三千界のアバター

【八賢士伝】長安寺急襲【第2話/全6話】

リアクション公開中!

【八賢士伝】長安寺急襲【第2話/全6話】
基本情報

マスター:北織 翼
ワールド:千国
 
 

料金

MC参加:200ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2018年05月09日公開!

シナリオガイド

牙を剥く蜂天外祖の力! 八賢士の遺品は動くのか……?

シナリオ名:【八賢士伝】長安寺急襲【第2話/全6話】 / 担当マスター:北織 翼



※第1話のあらすじを当ガイド下部マスターコメント冒頭に記載しましたので、【八賢士伝】の世界に初めて触れられる方は先にマスターコメント冒頭をお読みになる事をお勧めします。

* * *


「では淳泰、其方はやはり氏政殿を……」
 久留里城天守では、亜羽和瑳領主の里見 義頼と彼の政治指南役である長安寺住職・淳泰が難しい顔を突き合わせながら話をしていました。
「……断定は出来ません。ですので、まずは書状で近況伺いをした上で問うのが筋かと。こちらが完全に疑念を抱き攻勢に出ていると思われては、それこそ相手に大義を与える事になりかねませんので」
「……そうだな。こちらとしても、異国の英傑たちが力を貸してくれるとはいえ義父上との戦は避けたいからな」
 義頼はどこか安堵した様子で答えますが、その直後淳泰の複雑な表情に苦笑しながら続けます。
「……これでも、惚れておるのだ。私を『旦那様』と呼び、添い遂げると言い切るあの女子にな。鶴を余計に泣かせる事はしたくない。……笑いたければ笑え」
「いいえ……それでこそ、義頼様でございます」
「フン、世辞は要らん。氏政殿と下宇佐直重殿への書状はすぐに用意する。明日には両国に城の者を遣わせよう」
 時折咳き込みながらも書状の用意を約束する義頼に、淳泰は釘を刺しました。
「ええ、ですが義頼様、決してご無理はなさらぬよう」
 その時です。
 身分は大きく違えど「竹馬の友」とも言える二人の間に流れる空気を、襖の外からの逼迫した声が一気に壊しました。
「申し上げます! 城下に呪幻死獣と呪幻死兵が数多出現! 更に、長安寺より火の手でございます!」
「何だとっ!」
 城下の異変ばかりか、淳泰が孤児たちと共に暮らしている長安寺が火災に遭っていると聞き、義頼は珍しく声を荒げます。
 淳泰は矢も楯もたまらず立ち上がると錫杖を手に部屋を飛び出そうとしましたが、義頼が呼び止めました。
「待て淳泰! 其方一人が戻った所でどうにもならん!」
「しかしっ!」
「斯様な時こそ落ち着けと申しておるのだ! 其方には城の兵を護衛に付ける故、その者と共に寺へ急げ」
 続いて義頼は報告に来た兵士に次々と指示を飛ばします。
「淳泰の護衛を用意せよ。それから、城下や寺周辺に早馬を飛ばし、異国の英傑を見つけ次第助けを請え。城下の兵には民を久留里城二の丸に誘導させよ。万一に備え民を城内に匿う」
「はっ!」
 指示を受けた兵士はすぐさま駆け出しました。
「淳泰、異国の英傑が駆けつけてくれるまでの間、寺には私の幻遊兵を向かわせる。止めても聞かんぞ」
「……っ」
 淳泰は己の無力さに、ただ唇を噛むしか出来ません……。

* * *


 その頃、長安寺に駆けつけた駒子は、燃え上がる寺の付近に誰ひとりとして見知った顔の無い事に、子供たちが逃げ遅れている事を直感で悟りました。
 駒子は境内の井戸から汲んだ水を被り寺の中に飛び込もうとしましたが、突如飛んで来た墓石の直撃を食らい倒れてしまいます。
「な……何、が……?」
「ヘッ、異国の英傑ってのも案外チョロイもんだなー。さてと、そろそろ火事場泥棒とでもいくか。ハハッ!」
 薄れゆく駒子の意識が最後に捉えたのは、目つきの悪い男の笑い声でした……。

