クリエイティブRPG

エニフの英雄と4人の歌姫(前編)

リアクション公開中!

エニフの英雄と4人の歌姫(前編)
基本情報

マスター:天ノ土竜
ワールド:ゴダム/アーキタイプ/テルス
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2020年02月03日公開!

シナリオガイド

時空を超えて過酷な運命を背負った異世界の歌姫を救え!

シナリオ名:エニフの英雄と4人の歌姫(前編) / 担当マスター:天ノ土竜



 ゴダムの小世界、ワープドコスモスは恒星エニフを中心とする星域です。
 広大な宇宙空間を隔てて恒星エニフを中心とした惑星ワラム、その周辺の小惑星群と宇宙コロニーが存在しています。
 小惑星群は、かつてワラムと資源を巡って戦争をしていた巨大惑星エクタームが500年以上前に惑星爆発を起こした成れの果て。
 エクタームが惑星爆発を起こした時のエネルギーが爆発の衝撃で歪んだ時空に閉じ込められ、死灰星雲として【ワープドコスモス】を覆っています。
 宇宙空間のところどころに大きな時空の歪みがあり、【ワープドコスモス】は人々がその時空の歪みを利用して宇宙空間での移動や通信を行い日常的に活動している世界です。
 

 そんなワープドコスモスへ再びゲートが開きました。
 ですがそこは以前に特異者が訪れてから100年後の世界でした。





「ワープドコスモスは古代文明の遺跡や武器が多く残されている世界……興味深いわね」
 TRIAL技術部のジェシカ・丸山の助言の下で現在のワラムとエクタームの人々の暮らしや様子を調査することになりました。
 アーキタイプの世界で遺跡の監視員だった特異者の城生 拘一(しろう こういち)も先遣隊を志願しました。
 ゲートが開いた場所は前回と同じく惑星ワラムの荒野でしたが、様相はかなり変わっていました。
「まるでジャングルだな」
 気候に変動があったのか、広大な荒野だった場所は深い緑に覆われていました。
 とりあえず都市部へ向かうために住人の姿を探しました。
 すると一台の貨物用トラックが近づいて来て停車し、城生は警戒しました。
 トラックから研究員のような制服の男が降り立つと、城生たちに丁寧に挨拶をしました。
「あなた方は、”コロニー帰り”——異世界の”特異者”の皆様ですね。
よくおいでくださいました。……いつかこの日がくると信じておりました」
 一見年齢がわからない白髪の男は、何かを懐かしむように特異者たちを見つめました。
「どうか私と一緒に来てください」
 

「”コロニー帰り”だと!? あの伝説は本当だったのか!?」
「そいつらって骨のある奴ぁいるのか?」
 惑星ワラムから宇宙空間を隔てて漂う最大コロニー【シャークヘッズ】の一区域で武装した者たちが叫んで立ち上がりました。
 壁の向こうの通路では激しい銃声が鳴り響いています。コロニーを統括するファミリー<メガマウス>は別のファミリーとの抗争中でした。
「とりあえずこいつらを片付けるよ!」
 銃を担いだリーダー格の少女が周囲の空間に鳴り響く一声を上げると武装した周囲の仲間も気合の声を上げました。


「”コロニー帰り”……非常に高い知能と戦闘能力を持つ異世界の者とのこと。
是非とも我が軍に向かい入れなければ」
 ”特異者”が現れたことは宇宙コロニーから更に遥か離れた最大規模の小惑星、【ネオポートペガサス】にも伝わっていました。
「あくまでそれは”伝説”の話です。実力を見るまでは信用はできません」
 かつてのワラム正宇宙軍——現在はエニフ正宇宙軍の名称で基地として整備された氷に包まれた小惑星の地下都市で、指揮官の制服に身を包んだ少女が冷ややかな声で呟きました。
不意に警告音が響き渡りました。
「前方から変異星獣の群れがやって来ます!」
「出撃準備、発進!」
 少女の声が基地全体に響き、氷の下の地下空間から宇宙空間へ出撃した戦闘機が数体の闇のオーラを漂わせた生物へ向かいました。





 城生たちが連れて行かれたのはワラムの旧中央管理局でした。
 ですが高い建物は一切なく、倒壊したままの建物も多くありました。その中で頑丈そうな議事堂跡で惑星ワラムの指導者が城生たちを出迎えました。
 室内には多くの端末機で作業する人々がいました。モニターには各地の様子が映し出され、一応ワラム全域の人々を管理する能力は維持しているようです。
 すると数十人の少年や少女たちが登場し、歌声や楽器の演奏を披露しました。
 その歌声は心の奥まで染み入り、城生たちの不安や疑念、肉体的な疲労感を取り払いました。
「ようこそ、ワラムへ。何もないところですが、どうかごゆっくりお過ごしください」
 惑星ワラムの指導者、ミュウマと名乗るその少女は一層美しく優しい声で挨拶しました。


 一方、ジェシカはワラムの”研究員”の男と調査活動を行う上での確認をしていました。
 ”研究員”の男はサルク・ムーンと名乗りました。
 100年前に特異者が訪れたことで、ワラムの管理局では時空を超えてやってくる存在に備えて異世界の能力についての研究が続けられていたようでした。
「では、ゴダム以外のアバターでも使えるものがあるということね」
 ジェシカが提示したデータから【ワープドコスモス】を調査する上で”ゴダム”の他にもメインアバターとして利用できることがわかりました。
「”アバター”についてはまだ我々ももう少し研究したいところですが、調整すればエネルギーの変換が可能です。
あくまで自己責任で、というところですが……」
 サルクの顔は特異者たちの能力に強い興味と期待があるようでした。




