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【八賢士伝】尾俵攻城戦【第5話/全6話】

リアクション公開中!

【八賢士伝】尾俵攻城戦【第5話/全6話】
基本情報

マスター:北織 翼
ワールド:千国
 
 

料金

MC参加:200ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2019年04月17日公開!

シナリオガイド

法正が仕掛ける邪謀に、亜羽和瑳新領主が異国の英傑と共に挑む!

シナリオ名:【八賢士伝】尾俵攻城戦【第5話/全6話】 / 担当マスター:北織 翼



※これまでの簡単なあらすじを当ガイド下部マスターコメント冒頭に記載しましたので、【八賢士伝】の世界に初めて触れられる方は先にマスターコメント冒頭をお読みになる事をお勧めします。

* * *


 久留里城では、新たに領主となった淳泰改め里見 義重が「異国の英傑」と呼ばれる特異者たちと軍議を開いていました。
 里見家武将の斎藤 実盛正木 時茂岡本 随縁斎も同席する中、義重が言います。
「我が里見軍は、これより北条 氏政殿の治める尾俵に進軍します。本来ならば先の海上戦での疲弊を回復させてから挑むのが定石、欲を言えば戦などせずに和睦して終結させたい所ですが、これまでの敵の動きと皆さんが戦場で得た情報を元に考えると、そのどちらも叶わぬかと……」
 義重は武将や異国の英傑たちを見渡して、ひとつ息を吐きました。
「それに先だって、敵の『正体』について皆さんからの情報で私なりに導き出した推測を申し上げます。私は、敵総大将は海陵王(かいりょうおう)であると睨んでいます」
「あの海陵王が生きていると仰せになるのですか!?」
 実盛が目を見開きます。
「……はい。書物によると、確かに海陵王は里見・千葉・北条の連合軍によって失脚させられていますが、それ以上の詳細はおろか、どこにもその死を確認した旨の記述がありません。とはいえ、里見義弘公が敵の生死を確認しない筈もないでしょう。恐らく、火に包まれたか海に沈んだか、死体が見つけられないような状況が発生したのではないかと考えられます。ただ、賈充、鍾会、荀勗、法正の四人は、城の蔵書によると当時海陵王の側近だった役人なのですが……生きていれば今は実盛殿とそう齢も変わらぬ筈で、私たちが見てきた姿はその実年齢と大きく違います。その辺りの矛盾はまだ答えが見つからないのですが」
「何かよく分かんねぇけど、これから鍾会と法正と海陵王ってのを討ち取ればいいワケだな?」
 時茂の言葉に、義重は静かに首を横に振りました。
「いいえ、鍾会は既に亡くなっていると考えて良いでしょう……千葉直重殿と戦った時に。と言うより、直重殿が鍾会だった、と言うべきでしょうか」
 唖然とする時茂でも理解出来る様に、義重は順を追って説明を始めます。
「まず、鶴姫様がこちらに輿入れした後に荀勗とすり替わっていたとしたら、あの義頼様が気付かない筈がないと思います。つまり、輿入れする前の互いに顔を知らないうちから荀勗は本物の鶴姫様を手に掛け成り代わっていたのでしょう。そうなると、素知らぬ顔で彼女を里見家に送り込んできた氏政殿も荀勗の成り代わりに関与していると考えるべきです。そして、その氏政殿によって千葉家に養子に出された直重殿もまた、荀勗と繋がっていると見るのが自然です。現に、直重殿は英傑の皆さんに追い詰められた時に、『鍾会』という名を聞いて動揺し、『法正』という名を口走った、と聞いています。全ては推測の域を出ませんが、直重殿が鍾会だったとすれば、年齢的な矛盾以外は色々と辻褄も合いましょう」
「成程な……」
 複雑な面持ちで頷く時茂の隣で、今度は随縁斎が徐ろに口を開きます。
「そういえば……亡き我が父が生前申しておりました。先の北条との戦の折、氏政殿は一度も姿を現さなかったと。仮に、顔を見知っている義弘公の前に出られない理由があったとすれば、それは偽者である事を義弘公に見抜かれるのを恐れてか……と。そうなりますと、氏政殿は先の戦の時には既に何者かによって……それも、荀勗や鍾会を自由に動かせる立場の者……つまりは海陵王によってお命を奪われ、海陵王が氏政殿に成り代わっていたのでは……」
「ええ、私も随縁斎殿と同じ考えです。鉄甲船に現れた法正の容姿は、聞く限り氏政殿の齢とはかけ離れていますから、法正が氏政殿とすり替わっているとは考えにくい……となれば自然と海陵王が氏政殿になりすましているという結論に達します」
「それに、法正が口にしたという『金国再興』が奴等の目的だとすれば、確かに猶予はございませんな。こちらが軍備を整えている間に向こうも兵力を増強、あわよくば逆にこちらに仕掛けてきましょうぞ。ここはやはり、義重様の仰る様に打って出るべき」
「ジジイの言う通りだな。けど、尾俵には厄介な支城もあるぜ。殿、策はあるんですか?」
 実盛と時茂は厳しい現実に眉根を寄せながらも義重に賛同し策を尋ねました。
「私なりに、最も着実な策を考えました。これより隊を二手に分けます。本隊は尾俵城攻城、別働隊はその支城である八王子城に向かって下さい。他にもまだ支城はありますが、距離と方角から考えて支城の中では八王子城を最初に攻略すべきです」