担当マスターより

▼担当マスター:北織 翼

マスターコメント

【八賢士伝】 第1話あらすじ

 千国に新たに見つかった小世界・亜羽和瑳(あわかずさ)。
 ゲートが開いてまだ間もなく情報に乏しいこの世界に、「異国の英傑」として特異者たちは調査に向かいました。
 文化は大世界の千国に近いものの、女神信仰や大きな勢力を持つ特定の宗教・宗派が無い点や、千国では見られない「呪幻死獣」「呪幻死兵」といった未知の魔物が出現する点など、亜羽和瑳は千国とは大きく異なる様相を呈していました。
 しかも、呪幻死獣や呪幻死兵はいわゆる「動く死体」で生半可な攻撃では撃退出来ず、亜羽和瑳の領主である里見義頼は重い病で明日をも知れぬ身、しかも隣国である尾俵と下宇佐とは過去の戦以降緊張状態が続きいつその火種が再燃してもおかしくない状況と、多くの難題を抱えている事が明らかになります。

 亜羽和瑳の危機を救う「八賢士の遺品」が存在し、その遺品を扱えるのは「異国の英傑」しかいない……と、義頼への謁見によりそれらの難題を解決する手段も示されましたが、八賢士の遺品は殆どが所在不明で国が本当の危機に瀕した時でなければ使い物になりません。

 しかし、城下町や農村部で実際に呪幻死獣らと戦った特異者たちのお陰で魔物対策は進展を見せました。
 当面は魔物退治をしながら国内の情勢を安定させようと方針を定めた特異者たちと長安寺の住職・淳泰でしたが、異国の英傑の存在を知った「大きな敵」がいよいよ本格的に動き出したのです……。

 ※より詳細な内容を把握したい方は、【八賢士伝】第1話をご覧になって頂ければ幸いです。


* * *



マスターの北織です。

第1話で見え隠れした「敵」が遂に本気でその牙を剥き始めました。
詳細については後述いたしますので、まずは皆様に達成して頂きたい事を先に申し上げます。

第2話となる今回は、皆様に

 1,城下町の領民を久留里城二の丸に避難させる
 2,炎上中の長安寺から逃げ遅れた子供たちを救出する
 3,長安寺を襲撃した男(賈充)を倒す

の3点をお願いします。

それぞれのアクションパートと周辺環境、登場するNPCについて、これから詳細を補足説明させて頂きます。


■周辺環境

 ・時間帯:昼間

 ・気温及び天候
 天候は快晴、気温は「体温調節に苦労しない快適な温度」です。

 ・活動場所
 アクションパートにより異なりますので、後述の各アクションパートに関する記載内容をご確認下さい。


■登場するNPC

 ・最上 駒子(17歳)
 亜羽和瑳を調査している特異者です。
 普段は長安寺の空き部屋を住まいにしています。
 長安寺襲撃時、駒子は城下町の警戒に出ており不在で、寺の方角から上がる煙に胸騒ぎを覚え急いで戻ってきました。
 周囲に淳泰や子供たちの避難した様子が見られない事から、寺の中に子供たちが取り残されていると察知し救出しようとしましたが、敵に襲われてしまいました。
 駒子は傾城アバターで本来なら自衛出来る程度の戦闘能力は持っていますが、現在は重傷を負い意識の無い状態です。

 ・淳泰(25歳)
 亜羽和瑳にある寺・長安寺の若き住職で、過去の戦で家族を失った子供たちを引き取り、共に暮らしています。
 領主・里見義頼とは幼い頃からの付き合いで、義頼の政治指南役として度々城に出入りしています。
 亜羽和瑳国内に存在する古文書や戦記はほぼ読破しており、亜羽和瑳随一の識者とも囁かれています。
 僧侶らしい温和で寛容な性格で、駒子の事もすんなりと受け入れ寺の一室を貸してくれました。
 国内の情勢を憂えており、駒子と知り合った縁で巡り会った「異国の英傑」である特異者たちに期待を寄せています。
 長安寺襲撃時、淳泰は義頼の元を訪れており、不在でした。
 淳泰は大変聡明ではありますが、英傑ではなく一介の僧侶ですので戦闘能力はほぼありません。

 ・里見 義頼(さとみ よしより)(26歳)
 亜羽和瑳領主です。
 生まれつき病弱で、ここ最近は特に病状が悪化し、医者の見立てではいつ死んでもおかしくないという状態です。
 しかし、領主としての手腕は優れており、善政を敷く賢君として慕われています。
 今回の襲撃に対しても迅速的確な指揮を執りますが、その体調が心配される所です。

 ・長安寺の子供たち(5~14歳、十数人)
 過去の戦により家も家族も失った孤児たちで、皆淳泰に引き取られ育てられています。
 不幸な境遇をおくびにも出さず、とても明るく素直な子供たちです。
 長安寺襲撃時、もうじき昼ご飯の時間だという事で全員寺の中に戻り食事の支度をしながら淳泰の帰りを待っている所でした。
 現在、炎上する寺の中におり、一刻も早い救出が求められています。

