シナリオガイド
オーストラリアの大地に、ラクシャスとヤクシャが出現!
シナリオ名:トリプル・ターゲット / 担当マスター:大林さゆる
オーストラリアの大地は、混沌の獣たちによって荒れ果てていた。
数か月前よりも滅亡因子が増えてきたのか、空気も汚染されていき、外出する際はマスクが必要になるようになっていた。
オーストラリアのコスモス機関は、現地のメディエーターたちを各地に派遣して、大地の汚染具合を調査していたが、やはり数か月前よりも数値が上がってきていることが分かってきた。
ラクシャスとヤクシャが出現するようになったのは、やはり滅亡因子によって大地が浸食されているからだろう。
それは、調査によっても明確になってきた。
オーストラリアにも、住民たちが安心して暮らせるドーム地区があるが、そこから外へ出れば、荒地が広がっていた。
このまま滅亡因子の浸食が進めば、やがて砂漠になるだろうと推測する研究者の意見も出始めた。
ドーム地区の周辺にも、時折、ラクシャスが出現するようになってきたが、まだそれほど強い個体ではなかった。
だが、少し離れた場所では、大型ラクシャスや、ヤクシャなどの個体も出現している。
時折、強い個体も現れることもあり、オーストラリアのコスモス機関は、日本からメディエーターたちを派遣して、退治要請をすることもあった。
オーストラリアのコスモス機関に所属するメディエーターたちもいるが、彼らは主に住民たちの安全を優先することが多く、防衛に力を入れていた。
そのため、戦力としては、日本からメディエーターたちを派遣することが現状だった。
今回のミッションは、三つだ。
一つ目は、ドーム地区から東へ一キロほど離れた荒地に、ラクシャスの群れが出現。これらの群れを退治すること。
二つ目は、シドニーから北へ二十キロ辺りに、傷ついた大型ラクシャスが一体、数週間前から現れるようになったようだ。見た目は、トリケラトプスのようだという。これを退治すること。
三つめは、ドーム地区から、南へ十キロ辺りに、ヤクシャ一体が現れたという情報が入ってきた。こちらは情報が少なく、まずは調査してから、その特徴を明確にして、退治すること。
以上、メディエーターたちの活躍を期待している!
担当マスターより
■解説
「アトラ世界」のアバター向けです。
今回は、三つの選択肢に分かれています。
■登場する敵
●ドーム地区から東へ一キロほど離れた荒地、パート【1】……難易度、2
ラクシャスの群れ。見た目は、巨大な狼。
サイズは、体長十メートル前後で、複数いる。
回避は高いが、防御は低め。特に「核」を見つけなくても、退治できる。
動きが素早く、噛みついたり、後ろ脚で蹴りをしたりする。
●シドニーから北へ二十キロ辺り、パート【2】……難易度、4
大型サイズのラクシャスは、体長十二メートル戦後。見た目はトリケラトプスで、身体中に傷跡があり、強さも増している。
体当たり、口から魔法属性による「雷撃咆哮」を放ってくるが、射程が長いことが判明。回避は低いが、防御が高め。「核」を見つけて倒すのがお勧め。
「核」が見つからなくても、攻撃が命中すればダメージを与えることもできるが、倒すのに時間がかかる。
倒すのに時間がかかると、逃亡するため、早めに倒すように作戦を考えてみましょう。
●ドーム地区から、南へ十キロ辺り、パート【3】……難易度、5
ヤクシャ、一体。全長8メートル。
巨大な棍棒を振るって、大地に叩きつけると震撼して周囲にダメージを与える。殴る、蹴るなどの攻撃も有り。
他にも、何やら攻撃があるらしいが、今のところ不明。
防御や回避もできる。皮膚が固い個体。こちらも「核」を見つけ出して、倒すのが良いでしょう。
他の個体や、ラクシャスを指揮する能力はない。巨体ではあるが、動きが素早いため、注意が必要。
■マスターより
大林さゆる です。
オーストラリアを舞台にしたシナリオですが、今回は、ややシリアスです。
アトラ世界が初めてという方は、パート【1】で、狼の姿をしたラクシャス退治をするのもお勧め。
こちらは、特に核を発見しなくても、スキルを使って攻撃すれば倒すことができます。訓練にも丁度良いでしょう。
パート【2】は、前回のシナリオで逃亡した大型ラクシャスです。ここで退治しておかないと、さらにパワーアップする可能性があります。こちらは「核」を見つけ出すことが重要になってきます。
パート【3】では、ヤクシャ一体のみですが、こちらは不明な点があり、個体の調査も事前に必要となります。確実に倒しておかないと、こちらもパワーアップする恐れがあります。
どの選択肢も「戦闘系」ですが、興味がありましたら、ぜひご参加ください。
それでは、よろしくお願いします!