 しかし、事はそう上手く運びません。
「一大事にございますっ!」
 突如、伝令の兵士が軍議の場に駆け込んできました。
「下宇佐にて領民が蜂起! 蘇我の支城を制圧し、久留里に向け南下している模様!」
 この一報に、その場はにわかにどよめきます。
「一体何故……まさか、法正が私たちを『背後から突く』為に何か仕掛けた……?」
「ならば、後顧の憂いを絶つまでですな。この実盛にお任せあれ。なに、内海で英傑殿と約束しました故、無茶は致しませぬ」
 不測の事態に狼狽する義重に比べ、経験豊富な実盛は実に落ち着いています。
 そんな実盛に触発されたのか、古参の家柄に誇りを持つ随縁斎も立ち上がりました。
「殿、それでは私が八王子城に参ります。難攻不落の尾俵城を攻めるには正木殿の力が必要かと」
「……分かりました。英傑の皆さん、下宇佐で想定外の事が起こりました故、尾俵攻めは思いの外厳しいものになりそうです。どうか、此度もお力をお貸し下さい」
 義重は異国の英傑たちに心から助力を請うのでした。

* * *


 一方、尾俵城本丸では、法正が安楽椅子を揺らしながらしなやかに指先を動かしていました。
「人の心なんてものはね、ちょっと不安を煽ってやるだけで幾らでも乱れるものさ。さて、坊さんがどんな手に出るか、とくと拝見しようじゃないか。それから、分からせてあげなくてはね……弱者の抵抗ほど無様で残酷なものは無いという事を」

担当マスターより

▼担当マスター:北織 翼

マスターコメント

【八賢士伝】あらすじ

 千国に新たに見つかった小世界・亜羽和瑳(あわかずさ)は、内憂外患の国です。
 千国の他の地域では見られない「呪幻死獣」「呪幻死兵」といった魔物が出現する上に、隣国である尾俵と下宇佐とは過去の戦以降緊張状態が続きいつその火種が再燃してもおかしくないという状態でした。
 亜羽和瑳には、領国存亡の危機を救うと言い伝えられている「八賢士の遺品」なるものが存在しています。
 殆どが所在不明だった遺品は、特異者たちの命懸けの働きに呼応し次々と目覚め、これまでに8品中6品がその力を認めた特異者の元に収まりました。
 そして、突如下宇佐の千葉直重が挙兵したり、尾俵から攻撃を受けたりと、国存亡の危機に瀕する度に「異国の英傑」と呼ばれる特異者たちの力と八賢士の遺品の能力によって乗り切ってきました。
 そんな折、領主の里見義頼が妻・鶴姫に殺害される事件が起きます。
 義頼を殺した鶴姫の正体は敵のひとりで荀勗という女性でした。
 荀勗は内海を渡り逃亡を図りますが、義頼に後事を託された長安寺住職・淳泰と特異者たちの追撃により討たれます。
 更に、淳泰が実はその出生を隠された里見家の血を引く唯一の者である事も明らかになります。
 淳泰は、これまで彼を敵の目から守る為に命を懸けてきた肉親と、戦場で亜羽和瑳の為に戦ってくれる里見家武将や特異者たちの想いに応えるべく、里見義重と名を改め亜羽和瑳の新たな領主となったのでした。

