クリエイティブRPG

3000(すりーさうざんど)

リアクション公開中!

 0

3000(すりーさうざんど)
基本情報

マスター:革酎
ワールド:アルテラ
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:2
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2014年05月11日公開!

シナリオガイド

ディス イズ スカルノォォォォォッ!

シナリオ名:3000(すりーさうざんど) / 担当マスター:革酎



 河畔に臨むコルリス王国の一地方都市デルフェッツァから、西へ向けて徒歩で半日ほど行ったところに、スカルノという街だか村だかよく分からない集落がありました。
 このスカルノでは中年以降の女性が絶対的な権力を握っており、ひとびとは畏怖の念を込めて、彼女達をスカルノのオバチャンと称していました。
 しかし、彼女達はただのオバチャンではありません。
 獰猛な戦士であり、恐るべき策略家であり、そして誇り高き奥様なのです。マダムなのです。
 そんなスカルノのオバチャン達のもとに、デルフェッツァから数名の行政官が訪れました。
 彼らの目的は、ただひとつ――。
「あのぅ、そろそろ良い加減に税金払ってくれませんかね?」
 そうです。
 スカルノは一応、デルフェッツァ領に属しており、行政サービスを受けている筈なのですが、スカルノの民は誰ひとりとして、地方税を払おうとしないのです。
 本来ならば、デルフェッツァも兵を派遣して強制徴収等の強行手段を取れる筈なのですが、どういう訳か、兵は皆が皆、ビビりまくってスカルノ派兵に応じようとしません。
 仕方なく、行政官がおっかなびっくり、情けない程のへっぴり腰でスカルノに赴き、こうしてへこへこと頭を下げてお願いしなければならない始末でした。

 ところが。

「アイ アム マダム! アイ アム スカルノォーーーーーッ!」

 スカルノの女帝マダム・デヴィニダスの厚塗りの化粧と、怪物のような咆哮が大気を震わせ、行政官達はその一喝だけでチビりながら逃げ出す始末でした。

 三千人の町民を抱えるスカルノに、地方都市デルフェッツァが全く抗えないというこの状況を、太守ヴェルドス・カーンは心底、嘆いていました。
 誰か、スカルノに税金(滞納金含む)を払わせることが出来る勇者は居ないのか。

 そんな折、たまたまデルフェッツァ近辺をぶらぶらしていた特異者高杉 大介(たかすぎ だいすけ)に、一体どういう経緯でかは不明ですが、何故か白羽の矢が立ちました。

「え? 俺?」

 大介は、スカルノの話を聞かされた途端、不意にうずくまりました。

「すまんな。昔、膝に白羽の矢を受けてしまってな……」

 ちなみに、白羽の矢というのはあくまで比喩であり、こういう使い方は致しません。
担当マスターより

▼担当マスター:革酎

マスターコメント

 本シナリオガイドをお読みくださり、ありがとうございます。
 今回は久々に、アルテラにて展開するシナリオをお届けします。

 以前、私が担当しましたシナリオ『闇角獣の蹄音』とは舞台設定が一部同じではありますが、内容そのものは完全に独立しておりますので、どなたでもお気軽にご参加頂けます。

 シナリオ目的は至ってシンプルです。
 謎のオバチャン軍団スカルノに、如何にして税金を払わせるか。
 或いはスカルノに味方して、納税反対を叫ぶことも出来ます。

 どちらに味方するにせよ、物凄い地獄を見るような展開になるかも知れませんが、その辺は皆さんの腕ひとつということで、どうか宜しくお願いします。


 それでは、皆様からのアイデア溢れるアクションをお待ちしております。

アイ アム スカルノォォォォォッ! 【現在のMC参加人数:4】

2

払うもん払ってもらうでぇ 【現在のMC参加人数:16】

3

俺は傍観者だッ! 【現在のMC参加人数:4】

2