三千界のアバター

【八賢士伝】世界を知れ【第1話/全6話】

リアクション公開中!

【八賢士伝】世界を知れ【第1話/全6話】
基本情報

マスター:北織 翼
ワールド:千国
 
 

料金

MC参加:200ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2018年03月08日公開!

シナリオガイド

百聞は一見にしかず、全てはこの世界を知る事から始まる……。

シナリオ名:【八賢士伝】世界を知れ【第1話/全6話】 / 担当マスター:北織 翼



 千国に新たな小世界が発見されました。
 調査の結果、その小世界安定の為に特異者の介入が必要と判断されゲートが開かれます……。

* * *


「皆さん、お待ちしてました!」
 先行調査の為この小世界を訪れていた特異者が、ゲートの先で皆さんを出迎えました。
「私は最上 駒子(もがみ こまこ)と言います。この小世界「亜羽和瑳(あわかずさ)」に先に入って簡単な調査を行っていました。まずは、皆さんの拠点となりそうな場所にご案内しますね」
 確かに千国の小世界と言うだけあって、田畑に茅葺き屋根の家や無舗装の道、彼方にはどうやらお城と城下町らしきもの……と、地球の日本でよく映像化されるような戦国時代の様子を彷彿とさせる風景が広がっています。
 道中、駒子はここまでの調査結果について簡単に説明してくれました。
「この『亜羽和瑳』は、基本的に千国の文化に近いようで、通常千国で流通している物品は一通り使えるようです。私たち特異者も、『英傑』として活動でき、実際に亜羽和瑳や隣国の領主たちも英傑の名を名乗っています。もちろん、年格好や性別などは私たちが地球で知るものとは必ずしも一致しませんが。主な交通手段は牛馬や駕籠といった所でしょうか。少し距離はありますが『内海(うちうみ)』と呼ばれる湾のような所もあり、そこでは木造船が行き来しているようです。そして……」
 駒子が指した先にはこぢんまりとしたお城が見えます。
 小規模ながらも天守を構え、これもまた地球の戦国大名のお城にそっくりです。
「あれが亜羽和瑳領主の居城・久留里(くるり)城です。城下町には職人や行商人が工房や露店を構えています。ただ、周囲を見て貰えれば分かると思いますが……」
 駒子は視線を付近の田畑に移しました。
「……活気が無いと思いませんか? 見た所、土地が痩せている訳でも天候が不順な訳でもないのに」
 確かに、農作業に勤しむ農民の様子は、どこか疲弊しています。
「城下町もこんな感じです。これは、『呪幻死獣(じゅげんしじゅう)』という魔物のせいなんです。更に、城下町では『呪幻死兵(じゅげんしへい)』と呼ばれる人型の魔物も確認されています。それらが昼夜を問わず人々を襲うので、亜羽和瑳は全体的に活気を失い、皆魔物に怯えながら生活しているのです。詳しい事は、今からご案内する『長安寺(ちょうあんじ)』の住職様が教えてくれますよ。皆さんの事を話したら、是非ともお会いしたいと」

 こうして、皆さんは駒子と共に小さな山中にある長安寺という寺を訪れました。
 境内では数人の子供たちが遊び回り、縁側では文机を並べ読み書きの稽古をする子もいます。
 子供たちのお陰でしょうか、この寺だけは外と違い活気に溢れていました。
 門をくぐると、住職と呼ぶには随分若い風貌の男性が柔和な笑みで迎えます。
「ようこそ。私は住職の淳泰(じゅんたい)です。皆様の事は、駒子さんから聞いております。さぞお疲れでしょう、詳しい話は寺の中で……と申したいのですが、つい今しがた急ぎ城に上がるよう使いが来まして。よろしければ、ご一緒にいかがですか?」
 一介の住職が城に、しかも急いで……聞いただけではどうも合点が行きませんが、駒子は妙案でも思い付いたかのように皆さんに言います。
「百聞は一見にしかず、です! 住職様や私とお城や城下町を回って、亜羽和瑳の実態調査と情報収集を行いましょう! あっ、最低限の武装はお持ちですか? 呪幻死獣や呪幻死兵とはいつ遭遇するか分かりませんから、準備は怠らないで下さいね」
 こうして皆さんは、亜羽和瑳を知るべく動き出したのです……。