 ※より詳細な内容を把握したい方は、
【八賢士伝】第1話
【八賢士伝】第2話
【八賢士伝】第3話
【八賢士伝】第4話

をご覧になって頂ければ幸いです。


* * *



マスターの北織です。

淳泰は里見義重として亜羽和瑳領主に就任、「戦を終わらせる為の戦」という苦渋の選択で尾俵を攻める決意を固めました。
しかし、まるでそれを見透かしたかのようなタイミングで下宇佐で謎の暴動が起き、里見軍の動きを妨害しようとしています。
詳細については後述いたしますので、まずは皆様に達成して頂きたい事を先に申し上げます。

第5話となる今回は、皆様に

 1,下宇佐の暴動を鎮圧する
 2,八王子城を落城させる
 3,尾俵城を攻略し法正を撃破する

の3点をお願いします。

それぞれのアクションパートと周辺環境、登場するNPCについて、これから詳細を補足説明させて頂きます。

なお、【八賢士伝】では、第3話以降難易度5以上の高難度のアクションパートが登場しています。
あまりに無謀なアクションを掛けられた場合や、アクションパートが示す適正レベルに著しく及ばないアバターレベルで参加し無茶な動きをされた場合などは、アバター死亡もあり得ますので、くれぐれもご注意下さい。

◇ご注意◇
第5話では、下宇佐領主となっているPC様はアクションパート1に、「八賢士の遺品」を持つPC様はアクションパート3にそれぞれ行き先を限定させて頂きます。
指定されたアクションパートと異なる行き先を選択された場合、マスターの裁量でパートを移動させて頂きますのでご注意下さい。



■周辺環境

 ・時間帯:昼間

 ・気温及び天候
 天候は晴れ、気温は「体温調節に苦労しない快適な温度」です。
 風はほぼ無風です。

 ・活動場所
 アクションパートにより異なりますので、後述の各アクションパートに関する記載内容をご確認下さい。
 ただし、各パート共通で「それぞれの戦闘場所に布陣または到着した所からスタートする」という認識で大丈夫です。
 ※下宇佐領主と遺品所持者の参加パートは限定されておりますので、領主の方と遺品をお持ちの方は参加されるパートの選択にくれぐれもご注意下さい。


■第5話に登場するNPC

〈里見軍〉
 ・里見 義重(25歳)
 これまでは長安寺の住職・淳泰として、過去の戦で家族を失った子供たちを引き取り共に暮らしていました。
 自身もまた孤児であると聞かされてきていましたが、その正体は実は亡くなった前領主・里見義頼の異母弟でした。
 将にはそぐわない温和で寛容な性格ですが、領主として国と民の将来を背負う覚悟を決め、今回皆様と共に尾俵に攻め入ります。
 なお、里見家当主は陣羽織を羽織れば里見軍の総大将として幻遊兵の召喚が可能となりますが、戦場での経験があまりに少ない彼にそれが今回可能かどうかは、本人も含め全く予見出来ない状態です。
 ・正木 時茂(23歳)
 里見家家臣のひとりで、内海に近い峰上城を任されている女性です。
 「槍大膳」の異名を取る槍の名手で、非常に勇猛果敢です。
 里見家家臣の中では最も戦闘能力の高い武将ですので、本隊の前線に立ち皆様と共に尾俵城に攻め入るつもりでいます。
 ・斎藤 実盛(64歳)
 里見家に長く仕える老将で、過去の戦以降ここ数年は下宇佐との国境にある砦で警戒任務に就いていました。
 今回は当初里見軍本隊の後方支援を担うつもりでいましたが、下宇佐の暴動を鎮圧すべく下宇佐領主の援軍として現地に赴く事になりました。
 ・岡本 随縁斎(32歳)
 代々里見家に仕えている古参の家臣です。
 一度は法正に唆され寝返りましたが、特異者たちのお陰で本来の気概を取り戻し里見軍武将として再出発する事になりました。
 今回は北条軍の支城である八王子城を攻略しに向かいます。