 どこかにある暗い空間に、その少女は一人でいました。
 粗末な衣服の少女の脇の床には空のコップとお皿が置かれて、その皿に残った食べ物の欠片を小動物がカリカリと齧る音がしています。
 少女は小動物へ指先を向けると小動物は少女の手から肩へと登り、毛づくろいを始めました。
 少女は小さな声で歌を歌い始めました。小動物はそのまま眠り始めました。
 消え入りそうなその細い歌声は、それでもその場所から遥か遠くまで広がっていきました。

担当マスターより

▼担当マスター:天ノ土竜

マスターコメント

 お世話になっております、天ノ土竜です。
 今回は小世界のワープドコスモス第二期となります。今回はその導入部となります。
「惑星ワラムと死灰星雲」
「ファントムジェネラルの呪讐星域」
 これらの一連のシリーズの続編となります。
 ですが100年が経過した世界であり、前回の出来事を知らなくてもガイドとマスターコメントの情報だけで問題なくご参加いただけます。
 前シリーズに一話でも参加された方はそのデータや功績が残されているので称号として得た立場は維持されています。アバターを変えても同一人物として認識されます。



 再度繋がった小世界ワープドコスモスの100年後の世界。
 先遣隊がゲートの保全を確認して旧宇宙港の設備があるワラムから宇宙コロニー、小惑星へと調査に向かうことになります。


 前回のシリーズ本編『ファントムジェネラルの呪讐星域』の結果、最大の脅威であった変異星獣を倒したことによってワラムの資源問題が解決しました。
 現在はワラム中央に集中していた権力が分散し、惑星ワラム、小惑星、宇宙コロニーのそれぞれが独立して自治を行っているようです。
 今はワラム人、エクターム人関係なく各地で人々が交流しています。
 ただその中でも”歌姫”という特殊な歌声や音楽性の能力を持つ者は特別な地位にいて人々の支持を得ているようです。

 前作のNPCの一部は長寿種として存命しています。サルク・ムーンもその一人です。消息を調べれば何らかの関係者と接触することができます。


 今回調査できる場所は以下の三箇所です。

惑星ワラム(難易度3)…巨大惑星エクタームと同じように惑星爆発の運命を辿るところでしたが大地震としてエネルギーを分散することで爆発を逃れました。その代わり大きな発展はできず、気候が変動して地上の様子もかなり変わったようです。ただまだ詳しいことはわかっていません。
NPCのジェシカ・丸山はワラムの旧中央管理局で情報を収集しています。

宇宙コロニー【シャークヘッズ】(難易度4)…元はエクタームの富裕層がワラムの保護を拒否して宇宙コロニーに移住したものです。商業や農業のコロニーなどが発達しているようですがそれだけ貧富の差も大きく、ファミリー同士の争いも多いようです。

小惑星【ネオポートペガサス】(難易度5)…変異星獣に対応するためにワラムの正宇宙軍の機能は小惑星に移設され、小惑星の資源開発や古代文明の武器や宇宙船の発掘などが行われています。宇宙コロニー間の抗争や反体制勢力への制圧を行うこともあります。
NPCの城生 拘一は【ネオポートペガサス】に向かいます。

※「そのほかの調査する」場合は難易度が1〜5となります。

●星獣
 ワープドコスモスには謎の生命体である星獣が辺境地に生息しています。

 もふもふした長毛の大小の獣で、攻撃性はありません。
 その中でも二足歩行をする人に近い種類が「星獣人(びと)」と呼ばれています。

 星獣人は微量のマギウスとしての能力があり、貴重な存在として扱われています。




●アバター

 恒星エニフはフォトンに近い性質の光のエネルギーを、死灰星雲は闇のエネルギーを放ち、この世界のマギウスはその力を利用する能力を持っています。
 今回はそれらの【ワープドコスモス】のエネルギーを変換することでメインアバターをゴダム、アーキタイプ、テルスとしても問題なく行動することができます。
 守護者やキャヴァルリィ・メタルキャヴァルリィといった機体も持ち込むことができます。ですが今回はあくまで調査が目的ですのでそれに対応した使用が望まれます。
 また、コロニー内や小惑星の地下都市内では通常に行動することができますが、宇宙空間で活動する場合は必要なスキルや装備を各自でご用意ください。 


●アバター死亡
今回含めシリーズ内では無謀または非常に危険な行為に対してアバター死亡判定が行われます。

死亡判定を受けた場合は次回以降は同じアバターでは参加できません。
ワープドコスモスではアバターが変わっても同一人物として認識されます。危険や害意のある行為には以後の行動を制限されますのでご注意ください。



 今回は激しい戦闘や難しい調査はありません。「三千界のアバター」を始めたばかりの方でもお気軽にご参加ください。

 展開に関わる調査結果を得た方には後編への招待をお贈りします。


 まずはぜひ再び繋がったワープドコスモスの世界への入り口をくぐってみてください。

 お待ちしております。


惑星ワラムを調査する

3

宇宙コロニーを調査する

4

小惑星を調査する

5

そのほかの調査する

1