 ・賈充(かじゅう)
 着物を着崩した目つきの悪い男で、長安寺を襲撃した張本人です。
 彼には「旦那」と呼ぶボスらしき存在がいるようですが、その「旦那」が何者なのか、襲撃の目的が何なのか、いまだ不明瞭な部分の多い男です。
 ただ、残酷非道な性格で、目的の為には手段を選ばない人物である事は本シナリオガイドの内容からも明らかです。
 また、乱暴な口調で一見思慮も浅いように見えますが、非常に狡猾で二の手三の手先まで考え確実に標的を追い詰めるタイプです。


■1,城下町の領民を久留里城二の丸に避難させる

 久留里城は、丘陵部に本丸、低地部に三の丸を有する山城で、二の丸は本丸と三の丸の中間に位置しています。
 本来、領民の避難先として最も手っ取り早いのは低地部の三の丸ですが、義頼は城門と内堀が主な防御である三の丸では呪幻死獣らを防ぎきれない、若しくは戦闘場所となる恐れがあると考えているようです。
 そこで、中間部の二の丸に領民を入れる事にしました。
 二の丸の防御として有効なのは堀切と長屋塀です。
 堀切とは、尾根筋の通路を断ち切るようにして作られた堀の事で、平時は簡素な橋が架けられ通行が可能ですが、有事の際はこの橋を外し敵の侵入を阻むものです。
 長屋塀は、塀と言いながら実際は三の丸と二の丸の間を隔てるようにして建てられた長屋風の建物で、内部は武器庫となっています。
 弓矢や鉄砲で迎撃する為の小窓(狭間)もあり、高い防御機能を有しています。
 なお、二の丸には、三の丸付近一帯を一望できる「薬師曲輪」という名の曲輪があります。
 久留里城二の丸はこの曲輪と長屋塀を利用して敵を迎撃する構造となっていますが、これはあくまで有事の際に攻め込まれた場合の迎撃法ですので、城の構造に囚われ過ぎずに「いかに安全に領民を避難させるか」を最優先でアクションを掛けて頂ければと思います。

 領民を二の丸に避難させるには、まず三の丸に入れ、堀切の上を渡らせる必要があります。
 領民が渡りきる前に橋を落とすと三の丸に取り残される事となり避難は失敗しますので、もし三の丸に呪幻死獣らを誘き寄せて橋を落とす作戦を取られる場合はタイミングにご注意下さい。
 現時点では、避難させる領民は隣国からの行商人なども含め概ね100~200人程度、城下町から到達目標の二の丸までは成人男性の足で徒歩30分程度ではないかと想定されます。

 また、城下町から領民を避難させる際、呪幻死獣らとの遭遇は回避出来ません。
 領民を連れたまま魔物との戦闘となれば、領民を巻き込んでしまう可能性があります。
 よって、このアクションパートでは様々な役割と戦術が求められるでしょう。

 なお、城下に出現している敵は呪幻死獣と呪幻死兵のみで、その攻略法は既に特異者たちの手によって明らかになっております。
 詳しくはこのマスターコメント終盤「■出現する敵について」のコーナーで解説いたしますが、今回は数としてはかなり多く、避難が滞ると取り囲まれてしまう危険性があります。
 敵は決して強大ではありませんが、気力体力を回復させるスキルやアイテムがあると安心でしょう。

 亡霊兵を召喚しての戦闘に問題はありませんが、その召喚・使役ルールは大世界の千国と同じです。
 違うのは、敵が合戦場以外の場所である城下町などにも出没するので、その場合は戦闘場所がどうしても合戦場以外の場所になる点です。
 今回は恐らく城下町(皆様の作戦次第では他の場所になる可能性もございますが)が呪幻死獣らとの戦闘場所となりますので、1回の召喚数は「市街地でも身動きが取れる人数」を目安にお考え下さい。
 (例えば、地球で言うところの「路地裏」で100人の亡霊兵を一気に召喚すればすし詰め状態となり身動きが取れなくなりますが、もう少し少なければそれぞれの武器を振り回しても同士討ちせずに済むかと思われます)
 また、亡霊兵の武装についても千国と同様のルールですが、武器の性能や属性といった詳細な部分まで召喚者に準ずるものではございませんので、ご注意下さい。