〈北条軍〉
 ・法正(ほうせい)
 第4話での言動から、「海陵四天王」の筆頭で海陵王の側近である事が分かっています。
 亜羽和瑳前領主・里見義頼も、「金国皇帝の側近で、禁術で人心を惑わせていた」と生前口にしていました。
 長髪で眉目秀麗、非常に頭も切れる男性です。
 第4話の状況から、北条軍を動かせる立場にあるようです。
 蜂天外祖(ほうてんがいそ)という何やら特殊な能力を駆使して里見軍を迎え撃ちます。
 ・北条 氏政(ほうじょう うじまさ)
 第4話エピローグにて、法正を従えていた事とその法正に「海陵王様」と呼ばれていた事から、これまで「旦那」と称されてきた老齢の男性と同一人物で、しかも海陵王その人であると思われます。
 義重も家臣の武将たちや皆様から得た情報で、氏政=海陵王と睨んでいますが、一度もその姿を確認した事がありませんので、まだ推測の域を出てはいません。
 法正と同様に蜂天外祖の使い手ですが、今回も戦場に姿を現す可能性は無いでしょう。
 ・呪幻死獣(じゅげんしじゅう)
 既に死んだ獣がまるで生きているかのように動き人々に襲い掛かります。
 大きさは狸や狐程度から熊程度まで様々で、動きも緩慢だったり素早かったりまちまちです。
 当初は獣だけでしたが、第4話までの間に、虫や鳥、魚の呪幻死獣も確認されています。
 単独でいる場合もあれば何匹かまとまっている場合もあり、これはその死獣を操る者の戦術にもよるようです。
 牙や爪に毒を持ち、何の術も持たない人間が傷を負うと患部から壊死し、程なく死に至ります。
 防御力がとても弱いため大抵の攻撃はヒットしますが、足をもがれようが腹を裂かれようが動きを止めずに襲い掛かってくる所が難点です。
 特異者たちの調査により、体のどこかに印のようなものが刻まれており、浄化系のスキルや光属性の攻撃を食らうとこの印が消えて完全に動きを止める事が分かっています。
 ただし、敵の中には第2話に登場した賈充のように、一度印を消された死獣や死兵に再度印を施し復活させて使役する者もいます。
 また、火属性の攻撃やスキルも有効と判明しておりますが、こちらは火力に左右され、強い火力であればすぐに真っ黒に炭化して印も消せますが、そうでないと炭化するまで時間が掛かり、その間火だるま状態で襲い掛かってくるので余計に厄介な敵になる場合もあります。
 ちなみに、物理攻撃で完全に撃破するには悉く粉砕するより他無いようで、中途半端に肉体が残っているといつまでも攻撃してきます。
・呪幻死兵(じゅげんしへい)
 既に死んだ人間が落ち武者風の格好で襲ってきます。
 イメージとしては亡霊兵に近いですが、呪幻死兵は本当に「死体」が動いているので、地球で言う所の「ゾンビ」に近いかと思われます。
 こちらも呪幻死獣同様に動きの素早さや武装には個体差がありますが、元々死体ですので大きさは生前のサイズそのままです。
 武装は、獣と違い剣や槍、弓矢を所持しており、その刃の部分には呪幻死獣と同様の毒が仕込まれています。
 こちらも撃破の方法は呪幻死獣と全く同一で、現時点では体のどこかに印がある事も防御が極端に弱い事も一緒です。
 なお、呪幻死獣については特殊な術など使わず牙や爪などによる物理攻撃のみで襲い掛かってきますが、呪幻死兵については注意が必要です。
 第3話で縛魂兵(ばくこんへい)なる「意思や高い知能を持つ呪幻死兵」が確認されたためです。
 縛魂兵は呪幻死兵の部隊を率い操る事も可能ですし、防御や回避に対する心得もあります。
 縛魂兵にも呪幻死兵と同様に「毒と不死の能力」がありますので警戒が必要です。

