クリエイティブRPG

お手紙大パニック

リアクション公開中!

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お手紙大パニック
基本情報

マスター:上条 パウチ
ワールド:常陸
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2024年10月18日公開!

【!】このシナリオは同世界以外の装備が制限されたシナリオです。
シナリオガイド

郵便所が乗っ取られて、大事な手紙がめちゃくちゃに……!

シナリオ名:お手紙大パニック / 担当マスター:上条 パウチ



 筆まめな隣村の友人から手紙の返信が来ない。だから様子を見にいってほしい。そんな依頼を果たすために御魂闘士が山を下っていると、息も絶え絶えの少女に遭遇します。
 
「……こんな村里離れたところで、一体何をしている」

 尋ねる御魂闘士に、少女は手を伸ばして助けを乞います。
 
「この近くに、地図には載っていない小さな集落があります。私はそこに暮らしておりました。けれど三日前、殺王闘士が攻め込んできたのです」

 彼女はなんとか命からがら、逃げ出してきたのだと言います。
 御魂闘士はさっそく武器を手に少女が指さす方向へと向かおうとしましたが、着物の裾を握って引き留められます。
 
「くれぐれも、火を使って戦わないでください」

 どうしてそんなことを言うのかと尋ねれば、少女は苦虫をかみつぶしたような顔をして囁きます。
 
「実は私たちの村は、郵便物の中間地点となっているのです。私たちの村には、人々が思いを込めてしたためた手紙が、数百は下らない数保管されています。火を放てば、それだけの人々の思いを無に帰すことになる。それだけは避けなければいけません。この村に生まれた以上、例え命に代えても手紙は守らないと……」

 少女の瞳は真剣です。仲間が、友が、家族が今まさに殺されようとしているこの時であっても、与えられた「使命」を果たすことが何よりも重要なことなのでした。

 それは一見奇妙な熱意に見えますが、時に命を懸けて他人を守り悪をくじく御魂闘士たちは、少なからず少女の気持ちを理解することができました。
 
 ふと見れば、少女はその細い体に見合わない大きな荷物を抱えています。
 それは命からがら持ち出してきたらしい郵便物の一部でした。そこに付着している煤や血飛沫から、村が厳しい状況におかれていることが予想できます。

「……わかった。火は使わずに戦う」

 その言葉に、少女はほっと胸をなでおろしました。
 
「お前、家族がいるだろう。その者の名前はなんという」
「兄と二人暮らしです。小太郎と言います。実は兄は……幼いころから肺を病んでいて、身体が弱いのです。この騒ぎで、命を落とさずにいられるかどうか」

 聞けば、少女だけが村から逃げ出すことができたのは、兄の小太郎が何とか手をまわしてくれたからだと言います。

「わかった。道案内を頼めるか」

 少女に道を教わり、一見道には見えない獣道を進んでいきます。
 
担当マスターより

▼担当マスター:上条 パウチ

マスターコメント

GMの上条パウチです。

本シナリオの目的は、殺王闘士が入り込んでしまった村を救うことと、村人たちの「命」でもある手紙を守り抜くことにあります。
戦闘の際、火など手紙が損傷しそうな技の使用は極力控えてください。




≪1≫『村人たちを避難させる』(難易度4)

村人たちは、後で信者にして労働力にするため、生きたまま村の集会場に集められています。
集会所の場所は少女が案内してくれますので、まずは村人たちを避難させてください。

村人たちは両手両足を縛られた状態です。厠だけは交代で連れ出してもらえるようですが、それ以外の時間は集会所でじっと身を寄せ合っていなくてはいけません。
もちろん食事はなし。水は厠に行った際にこっそりと飲むほかにありません。

そんな状況であるにもかかわらず、村人たちは互いを庇おうとしています。
ですが小さな子供たちもいるためそろそろ心身ともに限界に近いです。一刻も早く彼らを助け出してあげてください。

集会場の周りには見張りの殺王闘士が複数巡回しています。


≪2≫『殺王闘士の排除』(難易度5)

 見張り以外の殺王闘士は皆、昨晩まで村の貯蔵庫から奪った酒と食料で飲めや歌えの宴会を行っていました。
 今はお祭り騒ぎもひと段落して、郵便物倉庫で金目の物を漁っています。
 彼らは文字を判別するために、手には松明を握っています。
 
 郵便物を傷つけないように注意しながら、敵を倒して村を取り戻してください
 
 
 
≪3≫『郵便物の仕分け』(難易度3)

無事村を奪還できた暁には、無茶苦茶にされた郵便物倉庫を片付けなくてはいけません。
ですが殺王闘士があらゆる荷物をひっくり返し好き勝手に触ったせいで、中身と封筒が一致しないものや、血などで汚れてしまって宛先の判別が難しいものも多数あります。
村人たちだけでは到底仕分けしきれないので、お手伝いをしてあげてください。

手紙には関係ないことでも、もし村の復興に必要だと思ったことがあればお力添えいただければ助かります。
必要であれば村の外に出ても構いませんが、その場合は殺王闘士と鉢合わせる可能性があります。


(村が奪還できなかった場合には、少女が持ち出した郵便物の仕分けが任務となります)
 

『村人たちを避難させる』 【現在のMC参加人数:4】

4

殺王闘士の排除 【現在のMC参加人数:5】

5

郵便物の仕分け 【現在のMC参加人数:3】

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