シナリオガイド
洞窟でしか育たない薬草を、広大な洞窟で植え付けよう!
シナリオ名:栽培のお手伝い! / 担当マスター:御影イズミ
ローランドのとある洞窟にて、冒険者なりたてのアルデア・クェイジトルが1人である仕事を進めていました。
その仕事とは、洞窟の中でしか育たない薬草を栽培するための洞窟整備の仕事。魔物を追い払うまでが彼の仕事でした。
簡単にできる仕事なため、今日は1人で頑張っているようです。
「こんなもんかな、と」
ある程度の魔物を追い払ったところで、依頼主に報告。順調に仕事を終わらせていました。
追い払ってしまえば後は依頼主がやること。お金をもらって早いうちに帰ろうと考えていたアルデア。
しかし依頼主はアルデアにもう1つお願いしたいことがある、と言って新たな仕事を持ち込みました。
それが薬草栽培のお手伝い。
土を耕し、肥料をまいて、種を植えるだけの簡単なお仕事だと依頼主は言うのですが……。
「……この広さを俺1人で??」
そう、アルデアが整備した洞窟はとても広いのです。
200人……いや、それ以上の人が入ることが出来るほどの広さ。
しかも、洞窟の奥は歩いてもちょっと時間がかかるほどに広いのです。
冒険者が使う薬草のために広い土地を使うとは言え、さすがのアルデアでも1人は無理だと叫びました。
「せめて、せめて応援呼んでもいいかな!? 俺1人じゃこの広さ、どうやったって無理だよー!」
「そうですねえ、それは許可しましょうか」
「やったーー!! じゃあちょっと、色んな人に声かけてみるね!」
そう言ってアルデアは洞窟の外へ出て、色んな人に声をかけていきます。
薬草に詳しい人、力仕事が得意な人、その他周りを警戒してくれる人等など……。
はたして、広大な洞窟の薬草栽培は成功するのでしょうか?
担当マスターより
初めましての方は初めまして、御影イズミです。
今回のシナリオはこれまでいろいろな冒険をしてきたアルデア君が1人で頑張った後のお話となります。
アルデア君1人で薬草栽培して! と言われたけれど「無理!!」と即答したために発生しました。
簡単、お手軽、時々魔物がひょっこり顔を出すのを叩く程度の簡単なシナリオとなります。
よろしければご参加頂けると嬉しいです。
■今回の目的:広大な洞窟の中で薬草栽培を行う
洞窟の中の魔物を討伐し終えたアルデアの代わりに薬草栽培を行うのが今回の目的です。
とはいえ皆さんを呼ぶだけではちょっと……と、アルデアも手伝ってくれます。
体力がなくて種まきぐらいしか出来ないですが……。
■魔物について
薬草の種を食べる大きなカタツムリ状の魔物「カラコル」が種の在処を知って入ってきます。
のそのそと地面を這って種の在り処を探していますが、腹ペコなのでそこまで強くもなく簡単に倒せます。
……が、カラコルが這った跡はしばらくベトベトになってしまうので、畑に入られると使えなくなります。
追い払う、あるいは倒す等で侵蝕範囲を広げないようにしましょう。
■豆知識
・種はめちゃくちゃいい匂い(ほんのり甘い匂い)がするので、カラコルは種を持っている人に突撃してくる。
・洞窟は広く、通路は別の場所に繋がっている……?