 ※敵情報については、味方NPCや皆様のPC様がまだ知り得ない情報(いわゆるPL情報)に該当する事項もあります。
 第4話エピローグ内における法正と氏政のやり取りなどがこれに該当します。
 PL情報はアクションを掛けられる際の参考情報としては効果的に活用出来ますが、PC様が既に知っているという前提での動きや言動としては採用出来ませんので、ご了承下さい。


■「八賢士の遺品」について

 過去の戦で亜羽和瑳を守った一騎当千の8人の忠臣「八賢士」が愛用していた武器や得意としていた術を封じた物品です。
 非常に強い力を秘めているため、使いこなせる素質と亜羽和瑳や里見家を思う強い心があるかどうかを遺品自ら見極め、認めた者に自らの意思で飛んでいきます。
 これまで計6名の方が認められました。
 遺品に認められた方には、以後最終話まで招待を出させて頂きます。
 第5話でも皆様の中のどなたかがきっと遺品に認められるとは思いますが、「八賢士の遺品」を付与された場合次のような「制限」が掛かってしまいますので、ご了承下さい。

 制限1:亡霊兵を出来るだけ多く装備する必要がある
 亡霊兵の数が遺品の強さに直結します。
 触媒で数倍に増やすとそれも反映されます。
 【五虎大将軍】などのような人数固定の触媒を装備した場合は、亡霊兵の数としては人数が固定されてしまいますがある程度の補正はさせて頂きますのでそれなりに強力です。(【五虎大将軍】の場合では解説に「一騎当千」とあっても単純に亡霊兵5千人分の強さとまではいきません。他の装備なども確認した上で妥当と判断される程度に補正いたします)
 アバターの都合で亡霊兵を召喚出来ない場合は、可能な限り人数の多い領地を複数装備する事でなるべく補って下さい。

 制限2:装備する必要はあるのに、亡霊兵の召喚は出来ない
 亡霊兵の数を遺品の力とする以上、亡霊兵は遺品の攻撃力として消費されてしまいます。
 そのため、沢山装備しなければならないのに召喚が出来ない、という状態になります。

 制限3:場合によっては参加するアクションパートが限定される
 八賢士の遺品は敵にとっては脅威です。
 法正や海陵王といった「金国再興」つまり「亜羽和瑳の滅亡」を目論む者を、遺品に認められた者として打倒しなければなりません。
 その場合、そういった敵を直接打倒するアクションパートもしくはそれに関連するパートしか選べなくなる可能性がございます。

 以上の制限を受けたくないので遺品に認めてほしくないという方がいらっしゃいましたら、アクション内に明記をお願いいたします。


■「領主」について

 第3話で撃破した敵軍総大将が下宇佐領主であったため、領主不在となり国が混乱するのを案じた里見義頼によって特異者の中から新たに下宇佐領主が選ばれました。
 下宇佐領主に選ばれた方にも最終話まで招待を出させて頂きます。
 領主には遺品がありませんが、領主ならではの能力が使えるようになります。
 この「能力」については個別にお知らせ済みですので、領主の方はアクションを掛けられる際に再度ご確認をお願いいたします。
 なお、今回は選択出来るアクションパートに制限が掛かってしまっていますが、どうぞご了承下さい。