担当マスターより

▼担当マスター:北織 翼

マスターコメント

マスターの北織です。

千国に新たな小世界・亜羽和瑳が見つかりました。
しかし、この小世界は特異者・最上駒子が先行調査していたとはいえまだまだ彼女も把握出来ていない部分が多く、このままでは今後皆さんが亜羽和瑳で思い描いた活動が出来ない可能性が高いです。

そこで、皆様にはこの亜羽和瑳を知り、何が起こっているのか、これからどう活動していけばいいのかといった手掛かりを得て頂くべく、第1話の今回は

 1,淳泰と共に久留里城に登城する
 2,駒子と共に城下町を探索する
 3,長安寺の子供たちと寺周辺の農村部を探索する

の3点で活動して頂きます。

それぞれのアクションパートと周辺環境、登場するNPCについて、これから詳細を補足説明させて頂きます。


■周辺環境

 ・時間帯:昼間

 ・気温及び天候
 天候は快晴、気温は「体温調節に苦労しない快適な温度」です。

 ・活動場所
 アクションパートにより異なりますので、後述の各アクションパートに関する記載内容をご確認下さい。


■登場するNPC

 ・最上 駒子(17歳)
 先行して亜羽和瑳を調査していた特異者です。
 長安寺の一室を間借りして亜羽和瑳について簡単な調査を実施し、皆さんを出迎えました。
 傾城アバターで、自衛出来る程度の戦闘能力は持っています。

 ・淳泰(25歳)
 亜羽和瑳にある寺・長安寺の若き住職です。
 寺で十数名の子供たちと共に暮らしています。
 僧侶らしい温和で寛容な性格で、駒子の事もすんなりと受け入れ寺の一室を貸してくれました。
 何やら城に呼ばれる理由があるようですが、詳しい事情については駒子もまだ深くは知りません。

 ・長安寺の子供たち(5~14歳、十数人)
 家も家族も失った孤児たちで、全員淳泰に引き取られ育てられています。
 不幸な境遇をおくびにも出さず、とても明るく素直な子供たちです。

 ・里見 義頼(さとみ よしより)(26歳)
 亜羽和瑳領主です。


■1,淳泰と共に久留里城に登城する

 淳泰と一緒に久留里城に登城します。
 交通手段は淳泰と同じく徒歩となります。
 道中で、淳泰の人となりや経歴、家族の事や亜羽和瑳の事、更に長安寺の事など、皆さんが疑問に思う事や知りたい事はとにかく聞きまくって下さい。
 淳泰は、自身の知る範囲の事であれば可能な限り皆さんに答えてくれる筈です。
 ここでどれだけの情報を得られるかが第2話以降での皆さんの活動をスムーズにするか難航させるかに影響すると言っても過言ではありません。
 ただし、人として常識の範囲を著しく逸脱するような失礼な質問やわざと淳泰を怒らせたり追い詰めたりするような言動は避けた方が無難です。
 淳泰は温和で寛容な性格ではありますが、それでも人の子ですのであまりに礼を失した言動を投げかけますと皆さんに対し不信感を抱く可能性があります。

 また、久留里城内には亜羽和瑳の領主・里見 義頼がいます。
 淳泰と一緒にいれば義頼に質問する事も可能です。
 久留里城は天守があるとはいえあまり規模の大きい城ではありません。
 城内を探索し家臣や女中などに質問をする事は可能ですが、その際は必ず淳泰の視界に入る距離や位置を意識して下さい。
 城内の者は、淳泰の事は良く知っていますが皆さんとはまだ面識の無い状態ですので、淳泰から離れると不審者と見なされてしまう可能性が非常に高いです。
 城内で安易に単独行動に出ると、侵入者として追跡または攻撃されるおそれがあります。