■2,炎上中の長安寺から逃げ遅れた子供たちを救出する

 火災中の長安寺から子供たちを全員救出して下さい。
 人数は十数人です。
 現代の地球風に言いますと、長安寺は木造平屋建てです。
 二階以上が無いお寺をイメージして頂ければと思います。
 広い本堂を囲むように走る廊下(縁側)を進むと、奥の間(淳泰や子供たちの居住スペース)に辿り着きます。
 非常口らしいものは存在せず、出入り出来るのは本堂に通じる正面玄関のみですが、廊下(縁側)は建物の最も外に近い場所で、そこから外に飛び出す事は可能です。
 ただし、現在は四方を火に覆われている状態ですので子供たちだけで飛び出す事は不可能となっています。
 しかも、燃える長安寺を取り囲むようにして呪幻死獣や呪幻死兵もいます。
 これらの敵は賈充が操るものです。

 最も火の回りが激しいのは本堂で、子供たちは火の手を逃れるように奥の間に避難せざるを得なくなり、現在全員ひとかたまりで奥の間の食堂にいます。
 寝室には燃えやすい布団、台所には食用油や薪があり、そうした危険を考慮して食堂に逃げ込んだようです。
 しかし、退路が無い状態には変わりなく、助けが来なければこのまま全員焼け死んでしまいます。

 救出には消火など「火のコントロール」が必要かと思われます。
 また、体力の弱い年少者の中には既に一刻の猶予もならない状態の子がいる可能性もあります。
 皆様が持つスキルやアイテムを大いに活用し、工夫とアイディアで乗り切って下さい。

 ただし、こちらのアクションパートではもう一つ注意しなければならない事があります。
 それは、この後説明しますアクションパート「長安寺を襲撃した男(賈充)を倒す」と関連しております。
 賈充は呪幻死獣や呪幻死兵を操る事が可能で、寺を包囲させている呪幻死獣らを使い、救出された子供たちを襲う可能性が高いです。
 呪幻死獣らは火に燃えて炭化するとただの死体に戻ってしまうので、自ら炎の中には飛び込みませんし、賈充も恐らくそうさせません。
 賈充については該当パートの方が対応してくれますが、こちらの皆様も呪幻死獣や呪幻死兵を食い止められる程度の武装とアクションはあった方が良いでしょう。


■3,長安寺を襲撃した男(賈充)を倒す

 長安寺を襲撃した賈充を撃破して下さい。

 賈充は、淳泰が久留里城に登城し子供たちだけになった隙を狙い、長安寺に火を付けました。
 その目的は定かではありませんが、まずは異国の英傑を倒す事、それとどうやら第1話で寺の蔵から発見された二つの箱を奪う事のようです。
 しかも、その火は異常なまでに火力が強く回りも速いもので、賈充は恐らく火の扱いに長けた男と思われます。
 更に、賈充は子供たちの避難を妨害すべく寺の周りに呪幻死獣や呪幻死兵を用意しています。

 賈充は杖にも棍にも見える長い棒を所持しておりますが、どのような攻撃を仕掛けてくるかの詳細は掴めていません。
 ただ、寺の状態と駒子が受けた「突然墓石が飛んでくる」攻撃から、以下のような攻撃パターンが推測されます。
  ・何らかの方法で物体を飛ばす
  ・呪幻死獣や呪幻死兵を操る
  ・火を自在に操る

 賈充は乱暴で直情的な言動を見せていますが、それを根拠に彼を愚か者と油断しない方が良さそうです。
 どこでどう知ったのか、賈充は確実に淳泰がおらず子供たちだけが全員寺の中にいるタイミングを狙い火を付けたばかりか、周到に呪幻死獣らまで用意し、駆けつけた駒子をも反撃の余地すら与えずに戦闘不能に陥れました。
 この手を打てば相手がどう出るか、それにどう返すと相手がどのような一手を放ってくるか……と、目まぐるしく頭を回転させる事の出来る男なのでしょう。

 現在、義頼が召喚した幻遊兵が20名程長安寺に急行しており、賈充の攻撃をかいくぐって子供たちを救おうとしていますが、呪幻死獣に阻まれなかなか上手くいっていない状況です。
 幻遊兵とは、亜羽和瑳の英傑の中でもそれなりの力を持った者だけが召喚出来る実体のある霊的な兵士で、遠隔地に派兵出来る点と西王母の加護を受けない点以外は特異者が召喚する亡霊兵とほぼ同義です。
 しかし、幻遊兵の召喚には召喚者の気力体力を消耗しますので、重い病を患う義頼には20名ばかりの召喚でもかなりの負担です。
 彼の負担を軽減する為にも、一刻も早く子供たちの救出と賈充撃破を成功させ、幻遊兵召喚を解除させてあげて下さい。

