シナリオガイド
チートな僕らは、チートな能力で魔族を倒すのだ!
シナリオ名:勇者候補は伊達じゃないってところを見せてくれ! / 担当マスター:大林さゆる
●遊牧民たちとの出会い
リビルトテイルズ『マグメル』の西部共和国。
様々な民族が暮らす大地には、遊牧民のロム・ファ族が住んでいました。
ロム・ファ族は羊を飼いならして、羊の乳でチーズを作ったり、毛糸の織物を作ったりして生計を立てていました。
温和な暮らしを続いてきたロム・ファ族でしたが、数年前までは人間同士の争いで武功を立てた者が長となり、その子孫が筆頭になりました。
現在の長は、テムジルと呼ばれていました。
現地の言葉で『狼』を意味します。
テムジルには三人の子供がいましたが、長男は行方不明となっていたため、次男のジルバが後を継ぐことになっていました。
ある日のこと。
商人たちとの待ち合わせ場所である港町まで馬に騎乗してやってきたジルバは、不審な動きに気が付きました。
「あれは……コボルトの集団!?」
ジルバは馬に乗って、港町に向かおうとしました。
しばらくすると、ゴーレムの集団が姿を現しました。どうやらゴーレムたちは、ロム・ファ族の集落へと向かっているようです。
●コボルトとゴーレム
「僕は港町にいる人々を避難誘導します。皆さんは、コボルトとゴーレムを倒してください。お願いします!」
勇者候補たちに声をかけてきたのは、ジルバでした。
コボルトの群れはすでに港町を襲撃しており、逃げ遅れた人たちもいるようです。
ゴーレムの集団は、ロム・ファ族の集落へ向かって移動しており、このまま放置しておけば集落が狙われるのは明らかでした。
人々の悲鳴が響き渡る中、ジルバは馬に乗って逃げ遅れた人々を隣町へと誘導していました。
時折、コボルトたちが襲い掛かってきましたが、ジルバは愛用の剣を振るって応戦しています。
コボルトの群れは数が多いため、ジルバ一人では倒すのが困難です。
一方、ゴーレムの集団には通常個体だけでなく、肩に銃砲を付けたゴーレムも数体いることが分かりました。
ロム・ファ族の集落を守り切るためには、援軍が必要でした。
人々を守り切ることも大切ですが、コボルトとゴーレムを倒すことも重要な任務です。
勇者候補の皆さんが、助けに来てくれることを期待しています。
担当マスターより
●解説
「マグメル」のアバター向けです。
今回は、三つの選択肢に分かれています。
●パート【1】港町にいる人々を避難させる……難易度、1
避難誘導がメインです。戦闘はありません。このパートでは、NPCのジルバがいます。
怪我人がいるため、回復スキルが重要になります。
■NPCデータ
名前、ジルバ
男性、16歳。ロム・ファ族の長テムジルの次男。
●パート【2】港町を襲撃しているコボルトの群れを倒す……難易度、3
コボルト一体はたいした強さではありませんが、数が多いため油断は禁物です。
コボルトの攻撃力は『棍棒レベル2』、防御は『皮の服レベル1』との情報があります。
こちらのパートが成功すると、パート【1】が有利になります。
●パート【3】ゴーレムの集団を追い払う……難易度、6
ゴーレムの集団は遊牧民族たちが暮らす集落へと向かっています。集落へ辿り着く前に食い止めるが先決です。
通常個体ゴーレムの攻撃は殴る蹴る、装備の武器は『鉄の斧レベル4』のショートレンジ。防御は『鉄の鎧レベル4』となっています。
他にも数体ですが、肩に銃砲を付けたゴーレムもいるようです。こちらの攻撃力は殴る蹴るのショートレンジ、装備の武器は『銃砲レベル7』のロングレンジ。防御は『銅の鎧レベル5』との情報があります。
こちらは全て倒す必要はありません。追い返すことができれば成功です。
●マスターより
『マグメル』の世界へようこそ!
大林です。
チートな世界で、チートな活躍がしたい人向けです。
シナリオガイドはシンプルですが、アクションは個性を生かした行動だと目立つ可能性が高くなります。
シナリオ内容はシリアスですが、アクションはコメディでもシリアスでも、どちらでも大丈夫です。
『どちらの路線が良いのか』の明記がない場合は、マスターの判断となります。アクションを拝読して、シリアスだなと感じたらシリアスに描写する予定です。
それでは、よろしくお願いします!