 このパートは、質問内容の採用・不採用を恐れずとにかく淳泰や義頼などを質問攻めにする事をオススメします。
 併せて、さりげなく城内の観察をするなども有効でしょう。


■2,駒子と共に城下町を探索する

 駒子と一緒に城下町を探索します。
 城下には職人の工房や行商人の露店が並んでいます。
 多くの情報を握っていそうな人を見繕い、様々な事をどんどん質問してみましょう。
 ただし、こちらのパートには「呪幻死獣」や「呪幻死兵」が出現し、状況によっては城下町の人が巻き込まれる危険性もありますので、自衛プラス一般人を多少守れる程度の武装をしておくと安心です。
 呪幻死獣と呪幻死兵についての詳細は後述しますので、そちらを参考になさって下さい。
 同行するNPC・駒子は、戦闘時には傾城アバターのスキルとアイテムで臨みます。
 駒子については自衛出来る程度の戦力があり、彼女の護衛などに気を遣う必要はありませんので、ご安心下さい。

 なお、呪幻死獣などが出現するのはこのパートと後述のアクションパート3の2ルートですので、ここで敵と遭遇・戦闘しデータを得られればこの先の戦闘にきっと役立つ筈です。


■3,長安寺の子供たちと寺周辺の農村部を探索する

 子供たちと一緒に長安寺周辺の農村部を探索します。
 子供たちからも何かしらの情報は得られる筈ですので、気になった事はどんどん聞いてみて下さい。
 ちなみに、相手は子供ですので、上手く心を掴んだ上で質問するとより効果的かもしれません。

 ただし、このパートで注意して頂きたいのは、アクションパート2でも触れました敵の存在です。
 子供たちは自衛手段を持たない弱い存在ですので、敵と遭遇した場合は守ってあげる必要があります。
 敵と対峙しながら年齢も体格もバラバラの子供たちをどう守り安全を確保するか、ある程度の戦術も要求されるかもしれません。


■出現する敵について

 駒子の調査によると、現時点で判明している敵は次の2種類です。

 ・呪幻死獣(じゅげんしじゅう)
 既に死んだ獣がまるで生きているかのように動き人々に襲い掛かります。
 大きさは狸や狐程度から熊程度まで様々で、動きも緩慢だったり素早かったりまちまちです。
 単独でいる場合もあれば、何匹かまとまっている場合もあります。
 牙や爪に毒を持ち、何の術も持たない人間が傷を負うと患部から壊死し、程なく死に至ります。
 ただし、現在見られる呪幻死獣は防御がとても弱く、大抵の攻撃はヒットします。
 ヒットはしますが、足をもがれようが腹を裂かれようが動きを止めずに襲い掛かってくる所が難点です。
 駒子の調査によると、浄化系のスキルや光属性の攻撃に弱く、これらがヒットすると完全に動きを止められるとの事です。
 ちなみに、物理攻撃で完全に撃破するには悉く粉砕するより他無いようで、中途半端に肉体が残っているといつまでも攻撃してくるそうです。

 ・呪幻死兵(じゅげんしへい)
 既に死んだ人間が落ち武者風の格好で襲ってきます。
 イメージとしては亡霊兵に近いですが、呪幻死兵は本当に「死体」が動いているので、地球で言う所の「ゾンビ」に近いかと思われます。
 こちらも呪幻死獣同様に動きの素早さや武装には個体差がありますが、元々死体ですので大きさは生前のサイズそのままです。
 武装は、獣と違い剣や槍、弓矢を所持しており、その刃の部分には呪幻死獣と同様の毒が仕込まれています。
 こちらも撃破の方法は呪幻死獣と全く同一で、現時点では防御が極端に弱い所も一緒です。

 なお、現時点では呪幻死獣も呪幻死兵も特殊な術など使わず基本的に牙や武器による物理攻撃のみで襲い掛かってくる事が確認されています。

淳泰と共に久留里城に登城する

1

駒子と共に城下町を探索する

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長安寺の子供たちと寺周辺の農村部を探索する

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