあります。
 古い資料を元に、それらしきものがある場所はすでにリストアップされているので、修祓隊は調査員を各所に派遣してそういった場所の調査も入念に行い、必要に応じて再度封印を施します。

「この場所が最後か」
「えぇ、倒壊しかかっているから、慎重にいきましょう」

 若い男女の修祓隊員が訪れたのは、とある町のはずれにある森の奥。人々に忘れ去られて久しい神社の跡地でした。元々建物の大部分が朽ちていた上に先の地震です。封印された存在があった場合、封印が解けている可能性は高いと言えるでしょう。
 二人は建物の倒壊にも気を付けつつ、慎重に神社の中へ足を踏み入れます。
 一見、それらしい物は見当たりませんが、入念な調査の結果、隠された地下室があることが分かりました。
 床板の一部を剥がすと、錆びた分厚い鉄扉が現れます。二人は緊張した面持ちでそっと扉を開きました。

「っ! 不味い、逃げるわよ!」
「くそ、これは俺たちの手には負えん!」

 極僅かに開けられた扉から吹き出すように濃厚な瘴気が溢れ、その奥から何者かが飛び出てきました。どうやら封印が解けてしまっていたようです。
 二人は非常に強力なマガカミの気配に、自分たちだけでは対処不能と判断し、正体を確認することなく即座に撤退の決断を下しました。
 背後から聞こえる不気味な鳴き声に恐怖しながら、どちらか片方だけでも生きて帰り、事の次第を報告できるようにと別々の方向へ走り出しました。
 結果から言えば、二人とも生きて帰還することが出来ました。何故かマガカミは二人を追わず、その場に留まったのです。

「………これは!」

 二人の報告を基に、観測官が神社のあった場所の観測を行うと、森の広い範囲にマガカミの反応が広がっている事が分かりました。
 改めて熟練の隊員へ調査に向かわせると、その報告はとんでもないものでした。どうやら、現れたマガカミは神社を中心に瘴気を結界のように展開し、森の一部を完全に覆っているようです。
 この結界は外からの侵入を防ぐものではなく、内からの脱出を防ぐもののようで、中に入るのは容易ですが、外に出るのは極めて難しいものでした。また、何かに引き寄せられるように、付近の大小様々なマガカミがその結界内へと侵入していく様子も確認されています。
 これら調査の結果から、封印されていたマガカミは森の一部に他のマガカミを引き寄せ、それを喰らうことでより強大な力を獲得しようとしていると、観測官は結論づけました。

「マガカミが十分に力を蓄え動き出してしまえば、大規模な災害にも匹敵する被害が出ると予測されます。至急、討伐部隊の編成を!」

 観測官の要請により、大規模な討伐部隊が編制されるのでした。
担当マスターより

▼担当マスター:東雲東

マスターコメント

 初めまして、或いはお久しぶりです。本シナリオを担当します、東雲東です。
 本シナリオは地震がきっかけとなり、封印が解けてしまった強力なマガカミの討伐を目的とするシナリオですが、その他周囲の状況も合わせて高難度となっておりますので、十分にお気を付け下さい。
 それでは、各パートについて解説致します。

【1】結界周辺の警戒に当たる 難易度:3
 ドーム状に広がる森の結界周辺の警戒に当たります。結界の大きさは小さな町ならば丸々入る程の規模です。付近からマガカミが集まってきますので、それらを撃破してください。
 討ち漏らしが結界内へ侵入すると、それらは結界内部での喰い合いに参加し、他のマガカミの養分となるか、或いはより強大なマガカミとして生まれ変わることになります。
 集まるマガカミ自体は元々それほど強くはありませんが、結界を形成する瘴気の影響で狂暴化し通常時よりも攻撃性が強くなっています。
 また、町の支部に駐屯する隊士も作戦に参加しますが、急な事件だったこともあり、現時点では完全な準備が整っておらず、一部の隊士は出撃したくても出来ない状況となっています。
 なお、森という立地上、【2】【3】パート含めて集まるマガカミは鳥獣の形態を取るものがほとんどとなっております。
 このパートの結果次第で、【2】【3】パートの難易度が変化する可能性がありますのでご注意ください。