■1,下宇佐の暴動を鎮圧する

 下宇佐で何が起こっているのか、誰が何をどうしているのか、その詳細は殆ど掴めていません。
 伝令兵の報告で分かっているのは、
 ・領民が蜂起した
 ・蘇我城が制圧された
 ・蜂起した勢力が亜羽和瑳(久留里城)に向けて南下している
 という事だけですが、本ガイド内の義重の推理や法正の言動から、下宇佐の領民の心が乱れるような「何か」を法正が仕掛けたという事は間違いなさそうです。

 下宇佐の領民は、先の領主・千葉直重の圧政に苦しみ、その日その日を生き延びるだけで精一杯の貧しい生活を送っていました。
 義頼は生前「下宇佐をどう導くかは、全てが落ち着いてから」と新領主に指示しておりましたし、時間的経過を考えても直重の死からせいぜい数日しか経っておらず、領民の暮らしぶりに変化は生じていないものと思われます。
 それでも、下宇佐に新たな領主が就任したという触れは出しており、新領主の存在は下宇佐では周知の事です。
 これらの背景を利用して法正が何らかの方法で領民の不安を煽った可能性は十分考えられます。

 以下はPL情報となりますが、蜂起した領民は数百人あるいは千人規模、老若男女を問わず農具や蘇我城内に打ち捨てられていた武具を手に暴れている模様です。
 蘇我城は元々千葉城の支城で、戦の後は留守番程度に亜羽和瑳の兵士が数人配置されるだけとなっておりました。
 その為、兵士らは暴徒化した領民に全員殺害されています。
 領民は蘇我城を拠点とし南下を始めましたが、いまだ下宇佐領内を出るには至っていませんので、皆様とは国境に近い合戦場で鉢合わせる形となります。
 合戦場及びその周辺は、だだっ広い野原のような場所です。
 身を屈めれば隠れられそうな背丈の草はあちこちに生い茂っておりますが、所詮草ですので堅固な遮蔽物のように盾として攻撃を遮断する事は出来ません。
 また、この暴動の黒幕が法正であるとなれば、本来非戦闘員の領民が暴れるだけの展開で彼が満足するとは思えません。
 頭の回る法正ならば、仮に領民が鎮圧されても里見軍の背後に脅威として存在出来るよう、二の手、三の手を用意している可能性は大いにあります。
 皆様には、しっかりとした武装と抜け目の無い全方位への警戒をお勧めします。

 なお、義重は領民の殺害を望んでいません。
 今後の下宇佐統治を考えても、領民の殺害は新領主や里見家の首を絞めるばかりか亜羽和瑳との関係にも亀裂を生じさせる恐れがあり、メリットはありません。
 更に、物理的に動きを止めるだけの方法は現状は有効ですが、領民の中に燻る不満や不安をそのままにしておけば法正の力など無くてもこの先同じ様な事が起こりかねないでしょう。
 よって、こちらのパートでは、対領民に関しては極力「不殺」で、余裕があれば領民の内面的な部分のケアもお願い致します。

 こちらのパートには、斎藤実盛が同行します。
 実盛は幻遊兵を最大200名召喚可能で、今回は領民を殺さぬよう峰打ち出来る刀隊として召喚する予定です。


■2,八王子城を落城させる

 尾俵城の支城である八王子城を攻略して下さい。
 八王子城は小高い丘の上に建つ堅固な山城です。
 小規模な城ではありますが、非常に複雑な構造をしており、石垣や土塁、兵の一部を屈曲させる事で死角を無くし側面攻撃を行いやすくする「横矢掛かり」という防衛設備が随所に見られます。
 現在、この八王子城にはかなりの数の呪幻死兵が籠城しており、それらを統率するのはこれまでの展開からも縛魂兵らであると推測されます。
 武装は刀や槍に限らず、弓や鉄砲といった飛び道具は勿論、数は少ないですが北条得意の大筒も装備されています。
 更に、領民を強者の糧としか見ていない北条氏政や法正の事ですから、籠城している呪幻死兵や縛魂兵が成人男性ばかりとは限らないでしょう。
 また、籠城している死兵だけでなく、呪幻死獣による奇襲などへの警戒も念のため怠らない方が無難です。