 賈充を追い詰める事が出来ればアクションパート2の方は子供の救出後呪幻死獣らの警戒に専念出来ますが、苦戦してしまうと賈充自らが子供たちに手を下す危険性があります。
 何が何でも賈充を子供たちに向かわせないように徹底的に撃破して下さい。


■出現する敵について

 現時点で判明している敵は次の4人と2種類です。

 ・旦那(だんな)
 何処の何者かは不明です。
 蜂天外祖(ほうてんがいそ)という何やら特殊な能力の持ち主で、それを極めた者のようです。
 賈充のボスらしき老齢の男性です。
 第2話では姿を見せません。

 ・法正(ほうせい)
 賈充が「アニキ」と呼んでいる長髪で眉目秀麗な男性ですが、やはり何処の誰なのか現時点では分かっていません。
 旦那と同様、蜂天外祖を極めているようです。
 第2話では姿を見せません。

 ・荀勗(じゅんきょく)
 賈充の仲間である事は分かっていますが、何処の何者かは全く判明していません。
 どうやら、第1話で暴れ回った呪幻死獣と呪幻死兵はこの者が操っていた模様です。
 第2話でも恐らく皆様の前には姿を現さないでしょう。

 ・賈充(かじゅう)
 今回長安寺を襲撃している男です。

 ・呪幻死獣(じゅげんしじゅう)
 既に死んだ獣がまるで生きているかのように動き人々に襲い掛かります。
 大きさは狸や狐程度から熊程度まで様々で、動きも緩慢だったり素早かったりまちまちです。
 単独でいる場合もあれば、何匹かまとまっている場合もあります。
 牙や爪に毒を持ち、何の術も持たない人間が傷を負うと患部から壊死し、程なく死に至ります。
 防御力がとても弱いため大抵の攻撃はヒットしますが、足をもがれようが腹を裂かれようが動きを止めずに襲い掛かってくる所が難点です。
 特異者たちの調査により、体のどこかに印のようなものが刻まれており、浄化系のスキルや光属性の攻撃を食らうとこの印が消えて完全に動きを止める事が分かっています。
 また、火属性の攻撃やスキルも有効と判明しておりますが、こちらは火力に左右され、強い火力であればすぐに真っ黒に炭化して印も消せますが、そうでないと炭化するまで時間が掛かり、その間火だるま状態で襲い掛かってくるので余計に厄介な敵になる場合もあります。
 ちなみに、物理攻撃で完全に撃破するには悉く粉砕するより他無いようで、中途半端に肉体が残っているといつまでも攻撃してくるそうです。

 ・呪幻死兵(じゅげんしへい)
 既に死んだ人間が落ち武者風の格好で襲ってきます。
 イメージとしては亡霊兵に近いですが、呪幻死兵は本当に「死体」が動いているので、地球で言う所の「ゾンビ」に近いかと思われます。
 こちらも呪幻死獣同様に動きの素早さや武装には個体差がありますが、元々死体ですので大きさは生前のサイズそのままです。
 武装は、獣と違い剣や槍、弓矢を所持しており、その刃の部分には呪幻死獣と同様の毒が仕込まれています。
 こちらも撃破の方法は呪幻死獣と全く同一で、現時点では体のどこかに印がある事も防御が極端に弱い事も一緒です。

 なお、現時点では呪幻死獣も呪幻死兵も特殊な術など使わず基本的に牙や武器による物理攻撃のみで襲い掛かってくる事が確認されています。


 ■お知らせ

 【八賢士伝】は全6話のシナリオで、今回はその第2話でございますが、第1話への参加の有無に関係無くどなたでもご参加頂けますので、参加ポイントが200ポイントのシナリオではございますがよろしければお気軽にお申し込み下さい。

 また、今回から扉絵に本シナリオのNPCである淳泰が登場しております。
 こちらは、三千界のアバターでイラストレーター登録をされておりますカノユキ様にご制作頂きました。
 皆様には最終話まで淳泰のイラストも一緒にお楽しみ頂ければ幸いです。
 カノユキ様、この度は素敵なイラストをありがとうございました。

 それでは、どうか皆様のお力で長安寺の子供たちを、そして亜羽和瑳を救って下さい!

城下町の領民を久留里城二の丸に避難させる

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炎上中の長安寺から逃げ遅れた子供たちを救出する

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長安寺を襲撃した男(賈充)を倒す

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