【2】結界内のマガカミを掃討する 難易度:5
 結界の内部に侵入し、共食いを続けて強大化しつつあるマガカミを討伐することで、元凶である封印されていたマガカミの討伐に当たる人たちを、消耗させずに最深部に到達する事を目指します。
 誘引され結界内に侵入したマガカミは、互いに喰い合い、争いに勝利したマガカミはより強力な力を獲得しています。さらに、一種の狂乱状態にも陥っているため、例え瀕死の重傷でも自分以外の存在へ容赦なく襲い掛かります。
 また、結界からの脱出はほぼ不可能なため、負傷したので結界の外で治療を受ける、といった行動は取れなくなります。
 このパートの結果次第で、【3】パートの参加者の初期状態が変動します。
 なお、狂暴化するのはマガカミのみで、皆さまには影響が出ることはありません。

【3】封印されていたマガカミを討伐する 難易度:7
 結界の中心を目指し、そこにいる封印されていたマガカミを討伐します。
 基本的に、封印されていたマガカミとの戦闘直前から開始になるので、そこに至るための道程は気にしなくても大丈夫です。ただし、【2】パートの結果次第では、怪我や疲労があるなど不利な状態で開始する可能性はあります。
 結界はこのマガカミを討伐しない限り解除されないため、討伐に失敗すると【2】【3】パートの参加者の生存は絶望的となります。

 また、討伐対象のマガカミは、結界内である程度成長した他のマガカミを捕食することで急速に力を高めているため、討伐に参加できるのは隊士階級が丙以上か流派段位が奥伝の者と、その仲間のみとなります。
 このマガカミ自体の強さも相当な物ですが、別のマガカミが乱入する可能性もあるため非常に危険な戦いとなっております。
 ※LCを連れたりGAを組んだりする場合、その中で最も階級もしくは段位の高い方が条件を満たしていれば、他の仲間も討伐に参加することが出来ます。

・封印されていたマガカミに関して
 修祓隊の保管するあらゆる資料総ざらいで調査した結果、封印されていたのはである可能性が高いとされていますが、失われている部分も多く完全に全容を把握することは出来ませんでした。
 鵺は猿の頭、狸の胴体、虎の四肢、蛇の尻尾を持つとされる、いわば和製キマイラのような存在です。
 高い俊敏性を活かした爪や牙による格闘戦は勿論の事、瘴気を操り遠隔攻撃も可能な上、猿の頭を持つためか知恵が回り、それらを効果的に組み合わせるとのことです。
 また、既に結界内での喰い合いは始まっており、資料に書かれた内容よりも強力になっていると予測されています。

【4】その他
 【1】~【3】パートの行動方針に縛られず自由に動けるパートです。
 作戦開始前に町や支部で情報収集や作戦準備の手伝いを行う、或いは戦闘後の事後処理を手伝うなど、いつどこで何をするかはこちらのパートを選んだ方にお任せします。
 便宜上難易度は1となっていますが、実際には行動の内容次第で難易度は変動しますのでお気を付け下さい。
 また、あまりにもシナリオに関係ない内容の場合は不採用もあり得ます。

・行動可能地域
森:今回のシナリオの舞台となる森です。
結界内:結界の内部に侵入します。一度入ったら鵺討伐まで出られませんのでご注意ください。なお、鵺に近付く場合は【3】パートと同等の階級による制限が発生します。
町:森から最も近い町です。
修祓隊支部:町にある修祓隊の支部です。皆様はこちらから派遣されました。

 それでは皆様、奮ってご参加ください。

結界周辺の警戒に当たる

3

結界内のマガカミを掃討する

5

封印されていたマガカミを討伐する

7

その他

1