 この城を落城させるには、縛魂兵を含めた死兵の完全殲滅が不可欠となります。

 なお、こちらのパートには岡本随縁斎が同行します。
 随縁斎は小姓として宮川 勝太を連れて八王子城に向かう予定で、幻遊兵も最大で200名召喚出来、主に大盾兵(攻撃用武器は一切持たず木製の大盾のみを所持)として召喚する予定です。
 古参の家柄という事もあり、随縁斎は幼少期から英才教育を受け勉学や教養もそれなりに身に付けておりますし、刀や弓、槍などの稽古も一通り嗜んできましたので武芸もオールマイティにこなせます。
 単純に能力値だけで比較すれば実盛や時茂にひけを取らない戦闘能力を持っている筈なのですが、賢さが災いしてか、性格が非常にネガティブで何でも悪い方へ悪い方へと考えてしまう癖があり、それが彼の武勇を妨げています。
 彼を上手く動かせるかどうかは皆様次第かもしれません。


■3,尾俵城を攻略し法正を撃破する

 法正を倒して下さい。
 法正は尾俵城本丸のどこかにいますが、蜂天外祖の能力により神出鬼没です。
 ただ、本丸の外に出る事はありません。

 これまでに明らかになった法正の能力は、以下の通りです。
 ・空間を歪ませて人や物を行き来させる
 ・目が合った相手の動きを意のままに操る
 ・目にも止まらぬ速さで攻撃や回避が出来る
 そして、これらに加えて、同じく「蜂天外祖」の使い手だった賈充や鍾会、荀勗が使ってきた技も当然使えるものと推測されます。
 物体を自在に飛ばしたり、死兵や死獣を操ったりといった事は軽々とやってのけるでしょう。
 状況によっては、必要となれば天候操作もする可能性があります。
 それでもまだ法正の能力は勿論「蜂天外祖」というものについて不明な点は多くあります。
 上手く彼を追い詰め追及すれば、「蜂天外祖」や彼ら「海陵四天王」の素性などについて少しは情報が引き出せるかもしれません。
 ただ、法正は相手の心理を読むのが非常に得意です。
 正攻法で挑むだけでは苦しい消耗戦になるでしょうし、かと言って意表を突く奇策や思惑を用意しても見抜かれ対処されてしまう恐れは十分にあります。
 それでも彼を凌駕出来るくらいの強い心・熱い想いで臨んで下さい。

 尾俵城は広大な敷地を武器にした難攻不落の平山城で、本丸に辿り着く事さえ非常に困難と言われています。
 二の丸、三の丸と言われるエリアには城下の村々さえ含まれており、民家や畑が所々に存在し皆様の進軍の邪魔になる可能性もあります。
 ただ、領民は全員退避を命じられており、尾俵城内には非戦闘員はいない状況となっています。

 こちらのパートには、里見義重と正木時茂の両名が皆様と同行します。
 義重は里見軍の総大将として本隊最後方に、好戦的な時茂は本隊前衛に得意の槍を構えて布陣する予定です。
 時茂は幻遊兵を最大200名召喚出来、今回も主に槍隊として召喚する予定ですが、義重の方は前述したように幻遊兵の召喚に関しては全くの未知数です。


 ■お知らせ

 【八賢士伝】は全6話のシナリオで、今回はその第5話でございますが、これまでの参加の有無に関係なくどなたでもご参加頂けますので、参加ポイントが200ポイントのシナリオではございますがよろしければお気軽にお申し込み下さい。

 また、第2話から扉絵に本シナリオのNPCである里見義重(淳泰)が登場しております。
 こちらは、三千界のアバターでイラストレーター登録をされておりますカノユキ様にご制作頂きました。
 皆様には最終話まで義重のイラストも一緒にお楽しみ頂ければ幸いです。


それでは、どうか皆様のお力で下宇佐に平穏を取り戻し、尾俵での初戦を制して下さい!

下宇佐の暴動を鎮圧する

4

八王子城を落城させる

7

尾俵城を攻略し法正を撃破する

8